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再会編(ヒューSIDE)
商業ギルド
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メルトより先に目が覚めた。
まだ薄暗い部屋を見て起き上がる。
寝ている間に元の姿に戻っていた。浄化の魔法を自分とメルト、ベッドにかけた。
着替えをして伸びをする。ベッドから数歩離れたところに置いてあるテーブルセットの椅子に腰かけた。
指輪を作ろう。
こっちの世界では結婚の時に指輪を贈り合うという習慣はない。相手の身につけるものを贈る習慣ならある。メルトは剣士だから、手に指輪は着けないかもしれないけれど、その時はチェーンにつけてペンダントにすればいい。
ミスリルの土台で、ダイヤモンドと、俺達の瞳の色の宝石。
メルトの手に馴染むように、サイズ可変の陣をミスリルに刻む。少し幅広にして宝石は埋め込む。
中央にダイヤモンド、両脇にグリーンガーネットとアクアマリン。表面には守護龍を模した文様を刻む。
ペアでもう一つ。
一つは俺のだ。同じ意匠で、少し俺のほうが幅広い。
メルトに贈る指輪の内側に『愛をこめて ヒュー』と刻み込んだ。
「できた」
ほうっと息を吐いてアイテムボックスに仕舞う。
いつの間にかすっかり夜は明けてカーテンの隙間から日の光が差し込んでいた。
「あれ? ヒュー……」
背後から声が聞こえて振り返る。メルトが起きた。
「あ、起きた? おはよう、メルト……」
「うん。おはよう……起こしてくれればよかったのに……隣にいないと寂しいな……」
胸を射抜かれた。言った後、メルトの目元が赤くなった。可愛すぎる。どうしよう。思わず椅子を蹴るように立ち上がって、ベッドの上のメルトへと駆け寄る。
「メルトが目が覚めるまで起きないようにする。誓うよ? どうしてもそれが無理な時はあらかじめ言うからね?」
めちゃくちゃ可愛いお強請りに抱き着いた。俺は基本朝が弱いので問題ない。メルトの手が俺の背に回って、更にメルトに引き寄せられた。ああ、メルトの匂いがする。
こんなに可愛いメルトを宿には置いておけない気がする。デッザを拠点にするなら、宿じゃなく、家を借りるか建てるか、したほうがいい気がする。
「ああ、お願いする。今日は、王都に行くって言っていたな。仕度しないとな……」
メルトの唇におはようのキスをすると、メルトもキスを返してくれた。嬉しい。
そうだ。王都には転移で行けるから何も今日、行かなくてもいい。
「それなんだけど出発を一日遅らせることにしたんだ。実はね、ここを拠点にするなら宿じゃなく家を借りるか、買って住もうかと思ってね? ここならメルトが故郷に帰りたくなっても近いじゃない? 迷宮もあるし魔の森のクエストもある。冒険者としてやっていくにはいいところだと思うんだ」
メルトの目を見て言った。メルトの目には困惑の色が浮かぶ。
「パーティーの拠点としてもいいと思うしね。どうかな? 家を見に行こうかと思うんだけど……」
じっと見て返事に期待をする。いいと言ってほしい。
「良いかもな……その家には風呂があるといいな」
お風呂! お風呂がついている物件なんて借りられないぞ。
「お風呂付は多分ないよ。あー新築かな。うん。建てよう。お風呂は外せないものね」
「え、そんな無理はしないで良いぞ。俺もそんなに貯金はないし……」
「いや、この際、趣味に走った家にすればいいんだ。俺も工房を作って魔道具作ればいいし。なんとかなる。ちなみに俺は貯金はいっぱいあるからね! 心配しないで。メイルの甲斐性見せるから!」
ぐっと拳を握り込む。今使わないでどうする。700年分の貯金だ。家の一つや二つ、即金で買える!
興奮する俺の背中をメルトがポンポンと叩く。
「どっちにしろ、着替えるか。裸じゃ部屋から出られないしな」
「あ!」
メルトは冷静だった。俺は離れると、メルトの着替えを堪能した。ごく一般的な麻のシャツ、綿のズボンとブーツ。麻のシャツは薄手で、メルトの体型に良く映えた。
食堂で遅めの朝食をとって出た。家を買うなら商業ギルドだ。
メルトは剣帯を身に着けてマントを羽織っている。
かっこいい。メルトは姿勢がいいから佇まいが騎士のそれだ。
「なあ、ヒュー急ぎのクエストじゃないのか? 大丈夫か?」
「時間短縮の方法はあるからね。デッザから普通に王都までって1週間以上かかるんだし、一日二日の誤差は向こうも気にしないでしょ」
メルトが困惑の表情で頷く。
転移でいけば一瞬だから!
