54 / 115
ラーン王国編―終章―(メルトSIDE)
浮気した! ※
しおりを挟む
ぐるぐると、気持ち悪さが回っている。
一日寝ていたけれど、結局治らなかった。今もうなされている。
夢と現実が混濁しているような気がした。
俺の中で17歳の俺が泣いている。
どうして気づかないのか、と。
---じゃない。
ヒューじゃない。
ヒュー!
そうだ、ヒューだ。
どうしよう。ヒュー以外とセックスした。
それって浮気だ!!
どうしよう。こんなにこんなにヒューが好きなのに。
ヒュー!ヒューがいる。
思わず駆け寄った。目線が少し下になったけど、これはヒューだ。
本物のヒューだ。
「ヒュー、俺、浮気した。」
ヒューが首を傾げた。
「ヒューだと思って、勘違いした。ヒューが迎えに来てくれたって思った……だけど違った。許してヒュー……」
思わず抱き着いた。今の体格じゃ、抱きしめたに近いけど。
感じる魔力や気配は、間違いなくヒューだ。魔力がすごく心地いい。
「メルト!ごめん。俺が思い出せないばっかりに。許しを乞うのは俺の方だよ?」
ヒューも思い出せない?だから、迎えに来てくれないのか?
でもそれを言うなら俺だって……
「俺も、思い出せないんだ。こうしてると思い出せるのに。」
ぎゅっと抱きしめられた。ヒューの力は意外と強い。今の俺でも負けるかもしれない。でも、ヒューの好きな俺は昔の俺かもしれない。
「俺、フィメルらしくないって言われてる。ヒューはこんな俺でもいい?」
ヒューはキョトンとした顔をして、少し離れて俺を上から下まで見た。後ろに回っても見た。
そうして鼻息を荒くしてから、俺に言ってくれた。
「メルトは随分綺麗になったよ?この胸も、腕のしなやかな筋肉も、この引き締まった尻も。」
何で尻なんだ!?
綺麗だって、俺は誰にも言われたことないぞ?
「ヒューは時々変なこと言う。」
恥ずかしくて視線をそらした。顔は赤くて、口は尖ってるだろう。
そうしたらチュッとキスをされた。
「……ん……」
だんだん、深く、舌を絡ませあうキスになる。
気持ちよくて体が溶けそうなキス。
「愛してるよ。メルト。」
涙が零れる。
「俺も好き。愛してる。ヒュー。」
そう答えると、何もない空間からあのテントの部屋になる。
俺はいつの間にかベッドに押し倒されていて、上からヒューが見下ろしている。
両脇にヒューの長い髪が垂れている。ああ、本物のヒューの髪はこんなに綺麗だ。
「俺が上書きする。だから、その相手のことなんか、忘れちゃえ。それに、メルトの中に、メルト以外の魔力は見えない。本当にしたの?」
俺は思い出そうとする。
「なんか、前を弄られて、勃ったかな?と思ったらひっくり返されたかな。あ、なんか、ヒューのより短くて細いなって思った。ほら、ええと、素股っていうのかな?後ろから、間に入ってきたって思った…」
ヒューの顔が難しい顔になってる。
「それはセックスじゃないはずだけど、一歩手前だな。中に入ってないよ?メルト。中に入ってたら必ず、1週間は、相手の魔力が残るから。っていうか、そいつ殺していい?」
真顔で何を言い出すんだ。ヒューは。
「ダメ。一応先輩だし。俺が酔ってて朦朧としてたのが悪いんだし。」
ヒューを犯罪者にしちゃいけない。俺は必死で宥めた。
「そいつが絶対悪い。酔わせて何かするっていうのは犯罪だ。」
え、そ、そうなのか。じゃあ、仕方ないかな?
