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再会編(ヒューSIDE)
クエスト②
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片手で摘まめるサンドイッチを出した。メルトはパンに何でも挟んで食べる癖がある。
ちょっとボリュームのあるカツサンドと、BLTサンド。
メルトにはカツサンドのほうが受けた。やっぱり肉なんだメルト……。
地図を確認して、野営の準備をする。お互いの持っている荷物の確認だ。
テントは俺のテントを使うことになって、食材も、飲み水も十分にアイテムボックスに入っている。
メルトも一通りの野営道具は持っていたが今回は使わない予定だ。
テントがあるからゆっくり眠れるし。
装備の点検をして、メルトが手入れをするのを眺めたりした。
「ヒューは杖は使わないのか? 魔術師は皆持っているだろう?」
俺の装備がローブと服仕立てのチェーンメイルだけだと知ったメルトは驚きつつ、聞いてきた。
「俺は杖は使わないな。俺の魔力に耐えられる杖ってなさそうな気がするし。なくてもちゃんと発動するからね」
というか、使うなら剣かなあ。
「ヒューは凄いな」
「そうかな? 魔法使いじゃない人だって杖持たずに生活魔法使えるんだから、普通じゃない?」
「なるほど。そういう考え方もあるのか」
メルトはもう魔法を使えるだけで尊敬の念を抱くらしい。キラキラした目がくすぐったい。
そんなこんなで外がもう暗くなってきた。初夏だから日が伸びてきているはずなんだけどな。
「夕飯どうする? 一階の食堂で食べようか? 明日は早く出るからここを一回引き払うし。それともどこか食べに行く?」
メルトの手を握って顔を覗き込んだ。ああ、翠の瞳に金色の睫毛が影を落として綺麗だ。
「そうだな。一階でいい。明日朝早いならさっさと食べて早めに寝よう」
ここの宿の食堂は宿泊客でなくても利用できる。身なりのいい客が多い印象だった。ドレスコードがあるわけじゃないし、言われたら俺の持っている服で何とかしよう。
それなりに美味しかったから、そこでいいか。この辺のレストランも開拓しなきゃな。
俺は元の姿に戻るとメルトと手を繋いで階下のレストランに向かった。
レストランは給仕はいるが、席は案内されない。
入った途端に視線が飛んでくる。値踏みされているようで、あまり愉快なものじゃない。
素顔を晒すとこれだからな。ちょっとハディーを恨むな。俺はハディーにそっくりな顔をしているから。
俺に来る分はいいが、メルトに飛ぶのはちょっと腹が立つ。
無視だ。
俺は遠慮なく中へと足を進め、壁際の真ん中あたりの席の前で立ち止まった。
壁の方を向く椅子に手をかける。ここなら、メルトの顔は周りの客からそれほど見られないだろう。
メルトは戸惑いつつ座ってくれた。
なんだか食堂内がざわついたが、無視無視。
俺も座ると給仕がやってきた。この辺はそこそこのレベルだな。
俺が宿泊客だって覚えてるから俺に注文を聞いてくる。よし。合格。
メニューを聞いてメルトにどれがいいか聞いた。
森の様子を考えると標準的な量じゃ、足りなさそうだな。様子を見て追加するか、俺のを分けよう。
「メルトは何がいい? おすすめかアラカルトか。おすすめはスープサラダ、パン、メインで、メインはボア(豚)かカトブレパス(牛)。アラカルトは兎の煮込み、バジルソースのパスタ」
「どれも美味しそうだ。おすすめでいい。ボアが良いかな」
「じゃあ、僕もおすすめでカトブレパス。あ、ワインもちょうだい。赤ね。グラス二つで」
給仕が去っていくとテーブルに置かれたメルトの手を握る。メルトの手は剣士の手だ。剣だこがある。きっと暇があれば剣を振っていたのだろう。
俺に剣を教えた剣聖の手に似ている。
ダッドも剣が得意だから、似たような手だったな。俺に剣を無理やり仕込んでくれたけど。
あれ? メルトが赤くなっている。それに、周囲がまたざわついている。
メルトの顔が俺に近づく。キスしていいのかな? メルトってば大胆。
「ヒュー、その嫌なわけじゃないんだが人前ではあまり……歩いている時とかはまあ良いんだが、こ、こういう場所では……恥ずかしい」
え?
それって人前じゃないなら握り放題ってこと!? 嫌じゃないって言ってくれたよね?
「じゃあ、部屋に帰ったら握ってもいい?」
ちょっと鼻息が荒くなった気がする。メルトが赤い顔で頷いている。可愛い。
手を離すとちょうど給仕が来て、グラスにワインを注いで帰っていく。そのグラスは前世で見たようなワイングラスだ。
透明な柄の長いワイングラス。透明なガラスの製法はもう確立されていて、富裕層には浸透している。農民クラスの食器には、まだ木が多い。
テイスティングとかはないから、そのままグラスを掲げて乾杯する。
乾杯の習慣はこの世界も一緒。
「再会に乾杯」
メルトも同じように返してワインを飲んだ。
あ、そこそこいい味だ。
俺はワインが好きだったから、実家の領でワイナリーを作った。前世のブドウの品種に近づくまで改良して、アーリウム一のワイナリーになった。
今は人材が育ったので、任せっきりだけど、“龍の爪”へは定期的にできたワインを送ってもらっている。アルデリアにも商会を通じて輸出している。結構高値がついてるみたいだ。
デッザがあるリュシオーン領は魔の森とアルデリアの間に横たわる領だ。気候的にフランスに近いのでワイナリーが多い。アルデリアの有名なワインはリュシオーン領がほとんどだ。蒸留酒もある。
その有名どころのワインだな。この一本は。
メルトは目を輝かせてワインを楽しんでいる。ワインが好きなのかな?
食事は出したけど、お酒類は出してなかったから、わからなかった。
目元が上気していて色っぽい。
んん??
ぼうっとしてるな。あれ? これってまずい感じ?
「メルト、ぼうっとしてるね? 酔っちゃった? 顔、赤いよ?」
手を伸ばして赤くなっている頬に触れる。
ちょっと熱い。この量で顔に出るということは、弱いのかな。
給仕が料理を運んできたのも、気付かない様子だった。
「あ、すまん。ちょっと酒の失敗を思い出してて……」
「酒の失敗?」
「あー、その、それはあとで。冷めないうちに食べよう」
誤魔化すようにメルトは料理に手を付けた。
美味しそうに料理を食べていく様子に口元が緩んだ。
とりあえずメインはメルトに半分分けた。
メルトの目がご満悦に細められた。
メルトの好物はやっぱり肉、と心のメモに書いた。
食事の間に満員になったテーブルからの視線が鬱陶しかった。
マップには敵意の光点はなかったけれど、メルトを不躾に見る視線はいただけない。
給仕を会計を頼んで済ませると、メルトがしまったという顔をした。
割り勘にはしないよ。メイルの甲斐性だからね!
メルトと手を繋いで部屋に戻った。
ちょっとボリュームのあるカツサンドと、BLTサンド。
メルトにはカツサンドのほうが受けた。やっぱり肉なんだメルト……。
地図を確認して、野営の準備をする。お互いの持っている荷物の確認だ。
テントは俺のテントを使うことになって、食材も、飲み水も十分にアイテムボックスに入っている。
メルトも一通りの野営道具は持っていたが今回は使わない予定だ。
テントがあるからゆっくり眠れるし。
装備の点検をして、メルトが手入れをするのを眺めたりした。
「ヒューは杖は使わないのか? 魔術師は皆持っているだろう?」
俺の装備がローブと服仕立てのチェーンメイルだけだと知ったメルトは驚きつつ、聞いてきた。
「俺は杖は使わないな。俺の魔力に耐えられる杖ってなさそうな気がするし。なくてもちゃんと発動するからね」
というか、使うなら剣かなあ。
「ヒューは凄いな」
「そうかな? 魔法使いじゃない人だって杖持たずに生活魔法使えるんだから、普通じゃない?」
「なるほど。そういう考え方もあるのか」
メルトはもう魔法を使えるだけで尊敬の念を抱くらしい。キラキラした目がくすぐったい。
そんなこんなで外がもう暗くなってきた。初夏だから日が伸びてきているはずなんだけどな。
「夕飯どうする? 一階の食堂で食べようか? 明日は早く出るからここを一回引き払うし。それともどこか食べに行く?」
メルトの手を握って顔を覗き込んだ。ああ、翠の瞳に金色の睫毛が影を落として綺麗だ。
「そうだな。一階でいい。明日朝早いならさっさと食べて早めに寝よう」
ここの宿の食堂は宿泊客でなくても利用できる。身なりのいい客が多い印象だった。ドレスコードがあるわけじゃないし、言われたら俺の持っている服で何とかしよう。
それなりに美味しかったから、そこでいいか。この辺のレストランも開拓しなきゃな。
俺は元の姿に戻るとメルトと手を繋いで階下のレストランに向かった。
レストランは給仕はいるが、席は案内されない。