そこではっと気づいた。俺のこの外見で、家を買うと言って商業ギルドは信用するのか? いや、門前払いで終わるだろう。
俺は裏道の人気がないところで、通りを行く人々の目から隠れるところに引っ込んだ。メルトに更に壁になってもらうと、大人の姿になって、服も変えた。
アイテムボックスによる早着替え。着替えは白と青を基調にした、貴族風のスリーピースに似た上下。上着には刺繍がしてあってロングブーツと剣帯もつけた。
長袖で暑いので、ローブはなしだ。
目を丸くしているメルトにキスをして、手を引いて歩き出した。
「ヒュー、俺、もう少し良い服買った方がいいか? ……と言っても、どんな服がいいかっていうのはわからないが……」
「ん? メルトはどんな服でも似合ってるから……あ、でもそのラーン王国の正騎士の正装って見たかったなあ……白銀の鎧とかメルト超似合いそう」
「そうだな。アルデリアの王都に行ったら、普段着を買いたいから連れて行ってくれると嬉しい。王都なら、武器や防具もいいのがあるんだろう? そういうところも連れて行ってほしい」
「鍛冶の工房に知り合いがいるんだ。いい腕をしているからそこでメルトの装備を新調しようか。普段着も確か、昔懇意にしていた服飾工房があったからそこに行ってみよう。それに、王都はいろいろお店があるから楽しいと思うよ? いろんなところ行こう」
あれ? アルデリアの王都でデート? いいかもしれない。
ああ、メルトの顔が嬉しそうだ。可愛い。
「ああ。俺はアルデリアの王都は初めてだから、ヒューに任せる。なんだか楽しみになってきた」
繋いでいる手にぎゅっと力が込められて、嬉しくなる。
「ああ、俺も依頼は憂鬱だったけど、王都でデートができるなら許せるな」
ほんとだよ。ミハーラに少しだけ感謝した。
「あ、ここ、ここだ。商業ギルド」
少しお金がかかっている装飾が施された扉を開けると銀行のような長椅子が置かれた空間があった。いや、市役所の待合に近いだろうか。
一番手前の少し張り出したカウンターにいる総合受付のギルド員に声をかけた。
探している物件の条件を言って、木札をもらった。
ほぼ前世の銀行か、役所だな。
軽口を言い合って、待合の長椅子に座って順番を待った。
待っている人間は商人が多いような気がした。
「そういえばヒュー、剣も使えたんだな?」
「ん? ああ、子供の頃にね。ほら前に言ったじゃない? 剣聖がいるって。その人がずっとしご……じゃなくて鍛えてくれて、免許皆伝をくれたんだよ。俺魔法が学びたかったからよく逃げてて、逃げると倍扱かれ…じゃなくて鍛えられて、いやいやだったんだけど、いつの間にか上達してたよ。じゃないと死……じゃなくて身の危険があ……じゃなくて……まあ、回復魔法と治癒魔法が使えてよかったなとは思ったよ!」
地獄だった。いまだに思い出すと体が震える。あの頃はほんとに子供だったから、大人と同じリーチがないのに師匠に忖度は一切なしだったからな。師匠は頭がおかしい。ダッドも笑ってみてるだけだったから、あの当時は憎んだぞ。
「そうか。免許皆伝なんだ。剣聖に鍛えられて。そうか。ふふふ。ヒュー……」
「え、どうしたの? メルト、目が怖いよ」
メルトの呟きに背筋に悪寒が走る。
がしっと肩を掴まれてメルトの顔が近づく。
「さすがにこんなところでキスは……してもいいけど、いいの?」
まさかな~と思いつつ言ってみたら肩に指が食い込んだ。冗談です!!
