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第二章シャーカ王国
104次の場所へ
しおりを挟むツバキサイド
スポフ殿から助けてくれたあの時から私はムゲン殿の事が好きになった。
最初出会った時、勝負をして負けてしまいその剣術の凄さに憧れた。
だけどムゲン殿から『お前の剣は軽い』と言われそれからは必死に答えを探した…………でも見つからなかった。
そんな時ダイヤモンドスネークが森に現れたと聞き討伐に向かった。だけどやられてしまい殺されそうになった時にもアオカと一緒に助けてもらい更には目の前でダイヤモンドスネークを倒した。
ある日、国の人からたまにムゲン殿の事が話題になってた。
誰もやりたがらない、報酬が少ない依頼でも受けて人々の悩みなど聞いて解決してたそうだ。
それからアオカとキュン殿に相談して自分に何が足りないか考えた。
そしてあの日、悪魔達とスポフ殿が襲ってきた。
戦いでムゲン殿が言った事がわかりムゲン殿は私に足りないものを自分で見つけ出して欲しかったと理解し守りたいものを守るために戦った。
でも私はスポフ殿に負けてしまい殺されそうになった時にムゲン殿は助けてくれた。
スポフ殿を倒したムゲン殿はスポフ殿を殺さず生かすと言った私は何故と聞いたらムゲン殿は
『種族、立場、環境それらが逆だったらこいつと同じだったかもしれない、殺してもこいつがしたことが許される訳じゃない、なら生きてその罪を一生背負って償わせる』
その言葉にムゲン殿は慈愛の心を持っていると思った。
私の憧れで優しく心と体が強く何度もピンチから助けてくれた…………私はムゲン殿が好きになった。
二日間前。
「ツバキどうしたの相談があるって」
「珍しいね」
「ツバキちゃんなにかあったのか?」
私はムゲン殿が好きになった事をプラムでアリア、ミワさん、ハナさんに相談した。
「「「ムゲンさんの事が好きになった!」」」
「…………はい///」
「あらあら~ツバキちゃんに春が訪れたのね」
「だけどツバキさん、ムゲンさんにはアオカさんがいますよ」
「わかってます!だから相談しているんです///!」
ツバキは顔を赤くしていた。
「確かにムゲンさんとアオカさんはいいカップルよね」
「冒険者の皆さんは二人の仲の良さを知って見守っていましたよ」
「…………」
「ツバキちゃん何でムゲンさんの事好きになったの?」
「それは…」
私は何故ムゲン殿を好きになったかを全て話した。
「成る程…」
「それは確かに好きになるわよね」
「わかります」
「でも、ムゲン殿にはアオカがいるから断られるかも知れないし」
「…………ツバキはどうしたい?」
「私は………ついて行きたい!」
私はムゲン殿達ついて行きたい好きな人と旅を一緒にしたい。
「いいんじゃない~」
「えっ!?」
「ハナさん」
ツバキが無限達についていくことにハナは賛成していた。
「好きな人といたいのは私もわかるわそれに恋する乙女は止められないわ」
「ハナ殿…………」
「……そうですねなに言っても止まらないよね」
「ツバキ、いつでも教会に来てね。貴方の行いは神も見守っているでしょうから」
「はい!」
現在。
「…………ん………あれ…私は」
「あっ目が覚めた」
「アオカ?」
あれ……私は…………そうだムゲン殿と戦って…………気絶したんだ。
「無限様ツバキが目を覚ましましたよ」
「目が覚めたようだな」
「ムゲン殿」
無限サイド。
俺は戦いの後森の修復をゾディアとしていると蒼花からツバキが目覚めたと聞こえたので近づいた。
「気分はどうだ?」
「とてもいいです!」
「そうか」
気絶して寝たら全回復するとはな流石鬼人族といったところか。
「ツバキ」
「はい」
「これから俺と付き合い旅についていく事はあの勇者達や魔族達と戦うことになる危険な旅にもなるがそれでもいいか」
