子宮筋腫と診断されまして。《12/23 完結》

アーエル

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49.

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吐き出された検査ルートに従い、2階の採血点滴検査受付へ。
診察券を機械に飲み込ませると、しばらく考えてから番号表と検尿カップがでてきて診察券を吐き出してきた。
……やっぱり検尿あるじゃん。
っていうか、朝食食べてきてるんだけどね。

検尿を済ませて採血点滴検査室へ。
前回の腕がいい女の子はおらず、男女一人ずつ。
私が当たったのは若い男性。

正直、手順が悪い。
患者を呼んでから手袋を装着。
手袋を装着しながら名前の確認。
その際、手袋の一部が爪で破れたけど……気にしないでそのまま採血の作業に入った。
その左手の腹と親指と人差し指の付け根にできたやぶれ。
私が気付いていないって思ってた?
まあ、感染するのはキミだから。

次に、二つある採血台が決められない。
高さと固さが違うもの。
結局、『高さがあっていない』採血台を選んで始めた。
「こちらに変えますね」でいいじゃん。
まさか、その程度のことも言えないくらい高いプライドでもあるの?
学校では成績優秀だった?
そんなプライド、現場では命とりだよ。
そして私はいつもと同じ左腕を出した。

「いつもコッチの腕ですか?」
「そうですね。前回、ここの若い女の子も、いつも通院している病院でも左腕コッチで簡単に採血してますね」

……あ、プライドを傷つけたみたい。
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