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番外編
お題:『かまって欲しくて相手にちょっかいを出す』
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番外編が長編だよ~~上がらないよ~~💦
という事で間持たせのお詫びSSです。
可愛いカップル描いちゃったー(https://shindanmaker.com/62729)さんからのお題で、
『かまって欲しくて相手にちょっかいを出す』『クード × セヴィ』を書きましょう。
です。
えち描写なしのあっさり風味ですm(_ _)m
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
「もぅ、クードさまっ!」
背中からゆるく抱き締められて、そのまま双丘に触れようとしてくる不埒な手に、生地を捏ねていた手を止めてセヴィは背後を振り返るとぷぅっと頬を膨らませた。
けれど不埒な手の持ち主は気にした様子もなくセヴィの顎をくいと上向かせると、覆い被さるようにしてキスをする。
「──おしまい、です」
ちゅ、と軽い音を立てて離れた唇がまたすぐに重ねられそうになったから、セヴィは小さく首を振る。
「もう随分待たされているんだが」
「クッキーが食べたいと言ったのはクードさまじゃないですかっ」
「こんなに時間がかかるなんて思わなかったんだ」
どこか拗ねたような様子のクードに、セヴィはもぅっともう一度頬を膨らませると、くるんとクードの方に身体を向ける。
「あとは形を作ってオーブンに入れるだけですから、もう少し待っていて下さい!」
「──分かった」
語気を強めたセヴィにクードは、ようやく渋々ながらセヴィから離れた。
セヴィはクッキーは時間がかからない方なのに、と内心で溜息を落として、そして普段よりも大雑把に生地を分けていくと、火を入れておいたオーブンへと投入する。
焼き上がりを待つ間に片付けを……と思ったセヴィは、けれどクードにひょいと抱き上げられてしまった。
「クードさま、まだやる事が……っそれにクッキーはすぐに焼き上が……んっ」
抱き上げられたまま唇を塞がれて舌を絡められて、セヴィの苦情はあっという間にクードに飲み込まれてしまう。
それでもクードの胸を押し返そうと可愛いらしい抵抗をしていたセヴィの手から少しずつ力が抜けて、遂にその手がクードの首に回されると、クードは満足そうに口端を持ち上げた。
そしてくるんとセヴィの身体を反転させてセヴィを床に下ろすと、クードはそのままセヴィに覆いかぶさる。
セヴィ専用に造られた厨房だから、全てが小柄なセヴィの身長に合わせて作られている。
クードにとっては随分と低い作業台は、けれどセヴィには丁度良い高さで──だからセヴィは上半身を乗っけるような形で、作業台に押さえ込まれてしまった。
「クードさま……まって……」
スカートをまくり上げられて、セヴィは慌てたように身体を捩ろうとして、それは叶わずすぐに甘やかな吐息を漏らした。
セヴィの脚を撫で上げていた大きな手がするりと前に回って、セヴィの下着の隙間から指を入れられてしまったからだ。
「クードさま……っ」
「キスだけなのに、もうトロトロだな?すぐに挿れられそうだ」
満足そうな声音と共につぷんと挿って来た指に身体を震わせたセヴィは、結局クードの言う通りすぐにクードを受け入れて、そうして甘い甘い声を厨房に響かせた──
❊❊❊❊❊ ✽ ❊❊❊❊❊
「だから、クッキーはすぐに焼き上がりますって言おうとしたのに」
少しばかり焦げの目立つクッキーをいつもより乱暴にクードの口に運んだセヴィに、クードはすまんと、あまりすまなさそうではない様子で謝罪の言葉を口にする。
そして美味いぞと、奇跡的に焦げずに済んだうちの一枚をセヴィの口に運んだ。
黙ってサクサクとそのクッキーを口にしていたセヴィの瞳から、突然ポロリと雫が零れる。
その雫に、クードが慌ててセヴィの頬を撫でた。
「セヴィ……?」
「……クードさまには、少しでも美味しいものを食べて欲しいのに………っこんな……焦げちゃったやつ………っ」
ポロポロと涙を零し始めたセヴィに、クードはすまん、悪かったと今度はすっかりと弱りきったような声音で謝罪を重ねた。
けれど愛しい番に詫びて慰めるという手段を"言葉を重ねる"以外あまり知らない無骨な狼は、
ばか、きらいです、というチクチクと地味に痛い小さな棘を貰いながら寝台で詫びと愛を囁き続けて──
そうして普段は柔らかくて優しくて可愛い兎が、本気で怒ると実はとても強情なのだと知ったこの日、
『厨房立入り厳禁』を言い渡されてそれに頷いてようやく、腕の中でとろりと蕩けきった赦しの言葉を得たのだった──
🍪🍪 おしまい 🍪🍪
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
ちょいちょいと作れるものだと思っていたのに思ったより時間がかかって寂しんぼwになったクードさんと
お菓子作りには色々譲れないこだわりがあるらしいセヴィちゃんでした。
という事で間持たせのお詫びSSです。
可愛いカップル描いちゃったー(https://shindanmaker.com/62729)さんからのお題で、
『かまって欲しくて相手にちょっかいを出す』『クード × セヴィ』を書きましょう。
です。
えち描写なしのあっさり風味ですm(_ _)m
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
「もぅ、クードさまっ!」
背中からゆるく抱き締められて、そのまま双丘に触れようとしてくる不埒な手に、生地を捏ねていた手を止めてセヴィは背後を振り返るとぷぅっと頬を膨らませた。
けれど不埒な手の持ち主は気にした様子もなくセヴィの顎をくいと上向かせると、覆い被さるようにしてキスをする。
「──おしまい、です」
ちゅ、と軽い音を立てて離れた唇がまたすぐに重ねられそうになったから、セヴィは小さく首を振る。
「もう随分待たされているんだが」
「クッキーが食べたいと言ったのはクードさまじゃないですかっ」
「こんなに時間がかかるなんて思わなかったんだ」
どこか拗ねたような様子のクードに、セヴィはもぅっともう一度頬を膨らませると、くるんとクードの方に身体を向ける。
「あとは形を作ってオーブンに入れるだけですから、もう少し待っていて下さい!」
「──分かった」
語気を強めたセヴィにクードは、ようやく渋々ながらセヴィから離れた。
セヴィはクッキーは時間がかからない方なのに、と内心で溜息を落として、そして普段よりも大雑把に生地を分けていくと、火を入れておいたオーブンへと投入する。
焼き上がりを待つ間に片付けを……と思ったセヴィは、けれどクードにひょいと抱き上げられてしまった。
「クードさま、まだやる事が……っそれにクッキーはすぐに焼き上が……んっ」
抱き上げられたまま唇を塞がれて舌を絡められて、セヴィの苦情はあっという間にクードに飲み込まれてしまう。
それでもクードの胸を押し返そうと可愛いらしい抵抗をしていたセヴィの手から少しずつ力が抜けて、遂にその手がクードの首に回されると、クードは満足そうに口端を持ち上げた。
そしてくるんとセヴィの身体を反転させてセヴィを床に下ろすと、クードはそのままセヴィに覆いかぶさる。
セヴィ専用に造られた厨房だから、全てが小柄なセヴィの身長に合わせて作られている。
クードにとっては随分と低い作業台は、けれどセヴィには丁度良い高さで──だからセヴィは上半身を乗っけるような形で、作業台に押さえ込まれてしまった。
「クードさま……まって……」
スカートをまくり上げられて、セヴィは慌てたように身体を捩ろうとして、それは叶わずすぐに甘やかな吐息を漏らした。
セヴィの脚を撫で上げていた大きな手がするりと前に回って、セヴィの下着の隙間から指を入れられてしまったからだ。
「クードさま……っ」
「キスだけなのに、もうトロトロだな?すぐに挿れられそうだ」
満足そうな声音と共につぷんと挿って来た指に身体を震わせたセヴィは、結局クードの言う通りすぐにクードを受け入れて、そうして甘い甘い声を厨房に響かせた──
❊❊❊❊❊ ✽ ❊❊❊❊❊
「だから、クッキーはすぐに焼き上がりますって言おうとしたのに」
少しばかり焦げの目立つクッキーをいつもより乱暴にクードの口に運んだセヴィに、クードはすまんと、あまりすまなさそうではない様子で謝罪の言葉を口にする。
そして美味いぞと、奇跡的に焦げずに済んだうちの一枚をセヴィの口に運んだ。
黙ってサクサクとそのクッキーを口にしていたセヴィの瞳から、突然ポロリと雫が零れる。
その雫に、クードが慌ててセヴィの頬を撫でた。
「セヴィ……?」
「……クードさまには、少しでも美味しいものを食べて欲しいのに………っこんな……焦げちゃったやつ………っ」
ポロポロと涙を零し始めたセヴィに、クードはすまん、悪かったと今度はすっかりと弱りきったような声音で謝罪を重ねた。
けれど愛しい番に詫びて慰めるという手段を"言葉を重ねる"以外あまり知らない無骨な狼は、
ばか、きらいです、というチクチクと地味に痛い小さな棘を貰いながら寝台で詫びと愛を囁き続けて──
そうして普段は柔らかくて優しくて可愛い兎が、本気で怒ると実はとても強情なのだと知ったこの日、
『厨房立入り厳禁』を言い渡されてそれに頷いてようやく、腕の中でとろりと蕩けきった赦しの言葉を得たのだった──
🍪🍪 おしまい 🍪🍪
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ちょいちょいと作れるものだと思っていたのに思ったより時間がかかって寂しんぼwになったクードさんと
お菓子作りには色々譲れないこだわりがあるらしいセヴィちゃんでした。
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