不幸の後に

妄想の人

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6、目を開けるとそこは.....

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やっっっっと#異世界のタグを活かせます~!!!


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ーーーーーーー

眩い光に反射で目を閉じた次の瞬間には.......




そこは、森の中だった。





さっきまで自宅の扉の前にいて今は生い茂る木々の中にいる。




木々の隙間から漏れる木漏れ日が、あのレイプ魔の体液やら自分の涙やらで汚れた俺の姿を照らしている。




どういう事だ!?!?




理解できない状況に呆然と辺りを眺めていると、すぐ目の前の茂みから何か動く気配を感じた。


流石に我に返って木の陰に隠れるように身構える。




ガザガサっ




と、音を立てながら茂みから顔おのぞかせたのは六本の角が生えた猪のような獣だった。




「ッッッーーーーーーー!!!」




獣と目があい、息を呑んで体を強張らせた。



俺の腰ほどの大きさのあるそれが、こちらを吟味するように凝視している。






距離を取ろうと無意識に後退ろうとしてーーーーーー





パキッ




枝を踏んで物音を立ててしまった。



まずいッッッ!!!!!!!






と思ったときにはもう遅くそれは獲物を狩る目でこちらを威圧してきた。




獣らしい荒い呼吸音が空気を振動させて伝わってくる。




体にかかる重圧が増して身動きが取れない。



比喩ではなく、何か体に圧力がかかっている。




獣は後ろ足を踏みしめ突進の準備をするように前かがみの体制になった。




こういうときは、どうすればいいんだ!?





興奮させないようにゆっくりと背中を見せずに後ずさるというのを聞いたことがあるが、もう獲物としてロックオンされている場合は意味がないだろう。





とにかくこれ以上刺激せず、この場から動かないほうがいいのだろうか。






いや、そうするとあの凶悪な六本の角に突き刺されてお陀仏になるのではないか!?








一体どうすれば....!!!!!!








混乱した脳で必死に考えても解決策は見当たらない。





いよいよ獣が足元の土を蹴ってこちらに向かって狙いを定めたとき、俺は諦めたようにその場に立ち尽くしていた。







もうダメだ....







目を閉じて迫りくる死の気配に身を委ねようとしたその時ーーーーーーー




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ここで切るのは卑怯と思いつつも、今日中に更新したかったので許してください💦



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