179 / 262
【 花の章 】―弐―
179 新たな組織編成
しおりを挟む
次も失敗した場合、眠る日数は倍の八日間かと思われた。
これが最後のチャンスかもしれないと試してみたものの、結局は上手く行かず、再び眠りに落ちた。
けれど目覚めたのは二日後で、どうやら倍数というわけではなさそうだった。
下旬には大樹公も上洛してくるらしく、新選組は警護などで今以上に忙しくなる。
だからそれまでには何としても伝えたい。こんなわけのわからない力に負けたくない……と、きちんと食事と水分の補給をしては、ほとんど日をあけることなく繰り返した。
口頭がダメなら文字で、文字がダメなら逆にあらゆる結末を想像してもらい質問形式にしてみたりと、思いつく限りのことを試してみた。
けれど……。
どれだけ痛みや恐怖を堪えても、まるで全てお見通しだと嘲笑うかのごとく、毎回私の意識を強制的に奪っていった。
そんな中、わかったこともあった。
眠る時間はバラバラで、規則性はなさそうだということ。
毎度襲い来る痛みや恐怖は、回数を重ねるごとに増していく……ということ。
試し初めてから半月以上が経過し、閏五月もいよいよ下旬に差し掛かる頃になっていた。
大樹公の上洛を数日後に控えたこの日も試みてみるものの、やっぱり襲い来る。いっそ、今すぐ殺して! と叫びたいほどの痛みと恐怖に全身全霊で抗っていれば、土方さんの大きな声とともに身体を強く引かれた。
「春っ!」
「……ッ!?」
今、何て……? 名前で呼ばれた……?
しかも、土方さんの腕の中にいる!?
失われていた酸素を求め必死に呼吸をしながら状況を整理しようとするも、腕の力は強まり、なぜか土方さんまで苦しそうに言う。
「もういい……。頼む、もうやめてくれ……」
「……で、も」
「言ったはずだ。危険だと判断した時点で終わりだと」
「そう、ですけど……まだ、大丈――」
「お前の大丈夫は当てにならねぇって言っただろうが」
よっぽど見苦しい光景だったのかな……。
それでも、試していいのは今回限り。ここで諦めてしまったら次はない。
「せめて、もう一度だけ……次こそは、必ず――」
「何度やっても同じだ。お前だって、本当はもう気づいてんだろう?」
やっぱり、土方さんはいつだって何でもお見通し。
それでも次こそは……一度くらいはって……。ここで私が諦めてしまったら、もう……。
「言っただろう。お前は一人じゃない、俺たちもいるんだ。一人で何でもかんでも背負い込もうとするんじゃねぇよ」
私を包む腕とその声は、整いつつ合った息を再び乱すように、優しくゆっくりと力が込められる。
そして、身動ぎ一つできない私に降り注ぐのは、土方さんの温かな声だった。
「よく頑張った。お前は十分やったよ」
「でも……」
「終いだ」
締めくくる言葉は酷く優しかった。
促されるまま黙って小さく頷けば、悔しさと安堵の入り混じった涙が頬を伝い落ちる。
放っておいてくれてもよかったのに……。
「お前は諦めたわけじゃねぇ。俺が勝手に終わらせたんだ」
そう言って、当然のように涙を拭ってくれるのだった。
繰り返し眠っている間、新選組の組織編成は大きく変わり、江戸から戻ってくる時に土方さんが話していた構想……一番から十番の組分けがなされた。
そして、副長助勤だった伊東さんが、新設された参謀という役職についた。
沖田さんら副長助勤が各組の組頭を努め、各組には二人の伍長、伍長の下にはそれぞれ五名の平隊士がいて、計十二名の隊士を率いる。
一番組 沖田総司
二番組 永倉新八
三番組 斎藤一
四番組 松原忠司
五番組 武田観柳斎
六番組 井上源三郎
七番組 谷三十郎
八番組 藤堂平助
九番組 三木三郎
十番組 原田左之助
以上の組頭を筆頭にした各組を統括するのは、もちろん副長の土方さんだ。
そして、伊東さんが就任した参謀は副長よりも上の役職だというけれど、指揮命令系統は局長から副長、副長から組長となるので参謀は入っておらず、相談役といった位置付けらしい。
そんな伊東さんが組分けの際、私にも一組持たせてはどうか、などと提案したという。
私は地位や名誉が欲しいわけじゃない。
そんな私の想いを知っている土方さんが、今は体調が優れないことを理由に断ってくれたらしい。
ちなみに、私は療養中という体もあり、まだどこの組にも配属はされていない。
大樹公上洛の日は、生憎の雨だった。
今月に入ってからほとんど眠っていたせいで、端からみれば今は病み上がりという状態。
落ちた体力を回復するように、と局長の近藤さんに留守番を言い渡されてしまい、本当の理由を言えないことも含め申し訳ないと思いながら、縁側の近くで雨を眺めて過ごしていた。