「それより気持ちよくして……ヒュー。」
俺は両手をヒューの首に回して引き寄せて、キスをした。
ヒューは、俺のを手で扱く。そうしたらあっという間に果ててしまった。
全然違う。ヒューの手は魔法の手だ。
「すごく、気持ちいい。」
嬉しくて嬉しくて、心が震える。後ろもすぐ潤った。
「じゃあ、ひっくり返すよ?」
ヒューは俺を四つん這いにさせて腰を少し上げた。足を広げられてヒューの前に後孔を晒した。
「うーん、いい眺め。尻の筋肉がこれでもかって引き締まってる。足のこの筋肉の稜線も素晴らしいね。よく鍛えたんだね。メルト。」
ヒューが、ちょっとおかしなことを言っている。筋肉が好きだったのか?でも、鍛えたってわかってくれてすごく嬉しい。
「恥ずかしい。もう、早くして?」
後ろからくすくすと笑う声が聞こえた。腰を支えられて、股間の柔らかいところを、逞しいヒューの熱いそれが擦っていく。
「あっ……き、気持ち、いい…」
先端が、双球を擦って裏筋へと触れていく。やっぱり、ヒューのはおっきい。
「動くよ?」
それにちゃんと俺のこと見ている。こうして声をかけてくれる。俺は頷いて、腿を閉じた。そこを熱い、ぬめった幹が何度も往復する。
「あっ……ヒュー……そこ、じゃなくて…後ろに……奥に、欲しい……」
後ろを向いて強請る。だって、もっと感じたい。ヒューとこうしていられるなら、ちゃんとしたい。
ヒューが嬉しそうに微笑む。その顔が好き。優しく俺に触れる手も。
「じゃあ、入れるよ?」
そうしてそっと俺の後ろに濡れた先端で触れてくる。それだけで奥から潤滑液が下りて中を満たした。
「……あっ……」
ぐっと逞しいモノが、中へ入ってくる。ああ、ヒューのだ。苦しいけど、愛しくてたまらない。
思わず締め付けてしまって、ヒューの呻く声がした。
嬉しい。感じてくれている。俺も気持ちいい。中に入ってくる魔力が、気持ちいい。
萎えていた俺のモノが勃ち上がる。背中にキスを落とされる。ああ、背中も感じた。
ああ、もう、どこもかしこも気持ちいい。
「全部入ったよ?」
俺の背中に胸を付けて、耳元で囁くヒューの声音はそれだけで、達してしまいそうになる。
「うん。わかる。嬉しい。」
後ろを向いて頷いた。ああ、大好きなヒューの顔が目の前にある。
「動くよ?」
ヒューの腰が引かれてまた俺の尻を叩くように押し付けられる。中をヒューの逞しいモノが内部を擦りながら往復する。
それだけでもうイきそうで、内壁がヒューを締め付けた。
「……あっ…あんっ……気も、ち、いいっ…イきそう……イっちゃうっ…」
俺はすぐに耐えられずに達してしまう。内部は、ヒューを離さないというように締め付けた。
「……くっ……」
ぐっと奥に突き入れられて、奥で熱いモノが叩き付けられた。ああ、ヒューもイってくれたんだ。
「……はあ。…はあ…」
俺にヒューが覆いかぶさってぎゅっと抱きしめてくれた。
「……メルトは浮気なんかしていない。俺のモノだよ?必ず迎えに行くから、待っていて?……」
涙がぽたぽた流れる。
「……うん。待ってる。」
でも、俺は結局、ラーンで待っていることはできなかったのだけれども。
「愛してる。メルト。」
「俺も、だ。ヒュー……」
それから俺たちは何度も愛しあった。お互い目が覚めるまで。
「ヒュー……」
俺は寝言を呟いたのかもしれない。
朝起きたら、寝ていて泣いたみたいで、顔が突っ張っていた。
夕べまでの気分の悪さが嘘のようで、すっきりしていた。
ミランに悪いことした。せっかくの休日だったのに。
もう、経験したんだし、気持ちよくもなかった。子作りの必要性があるまでしなくていいと思う。
だから恋人ができるか、結婚するまでしなくていい。
俺はそう決意した。リンド先輩とのことはリンド先輩の出方で決めよう。
どっちにしろ、俺はリンド先輩を好きなわけじゃないと思う。恋人的な意味で。
「メルト、起きた?大丈夫?」
目を擦りながら起き上がったミランが聞いてくる。
「うん。もうすっきりした。お酒は全部抜けたみたい。世話してくれてありがとう。」
お礼を言うとミランが起きてきて俺の首に手をまわした。
「何言ってんだよ?親友だろう?」
ああ、そうか、親友だった。すごく嬉しい。
「うん。わかった。ミランが二日酔いになったら、俺が看病する。あ、ミランはスラフのほうがいいのか?」
ミランの顔が真っ赤になった。
「何言ってんだよ?もう。ほら着替えてご飯食べに行こう。」
そうして行った食堂で、リンド先輩にあった。
普通におはようと言ってきて、親しいザハル先輩とオレグ先輩と一緒にテーブルに着いて食べていた。
ああ、リンド先輩にとっては俺はその程度の存在なんだと思った。
それから俺はあの夜のことは記憶の隅に追いやって、そのまま蓋をした。
一日寝ていたけれど、結局治らなかった。今もうなされている。
夢と現実が混濁しているような気がした。
俺の中で17歳の俺が泣いている。
どうして気づかないのか、と。
---じゃない。
ヒューじゃない。
ヒュー!
そうだ、ヒューだ。
どうしよう。ヒュー以外とセックスした。
それって浮気だ!!
