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第二章シャーカ王国
99五天魔将とは
「ラテス来たぞ」
「ムゲンさんお待ちしておりました」
パーティーの次の日俺はシャーカ王城にやって来た。
理由はスポフ達から魔王の情報を得ようとしたがなかなか口を割らずそこで俺の力を貸してほしいと朝、騎士の一人が俺達の宿に伝えに来たので直ぐ来た。
「それで奴らは」
「地下牢にいます」
「行くか」
俺はラテスの案内で地下牢に向かった。
「そう言えばラテスあの後勇者達はどうなったスキルでわかるか?」
「わかりますよ。勇者の皆様は朝何もせずに帰られました」
「ほ~」
あの織田がなにもしないで帰るとはな…………いや今は勝てないと踏んで力をつけてから再戦するつもりだな。
「帰る時に父上が書状を渡しましたので教会の件はなんとかなります」
「それならよかった」
「ですがムゲンさんに相当な恨みを全員抱いていました」
「だろうな……まぁ、なんとかなる」
そんな話をしていると地下牢の扉の前に来ていた。
「こちらです」
ギィーーー
俺は地下牢に入ると中に入り奥に進むと厳重な魔法結界が張られた檻にたどり着いた。
「あら?。ムゲンちゃんじゃない」
「よぉ~スポフ、リョウ、ロック久しぶりだな」
檻の中では両手に手錠をしているスポフ達がいた。
「一体何しに来たのかしら?」
「お前達に聞きたいことがあってな…………魔王と五天魔将そして魔族について教えろ」
「それはちょっとね~」
「話すことなど無い」
「そうそう、僕達は何も話さないよ~だ」
「そうか…………闇、拷獄滅」
ジャリン!!
「なっ!」
「これは!」
「マジかよ」
スポフ達の俺の中に突如拷問器具が現れた。
手っ取り早く情報を吐かせるにはこれが一番だからな。
「さて、耐えられるかな」
その瞬間スポフ達の拷問が始まった。
「「「ぎぁぁぁぁぁ!!!」」」
数分後。
「話す話すからもう…………止めて」
「もう…………やだ…………」
「………ぐぅ…」
「ムゲンさんやりすぎでは」
「…………」
スポフ達は正座にその上から重石を乗せている状態にいた。
いや、まさか正座させてその上から石を乗せただけではギブとはな見掛けだおしで拷問武器具を出したが意味なかった。
俺は魔法を解除してスポフ達と話すことにした。
「さて、色々と話して貰おうかな」
「それで最初は何から知りたいのよ」
「まずは五天魔将についてだ」
「わかったわ」
スポフは五天魔将について語り始めた。
「まず五天魔将は魔王様に支える五人の最高幹部でそれぞれ自分の軍を率いているわ」
「ソイツらの名前と軍の情報を教えろ」
「いいわよ、この世で一番美しい女性の美天様。
最も狂った研究者の狂天様。
最強の力と強靭な肉体を持つ豪天様。
あらゆる知識を持つ博天様。
そして五天魔将最強にして武を極めし者、武天様よ」
「成る程じゃあ軍について話せ」
「美天様の軍は美を極めし者達で構成されている軍。
狂天様の軍は狂った者達と研究者達がいる軍。
豪天様の軍は強靭な強さ持っている者達がいる軍。
博天様の軍はあらゆる知識を持つ者達がいる軍。
武天様の軍は全員が武を極め更なる高みを目指す者達がいる軍。
これが幹部達の軍ね残りは普通の軍ね」
「成る程なで、お前達はどいつにしたがっていた」
「私は美天様に支えていたわ」
「僕は狂天様」
「…………豪天様」
「成る程な」
つまり五天魔将の軍はSランク冒険者くらいの強さを持っているて事になるな。
「次に魔王について教えろ」
「それは…………答える事ができないわ」
「はぁ?」
俺の質問にスポフは無理だと言った。
「魔王様に会えるのは五天魔将様達のみ私達は絶対に会えないわ」
「そうかじゃあ俺達の知りたい事はわかった事だし帰るわ」
「少しいいかしらムゲンちゃん」
「なんだ?」
俺は帰ろとするとスポフに呼び止められた。
「どうして私達を殺さないの貴方達の力なら簡単に殺せたでしょ」
「別に殺す理由がない」
「はぁ!?お前舐めてるのか僕達はお前達人間と争ってんだぞ」
「それで?」
「我々はお前達に負けた死ぬのが道理だ」
「お前らさぁ~バカなの?」
「「「はぁ!?」」」
俺はコイツらに呆れながら答えた。
「確かにあらゆる種族と魔族が争っているわけだが、負けたから死んでもいい死ぬのが道理…………命をなんだと思ってるだ」
「ムゲンさん」
「お前達は命を軽く見ている。お前達が死んだら悲しむ者がいる。泣いてくれる者もいる。その者達の事を考えろ…………お前達だって自分の仲間が死んだら悲しいだろ」
「それは…………」
「「…………」」
「お前達は多くの人達を殺した…その罪を一生かけて償えじゃあな」
俺とラテスはその場を後にした。
「…………ラテス」
「はい」
「早急に騎士団と近衛兵と魔術師達を鍛える必要があるぞ」
「それは勿論心得ています」
「そうか…………あいつらはどうなる」
「奴隷となり鉱山で働くことになります」
「…ラテスあいつらの事憎いか」
「…………憎いと言えば憎いですが私もムゲンさんと同じ考えです」
「…………お前やっぱりいい王になるぞ」
「えっ!?本当ですか?」
「嗚呼」
「無限様」
俺とラテスはそのままに話しながら歩いているとゾディアが急に現れた。
「ゾディアどうした?」
「ゾディアさん、こんにちは」
「こんにちはラテスさん。無限様、冒険者ギルド長ヤクザさんが冒険者ギルドに来るようにと連絡がありました」
「ヤクザさんが何のようだ?」
「わかりませんが向かった方よろしいかと蒼花様とキュン様は既に向かわれました」
「了解、ラテスじゃあな」
「はい!今日はありがとうございます」
「行くぞ」
「はい!」
俺とゾディアは外に出て重力操作で空を飛び冒険者ギルドに向かった。
「そう言えばゾディア」
「なんでしょう」
「お前上位悪魔から色々情報を聞きだしたそうだがお前の知りたかった情報はあったか?」
俺はゾディアに聞いてみるとゾディアは普通に答えてくれた。
「はい、まず私に束縛の鎖で迷宮に封印した者達が今どこにいるかを聞き出しました」
「何処にいるんだソイツら」
「この世とは別な異空間にいるそうです」
「はぁ?」
別な異空間て一体なんでそんな事になっているんだ?。
「どうやら悪魔達は私が封印されて数年後に人間達によって別な異空間に追いやられたそうなんです」
「成る程…………その空間には行けないのか」
「いえ、その異空間に行き方を聞き出しましたので機会があれば行こうかと」
マジか…………てかゾディアどうやってソイツから聞き出したかのか気になるが考えないでおくか。
そんな考えをしていると冒険者ギルドについた。
「よっと!」
「無限待ってたよ」
「お疲れ様です無限様」
「蒼花、キュン待たせたようだな」
俺とゾディアは冒険者ギルドの前に降りると入り口で蒼花とキュンが待っていた。
「よぉ、ムゲン」
「ヤクザさん、一体俺達に何のようなんですか」
「何か緊急事態が起きたのですか」
「いや、緊急事態では無いんだがあいつがムゲンに用があると言ってたから呼んだんだ」
「あいつとは誰ですか」
???「俺だ!」
「「「「!!」」」」
ドコーーーーーン!!
突如上から誰かが降りてきて周りが砂埃が舞った。
「何!?」
「何者」
「誰ですか」
「その声はガロンか」
砂埃が晴れるとそこにいたのはSランク冒険者のガロンだった。
「いや~待ってたぞムゲン」
「何にをしているんだガロン」
「なに、ずっとギルドの屋根で待っていたんだよヤクザ」
ヤクザは突如現れたガロンに怒っていた。
「ガロン、俺に一体何のようだ」
「そうだったなムゲン…………俺と一度戦ってくれねぇか」
「はぁ!?」
続く。
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