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第一部
41. 自分で *
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結局、もしかしたら全く食べて貰えないかも……というセヴィの心配を他所に、クードはにんじんのクッキーは全部平らげて、甘芋も半分程を腹に収めた。
かぼちゃはやっぱり甘いと言うので、無理しないで下さいと言った事もあってかあまり食べてもらえなかったけれど、それでも数枚、食べてくれた。
「すまないな」
皿に残ったかぼちゃと甘芋のクッキーに申し訳なさそうな顔をしているクードに、セヴィは首を振る。
「思ったよりもずっとたくさん食べて貰えたので、嬉しいです。次からは甘くないやつをたくさん作りますね」
残ったのは明日私たちで食べますしと笑っているセヴィの頬を撫でて、クードはセヴィの手から皿を取り上げるとテーブルの上に戻す。
「俺の事を考えながら、作ってくれたのか?」
「もちろんです。作ってる間だけじゃなくて……本を読んでも、お庭に出てみても……クードさまのこと思い出して……今何しているのかしら、お昼はちゃんと食べたかしら……私の事、少しでも思い出してくれているかしらって……ずっと……」
恥ずかしそうにクードの胸に顔を埋めたセヴィを緩く抱きしめて、クードが自然と緩む頬をそのままにセヴィの耳に唇を寄せると、セヴィの身体がぴくんと震えた。
「っクードさま……耳、だめです……」
「知っている」
耳元で囁かれて耳の縁を甘噛みされて、セヴィは小さく声をあげてクードにもたれ掛かる。
「セヴィ、クッキーの礼をしよう」
「……ぇ?」
ぽやんとしてしまっていたセヴィがその意味を理解する前に、クードの手がセヴィの足を撫で上げてスカートの中へと入ってくる。
「クードさま……もうすぐ、夕ご飯……」
「大丈夫だ、一回だけ──」
ちゅっと胸元にキスをされたと思ったら、ちくりと痛みが走る。
なにが大丈夫なんだろうと思ったその瞬間、スカートの中でクードの指が下着の上をゆっくりと滑った。
「あ……あぁ……っ」
それだけの刺激でも、その先を期待して己の中からじわりと蜜が滲み出るのが分かる。
そしてそれはすぐに下着まで湿らせてしまったようで、クードがふっと笑った。
「俺もずっとセヴィの事を考えていた。今頃は本でも読んでいるだろうか、昼を食べている頃だろうか、庭に出ているだろうか── まさか菓子を作っているなんて、思いつきもしなかったが」
くっと下着の上から指を沈みこませると、セヴィが小さく首を振る。
「クードさま……っ」
「欲しいか?」
また下着の上からゆるゆると撫でられて、セヴィは小さく頷く。
「欲しい、です……クードさま……」
クードの膝の上に横向きで座っていたセヴィは、軽く持ち上げられてクードの足の間に膝で立つように言われる。
セヴィが言われた通りに膝立つと、クードはセヴィの下着を膝まで引き下ろした。
下着を湿らせていた蜜が僅かに糸を引いて、切れる。
「セヴィの匂いがする」
クードはペロリと唇を舐めると、セヴィの頭を引き寄せる。
噛み付くようなキスをされて同時にワンピース越しに胸を捏ねられて、セヴィはそれだけで甘い声をあげてクードの首に回した腕に力を込めた。
「ふっ……ぁ……クードさま……クードさま……はやく……っ」
腰を揺らしているセヴィの足の間に指を滑り込ませると、まだ直にいじっていないというのに既にとろとろと蜜が溢れている。
クードはくちくちと音をさせながら数度指を往復させると、セヴィの中につぷんと指を沈めた。
「あぁ………っ!」
セヴィの口から悦びが零れて、そしてもっと、と強請られる。
「どうした?ヤケに積極的だな」
「ん……だって、寂しかった、から………」
「そうか……だったら、クッキーの礼は夜にたっぷりするとして──今はセヴィにして貰おうか」
「わたし、が……?」
不安そうに瞳を揺らしているセヴィの片腰を緩く掴むと、クードは自身の先端をセヴィの秘裂に擦り付ける。
「んっ」
ぴくんと身体を揺らしたセヴィの耳元で、クードは囁いた。
「そのまま、腰を落としてみろ」
セヴィは言われるまま、ゆっくりと腰を落とす。
「っ……くーどさま、が……っ」
ずぶずぶと自分からクードを飲み込みながら、セヴィはかぼちゃのクッキーよりもずっと甘い吐息を落とした。
半分くらいまではゆっくりと、その先は少しだけ腰を落とす速度を速めて、そうして二人の隙間を一気に埋める。
「んっ……はい、りました……っクードさまが、ぜんぶ……」
はぁっと熱くて甘い吐息と一緒に蕩けそうな瞳を向けられて、クードはセヴィの頭を撫でる。
「良い子だ……もう少し、出来るか?」
「もうすこし……?でも、もう全部……」
「こういう事だ」
クードはセヴィの円やかな臀を少しだけ持ち上げる。
途端ずるっと擦れて小さく声を上げたセヴィに構わず、クードはセヴィの腰をもっと上げさせて、そして今度はぐっと引き下ろす。
「あぁぁっ!」