せっかく未来から来たというのに、私には知らないこと、できないことが多過ぎる。それでも、いつかのように後悔してただ俯くだけはもう嫌だから。
どんな現実であろうとしっかりと自分の足で立ち、みんなのようにきちんと前を向いていたい。
次第に弱まる雨がようやく止んだ頃、静かだった屯所内が賑やかになった。
入京する大樹公を三条蹴上で出迎え、二条城まで警護にあたると言っていたみんなが帰って来たらしい。
しばらくすると、土方さんと……なぜか伊東さんが一緒に部屋へやって来た。
伊東さんは土方さんと対面で座るなり、どこか意味ありげに私の方をちらりと見た。
「琴月君を、私の補佐役に配属していただけませんか?」
「……は?」
思わず私まで、は? と口にしてしまいそうになった。
呆気にとられる私たちを気にすることなく、伊東さんは言葉を続けていく。
「彼の思想や働きぶりを高く評価しているのは、私だけではないはずです。いつまでも何の役職も与えず今のままというのは、他の隊士たちの士気にも関わるでしょう」
「ここ最近、こいつが臥せっていたのは知ってるだろう。そんな状態で隊士たちの指揮なんざ取れねぇよ」
「ですから、私の元へ預けて頂くのが宜しいのではないかと」
私はただの平隊士だけれど、療養中だったためまだどこの組にも属していない。
伊東さん曰く、このまま実動部隊であるいずれかの組に属するより、参謀である伊東さんの側で働く方が身体への負担も少ないのではないか、ということらしい。
ここ最近ずっと眠っていたせいで、身体が弱いと思われている気がする。おまけに、私のことを過大評価し過ぎている気もする……。
そんな風に気を遣ってくれる親切心は素直にありがたいけれど、それでも私は今のままがいい。
訴えるように土方さんを見つめれば、土方さんは眉間に皺を寄せながら腕を組んだ。
「わかった」
……え、わかった? わかったってどういうこと?
まさか、私は伊東さんの補佐役に回されるの!?
どういうことかと問い詰めるように見つめていれば、土方さんが大きなため息を一つつき続きを口にする。
「今後、琴月を副長助勤と同格という扱いにする。それで問題ねぇだろう?」
ど、どういうこと!? 問題な……いや、大ありだろう!
同格って、同じって意味にしか聞こえないのだけれど!?
当事者の私を置き去りにして二人は勝手に話を進めると、伊東さんは納得したように爽やかに微笑んだ。
「琴月君。あなたの行いがきちんと認められ、良かったです」
いや、待って。何が良かったの?
だいたい副長助勤と同格って何!?
呆然とする私を気にすることなく、伊東さんは満足げに部屋を出て行った。
閉じた襖を見つめる私に、土方さんが言う。
「琴月」
「はい?」
「そういうことだ」
「……嫌です」
突然過ぎるうえに、勝手過ぎる。
全然納得がいかず、早急な撤回を求め詰め寄った。
けれど土方さん曰く、副長助勤と同格とは、他の助勤たち同様副長の直属ではあるけれど、他の助勤のように組を受け持ったりはせず、私の下にも誰もおかないのだという。
だったら今まで通りでいいじゃないかと訴えるも、副長直属という位置におくことで、今後他の誰の下にもつけさせないようにするためなのだと。
「それとも、伊東さんの補佐に就きたかったか?」
「……もっと嫌です」
「当然だ。伊東さんに、そう易々とくれてやるかよ」
だからって突然過ぎる。いまだ納得しきれないでいれば、それとな……、と少し言い辛そうに苦笑した。
「総司の調子が悪そうな時は、お前が補佐に回ってやれ」
「私が……?」
……ああ、そういうこと。
今思えば奇跡にも近いことだったのかもしれないけれど、土方さんは薄々勘づいている。
病名こそ知らないけれど、沖田さんが何らかの病で亡くなることに……。
だからこそ、私を助勤と同格にしておくことで、いざという時は沖田さんを補佐し、ちゃんと休ませられるようにするつもりなんだ。
そういうことなら受け入れざるを得ない。
「それじゃあ、私は一番組ですか? ついていけるか心配ですけど……」
「いや、お前はこのままどこの組にも属さず、俺直属の助勤という扱いにする」
「わかりました」
といっても、今までと大して変わらないらしい。人手が足りないところにその都度あてがうらしく、巡察だっていつも通り出ることになる。
それ以外の隊務では、各組頭から要請があればその都度応援につくという形にするらしい。
確かに、これまでとあまり変わらない気もするけれど、ちゃんと休みはあるのだろうか。
甘味屋へ行く暇もない、なんてことにだけはならないようにと願うのだった。
