自由に語ろう！「みりおた」集まれ！

①最強戦闘機はなんだ？「気になる機体があったら深掘りしよう！」

かもめの新兵です。「紫電改３４３」はお好きですか？

かもめの新兵でーす！
赤井先生来てたんですねー！
みっちり「五式愛」を語ってますねー！
以前、「みりおた」で赤井先生の意見を聞くまで、私は陸軍戦闘機の事をあまり知りませんでした。
細かい話まで聞かせてもらって、「飛燕」のイメージが凄く変わったことを思い出しました。
毎回勉強になります。

今日は、人気の「紫電改」について書かせてもらいます。
「紫電改」は「改」とついてることからわかるように川西航空機の「紫電」ベースの戦闘機ですね。
昭和20年3月の松山343空の活躍で、終戦間近の最後の勝ち戦として、紫電改が好きな人は多いのではないでしょうか？

乱暴に言うと、元は水上戦闘機の「強風」で、フロートを外し、陸上機にしたもの「紫電11型」。
水上機由来の中翼機だったがゆえに、脚部の長さが災いして、着陸時の事故が多かったことや、米軍のF６Fにシルエットが似ているため「味方撃ち」によく遭ったなんてエピソードもあり、「紫電」のイメージは今一つの方が多いかもしれませんね。
ただ、上昇能力は、紫電改より良く、最高硬度は1000メートル高かったというのは、赤井先生お気に入りの「戦空の魂」の第1話のエピソード！

中翼機を通常の下翼機にして全くフォルムが変わっても「新型型式」をもらわず、「紫電21型」を「紫電改」とほぼ全軍で認められていたことは有名ですね(笑)！
戦闘機を知らない人からは、「育毛剤」扱い！
おーい、それは違いますよー！

紫電改は、性能は零戦と比べると2000馬力エンジンの「誉」のおかげできちんと動けば、F6Fと対等以上に戦える機体です。
まあ、紫電改はエリートパイロットしか乗れなかったって言うのもあるんでしょうけど、キルレシオは大戦末期の日本の戦闘機の中ではかなり高いです。（スコアは諸説あるので割愛します。）

まあ、デストロイヤー「菅野直」を筆頭に、杉田庄一等々、ラバウルの生き残りや全国から集められたメンバーの343空は凄かったんだと思います。
局地戦闘機なので航続距離の短さは仕方ないのですが、20ミリ機銃4丁の重武装は、ベテランパイロットの腕と合わせて大活躍しました。
まあ、紫電改の一番の特徴とされる「自動空戦フラップ」は巴戦などの低速戦闘でF6Fにi対して優位な機能でしたね。
以前、赤井先生に解説してもらうまで仕組みが良くわかってなかったのですが、速度を図る「ピトー管」と同じ仕組みで、通電性のある「水銀」が「速度」と「G」で管内の水位が変わることで自動的にフラップの角度が決まるという機能ですね！

手動フラップと違って、経験の少ない航空兵でも使用できることと、多数の敵を相手にしていて操縦桿とトリガーに集中しているときも機体が最善のフラップ角を維持することで敵に集中できるメリットがありました。
川西航空機を取り上げた城山三郎氏の「零からの栄光」という企業小説があります。
「二式大艇」、「紫電改」を作った会社は戦後「新明和工業」と名前を変え、立体駐車場やゴミ回収車といった特殊車両、戦後すぐは二輪車を作りながら、自衛隊の「US２」を作るまでのドキュメンタリー小説です。
面白いので読んでみてください！
関大尉と中津留中尉を取り上げた「指揮官たちの特攻」と合わせて、城山作郎さんを読むのも面白いと思います。

今は、紫電改と言えば、たぬ吉さんが書いてた「ガンパパ島の零戦少女」の須本壮一さんの「紫電改３４３」のコミックなんですが、2月末で講談社の「イブニング」が廃刊（休刊？）して、連載途中の「紫電改343」も止まっちゃったんですよね！

そこで作家が最終話まで書きあげるためにクラウドファンディングを立ち上げ、何とか目標額を達成し、最後まで書きあげられることになったと発表がありました。

ただ、講談社が発刊しないなら、そうなるんでしょうかねぇ？
電子書籍ででも出してくれたらいいんですけど、寄付した人に対しての同人誌配布だとみんなに読んでもらえないですよね。
ちょっと注目です！

「ヤングキング（だったかな？）」で連載してた「ドリフターズ」も「未完」で終わっちゃってますよね！
「菅野直」が出てくる作品は、本人も「最後がわからない」終わり方だったからなのか、発刊物も終わらない？
いやー、それは、「菅野直」ファンとしては嫌ですねー！
ちなみに「ドリフターズ」でも表紙を飾っていますよ！

史実に近い戦記マンガはたくさんありますが、「紫電改343」は絵もきれいですし、メカの描写もばっちりです。
「永遠の０」や「GATO」に「夢幻の戦艦大和」等、好きな漫画がたくさんある作家さんなので最後まで頑張ってほしいです！

あれ？紫電改の話から、マンガの話になっちゃいましたね！
すみません！(m´・ω・｀)m ｺﾞﾒﾝ…
飛行機については、また機会があれば書かせてもらいまーす！


最後に、「紫電改343」のかっこいい広告で締めましょう！