「痛い、冗談だって……」
「ヒューにお願いがあるんだ。その剣、教えてくれないか?」
やっぱり。剣はなー。あんまり得意じゃないんだけど。
「あー剣かー……うーん。ブランクが結構あるんだけど……それでもいいなら、手合わせくらいは……」
メルトの顔が満足そうな笑顔になった。
「楽しみにしているな。夕方早速やろう。帰りに冒険者ギルドに行こうな?」
「早く行ってくれって言われてるからさすがにそこは……どこかの空き地とかで……」
「約束だからな?」
ここで頷かないと、ダメな気がしたから精いっぱい頷いた。メルトの手が肩から離れて圧が消えた。
その時ちょうど、俺の持つ木札の番号が呼ばれた。
まだ薄暗い部屋を見て起き上がる。
寝ている間に元の姿に戻っていた。浄化の魔法を自分とメルト、ベッドにかけた。
着替えをして伸びをする。ベッドから数歩離れたところに置いてあるテーブルセットの椅子に腰かけた。
指輪を作ろう。
こっちの世界では結婚の時に指輪を贈り合うという習慣はない。相手の身につけるものを贈る習慣ならある。メルトは剣士だから、手に指輪は着けないかもしれないけれど、その時はチェーンにつけてペンダントにすればいい。
ミスリルの土台で、ダイヤモンドと、俺達の瞳の色の宝石。
メルトの手に馴染むように、サイズ可変の陣をミスリルに刻む。少し幅広にして宝石は埋め込む。
中央にダイヤモンド、両脇にグリーンガーネットとアクアマリン。表面には守護龍を模した文様を刻む。
ペアでもう一つ。
一つは俺のだ。同じ意匠で、少し俺のほうが幅広い。
メルトに贈る指輪の内側に『愛をこめて ヒュー』と刻み込んだ。
「できた」
ほうっと息を吐いてアイテムボックスに仕舞う。
いつの間にかすっかり夜は明けてカーテンの隙間から日の光が差し込んでいた。
「あれ? ヒュー……」
背後から声が聞こえて振り返る。メルトが起きた。
「あ、起きた? おはよう、メルト……」
「うん。おはよう……起こしてくれればよかったのに……隣にいないと寂しいな……」
胸を射抜かれた。言った後、メルトの目元が赤くなった。可愛すぎる。どうしよう。思わず椅子を蹴るように立ち上がって、ベッドの上のメルトへと駆け寄る。
「メルトが目が覚めるまで起きないようにする。誓うよ? どうしてもそれが無理な時はあらかじめ言うからね?」
めちゃくちゃ可愛いお強請りに抱き着いた。俺は基本朝が弱いので問題ない。メルトの手が俺の背に回って、更にメルトに引き寄せられた。ああ、メルトの匂いがする。
こんなに可愛いメルトを宿には置いておけない気がする。デッザを拠点にするなら、宿じゃなく、家を借りるか建てるか、したほうがいい気がする。
「ああ、お願いする。今日は、王都に行くって言っていたな。仕度しないとな……」
メルトの唇におはようのキスをすると、メルトもキスを返してくれた。嬉しい。
そうだ。王都には転移で行けるから何も今日、行かなくてもいい。
「それなんだけど出発を一日遅らせることにしたんだ。実はね、ここを拠点にするなら宿じゃなく家を借りるか、買って住もうかと思ってね? ここならメルトが故郷に帰りたくなっても近いじゃない? 迷宮もあるし魔の森のクエストもある。冒険者としてやっていくにはいいところだと思うんだ」
メルトの目を見て言った。メルトの目には困惑の色が浮かぶ。
「パーティーの拠点としてもいいと思うしね。どうかな? 家を見に行こうかと思うんだけど……」
じっと見て返事に期待をする。いいと言ってほしい。
「良いかもな……その家には風呂があるといいな」
お風呂! お風呂がついている物件なんて借りられないぞ。
「お風呂付は多分ないよ。あー新築かな。うん。建てよう。お風呂は外せないものね」
「え、そんな無理はしないで良いぞ。俺もそんなに貯金はないし……」
「いや、この際、趣味に走った家にすればいいんだ。俺も工房を作って魔道具作ればいいし。なんとかなる。ちなみに俺は貯金はいっぱいあるからね! 心配しないで。メイルの甲斐性見せるから!」
ぐっと拳を握り込む。今使わないでどうする。700年分の貯金だ。家の一つや二つ、即金で買える!
興奮する俺の背中をメルトがポンポンと叩く。
「どっちにしろ、着替えるか。裸じゃ部屋から出られないしな」
「あ!」
メルトは冷静だった。俺は離れると、メルトの着替えを堪能した。ごく一般的な麻のシャツ、綿のズボンとブーツ。麻のシャツは薄手で、メルトの体型に良く映えた。
食堂で遅めの朝食をとって出た。家を買うなら商業ギルドだ。
メルトは剣帯を身に着けてマントを羽織っている。
かっこいい。メルトは姿勢がいいから佇まいが騎士のそれだ。
「なあ、ヒュー急ぎのクエストじゃないのか? 大丈夫か?」
「時間短縮の方法はあるからね。デッザから普通に王都までって1週間以上かかるんだし、一日二日の誤差は向こうも気にしないでしょ」
メルトが困惑の表情で頷く。
転移でいけば一瞬だから!