入った途端に視線が飛んでくる。値踏みされているようで、あまり愉快なものじゃない。
素顔を晒すとこれだからな。ちょっとハディーを恨むな。俺はハディーにそっくりな顔をしているから。
俺に来る分はいいが、メルトに飛ぶのはちょっと腹が立つ。
無視だ。
俺は遠慮なく中へと足を進め、壁際の真ん中あたりの席の前で立ち止まった。
壁の方を向く椅子に手をかける。ここなら、メルトの顔は周りの客からそれほど見られないだろう。
メルトは戸惑いつつ座ってくれた。
なんだか食堂内がざわついたが、無視無視。
俺も座ると給仕がやってきた。この辺はそこそこのレベルだな。
俺が宿泊客だって覚えてるから俺に注文を聞いてくる。よし。合格。
メニューを聞いてメルトにどれがいいか聞いた。
森の様子を考えると標準的な量じゃ、足りなさそうだな。様子を見て追加するか、俺のを分けよう。
「メルトは何がいい? おすすめかアラカルトか。おすすめはスープサラダ、パン、メインで、メインはボア(豚)かカトブレパス(牛)。アラカルトは兎の煮込み、バジルソースのパスタ」
「どれも美味しそうだ。おすすめでいい。ボアが良いかな」
「じゃあ、僕もおすすめでカトブレパス。あ、ワインもちょうだい。赤ね。グラス二つで」
給仕が去っていくとテーブルに置かれたメルトの手を握る。メルトの手は剣士の手だ。剣だこがある。きっと暇があれば剣を振っていたのだろう。
俺に剣を教えた剣聖の手に似ている。
ダッドも剣が得意だから、似たような手だったな。俺に剣を無理やり仕込んでくれたけど。
あれ? メルトが赤くなっている。それに、周囲がまたざわついている。
メルトの顔が俺に近づく。キスしていいのかな? メルトってば大胆。
「ヒュー、その嫌なわけじゃないんだが人前ではあまり……歩いている時とかはまあ良いんだが、こ、こういう場所では……恥ずかしい」
え?
それって人前じゃないなら握り放題ってこと!? 嫌じゃないって言ってくれたよね?
「じゃあ、部屋に帰ったら握ってもいい?」
ちょっと鼻息が荒くなった気がする。メルトが赤い顔で頷いている。可愛い。
手を離すとちょうど給仕が来て、グラスにワインを注いで帰っていく。そのグラスは前世で見たようなワイングラスだ。
透明な柄の長いワイングラス。透明なガラスの製法はもう確立されていて、富裕層には浸透している。農民クラスの食器には、まだ木が多い。
テイスティングとかはないから、そのままグラスを掲げて乾杯する。
乾杯の習慣はこの世界も一緒。
「再会に乾杯」
メルトも同じように返してワインを飲んだ。
あ、そこそこいい味だ。
俺はワインが好きだったから、実家の領でワイナリーを作った。前世のブドウの品種に近づくまで改良して、アーリウム一のワイナリーになった。
今は人材が育ったので、任せっきりだけど、“龍の爪”へは定期的にできたワインを送ってもらっている。アルデリアにも商会を通じて輸出している。結構高値がついてるみたいだ。
デッザがあるリュシオーン領は魔の森とアルデリアの間に横たわる領だ。気候的にフランスに近いのでワイナリーが多い。アルデリアの有名なワインはリュシオーン領がほとんどだ。蒸留酒もある。
その有名どころのワインだな。この一本は。
メルトは目を輝かせてワインを楽しんでいる。ワインが好きなのかな?
食事は出したけど、お酒類は出してなかったから、わからなかった。
目元が上気していて色っぽい。
んん??
ぼうっとしてるな。あれ? これってまずい感じ?
「メルト、ぼうっとしてるね? 酔っちゃった? 顔、赤いよ?」
手を伸ばして赤くなっている頬に触れる。
ちょっと熱い。この量で顔に出るということは、弱いのかな。
給仕が料理を運んできたのも、気付かない様子だった。
「あ、すまん。ちょっと酒の失敗を思い出してて……」
「酒の失敗?」
「あー、その、それはあとで。冷めないうちに食べよう」
誤魔化すようにメルトは料理に手を付けた。
美味しそうに料理を食べていく様子に口元が緩んだ。
とりあえずメインはメルトに半分分けた。
メルトの目がご満悦に細められた。
メルトの好物はやっぱり肉、と心のメモに書いた。
食事の間に満員になったテーブルからの視線が鬱陶しかった。
マップには敵意の光点はなかったけれど、メルトを不躾に見る視線はいただけない。
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