これが最後のチャンスかもしれないと試してみたものの、結局は上手く行かず、再び眠りに落ちた。
けれど目覚めたのは二日後で、どうやら倍数というわけではなさそうだった。
下旬には大樹公も上洛してくるらしく、新選組は警護などで今以上に忙しくなる。
だからそれまでには何としても伝えたい。こんなわけのわからない力に負けたくない……と、きちんと食事と水分の補給をしては、ほとんど日をあけることなく繰り返した。
口頭がダメなら文字で、文字がダメなら逆にあらゆる結末を想像してもらい質問形式にしてみたりと、思いつく限りのことを試してみた。
けれど……。
どれだけ痛みや恐怖を堪えても、まるで全てお見通しだと嘲笑うかのごとく、毎回私の意識を強制的に奪っていった。
そんな中、わかったこともあった。
眠る時間はバラバラで、規則性はなさそうだということ。
毎度襲い来る痛みや恐怖は、回数を重ねるごとに増していく……ということ。
試し初めてから半月以上が経過し、閏五月もいよいよ下旬に差し掛かる頃になっていた。
大樹公の上洛を数日後に控えたこの日も試みてみるものの、やっぱり襲い来る。いっそ、今すぐ殺して! と叫びたいほどの痛みと恐怖に全身全霊で抗っていれば、土方さんの大きな声とともに身体を強く引かれた。
「春っ!」
「……ッ!?」
今、何て……? 名前で呼ばれた……?
しかも、土方さんの腕の中にいる!?
失われていた酸素を求め必死に呼吸をしながら状況を整理しようとするも、腕の力は強まり、なぜか土方さんまで苦しそうに言う。
「もういい……。頼む、もうやめてくれ……」
「……で、も」
「言ったはずだ。危険だと判断した時点で終わりだと」
「そう、ですけど……まだ、大丈――」
「お前の大丈夫は当てにならねぇって言っただろうが」
よっぽど見苦しい光景だったのかな……。
それでも、試していいのは今回限り。ここで諦めてしまったら次はない。
「せめて、もう一度だけ……次こそは、必ず――」
「何度やっても同じだ。お前だって、本当はもう気づいてんだろう?」
やっぱり、土方さんはいつだって何でもお見通し。
それでも次こそは……一度くらいはって……。ここで私が諦めてしまったら、もう……。
「言っただろう。お前は一人じゃない、俺たちもいるんだ。一人で何でもかんでも背負い込もうとするんじゃねぇよ」
私を包む腕とその声は、整いつつ合った息を再び乱すように、優しくゆっくりと力が込められる。
そして、身動ぎ一つできない私に降り注ぐのは、土方さんの温かな声だった。
「よく頑張った。お前は十分やったよ」
「でも……」
「終いだ」
締めくくる言葉は酷く優しかった。
促されるまま黙って小さく頷けば、悔しさと安堵の入り混じった涙が頬を伝い落ちる。
放っておいてくれてもよかったのに……。
「お前は諦めたわけじゃねぇ。俺が勝手に終わらせたんだ」
そう言って、当然のように涙を拭ってくれるのだった。
繰り返し眠っている間、新選組の組織編成は大きく変わり、江戸から戻ってくる時に土方さんが話していた構想……一番から十番の組分けがなされた。
そして、副長助勤だった伊東さんが、新設された参謀という役職についた。
沖田さんら副長助勤が各組の組頭を努め、各組には二人の伍長、伍長の下にはそれぞれ五名の平隊士がいて、計十二名の隊士を率いる。
一番組 沖田総司
二番組 永倉新八
三番組 斎藤一
四番組 松原忠司
五番組 武田観柳斎
六番組 井上源三郎
七番組 谷三十郎
八番組 藤堂平助
九番組 三木三郎
十番組 原田左之助
以上の組頭を筆頭にした各組を統括するのは、もちろん副長の土方さんだ。
そして、伊東さんが就任した参謀は副長よりも上の役職だというけれど、指揮命令系統は局長から副長、副長から組長となるので参謀は入っておらず、相談役といった位置付けらしい。
そんな伊東さんが組分けの際、私にも一組持たせてはどうか、などと提案したという。
私は地位や名誉が欲しいわけじゃない。
そんな私の想いを知っている土方さんが、今は体調が優れないことを理由に断ってくれたらしい。
ちなみに、私は療養中という体もあり、まだどこの組にも配属はされていない。
大樹公上洛の日は、生憎の雨だった。
今月に入ってからほとんど眠っていたせいで、端からみれば今は病み上がりという状態。
落ちた体力を回復するように、と局長の近藤さんに留守番を言い渡されてしまい、本当の理由を言えないことも含め申し訳ないと思いながら、縁側の近くで雨を眺めて過ごしていた。
せっかく未来から来たというのに、私には知らないこと、できないことが多過ぎる。それでも、いつかのように後悔してただ俯くだけはもう嫌だから。