どうしよう。こんなにこんなにヒューが好きなのに。
ヒュー!ヒューがいる。
思わず駆け寄った。目線が少し下になったけど、これはヒューだ。
本物のヒューだ。
「ヒュー、俺、浮気した。」
ヒューが首を傾げた。
「ヒューだと思って、勘違いした。ヒューが迎えに来てくれたって思った……だけど違った。許してヒュー……」
思わず抱き着いた。今の体格じゃ、抱きしめたに近いけど。
感じる魔力や気配は、間違いなくヒューだ。魔力がすごく心地いい。
「メルト!ごめん。俺が思い出せないばっかりに。許しを乞うのは俺の方だよ?」
ヒューも思い出せない?だから、迎えに来てくれないのか?
でもそれを言うなら俺だって……
「俺も、思い出せないんだ。こうしてると思い出せるのに。」
ぎゅっと抱きしめられた。ヒューの力は意外と強い。今の俺でも負けるかもしれない。でも、ヒューの好きな俺は昔の俺かもしれない。
「俺、フィメルらしくないって言われてる。ヒューはこんな俺でもいい?」
ヒューはキョトンとした顔をして、少し離れて俺を上から下まで見た。後ろに回っても見た。
そうして鼻息を荒くしてから、俺に言ってくれた。
「メルトは随分綺麗になったよ?この胸も、腕のしなやかな筋肉も、この引き締まった尻も。」
何で尻なんだ!?
綺麗だって、俺は誰にも言われたことないぞ?
「ヒューは時々変なこと言う。」
恥ずかしくて視線をそらした。顔は赤くて、口は尖ってるだろう。
そうしたらチュッとキスをされた。
「……ん……」
だんだん、深く、舌を絡ませあうキスになる。
気持ちよくて体が溶けそうなキス。
「愛してるよ。メルト。」
涙が零れる。
「俺も好き。愛してる。ヒュー。」
そう答えると、何もない空間からあのテントの部屋になる。
俺はいつの間にかベッドに押し倒されていて、上からヒューが見下ろしている。
両脇にヒューの長い髪が垂れている。ああ、本物のヒューの髪はこんなに綺麗だ。
「俺が上書きする。だから、その相手のことなんか、忘れちゃえ。それに、メルトの中に、メルト以外の魔力は見えない。本当にしたの?」
俺は思い出そうとする。
「なんか、前を弄られて、勃ったかな?と思ったらひっくり返されたかな。あ、なんか、ヒューのより短くて細いなって思った。ほら、ええと、素股っていうのかな?後ろから、間に入ってきたって思った…」
ヒューの顔が難しい顔になってる。
「それはセックスじゃないはずだけど、一歩手前だな。中に入ってないよ?メルト。中に入ってたら必ず、1週間は、相手の魔力が残るから。っていうか、そいつ殺していい?」
真顔で何を言い出すんだ。ヒューは。
「ダメ。一応先輩だし。俺が酔ってて朦朧としてたのが悪いんだし。」
ヒューを犯罪者にしちゃいけない。俺は必死で宥めた。
「そいつが絶対悪い。酔わせて何かするっていうのは犯罪だ。」
え、そ、そうなのか。じゃあ、仕方ないかな?
「それより気持ちよくして……ヒュー。」
俺は両手をヒューの首に回して引き寄せて、キスをした。
ヒューは、俺のを手で扱く。そうしたらあっという間に果ててしまった。
全然違う。ヒューの手は魔法の手だ。
「すごく、気持ちいい。」
嬉しくて嬉しくて、心が震える。後ろもすぐ潤った。
「じゃあ、ひっくり返すよ?」
ヒューは俺を四つん這いにさせて腰を少し上げた。足を広げられてヒューの前に後孔を晒した。
「うーん、いい眺め。尻の筋肉がこれでもかって引き締まってる。足のこの筋肉の稜線も素晴らしいね。よく鍛えたんだね。メルト。」
ヒューが、ちょっとおかしなことを言っている。筋肉が好きだったのか?でも、鍛えたってわかってくれてすごく嬉しい。
「恥ずかしい。もう、早くして?」
後ろからくすくすと笑う声が聞こえた。腰を支えられて、股間の柔らかいところを、逞しいヒューの熱いそれが擦っていく。
「あっ……き、気持ち、いい…」
先端が、双球を擦って裏筋へと触れていく。やっぱり、ヒューのはおっきい。
「動くよ?」
それにちゃんと俺のこと見ている。こうして声をかけてくれる。俺は頷いて、腿を閉じた。そこを熱い、ぬめった幹が何度も往復する。
「あっ……ヒュー……そこ、じゃなくて…後ろに……奥に、欲しい……」
後ろを向いて強請る。だって、もっと感じたい。ヒューとこうしていられるなら、ちゃんとしたい。
ヒューが嬉しそうに微笑む。その顔が好き。優しく俺に触れる手も。
「じゃあ、入れるよ?」
そうしてそっと俺の後ろに濡れた先端で触れてくる。それだけで奥から潤滑液が下りて中を満たした。
「……あっ……」
ぐっと逞しいモノが、中へ入ってくる。ああ、ヒューのだ。苦しいけど、愛しくてたまらない。
