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再会編(ヒューSIDE)
クエスト⑤
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「目の前は魔の森の浅層だね。岩山は浅層と中層の境目くらいにあると、依頼書にはあるね。一般の冒険者は浅層までしか出入りできないからぎりぎり範囲内かな」
「その、浅層とか中層って何か目印があるのか?」
「そうだね。特に目印はないけれど、感覚的にわかるんだよね。空気の濃さが違うから、壁を越えたなって感じるんだ。メルトも行ってみたらわかると思う。メルトと出会ったところは浅層だったよ。それでも、この街の空気とは、感覚が違うだろう?」
「……そうだな。確かに、空気の重さが違うと思う」
「浅層でも、魔の森には一般的な市民は足を踏み入れないよ。危険だからね。普通の森とは危険度が全く違う」
そんな話をしていると、やっと俺達の番が回ってきた。門番に依頼書とギルドカードを見せて北門を出る。岩山の方角を目とマップで確かめた。
森の中に光点が点在する。敵意を示す赤が多いな。当然か。その赤い光点の周りに黄色の光点もちらほら見かける。これは冒険者だな。岩山へのルートはどうする?
最短ルートのほうが邪魔は少ないな。よし。
「メルト、こっちだ。この先を行くと山に出る。最短を行く。先に支援魔法をかけてから行こう。盾、防御力強化、身体強化」
メルトの足取りが軽くなる。俺達は森に入った。
森と言えば虫だ。魔物? そんなものは俺の敵じゃない。
「はッ」
メルトがマンティスを一刀両断した。かっこいい!
メルトが魔石を取り出しすとすぐさま土魔法で穴を掘って埋める。よし、目の前から消滅した。素材も多少は売れるけど、アイテムボックスに入れたくない。
「魔石はメルトが持っていて。メルトが討伐したんだから」
「そうか。わかった」
次はキラービーの集団だった。メルトも頑張ったが、さすがに数が多すぎた。俺が氷魔法で処理した。こいつの蜜も美味しいが、天然物は幼虫がいたりするので俺は採取できない。諦めよう。森の中なので基本土に埋めた。
そんなことを繰り返してキャタピラーを葬ったメルトが剣の汚れを拭きつつ言った。
「なあ、ヒュー。そんなに虫が苦手なら虫除けの結界か魔法っていうのはないのか? ほら、薬師の作る魔物除けとか虫除けの香ってあるだろう? そういうの。まあ、魔物退治の時は逆に邪魔になるから使わないけど……」
え?
虫除けの魔法。……。
そうか! この世界だったらできるな! 何事もイメージだから!
結界式と体を覆う、ベール式のものを開発しよう!
なんで思いつかなかったかなあ。虫って言葉を思い浮かべるだけでもいやだったからかなあ。龍の塒は龍の神気で虫は出なかったもんな。いそうなところは避けてたし。
「ありがとうメルト! 早速開発する!」
イメージは蚊帳と虫よけの塗り薬だ。龍の神気も考えたが、目立ちすぎる。
完成したので実験がてらすぐさま俺とメルトにベール式の虫除け魔法を付与し、半径3メートルくらいの結界魔法を展開した。
いいんじゃない? これ成功じゃないか?
それまで、歩けば虫か、虫の魔物に遭遇してたのが、一切出てこなくなった。マップを見ると避けていく光点が見えた。いないわけじゃない。成功だ!!
