異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai

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第三章フェレスト王国エルフ編

128東雲の魔の手

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リリナサイド

「今日は特に異常はないですね」

今日、私は一人でエルフ森に入りエルフ狩りをしている者達がいないか確認している。

「ムゲンさん///…………」

昨日からムゲンさんの事を考えると胸がドキドキしてしまう…………けどムゲンさんにはあの二人がいる本当は考えてはダメなのに。

ザッ‼!

「!!」

私は後ろから気配を感じ振り向くとそこにはエルフの戦士達がいた。

「私に何のようですか?」

「「「「…………」」」」

皆さんの様子がいつも違う何があったんですか。

「ごきげんようリリナさん」

「サヤカさん」

リリナはエルフの戦士達の様子がいつもの違うのに違和感を感じていると奥から東雲が優雅に歩きながら現れた。

「不動さん達が来て以来かしら」

「そうですね」

………不味いいつの間にか囲まれている。

「実は貴方に用がありましてね」

「私に一体何のようですか?」

「いえ、対した用事ではございませんただ…………私達と一緒に来て貰えませんか」

「理由を聞いても」

私は囲まれているの気付き直ぐに逃げられるように逃走経路を見いだした。

「私はとあるを創りたくてですねそれには貴方の協力が必要なんですよ」

「私をエルフの国から追い出し貴女が今さら私を必要だと言うんですか!」

「拒否権はありません捕まえてください皆さん」

「「「はい、サヤカ様!!」」」

ドッ!!!!

「やっぱりこうなりますね自然、ウッド・ウォール!!」

リリナは襲いかかってきたエルフの戦士達の前に木の壁を出現させた。

「一先ず逃げる事が優先!」

タッ!タッ!タッ!

「上に行ったぞ!」

「捕まえましょ!」

「いくぞ!」

「あらあら無駄な事を」

リリナは木の壁の側面を使い上に上がり近くの木に移動しサヤカ達から逃げた。

「速くムゲンさん達の元に戻らないと」

ビュン!

「!!!」

ダダダ

「こっちにいたぞ!」

私はエルフの戦士達からの攻撃を避けながらムゲンさん達の元に向かった。

「あの者達の元にはいかせんぞ」

「貴方は!!」

「フン!」

ドゴン!!

「ぐぅ!」

ドガーーーン!

突如として真上から鎧を着たゴツイエルフが現れリリナを殴っり飛ばされた。

「…うぅ…………まさかエルフの戦士長まで出てくるなんて」

咄嗟にガードしたけど普通の威力じゃない。

リリナは咄嗟ガードしながら後ろに下がった為に無傷ですんだ。

「なんだ無傷か」

「カオン隊長サヤカ様はこいつを殺せとは言ってません!」

「できる限りの無傷で捕らえろとのことです」

「わかっている」

数秒するとリリナを追ってきた他のエルフの戦士達がやってきた。

「さぁ、捕まえるぞ」

「痺れ毒、エンチャント」

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

「ぐぅ!」 

「やばぁ!」

「痛ぇ!」

私は隙をついて痺れ毒をエンチャントした矢をエルフの戦士達に放ち全員に当てる。

「あいつ…………」

バタン!

「隊長!……ぐぅ」

「体が動かない」

「毒か」

「痺れ毒をエンチャントした矢です。しばらくは動けません」

これで少しは時間を稼げる。

「くそ…………」

「いたぞ!」

「あそこだ」

ダッ!

私は直ぐ様追手が来ているのを確認してその場を後にした。

サヤカ達サイド。

「報告します!。以前リリナは逃走しております」

「なかなかやりますわね」

「当然かとリリナは何十年も一人でこの森を守ってきた女性ですから」

「エルフ達が手間取るのも無理はありませんわね」

東雲は篠崎の入れた紅茶を飲みながらリリナが捕まらないとエルフ達の報告を聞いていた。

「今リリナさんはどちらにいらっしゃいますか?」

「東方面、自宅の方に向かっているかと」

「彩様、もしかしたら不動達に助けを求める可能性があります」

「それは不味いですね」

(不動さん達は我々よりも強いこのまま合流されてしまっては不味いですね)

「燕…………頼めます?」

「畏まりましたお嬢様」

カチッ シュン!

篠崎はティーポットを置くといつの間にかいなくなっていた。

「さぁ、私の燕から逃げられるのかしら」

リリナサイド。

「はぁ……はぁ…………」

「放て!」

「捕らえろ!」

あれから数分間なかなか自宅には帰れずエルフ達から逃げています。

ビュン!‼ ドッン!! ドドド

「きゃあ!」

エルフ達は私に向かって魔法や矢を次々と放ってきている。

「ちまちまと動きやがって!」

「速く捕まえないとサヤカ様に怒られるぞ」

「くぅ…………」

リリナは少しボロボロになりながもエルフの攻撃を避け木に隠れていた。

流石に数が多いそれに私を家に近づかせないように全員が動いている…………どうすれば………。

ザァァ ザァァ ザァァ

「ん…森がざわめいてる」

シュルルルル

「なんだ?」

「木々達が勝手に動き始めた!」

「きぁぁぁ!!」

「えっ!?」

私は木の影からエルフ達の様子を見てみると突如として森の木々がエルフの戦士達を縛り始めた。

「これは一体」

「くそ!!」

「リリナお前の仕業か!!」

「これならどうだ!」

カキーン

エルフの戦士の一人がリリナにナイフを投げたがリリナに当たる直前で木の枝現れて防がれた。

「なに!」

「まさか……この森が私を守ってるの?」

エルフの戦士達は今の光景をみてエルフの森がリリナを守ってるように見えた。

「今はわからないけど……ありがとう」

私は木々に縛られたエルフの戦士達を無視して自宅の方まで向かった。

「これでなんとかなる」

???「それはどうでしょ」

ゾッ!

「!!」

タッ タッ タッ

私は急に寒気がし立ち止まると目の前にはサヤカさんの執事ツバメさんがいた。

「ツバメさん…………」

「お嬢様のご命令で貴女を捕らえさせて貰いますよ」

「一体サヤカさんは何の目的で私を」

「知る必要はありません」

ヅン! 

「いつの間に!!」

ブン!!

燕は一瞬で消えるといつの間にかリリナの後ろに現れサバイバルナイフを振るうがリリナは直ぐに気づき回避する。

「闇、ダーク・スラッシュ」

「水、アクア・トルネード」

バーーーーーン!!

私は直ぐ弓でアクア・トルネードを放つがツバメさんのダーク・スラッシュで相殺されてしまう。

「互角?」

「毒、麻痺毒」

スッ! プシュ

「えっ…………」

「油断は禁物ですよ」

燕はいつの間にかリリナの後ろに立っていて首に即効性の麻痺毒のついた針を刺すとリリナはその場に倒れた。

「そんな………」

バタン!

一体何が…………起こったの…………体が動かないこれは…………麻痺毒。

「これで任務終了速くお嬢様の所に連れて行かなくては」

「…………まだ私は」

「眠りなさい毒、眠り毒」

リリナはツバメさんから魔法で眠らされ意識を失った。

「さて、行きましょうか」

燕はリリナを抱えて彩の元に向かった。

「……あれは……リリナさんとツバメ様どうして?」

続く。
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