「何度も言いますが!私は貴方の事が好きです///!。どんな危険な旅だろうとアオカとキュン殿、ゾディア殿と一緒にムゲン殿についていきます!」
「ツバキ」
「元気ですね」
「無限様」
ここまで元気に答えるなんて凄いなツバキ……その思いに答えないとな///。
「そうか……ならこれから俺を支えてくれツバキ///」
「こちらこそよろしくお願いします///!」
「よろしくねツバキ///」
「楽しくなりますね」
「歓迎しますよ」
「はい!」
「それとだ俺の事は無限でいい殿とかつけなくて良いぞ」
「私もキュンでいいです」
「ゾディアで構いません」
「いえ、今さら変えるのは無理なので呼び名は変えずにいきます。無限殿、蒼花、キュン殿、ゾディア殿あっ!私は好きに呼んで構いません!」
「わかった」
まぁ~別に変えなくても良いんだが尾田に呼ばれるような感覚になるんだが…………いいか。
「じゃあそろそろ出発するか」
「そうだね」
「えぇ」
「無限様の見心のままに」
「いきましょう!」
シャーカ王国の外壁の上ではヤクザとガロンが無限達の様子を見ていた。
「どうやらツバキは問題なかったな」
「良いじゃねぇか!。好きな奴と一緒に旅をするぐらい」
「そうだがアイツがいなくなる事は冒険者ギルドとしては痛い事なんだよ」
「…………けど許可したじゃねぇか」
「まぁ~あんなに真剣に言われればな」
昨日、ヤクザとガロンはツバキと話していた。
「ムゲン達についていく!?」
「はい!」
「何でムゲン達についていくんだ」
「ムゲン殿の事が好きになったので一緒に旅をしたいそれだけです!」
ツバキは正直について行きたい理由をヤクザに伝えた。
「ムゲンの事が好きになっだと」
「ハハハそれはいいことじゃあねぇか!」
「ガロン殿」
「…………」
(ツバキはスポフ達の戦いの後飛躍的に実力が伸びた今ならAランクいやSランク冒険者と同じくらいの実力になる。そんな冒険者がいなくなるとな…………それにムゲンにはアオカがいるだろ)
「ヤクザ殿、私は好きな人と一緒に旅をしたい勿論、ムゲン殿にはアオカがいるのは知っていますそれも含めて頼み込みます!」
「ヤクザ、ツバキは本気だぜ」
「…………わかった、ツバキ行ってこい」
「ありがとうございます!」
現在。
「まぁ、冒険者は自由に冒険するからなにも言えん」
「フン!素直に寂しいて言えよ!」
「言うか!」
ガロンはヤクザをからかいヤクザはそれにキレていた。
「それよりお前…………背中大丈夫なのか?」
「なんとかな…………無限の一撃あれはマジでヤバイぜ」
ガロンは無限と戦った時背中に受けたダメージの後遺症がまだ残っていた。
「お前にそこまで言わせるとはな…………昔の仲間を思い出したか」
「そうだな~無限は俺の親友と似たような顔をしていた…………アイツはもういないのに産まれ変わったのかと思った」
「だから戦ったのか?」
「嗚呼、けど違った」
「ムゲン達はこれからも強くなるのか」
「嗚呼、今は俺より弱いが無限やその仲間は俺より遥かに強くなる昔の俺や仲間達と同じようにな」
「それは楽しみだ」
「…………」
(なぁ~見ているかあれから十年、お前と似たような奴が現れたぞ…………)
「○○」
ガロンは小さくなにかを言った。
無限サイド。
「あの無限殿」
「なんだ?」
「次は何処に行かれるのですか?」
「フェレスト王国のエルフの森に行く」
俺はツバキの質問に答えた。
「そこにある湖が綺麗なんだって」
「そうなんですか」
「ツバキは行ったこと無いんですか?」
「ありませんシャーカ王国に来てからは殆ど修行してましたから」
「成る程そうでしたか」
「じゃあフェレスト王国に行くぞ!」
無限達はシャーカ王国を去り新たな仲間ツバキ(二人目の彼女)と共にフェレスト王国に向かうのであった。
第二章シャーカ王国編 (完)
第三章へと続く。
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