浮かれてスキップしそうになるのを抑えて、目的地に向かって進んだ。
メルトの視線が生暖かいものになっているような気がした。
魔物の光点がまばらになったほんの隙間時間に開けた場所に出た。
「メルト。昼休憩しよう。そこの開けているところで」
木の生い茂る魔の森は薄暗く、時間の変化はわかりにくい。
日差しが届いている柔らかな草の生えた空間で、しばしの休憩となった。
浄化の魔法をお互いにかけてから作り置きしている照り焼きチキンサンドを渡した。仕留めた鳥を照り焼きにしたのを凄く美味しそうに食べていたのを思い出したからだ。
照り焼きサンドは食パンで挟んでいて紙でくるんである。たっぷりのレタスに照り焼きチキン。ソースはマヨネーズ。飲み物はオレンジジュース。
メルトは美味しいとあっという間に食べてしまい、俺の食べているサンドに目が釘付けになっていた。メルトは二人前くらいはぺろりと食べるんだな。脂肪はあまりついてないようだし、食べたらすぐにエネルギーになっているのかもしれないな。
「どうぞ。足りなかったらまだあるから言ってね」
もう一個差し出すと、メルトが嬉しそうにかぶりつく。美味しそうに食べるなあ。
食べ終わって少しお腹が落ち着いたら、また岩山を目指して歩く。
「あと少ししたら、ボア型の魔物がやってくる。頭数3、正面だ。左に避けたほうがいい」
「わかった!」
木々の間から飛び出してきたボアをすれ違いざまメルトが斬る。進む先に土魔法で壁を置いて、そこにボアが突っ込んだ。ぶつかって、よろけたところを拘束魔法で動けなくした。
メルトが止めを刺して絶命した。俺はそれをアイテムボックスに仕舞った。
そんなふうに魔物を討伐しながら順調に進む。
解体はしないことにしていた。魔の森は魔物が多いから、解体に手間取ると囲まれてしまう危険性があるからだ。もちろん進むのが遅くなるというデメリットもある。
それを今回はメルトに話してわかってもらって、魔の森を危なげなく進んでいる。
メルトをハイヒューマンに進化させるには、色々条件を満たさないといけない。
レベル上げは必須。
なので、メルトがメインで戦ってもらった。俺のスキル統率で経験値の量は増えているし、魔物のレベルが高いから岩山まで往復する間にかなり上がるんじゃないだろうか。
周りが大分薄暗くなってきた。日が暮れたのだろう。
そんな頃に泉のある広場に出た。
辺りは正常な空気に満たされた聖域になっていた。泉は天然の聖水と鑑定に出た。
「聖なる泉だね。天然の聖水だよ。これ原料にしたらSランクのポーション作れるな。精霊とかいるかもね。俺は見えないけど。ちょうどいい。ここで野営しよう。魔物は襲ってこないと思う。天然の結界だな」
興味深そうにメルトが泉を見ているのを視界の端に納めながらテントを設置した。すぐにコンロなども出して、夕飯の支度をする。
メルトは水筒を出して泉の水を入れていた。
「飲んでみたら? 疲れが取れると思う」
「ほんとだ」
「後で採取していこう。場所もマーキングしたし、いつでも来れるな」
上級ポーションの材料だ。採取しないわけがない。
マップの座標に印をつけて、それを閉じた。
今夜のメインはポトフ。デザートにプリンを出したら物凄い高評価だった。メルトは卵と甘いものが好きみたいだ。でもニンジンが苦手っぽいな。ポトフに入ってたのを見て、表情が曇っていたからな。
プリンのお代わりを平らげて、メルトは満足げに微笑む。
ああ、可愛い。
もっといろんな料理を出して、もっと胃袋を掴まなきゃ。
「その、浅層とか中層って何か目印があるのか?」
「そうだね。特に目印はないけれど、感覚的にわかるんだよね。空気の濃さが違うから、壁を越えたなって感じるんだ。メルトも行ってみたらわかると思う。メルトと出会ったところは浅層だったよ。それでも、この街の空気とは、感覚が違うだろう?」
「……そうだな。確かに、空気の重さが違うと思う」
「浅層でも、魔の森には一般的な市民は足を踏み入れないよ。危険だからね。普通の森とは危険度が全く違う」
そんな話をしていると、やっと俺達の番が回ってきた。門番に依頼書とギルドカードを見せて北門を出る。岩山の方角を目とマップで確かめた。
森の中に光点が点在する。敵意を示す赤が多いな。当然か。その赤い光点の周りに黄色の光点もちらほら見かける。これは冒険者だな。岩山へのルートはどうする?
最短ルートのほうが邪魔は少ないな。よし。
「メルト、こっちだ。この先を行くと山に出る。最短を行く。先に支援魔法をかけてから行こう。盾、防御力強化、身体強化」
メルトの足取りが軽くなる。俺達は森に入った。
森と言えば虫だ。魔物? そんなものは俺の敵じゃない。
「はッ」
メルトがマンティスを一刀両断した。かっこいい!
メルトが魔石を取り出しすとすぐさま土魔法で穴を掘って埋める。よし、目の前から消滅した。素材も多少は売れるけど、アイテムボックスに入れたくない。
「魔石はメルトが持っていて。メルトが討伐したんだから」
「そうか。わかった」
次はキラービーの集団だった。メルトも頑張ったが、さすがに数が多すぎた。俺が氷魔法で処理した。こいつの蜜も美味しいが、天然物は幼虫がいたりするので俺は採取できない。諦めよう。森の中なので基本土に埋めた。
そんなことを繰り返してキャタピラーを葬ったメルトが剣の汚れを拭きつつ言った。
「なあ、ヒュー。そんなに虫が苦手なら虫除けの結界か魔法っていうのはないのか? ほら、薬師の作る魔物除けとか虫除けの香ってあるだろう? そういうの。まあ、魔物退治の時は逆に邪魔になるから使わないけど……」
え?
虫除けの魔法。……。
そうか! この世界だったらできるな! 何事もイメージだから!
結界式と体を覆う、ベール式のものを開発しよう!
なんで思いつかなかったかなあ。虫って言葉を思い浮かべるだけでもいやだったからかなあ。龍の塒は龍の神気で虫は出なかったもんな。いそうなところは避けてたし。
「ありがとうメルト! 早速開発する!」
イメージは蚊帳と虫よけの塗り薬だ。龍の神気も考えたが、目立ちすぎる。
完成したので実験がてらすぐさま俺とメルトにベール式の虫除け魔法を付与し、半径3メートルくらいの結界魔法を展開した。
いいんじゃない? これ成功じゃないか?
それまで、歩けば虫か、虫の魔物に遭遇してたのが、一切出てこなくなった。マップを見ると避けていく光点が見えた。いないわけじゃない。成功だ!!
浮かれてスキップしそうになるのを抑えて、目的地に向かって進んだ。
メルトの視線が生暖かいものになっているような気がした。
魔物の光点がまばらになったほんの隙間時間に開けた場所に出た。
「メルト。昼休憩しよう。そこの開けているところで」
木の生い茂る魔の森は薄暗く、時間の変化はわかりにくい。
日差しが届いている柔らかな草の生えた空間で、しばしの休憩となった。
浄化の魔法をお互いにかけてから作り置きしている照り焼きチキンサンドを渡した。仕留めた鳥を照り焼きにしたのを凄く美味しそうに食べていたのを思い出したからだ。
照り焼きサンドは食パンで挟んでいて紙でくるんである。たっぷりのレタスに照り焼きチキン。ソースはマヨネーズ。飲み物はオレンジジュース。
メルトは美味しいとあっという間に食べてしまい、俺の食べているサンドに目が釘付けになっていた。メルトは二人前くらいはぺろりと食べるんだな。脂肪はあまりついてないようだし、食べたらすぐにエネルギーになっているのかもしれないな。
「どうぞ。足りなかったらまだあるから言ってね」
もう一個差し出すと、メルトが嬉しそうにかぶりつく。美味しそうに食べるなあ。
食べ終わって少しお腹が落ち着いたら、また岩山を目指して歩く。
「あと少ししたら、ボア型の魔物がやってくる。頭数3、正面だ。左に避けたほうがいい」
「わかった!」
木々の間から飛び出してきたボアをすれ違いざまメルトが斬る。進む先に土魔法で壁を置いて、そこにボアが突っ込んだ。ぶつかって、よろけたところを拘束魔法で動けなくした。
メルトが止めを刺して絶命した。俺はそれをアイテムボックスに仕舞った。
そんなふうに魔物を討伐しながら順調に進む。
解体はしないことにしていた。魔の森は魔物が多いから、解体に手間取ると囲まれてしまう危険性があるからだ。もちろん進むのが遅くなるというデメリットもある。
それを今回はメルトに話してわかってもらって、魔の森を危なげなく進んでいる。
メルトをハイヒューマンに進化させるには、色々条件を満たさないといけない。
レベル上げは必須。
なので、メルトがメインで戦ってもらった。俺のスキル統率で経験値の量は増えているし、魔物のレベルが高いから岩山まで往復する間にかなり上がるんじゃないだろうか。
周りが大分薄暗くなってきた。日が暮れたのだろう。
そんな頃に泉のある広場に出た。
辺りは正常な空気に満たされた聖域になっていた。泉は天然の聖水と鑑定に出た。
「聖なる泉だね。天然の聖水だよ。これ原料にしたらSランクのポーション作れるな。精霊とかいるかもね。俺は見えないけど。ちょうどいい。ここで野営しよう。魔物は襲ってこないと思う。天然の結界だな」
興味深そうにメルトが泉を見ているのを視界の端に納めながらテントを設置した。すぐにコンロなども出して、夕飯の支度をする。
メルトは水筒を出して泉の水を入れていた。
「飲んでみたら? 疲れが取れると思う」
「ほんとだ」
「後で採取していこう。場所もマーキングしたし、いつでも来れるな」
上級ポーションの材料だ。採取しないわけがない。
マップの座標に印をつけて、それを閉じた。
今夜のメインはポトフ。デザートにプリンを出したら物凄い高評価だった。メルトは卵と甘いものが好きみたいだ。でもニンジンが苦手っぽいな。ポトフに入ってたのを見て、表情が曇っていたからな。
プリンのお代わりを平らげて、メルトは満足げに微笑む。
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