どんな現実であろうとしっかりと自分の足で立ち、みんなのようにきちんと前を向いていたい。
次第に弱まる雨がようやく止んだ頃、静かだった屯所内が賑やかになった。
入京する大樹公を三条蹴上で出迎え、二条城まで警護にあたると言っていたみんなが帰って来たらしい。
しばらくすると、土方さんと……なぜか伊東さんが一緒に部屋へやって来た。
伊東さんは土方さんと対面で座るなり、どこか意味ありげに私の方をちらりと見た。
「琴月君を、私の補佐役に配属していただけませんか?」
「……は?」
思わず私まで、は? と口にしてしまいそうになった。
呆気にとられる私たちを気にすることなく、伊東さんは言葉を続けていく。
「彼の思想や働きぶりを高く評価しているのは、私だけではないはずです。いつまでも何の役職も与えず今のままというのは、他の隊士たちの士気にも関わるでしょう」
「ここ最近、こいつが臥せっていたのは知ってるだろう。そんな状態で隊士たちの指揮なんざ取れねぇよ」
「ですから、私の元へ預けて頂くのが宜しいのではないかと」
私はただの平隊士だけれど、療養中だったためまだどこの組にも属していない。
伊東さん曰く、このまま実動部隊であるいずれかの組に属するより、参謀である伊東さんの側で働く方が身体への負担も少ないのではないか、ということらしい。
ここ最近ずっと眠っていたせいで、身体が弱いと思われている気がする。おまけに、私のことを過大評価し過ぎている気もする……。
そんな風に気を遣ってくれる親切心は素直にありがたいけれど、それでも私は今のままがいい。
訴えるように土方さんを見つめれば、土方さんは眉間に皺を寄せながら腕を組んだ。
「わかった」
……え、わかった? わかったってどういうこと?
まさか、私は伊東さんの補佐役に回されるの!?
どういうことかと問い詰めるように見つめていれば、土方さんが大きなため息を一つつき続きを口にする。
「今後、琴月を副長助勤と同格という扱いにする。それで問題ねぇだろう?」
ど、どういうこと!? 問題な……いや、大ありだろう!
同格って、同じって意味にしか聞こえないのだけれど!?
当事者の私を置き去りにして二人は勝手に話を進めると、伊東さんは納得したように爽やかに微笑んだ。
「琴月君。あなたの行いがきちんと認められ、良かったです」
いや、待って。何が良かったの?
だいたい副長助勤と同格って何!?
呆然とする私を気にすることなく、伊東さんは満足げに部屋を出て行った。
閉じた襖を見つめる私に、土方さんが言う。
「琴月」
「はい?」
「そういうことだ」
「……嫌です」
突然過ぎるうえに、勝手過ぎる。
全然納得がいかず、早急な撤回を求め詰め寄った。
けれど土方さん曰く、副長助勤と同格とは、他の助勤たち同様副長の直属ではあるけれど、他の助勤のように組を受け持ったりはせず、私の下にも誰もおかないのだという。
だったら今まで通りでいいじゃないかと訴えるも、副長直属という位置におくことで、今後他の誰の下にもつけさせないようにするためなのだと。
「それとも、伊東さんの補佐に就きたかったか?」
「……もっと嫌です」
「当然だ。伊東さんに、そう易々とくれてやるかよ」
だからって突然過ぎる。いまだ納得しきれないでいれば、それとな……、と少し言い辛そうに苦笑した。
「総司の調子が悪そうな時は、お前が補佐に回ってやれ」
「私が……?」
……ああ、そういうこと。
今思えば奇跡にも近いことだったのかもしれないけれど、土方さんは薄々勘づいている。
病名こそ知らないけれど、沖田さんが何らかの病で亡くなることに……。
だからこそ、私を助勤と同格にしておくことで、いざという時は沖田さんを補佐し、ちゃんと休ませられるようにするつもりなんだ。
そういうことなら受け入れざるを得ない。
「それじゃあ、私は一番組ですか? ついていけるか心配ですけど……」
「いや、お前はこのままどこの組にも属さず、俺直属の助勤という扱いにする」
「わかりました」
といっても、今までと大して変わらないらしい。人手が足りないところにその都度あてがうらしく、巡察だっていつも通り出ることになる。
それ以外の隊務では、各組頭から要請があればその都度応援につくという形にするらしい。
確かに、これまでとあまり変わらない気もするけれど、ちゃんと休みはあるのだろうか。
甘味屋へ行く暇もない、なんてことにだけはならないようにと願うのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる