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1話
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「神崎くーん。」
最近俺は五十嵐さん(ギャル)に絡まれている。
「なんですか。五十嵐さん。」
しかも五十嵐さんの近くにはいつも親衛隊がいるため、適当な返答ができないのだ。
「神崎くんさ、ちょっとついてきてほしいんだけど。」
面倒くさ
「ここじゃ駄目なんですか?」
「うん。2人きりで話したいの。」
告白か?いや、“今の俺の姿”だとありえないか
「わかりました。僕も、聞きたいことがあったので。」
―屋上にて―
「で、何ですか?話したいことって。」
さっさと終わらせて、教室に帰りたい。
「あのね、私…神崎くんのことが好きなの。」
「は?ふざけてます?」
五十嵐さんの目を見ても、嘘を言っているようには見えなかった。
「ふざけてない。本気なの。」
「ふっ。さすがですね、五条世那さん。」
俺がそう言うと、五条さんは動揺を隠せない様子で俺の方を見た。
「なんで…。いつから気づいてたの?」
ま、そりゃそうなるよな。五条さんは人気で演技力が半端ない俳優だ。そんな人が自分の演技を見破られたと知ったら驚くだろう。ここで畳み掛けるように俺は聞いた。
「結構前っすね。まあ、僕以外は気づいてないと思いますよ。」
五条さんは青ざめた顔でこちらを見ていた。
「このことは誰にも言わないで…。」
言うなって言われると言いたくなるよなぁ…
でも、口止めをしてくるってことは、“俺の正体”には気づいてないってことか。都合が良いな。
「なんでそんなことしてんですか?」
本来の目的であった質問を投げかける。
「それは…。」
答えない、か。そりゃ、女装している理由なんて答えないよな。
「っていうか、本名五峰蒼汰ですよね?しかも、校長の息子。」
「全部知ってんのか、君は。」
ようやく素が出てきたな…。
「要求は?」
要求か…。どうせなら使えるところで使っとくか。
「じゃあ、しばらくの間、僕に演技を教えてくれませんか?」
「え…?」
最近俺は五十嵐さん(ギャル)に絡まれている。
「なんですか。五十嵐さん。」
しかも五十嵐さんの近くにはいつも親衛隊がいるため、適当な返答ができないのだ。
「神崎くんさ、ちょっとついてきてほしいんだけど。」
面倒くさ
「ここじゃ駄目なんですか?」
「うん。2人きりで話したいの。」
告白か?いや、“今の俺の姿”だとありえないか
「わかりました。僕も、聞きたいことがあったので。」
―屋上にて―
「で、何ですか?話したいことって。」
さっさと終わらせて、教室に帰りたい。
「あのね、私…神崎くんのことが好きなの。」
「は?ふざけてます?」
五十嵐さんの目を見ても、嘘を言っているようには見えなかった。
「ふざけてない。本気なの。」
「ふっ。さすがですね、五条世那さん。」
俺がそう言うと、五条さんは動揺を隠せない様子で俺の方を見た。
「なんで…。いつから気づいてたの?」
ま、そりゃそうなるよな。五条さんは人気で演技力が半端ない俳優だ。そんな人が自分の演技を見破られたと知ったら驚くだろう。ここで畳み掛けるように俺は聞いた。
「結構前っすね。まあ、僕以外は気づいてないと思いますよ。」
五条さんは青ざめた顔でこちらを見ていた。
「このことは誰にも言わないで…。」
言うなって言われると言いたくなるよなぁ…
でも、口止めをしてくるってことは、“俺の正体”には気づいてないってことか。都合が良いな。
「なんでそんなことしてんですか?」
本来の目的であった質問を投げかける。
「それは…。」
答えない、か。そりゃ、女装している理由なんて答えないよな。
「っていうか、本名五峰蒼汰ですよね?しかも、校長の息子。」
「全部知ってんのか、君は。」
ようやく素が出てきたな…。
「要求は?」
要求か…。どうせなら使えるところで使っとくか。
「じゃあ、しばらくの間、僕に演技を教えてくれませんか?」
「え…?」
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