193 / 206
第四章フェレスト王国ドワーフ編
192ヴェルVSファイパ
ヴェルサイド。
「兄弟、いつぶりやこうやって本気で喧嘩す?のは」
「さぁ~なわしが国王になってからないか」
わしと兄弟はお互いに久しぶりの喧嘩で盛り上りながら武器を構える。
「そうか…………腕は落ちてへんやろな」
「国王をなめんなや毎日鍛えとる。お前こそ鍛冶ばかりして鈍ってるんじゃないやろうな」
「お前よりも俺は強い……そろそろ始めようか」
「なら行くで!」
「来いや!!」
ダッ!!
「鋼、ダイヤモンド・スラッシュ!」
ヴェルはそのままファイパに向かって大鎌を持って走りだしヴェルは大鎌にダイヤモンドを纏わせファイパに大鎌を振り下ろす。
「鋼、ダイヤモンド・ハンマー!」
ギーーーーン!!! バゴン!!
「ヒヤッハ!!」
「フン!!」
ファイパも大槌にダイヤモンドを纏わせをヴェルに向かって振り下ろしてヴェルの大斧とファイパ大槌がぶつかった。
そしてお互いに武器に纏わせたダイヤモンドが砕けた。
「「おりゃぁぁ!!」」
キーン! ドゴン!! ドン!! キン!!
「中々やるの!」
「お前こそ!」
ヴェルとファイパはお互いに大斧と大槌を上手く使いヴェルはあらゆる方向からの大斧を振り下ろし攻撃するがファイパはそれを受け流し大槌を振り下ろす。
だがそれもまたヴェルも同じでファイパが大槌で振り下ろし攻撃するが受け流しす。
「フン!!」
キーーーーーン!!
「甘いわ!」
ブン!! ギーーン!!
兄弟久しぶりの喧嘩なのに中々やるおる。こんなに楽しいのは久しぶりや!。
わしは大斧を力強く振るうが兄弟も大槌で同時に振るい武器がぶつかる。
「兄弟、わしはお前に文句があるんや」
「なんや言うてみ!」
「ユキメの気持ちを無視した事や!。なんでやユキメの気持ちを無視したんやお前とフブキの間にやっとできた子やろ」
「嗚呼…………確かにそうやな」
兄弟とフブキは結婚してから中々、子に恵まれず悩んでいた。そんな苦悩があって奇跡的に産まれたのがユキメやった。
「わしもユキメが産まれた時はものすっーーーごく嬉しかった。けどなんでユキメの気持ちを聞いてやらんかった!」
「…………兄弟、お前に何がわかる!」
「!!」
「わしやってユキメが産まれてくれて嬉しかった!。でもなユキメは周りと違う身長も高い、わしと同じくらい感情を表にださん!ブースト」
「ヤバ!」
ショイ! ドゴン!!
ファイパは怒りを露になった瞬間大槌に力が更に入りヴェルは直感で危険だと思い大斧を大槌から離して後ろに下がるとファイパは魔法で身体を強化し力を込めたまま大槌で床を叩きつけた。
「ふぅ~危なかったわ」
兄弟、怒りで力が一気に跳ね上がりよった…。
「ユキメには父親として幸せになって欲しかった。そしてユキメを好きになるドワーフの男はガーウ一人しかおらかっただからユキメの夫になるのはガーヴしかおらん!!」
「……兄弟………本気でガーウがユキメを心から愛していると思っているのか」
「なに?」
「お前は鍛冶ばっかりしておるからガーウがどんな男か知らんやろ…………アイツはとんでもない女癖の悪い男やで!」
ドッ!!
「おりやぁぁぁ!!インパクト!」
ヴェルはその場から飛んでファイパの真上からさっきよりも力を腕に込め大斧を振り下ろした。
(流石にあの攻撃を受け止めたら不味い!)
ドッ!! ドガーーーーー!!!!!
「なんや兄弟びびったんか~」
「抜かせ!」
ファイパは直ぐ様その場から離れヴェルの攻撃を避けた。
ヴェルは勢いのまま床に大鎌が当てた瞬間半径一メートルに皹が入りヴェルが魔法で衝撃波を放ったせいで周りの物が破壊された。
「いいか兄弟、ガーヴはな宝石や金を使ってな毎日女遊びばっかしているんやぞ」
「!!」
「そんな…………嘘や!ガーウがそんなことせんやろ!」
「本当や」
ナヤゴ家は代々宝石の装飾品を作っておる家柄で毎日宝石を扱っておるだがそれを良いことに宝石で女を口説き毎晩女遊びをしているのを部下からの報告で聞いておった。
そしてわしもこの目で確認しておる。
ガーヴはナヤゴ家の三男で鍛冶神様から良いスキルを授けて貰ったのと末っ子やから両親から甘やかされおったわ。
「でたらめを言うな兄弟!ガーウは誠実で貴族としてしっかりとしていると言っていたぞ」
「わしが嘘を言わないのは知っておるやろ!!光、光刃!」
ザーーン!
「おっと」
わしは大斧を振るい光の刃を兄弟に飛ばすが兄弟は避け光の刃はそのまま後ろの壁に当たってもうた。
やっぱりこの攻撃でも避けるわな。お互いスキルは戦闘向きじゃないから面倒や。
ヴェルのスキルは【鍛冶の探求】鍛冶の新たな可能性を探し続けたり、追及するスキル。
ファイパは【鍛冶を極めし者】鍛冶を極め最高の武器を作り上げるスキルである。
「ガーヴのわしを騙しておったのか…」
「そうかもな」
「じゃあなんでユキメと結婚の申し出をしたんや」
「それは知らん!」
ガーウがなんでユキメと結婚したかったのかは正直わからんがろくでもない事なのはわかる。
「……それでもわしは………同族で結婚した方がユキメとっても良いと思う」
「兄弟…」
わしらドワーフは昔他種族と結婚する事が厳しかったが今はそうではないだが兄弟は昔の考えを貫いておる。
「ユキメを真剣に愛せるのはムゲンやとわしは思っちょる…………お前だってわからないわけないやろ」
「…………だが」
「あぁぁぁ!!もう話しても平行線や!この喧嘩!わしが勝ったら言うこときて貰うぞ兄弟!!」
「望むところや!!」
ヴェルはファイパと話してもお互い平行線になりイライラしたのか喧嘩して勝った方が言うことを聞くことに話をまとめファイパも了承した。
「うぉりや!!」
「はあぁぁ!!」
ギーーーーン!!!
「「!!」」
わしは兄弟に向かって走りると兄弟も同じようにわしに向かって走りお互いに武器をぶつかる。
「「うぉぉぉ!!」」
ドドドドドド!!
ヴェルとファイパは先程よりも激しい戦闘となりお互いに譲らずにいる。
ドッ!!
「うぅ……おりゃぁぁ!!」
ザン!
「グハ…………うぉぉぉ!!」」
ヴェルはファイパはお互いに斬り傷や打撲を受けるが引く気は一切なく攻撃を続ける。
ドガ!! ザッ!!
「兄弟!!そろそろ終わらせるとしようや!!」
「そうやな!!」
ゾッ!!!
ヴェルとファイパは武器がぶつかった後離れ、ヴェルが喧嘩を終わらせようとしファイパもそれに賛成しお互いに魔力を武器を込め始めた。
兄弟………幼い頃から一緒にいてお互いに鍛冶に関するスキル、共に鍛冶師として切磋琢磨したり素材とりに魔物と戦かったり意見が食い違って喧嘩もした。
盃を交わして義兄弟となってドワーフ王国を発展させわしは王にお前は伝説の鍛冶師となった。あれから一度も喧嘩してないがこの喧嘩はわしは負けられん。
「これで終わりや極匠砕き!!」
「山斬り!!」
ギーーーーーーーーーン!!! バコン!!!
ヴェルの大斧とファイパの大槌の強力な一撃が放たれぶつかり数秒した瞬間お互いの武器が壊れてしまった。
よぅ~ここまで耐えたのわしの大斧城に戻ったらまた創り直したる。
「なっ!」
(わしの最高傑作の大槌が壊れたやと)
「おりゃぁぁ!!」
「!!」
ドゴン!!
「ぐはぁ!!」
バタン!
ファイパは自分の大槌が壊れた事に驚いた瞬間ヴェルが突っ込んで思いっきり顔面を殴られ倒れた。
「兄弟…………わしの勝ちや!」
続く。
あなたにおすすめの小説
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
狙って追放された創聖魔法使いは異世界を謳歌する
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーから追放される~異世界転生前の記憶が戻ったのにこのままいいように使われてたまるか!
【第15回ファンタジー小説大賞の爽快バトル賞を受賞しました】
ここは異世界エールドラド。その中の国家の1つ⋯⋯グランドダイン帝国の首都シュバルツバイン。
主人公リックはグランドダイン帝国子爵家の次男であり、回復、支援を主とする補助魔法の使い手で勇者パーティーの一員だった。
そんな中グランドダイン帝国の第二皇子で勇者のハインツに公衆の面前で宣言される。
「リック⋯⋯お前は勇者パーティーから追放する」
その言葉にリックは絶望し地面に膝を着く。
「もう2度と俺達の前に現れるな」
そう言って勇者パーティーはリックの前から去っていった。
それを見ていた周囲の人達もリックに声をかけるわけでもなく、1人2人と消えていく。
そしてこの場に誰もいなくなった時リックは⋯⋯笑っていた。
「記憶が戻った今、あんなワガママ皇子には従っていられない。俺はこれからこの異世界を謳歌するぞ」
そう⋯⋯リックは以前生きていた前世の記憶があり、女神の力で異世界転生した者だった。
これは狙って勇者パーティーから追放され、前世の記憶と女神から貰った力を使って無双するリックのドタバタハーレム物語である。
*他サイトにも掲載しています。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
チートスキルより女神様に告白したら、僕のステータスは最弱Fランクだけど、女神様の無限の祝福で最強になりました
Gaku
ファンタジー
平凡なフリーター、佐藤悠樹。その人生は、ソシャゲのガチャに夢中になった末の、あまりにも情けない感電死で幕を閉じた。……はずだった! 死後の世界で彼を待っていたのは、絶世の美女、女神ソフィア。「どんなチート能力でも与えましょう」という甘い誘惑に、彼が願ったのは、たった一つ。「貴方と一緒に、旅がしたい!」。これは、最強の能力の代わりに、女神様本人をパートナーに選んだ男の、前代未聞の異世界冒険譚である!
主人公ユウキに、剣や魔法の才能はない。ステータスは、どこをどう見ても一般人以下。だが、彼には、誰にも負けない最強の力があった。それは、女神ソフィアが側にいるだけで、あらゆる奇跡が彼の味方をする『女神の祝福』という名の究極チート! 彼の原動力はただ一つ、ソフィアへの一途すぎる愛。そんな彼の真っ直ぐな想いに、最初は呆れ、戸惑っていたソフィアも、次第に心を動かされていく。完璧で、常に品行方正だった女神が、初めて見せるヤキモチ、戸惑い、そして恋する乙女の顔。二人の甘く、もどかしい関係性の変化から、目が離せない!
旅の仲間になるのは、いずれも大陸屈指の実力者、そして、揃いも揃って絶世の美女たち。しかし、彼女たちは全員、致命的な欠点を抱えていた! 方向音痴すぎて地図が読めない女剣士、肝心なところで必ず魔法が暴発する天才魔導士、女神への信仰が熱心すぎて根本的にズレているクルセイダー、優しすぎてアンデッドをパワーアップさせてしまう神官僧侶……。凄腕なのに、全員がどこかポンコツ! 彼女たちが集まれば、簡単なスライム退治も、国を揺るがす大騒動へと発展する。息つく暇もないドタバタ劇が、あなたを爆笑の渦に巻き込む!
基本は腹を抱えて笑えるコメディだが、物語は時に、世界の運命を賭けた、手に汗握るシリアスな戦いへと突入する。絶体絶命の状況の中、試されるのは仲間たちとの絆。そして、主人公が示すのは、愛する人を、仲間を守りたいという想いこそが、どんなチート能力にも勝る「最強の力」であるという、熱い魂の輝きだ。笑いと涙、その緩急が、物語をさらに深く、感動的に彩っていく。
王道の異世界転生、ハーレム、そして最高のドタバタコメディが、ここにある。最強の力は、一途な愛! 個性豊かすぎる仲間たちと共に、あなたも、最高に賑やかで、心温まる異世界を旅してみませんか? 笑って、泣けて、最後には必ず幸せな気持ちになれることを、お約束します。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
クラスまるごと異世界転移
八神
ファンタジー
二年生に進級してもうすぐ5月になろうとしていたある日。
ソレは突然訪れた。
『君たちに力を授けよう。その力で世界を救うのだ』
そんな自分勝手な事を言うと自称『神』は俺を含めたクラス全員を異世界へと放り込んだ。
…そして俺たちが神に与えられた力とやらは『固有スキル』なるものだった。
どうやらその能力については本人以外には分からないようになっているらしい。
…大した情報を与えられてもいないのに世界を救えと言われても…
そんな突然異世界へと送られた高校生達の物語。
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。