思わず締め付けてしまって、ヒューの呻く声がした。
嬉しい。感じてくれている。俺も気持ちいい。中に入ってくる魔力が、気持ちいい。
萎えていた俺のモノが勃ち上がる。背中にキスを落とされる。ああ、背中も感じた。
ああ、もう、どこもかしこも気持ちいい。
「全部入ったよ?」
俺の背中に胸を付けて、耳元で囁くヒューの声音はそれだけで、達してしまいそうになる。
「うん。わかる。嬉しい。」
後ろを向いて頷いた。ああ、大好きなヒューの顔が目の前にある。
「動くよ?」
ヒューの腰が引かれてまた俺の尻を叩くように押し付けられる。中をヒューの逞しいモノが内部を擦りながら往復する。
それだけでもうイきそうで、内壁がヒューを締め付けた。
「……あっ…あんっ……気も、ち、いいっ…イきそう……イっちゃうっ…」
俺はすぐに耐えられずに達してしまう。内部は、ヒューを離さないというように締め付けた。
「……くっ……」
ぐっと奥に突き入れられて、奥で熱いモノが叩き付けられた。ああ、ヒューもイってくれたんだ。
「……はあ。…はあ…」
俺にヒューが覆いかぶさってぎゅっと抱きしめてくれた。
「……メルトは浮気なんかしていない。俺のモノだよ?必ず迎えに行くから、待っていて?……」
涙がぽたぽた流れる。
「……うん。待ってる。」
でも、俺は結局、ラーンで待っていることはできなかったのだけれども。
「愛してる。メルト。」
「俺も、だ。ヒュー……」
それから俺たちは何度も愛しあった。お互い目が覚めるまで。
「ヒュー……」
俺は寝言を呟いたのかもしれない。
朝起きたら、寝ていて泣いたみたいで、顔が突っ張っていた。
夕べまでの気分の悪さが嘘のようで、すっきりしていた。
ミランに悪いことした。せっかくの休日だったのに。
もう、経験したんだし、気持ちよくもなかった。子作りの必要性があるまでしなくていいと思う。
だから恋人ができるか、結婚するまでしなくていい。
俺はそう決意した。リンド先輩とのことはリンド先輩の出方で決めよう。
どっちにしろ、俺はリンド先輩を好きなわけじゃないと思う。恋人的な意味で。
「メルト、起きた?大丈夫?」
目を擦りながら起き上がったミランが聞いてくる。
「うん。もうすっきりした。お酒は全部抜けたみたい。世話してくれてありがとう。」
お礼を言うとミランが起きてきて俺の首に手をまわした。
「何言ってんだよ?親友だろう?」
ああ、そうか、親友だった。すごく嬉しい。
「うん。わかった。ミランが二日酔いになったら、俺が看病する。あ、ミランはスラフのほうがいいのか?」
ミランの顔が真っ赤になった。
「何言ってんだよ?もう。ほら着替えてご飯食べに行こう。」
そうして行った食堂で、リンド先輩にあった。
普通におはようと言ってきて、親しいザハル先輩とオレグ先輩と一緒にテーブルに着いて食べていた。
ああ、リンド先輩にとっては俺はその程度の存在なんだと思った。
それから俺はあの夜のことは記憶の隅に追いやって、そのまま蓋をした。
41
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユィリと皆の動画つくりました! お話にあわせて、ちょこちょこあがる予定です。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
巻き戻りした悪役令息は最愛の人から離れて生きていく
藍沢真啓/庚あき
BL
11月にアンダルシュノベルズ様から出版されます!
婚約者ユリウスから断罪をされたアリステルは、ボロボロになった状態で廃教会で命を終えた……はずだった。
目覚めた時はユリウスと婚約したばかりの頃で、それならばとアリステルは自らユリウスと距離を置くことに決める。だが、なぜかユリウスはアリステルに構うようになり……
巻き戻りから人生をやり直す悪役令息の物語。
【感想のお返事について】
感想をくださりありがとうございます。
執筆を最優先させていただきますので、お返事についてはご容赦願います。
大切に読ませていただいてます。執筆の活力になっていますので、今後も感想いただければ幸いです。
他サイトでも公開中
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
全8話
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /c
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる