異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai

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第二章シャーカ王国

47世界の常識

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俺達は出口の扉に入った次の瞬間俺達はのどかな広い草原と小さな家がある場所に立っていた。

「ようやく迷宮から出れたんだな……」

「………のどかですね今の世界は」

「この家は!」

「どうしたのキュン?」

「ここは無限様達が本来最初に来る予定でした場所です」

成る程ここが俺達が最初に来る所だった場所か………。

「この家には何があるんだ?」

「旅の資金とこの世界の常識が書かれた本が置いてあります」

「だとしたら読んでおいて損はありませんよ無限様、蒼花様」

「そうだな」

「うん」

「では、一旦中に入りましょ」

無限達は家の中に入ると中にはテーブルとその上に袋と本が一冊だけ置いてあった。

「本と袋?」

「はい、この袋にはこの世界の通貨で金貨20枚、銀貨50枚、銅貨50枚あります」

「成る程でこれがこの世界の常識が書かれ本か…蒼花、先に読んでいいぞ」

俺はテーブルにある本を手に取りそれを蒼花に渡した。

「えっ、いいの?」

「俺は蒼花達が国王と話している時に一人でこの世界について調べてたからなだからある程度常識は知っているから問題ない」

「ありがとう」

蒼花は椅子に座って本を読み始めた。

「私がいた時よりも世界は大きく変わりましたね」

「ゾディアわかっているかもしれないが俺達の旅には必ずあいつらが接触する可能性があるからな」

「無限様を処刑しょうとした勇者達ですよね」

「嗚呼」

ゾディアには一日前に俺達が異世界から召喚され追放処刑さそうになったと教えていた。何故追放処刑されたか経緯を説明すると静かに怒っていた。

一日前

「以上が俺達がここに来た経緯だ」

「成る程、ここに来た経緯はわかりました………ご命令があれば眷属を使いその国を数時間で滅ぼして見せましょう」

「いや、しなくていい面倒だからな」

「そうですか…………ならばもしそのもの達が現れ無限様達に敵意があるならば……私が相手いたしましょう」

ゾディアは笑顔で言いながら殺気を放っていた。

「…………あいつら可哀想にな」

現在

「無限、読み終わったよ」

「そうかどうだったこの世界の常識は」

「…………ちょっと複雑かな」

「まぁ、元いた世界よりかは複雑だしそれに……奴隷や人を殺しても余り罪には問われない所だな」

この世界には奴隷制度があり基本的には借金を返せなかった者が金を返す為に奴隷になるのが面だが無理やり奴隷にさせられ売られてしまい命を落としてしまうのがこの世界では常識。

そして殺人、これは盗賊や犯罪者を捕まえる又は討伐の部類にはいり殺しても逆に報償金が貰えたりする。

「………俺達は基本的人を殺さない。元いた世界の常識で旅をする」

「無限ならそう言うと思った」

「そうですね」

「かしこまりました」

因みに星の迷宮で出てきた奴らは全部ゾディアが作った魔物であり人ではない為無限と蒼花は人を殺してはいない事になる。

「通貨についてキュン説明頼む」

俺はキュンにこの世界の通過について教えていた貰うよう頼んだ。

「はい、まずは一番低い順に銅貨、銀貨、金貨、白金貨になります。それぞれ十枚で一つ上の貨幣に交換できます」

「元の世界で例えるなら銅貨が百円、銀貨が千円、金貨が一万、白金貨が十万くらいか?」

「その考えはあっています」

「白金貨よりも上てあるの?」

「ありますよ蒼花様。私の迷宮の宝物庫に聖貨と言うものがあります」

「どうゆうものだ?」

「はい、聖貨は私のいた時代に作られた貨幣で価値は時価になります」

「財宝の類いだな」

「因みに聖貨は十枚持ってきています」

「・・・まぁ、金の心配要らないなじゃあそろそろ行こうか」

「うん」

「わかりました」

「御意に」

無限達はそれぞれアイテムボックスに貨幣を入れてから家を出て旅が始まった。

「しかし本当に平和だな」

「魔王が出たから戦いばかりだと思った」

「今のところ戦いはないようですよ」

「争いとはどの時代でもありますからね」

無限達は色々と話しながら歩いていた。

「キュン、この近くに町とかあるのか?」

「はい、ここから数キロ先にシャーカと言う国があります」

「シャーカ……確かエリーレ王国近くの国だったよな」

「四つの王国の次に大きな国」

「楽しみですね」

「国についたら冒険者ギルドに行って冒険者登録するぞ旅には必要になるかもしれないからな」

この世界には漫画やアニメに出てくるような冒険者ギルドが存在する。様々な依頼を受けてお金を貰う所でギルドカードは身分証にもなるとこの世界に来た時本で確認した。

そんな話をしていると。

「「「「キャァァァ!!」」」」

「「「「!!」」」」

突如として多くの悲鳴が聞こえた。

「なんだ!?」

「悲鳴!?」

「この先ですね!」

「気配からして魔物ですかね」

「助けに行くぞ」

「うん!」

「はい!」

「かしこまりました」

無限達は急いで悲鳴がした方へ向かった。

「「「ガゥゥゥ!」」」

「た!助けてくれ!!」

「なんでこんな所に魔物が!」

「いやぁぁぁ!」

「くそ護衛はどうした!」

「逃げたぞ」

「誰か!」

森の中では馬車の周りに多くの狼や猿等が人々を襲っていた。

「ギィィィ!!」

「この子だけは!」

「ママ!」

「誰か!助けて下さい!」

一匹の猿の魔物が親子を襲おうと剣を振りかざした。親子の母親は我が子を守ろうと身を盾にした。

「火、炎天業火!」

ザン! ボォォォ!! 

「えっ!?」

猿は親子の目の前で燃えた。

「スイア行くよ」

「任せなさい!」

「「水、アクア・ランサー」」

ザバァン!!

「なんだ一体!」

「風、風刃!」

ザン!

「双魚拳銃」

ダンダンダンダンダン

人々の前に現れたのは無限達であった。無限は剣から炎が溢れその炎を魔物に喰らわせ、蒼花は水の精霊帝王スイアと共に水の大槍を魔物に放ち、キュンは風の刃で魔物を斬り、ゾディアは両手拳銃で魔物の頭を撃った。

「何とか間に合ったな」

「魔猿に魔狼ですね」

「この魔物は弱いですが集団で行動しますからね」

「全員無事みたい」

「あの!貴殿方は!」

親子の母親は無限達に何者か問った。

「ただの旅人だ」

「「ギギギ!!」」

「「「ガゥゥゥ!」」」

ヒュゥゥゥ ザンザンザン

「風、清風林」

魔物達は無限に向かって襲いかかったがいつの間にか無限は魔物の後ろにおり次の瞬間魔物達は全身が斬られていた。

「蒼花!いくわよ!」

「うん」

「「「ギァァァ!!」」」

「「水、精霊水帝激浪」」

ドバァァァ!!

蒼花とスイアは魔物達に向かって激しい波を打ち付けた。

「「「ガゥゥゥ!!」」」」

カチ

「終わりです。氷、双魚氷天」

ドドドド カキーーン

ゾディアは銃を魔物達に向け双魚の氷の弾丸を飛ばしそれに当たった魔物は凍りついた。

「光、シャイニング・アロー」

ザザザザ!

キュンは光の矢を魔物達に放ち百発百中魔物の急所に当て倒した。

「これで全部だな」

「そうみたいだね」

「流石に数が多かったですね」

「ですが問題ありませんでしたね」

「まぁ、怪我人がいないか確認するぞいたら治療するぞ」

無限達は馬車にいた人々の治療を始めようとした。

その頃シャーカ王国の近くの橋では一人の武士の格好をした女が立っていた。

「ん?この気配………どうやら私より強い者がやって来たか戦うのが楽しみだ!」

続く
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