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意味
しおりを挟むその影は自分の存在を認識しそして喜んでいた
なぜ喜んでるのだろう
なぜ、でもその影に触れることが可能かコミュニケーションをとれるかも不明なのだ
そもそも、自分でさえそれらが可能かも分かっていない
けど目の前に居る影になんとかして接したい会話をしてみたい
そんな欲求が自分のなかに現れた
この気持ちはなんだろう
なんの欲求なのだろうか
自分はこれを知っているようなそれとも忘れているだけなのかもしれない
周りに行き交う人の顔は沢山ある
だが、自分の中には?鏡を見ても写るのは黒いモヤだけ
目の前にいる影も同じだ
けれど、そこに居るのは確かで喜んでいるように思える
何故?どうしてそう思えるのだろう
周りをみても同じようには思えない
ただ、沢山の顔が行き交いいろんな道にそれぞれが進んでいる景色だけだ
自分の目に映るそれらはどれも分からないもので溢れている
きっと昔は覚えていたのだろうかそれとも最初から知らない事なのか今の自分も分からない
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