そこではっと気づいた。俺のこの外見で、家を買うと言って商業ギルドは信用するのか? いや、門前払いで終わるだろう。
俺は裏道の人気がないところで、通りを行く人々の目から隠れるところに引っ込んだ。メルトに更に壁になってもらうと、大人の姿になって、服も変えた。
アイテムボックスによる早着替え。着替えは白と青を基調にした、貴族風のスリーピースに似た上下。上着には刺繍がしてあってロングブーツと剣帯もつけた。
長袖で暑いので、ローブはなしだ。
目を丸くしているメルトにキスをして、手を引いて歩き出した。
「ヒュー、俺、もう少し良い服買った方がいいか? ……と言っても、どんな服がいいかっていうのはわからないが……」
「ん? メルトはどんな服でも似合ってるから……あ、でもそのラーン王国の正騎士の正装って見たかったなあ……白銀の鎧とかメルト超似合いそう」
「そうだな。アルデリアの王都に行ったら、普段着を買いたいから連れて行ってくれると嬉しい。王都なら、武器や防具もいいのがあるんだろう? そういうところも連れて行ってほしい」
「鍛冶の工房に知り合いがいるんだ。いい腕をしているからそこでメルトの装備を新調しようか。普段着も確か、昔懇意にしていた服飾工房があったからそこに行ってみよう。それに、王都はいろいろお店があるから楽しいと思うよ? いろんなところ行こう」
あれ? アルデリアの王都でデート? いいかもしれない。
ああ、メルトの顔が嬉しそうだ。可愛い。
「ああ。俺はアルデリアの王都は初めてだから、ヒューに任せる。なんだか楽しみになってきた」
繋いでいる手にぎゅっと力が込められて、嬉しくなる。
「ああ、俺も依頼は憂鬱だったけど、王都でデートができるなら許せるな」
ほんとだよ。ミハーラに少しだけ感謝した。
「あ、ここ、ここだ。商業ギルド」
少しお金がかかっている装飾が施された扉を開けると銀行のような長椅子が置かれた空間があった。いや、市役所の待合に近いだろうか。
一番手前の少し張り出したカウンターにいる総合受付のギルド員に声をかけた。
探している物件の条件を言って、木札をもらった。
ほぼ前世の銀行か、役所だな。
軽口を言い合って、待合の長椅子に座って順番を待った。
待っている人間は商人が多いような気がした。
「そういえばヒュー、剣も使えたんだな?」
「ん? ああ、子供の頃にね。ほら前に言ったじゃない? 剣聖がいるって。その人がずっとしご……じゃなくて鍛えてくれて、免許皆伝をくれたんだよ。俺魔法が学びたかったからよく逃げてて、逃げると倍扱かれ…じゃなくて鍛えられて、いやいやだったんだけど、いつの間にか上達してたよ。じゃないと死……じゃなくて身の危険があ……じゃなくて……まあ、回復魔法と治癒魔法が使えてよかったなとは思ったよ!」
地獄だった。いまだに思い出すと体が震える。あの頃はほんとに子供だったから、大人と同じリーチがないのに師匠に忖度は一切なしだったからな。師匠は頭がおかしい。ダッドも笑ってみてるだけだったから、あの当時は憎んだぞ。
「そうか。免許皆伝なんだ。剣聖に鍛えられて。そうか。ふふふ。ヒュー……」
「え、どうしたの? メルト、目が怖いよ」
メルトの呟きに背筋に悪寒が走る。
がしっと肩を掴まれてメルトの顔が近づく。
「さすがにこんなところでキスは……してもいいけど、いいの?」
まさかな~と思いつつ言ってみたら肩に指が食い込んだ。冗談です!!
「痛い、冗談だって……」
「ヒューにお願いがあるんだ。その剣、教えてくれないか?」
やっぱり。剣はなー。あんまり得意じゃないんだけど。
「あー剣かー……うーん。ブランクが結構あるんだけど……それでもいいなら、手合わせくらいは……」
メルトの顔が満足そうな笑顔になった。
「楽しみにしているな。夕方早速やろう。帰りに冒険者ギルドに行こうな?」
「早く行ってくれって言われてるからさすがにそこは……どこかの空き地とかで……」
「約束だからな?」
ここで頷かないと、ダメな気がしたから精いっぱい頷いた。メルトの手が肩から離れて圧が消えた。
その時ちょうど、俺の持つ木札の番号が呼ばれた。
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