ずちゅんっと一気に隙間を埋めさせられて、跳ねそうになった腰をそのまま抑え込まれる。
「こうやって、自分で動いてくれ──出来るか?」
かぼちゃはやっぱり甘いと言うので、無理しないで下さいと言った事もあってかあまり食べてもらえなかったけれど、それでも数枚、食べてくれた。
「すまないな」
皿に残ったかぼちゃと甘芋のクッキーに申し訳なさそうな顔をしているクードに、セヴィは首を振る。
「思ったよりもずっとたくさん食べて貰えたので、嬉しいです。次からは甘くないやつをたくさん作りますね」
残ったのは明日私たちで食べますしと笑っているセヴィの頬を撫でて、クードはセヴィの手から皿を取り上げるとテーブルの上に戻す。
「俺の事を考えながら、作ってくれたのか?」
「もちろんです。作ってる間だけじゃなくて……本を読んでも、お庭に出てみても……クードさまのこと思い出して……今何しているのかしら、お昼はちゃんと食べたかしら……私の事、少しでも思い出してくれているかしらって……ずっと……」
恥ずかしそうにクードの胸に顔を埋めたセヴィを緩く抱きしめて、クードが自然と緩む頬をそのままにセヴィの耳に唇を寄せると、セヴィの身体がぴくんと震えた。
「っクードさま……耳、だめです……」
「知っている」
耳元で囁かれて耳の縁を甘噛みされて、セヴィは小さく声をあげてクードにもたれ掛かる。
「セヴィ、クッキーの礼をしよう」
「……ぇ?」
ぽやんとしてしまっていたセヴィがその意味を理解する前に、クードの手がセヴィの足を撫で上げてスカートの中へと入ってくる。
「クードさま……もうすぐ、夕ご飯……」
「大丈夫だ、一回だけ──」
ちゅっと胸元にキスをされたと思ったら、ちくりと痛みが走る。
なにが大丈夫なんだろうと思ったその瞬間、スカートの中でクードの指が下着の上をゆっくりと滑った。
「あ……あぁ……っ」
それだけの刺激でも、その先を期待して己の中からじわりと蜜が滲み出るのが分かる。
そしてそれはすぐに下着まで湿らせてしまったようで、クードがふっと笑った。
「俺もずっとセヴィの事を考えていた。今頃は本でも読んでいるだろうか、昼を食べている頃だろうか、庭に出ているだろうか── まさか菓子を作っているなんて、思いつきもしなかったが」
くっと下着の上から指を沈みこませると、セヴィが小さく首を振る。
「クードさま……っ」
「欲しいか?」
また下着の上からゆるゆると撫でられて、セヴィは小さく頷く。
「欲しい、です……クードさま……」
クードの膝の上に横向きで座っていたセヴィは、軽く持ち上げられてクードの足の間に膝で立つように言われる。
セヴィが言われた通りに膝立つと、クードはセヴィの下着を膝まで引き下ろした。
下着を湿らせていた蜜が僅かに糸を引いて、切れる。
「セヴィの匂いがする」
クードはペロリと唇を舐めると、セヴィの頭を引き寄せる。
噛み付くようなキスをされて同時にワンピース越しに胸を捏ねられて、セヴィはそれだけで甘い声をあげてクードの首に回した腕に力を込めた。
「ふっ……ぁ……クードさま……クードさま……はやく……っ」
腰を揺らしているセヴィの足の間に指を滑り込ませると、まだ直にいじっていないというのに既にとろとろと蜜が溢れている。
クードはくちくちと音をさせながら数度指を往復させると、セヴィの中につぷんと指を沈めた。
「あぁ………っ!」
セヴィの口から悦びが零れて、そしてもっと、と強請られる。
「どうした?ヤケに積極的だな」
「ん……だって、寂しかった、から………」
「そうか……だったら、クッキーの礼は夜にたっぷりするとして──今はセヴィにして貰おうか」
「わたし、が……?」
不安そうに瞳を揺らしているセヴィの片腰を緩く掴むと、クードは自身の先端をセヴィの秘裂に擦り付ける。
「んっ」
ぴくんと身体を揺らしたセヴィの耳元で、クードは囁いた。
「そのまま、腰を落としてみろ」
セヴィは言われるまま、ゆっくりと腰を落とす。
「っ……くーどさま、が……っ」
ずぶずぶと自分からクードを飲み込みながら、セヴィはかぼちゃのクッキーよりもずっと甘い吐息を落とした。
半分くらいまではゆっくりと、その先は少しだけ腰を落とす速度を速めて、そうして二人の隙間を一気に埋める。
「んっ……はい、りました……っクードさまが、ぜんぶ……」
はぁっと熱くて甘い吐息と一緒に蕩けそうな瞳を向けられて、クードはセヴィの頭を撫でる。
「良い子だ……もう少し、出来るか?」
「もうすこし……?でも、もう全部……」
「こういう事だ」
クードはセヴィの円やかな臀を少しだけ持ち上げる。
途端ずるっと擦れて小さく声を上げたセヴィに構わず、クードはセヴィの腰をもっと上げさせて、そして今度はぐっと引き下ろす。
「あぁぁっ!」
ずちゅんっと一気に隙間を埋めさせられて、跳ねそうになった腰をそのまま抑え込まれる。
「こうやって、自分で動いてくれ──出来るか?」
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