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04 いけ!校内見回り大作戦!
01
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「杏奈ぁ、暇だよぉ」
私は机に突っ伏しながら、杏奈に呟いた。杏奈は私のその言葉を聞いているようで聞いていなくて、綺麗な爪を爪磨きでさらにピカピカにしていた。
あの葵くんの告白騒動から二週間が経とうとしていた。あんなにどたばたしていたのがウソみたいに静かになって、私たち生徒会は特にすることもなく暇だった。
今日は、毎月発行する生徒会便りを明日配るため、各クラスの人数分仕分けなければいけないんだけど、今野澤ブラザーズが印刷しにいってるところだから現状することがない。二人を待ってる間、おのおの自由に暇を潰していたのだ。
「それにしても、遅いですねー」
マイマイはそう呟きながら、ぺらりと雑誌のページをめくった。例の松井駿くんの特集が載っているらしい。もう三周目くらいなのに、よく飽きないな……。
涼介くんはスヤスヤと寝息をたてて眠ってしまっている。まぁ、やることもないしいいんだけど。
「本当に遅いよぅ、暇だよぅ」
「あーもう、じたばたしない!」
じたばたと手足を動かした私を、杏奈がペチンと叩いた。私は頬を膨らませる。
「だぁって、何かしてたいんだもん! ねぇ杏奈、構ってー」
「うるさいわね、ほんとに。少しは岡本くんを見習いなさいよ。ほら」
そう言われて、葵くんに目を移した。葵くんは、文庫本を片手に読書をしている。読むスピードはとても早く、一分もしないうちにぺらりとページをめくった。……なんて本が似合うんだろう。一見して、文学美少年。本当に、黙ってればかっこいいのに。
葵くんは、チラリとこちらを見ると、自分が会話に組み込まれてしまったことが不満なのか、眉を潜めた。そして、私たちをスルーすることを諦めたようで、パタリと本を閉じて机に置いた。
「本当に喧しいです、日向先輩」
「やかま……っ!?」
「少しくらいじっとしていられないんですか? 歩くの覚えたての赤ん坊ですか? なんなら赤ちゃん言葉で話して差し上げましょうか?」
「なっ……結構です!」
「ちょっと聞いてみたいかも、岡本くんの赤ちゃん言葉。ね、日向、お願いしてみてよ」
「ぜったい、いや!」
口を開けばこうなんだから! 私は唇を尖らせる。赤ちゃんって……人をなんだと思ってるのよ? 酷すぎる!
私が不貞腐れたからか、葵くんは小さく溜め息をついて私を見た。
「分かりました、先輩。じゃあすごくためになる暇潰しの方法を教えてあげます」
「何何? 教えて教えてっ」
すると葵くんはニヤリと笑って、体ごと私に向き直った。私は首をかしげながらも、葵くんに合わせて向き直る。
「まず、胸の前で両手のひらを合わせてください」
「? こう?」
私は葵くんに言われるがまま、両手のひらを合わせる。いただきますのポーズ。
「そうです、そのまま肘をたててください。地面と水平になるように」
「こう?」
「はい。そうしたら、互いの手のひらを押すように力を込めてください」
「えいっ! ……で?」
「一回だけじゃないですよ。それを連続して何回も繰り返してください」
「えいっ! えいっ! えいっ!」
「そうそう、そんな感じです。それを連続で20回以上は繰り返します」
「繰り返すとどうなるの?」
「先輩に足りないものが手に入りますよ」
「ふーん……?」
訳がわからないまま、とりあえず言われた通り20回以上を目指す。葵くんはそのまま机に向き直り、読書を再開していた。
「ぶっ……! フハハハハハ!! ダメだ、堪えられない! ハハハハハ!」
突如吹き出したのは杏奈だ。杏奈は何が面白かったのか顔を真っ赤にして笑っている。ヒーヒー言いながら机をバンバン叩いて、「岡本くん、何でそんなこと知ってんのよ!」と息も絶え絶えに言った。私は杏奈の突然の行動に混乱する。
「なっ何? 杏奈、何笑ってるの!?」
「ひっ……日向……! あんたね、それね……ふふふふふっ」
「だからっ何!?」
とうとう笑いすぎて涙を流した杏奈は、苦しそうに言った。
「それね……豊胸体操」
「ほうきょ……?」
杏奈の言葉に、動きを止める。豊胸体操……。むねをおおきくするための体操……。私に足りないものが手に入る……。私に足りないもの……。
つまりは。
「──っ! あ~お~い~く~ん~~~~っ!!!」
私の怒りの声をしれっとした顔で聞き流す葵くん。気にしてたのに! 気にしてたのにぃ!
私は悔しくて悔しくて葵くんを両手で殴る。しかし全然効いてなくて、葵くんは何事もない様子で読書を続けている。杏奈はまだ笑ってるし、いつの間にかマイマイも笑ってるし、恥ずかしいったら!
「みんなして笑うなぁっ!」
「む……むり……! つら……」
杏奈が苦しそうに息を漏らした瞬間、生徒会室の扉が開いた。
「遅くなってごめんなさ……って、どうしたんですか? みなさん」
「優子ちゃん! 何でもないの! 何でも!」
戻ってきた優子ちゃんと優平くんは、驚いたような顔を浮かべて私の顔を眺めた。葵くんを殴るのをやめて、二人を見ると、持っているはずの紙の束を持っていないことに気づいた。
「あれ? 生徒会便りは? 印刷は?」
「それが……印刷機が壊れていたみたいで、先生に確認したりしてて時間がかかったんですけど、結局直らなくて、印刷出来なかったんです」
「あらら、そうだったのね」
じゃあ明日配れないなぁなんて思っていると、優子ちゃんの後ろにいた優平くんが、一枚の紙を差し出してきた。
「そう言えば、さっき目安箱見たら入っていました。その内容、本当ですかね?」
そう言えば、今日は目安箱開ける日だったっけ。葵くんの告白騒動が引いてから、目安箱はただの箱と化していたから忘れていた。私は受け取った紙を何気なく広げてみた。
──っ!
そこに書かれていたのは、衝撃的な内容だった。仕事がないと嘆いていた私たちにとって、大きな大きな転機。
「これは……事件ね!」
「はぁ?」
ようやく笑いが引いてきた杏奈が、眉を潜めながら言った。すると、葵くん私の手からいつの間にか紙を奪って読んでいた。顎に手を添えながら少し考えたあと、紙を私に返した。
「名前が書いてありますね。今は部活中のはずです、放送で呼び出してみましょうか。とにかく、詳しく話を聞いてみましょう」
「岡本くんが言うなら、まぁ」
「何で葵くんなら従うのよ!」
杏奈がゆっくりと立ち上がり、放送室へと向かう。すごく納得いかないけれど、葵くんが言ったおかげで、ようやく生徒会は動きだし──今回の騒動が、静かに幕を開けたのだった。
* * *
私は机に突っ伏しながら、杏奈に呟いた。杏奈は私のその言葉を聞いているようで聞いていなくて、綺麗な爪を爪磨きでさらにピカピカにしていた。
あの葵くんの告白騒動から二週間が経とうとしていた。あんなにどたばたしていたのがウソみたいに静かになって、私たち生徒会は特にすることもなく暇だった。
今日は、毎月発行する生徒会便りを明日配るため、各クラスの人数分仕分けなければいけないんだけど、今野澤ブラザーズが印刷しにいってるところだから現状することがない。二人を待ってる間、おのおの自由に暇を潰していたのだ。
「それにしても、遅いですねー」
マイマイはそう呟きながら、ぺらりと雑誌のページをめくった。例の松井駿くんの特集が載っているらしい。もう三周目くらいなのに、よく飽きないな……。
涼介くんはスヤスヤと寝息をたてて眠ってしまっている。まぁ、やることもないしいいんだけど。
「本当に遅いよぅ、暇だよぅ」
「あーもう、じたばたしない!」
じたばたと手足を動かした私を、杏奈がペチンと叩いた。私は頬を膨らませる。
「だぁって、何かしてたいんだもん! ねぇ杏奈、構ってー」
「うるさいわね、ほんとに。少しは岡本くんを見習いなさいよ。ほら」
そう言われて、葵くんに目を移した。葵くんは、文庫本を片手に読書をしている。読むスピードはとても早く、一分もしないうちにぺらりとページをめくった。……なんて本が似合うんだろう。一見して、文学美少年。本当に、黙ってればかっこいいのに。
葵くんは、チラリとこちらを見ると、自分が会話に組み込まれてしまったことが不満なのか、眉を潜めた。そして、私たちをスルーすることを諦めたようで、パタリと本を閉じて机に置いた。
「本当に喧しいです、日向先輩」
「やかま……っ!?」
「少しくらいじっとしていられないんですか? 歩くの覚えたての赤ん坊ですか? なんなら赤ちゃん言葉で話して差し上げましょうか?」
「なっ……結構です!」
「ちょっと聞いてみたいかも、岡本くんの赤ちゃん言葉。ね、日向、お願いしてみてよ」
「ぜったい、いや!」
口を開けばこうなんだから! 私は唇を尖らせる。赤ちゃんって……人をなんだと思ってるのよ? 酷すぎる!
私が不貞腐れたからか、葵くんは小さく溜め息をついて私を見た。
「分かりました、先輩。じゃあすごくためになる暇潰しの方法を教えてあげます」
「何何? 教えて教えてっ」
すると葵くんはニヤリと笑って、体ごと私に向き直った。私は首をかしげながらも、葵くんに合わせて向き直る。
「まず、胸の前で両手のひらを合わせてください」
「? こう?」
私は葵くんに言われるがまま、両手のひらを合わせる。いただきますのポーズ。
「そうです、そのまま肘をたててください。地面と水平になるように」
「こう?」
「はい。そうしたら、互いの手のひらを押すように力を込めてください」
「えいっ! ……で?」
「一回だけじゃないですよ。それを連続して何回も繰り返してください」
「えいっ! えいっ! えいっ!」
「そうそう、そんな感じです。それを連続で20回以上は繰り返します」
「繰り返すとどうなるの?」
「先輩に足りないものが手に入りますよ」
「ふーん……?」
訳がわからないまま、とりあえず言われた通り20回以上を目指す。葵くんはそのまま机に向き直り、読書を再開していた。
「ぶっ……! フハハハハハ!! ダメだ、堪えられない! ハハハハハ!」
突如吹き出したのは杏奈だ。杏奈は何が面白かったのか顔を真っ赤にして笑っている。ヒーヒー言いながら机をバンバン叩いて、「岡本くん、何でそんなこと知ってんのよ!」と息も絶え絶えに言った。私は杏奈の突然の行動に混乱する。
「なっ何? 杏奈、何笑ってるの!?」
「ひっ……日向……! あんたね、それね……ふふふふふっ」
「だからっ何!?」
とうとう笑いすぎて涙を流した杏奈は、苦しそうに言った。
「それね……豊胸体操」
「ほうきょ……?」
杏奈の言葉に、動きを止める。豊胸体操……。むねをおおきくするための体操……。私に足りないものが手に入る……。私に足りないもの……。
つまりは。
「──っ! あ~お~い~く~ん~~~~っ!!!」
私の怒りの声をしれっとした顔で聞き流す葵くん。気にしてたのに! 気にしてたのにぃ!
私は悔しくて悔しくて葵くんを両手で殴る。しかし全然効いてなくて、葵くんは何事もない様子で読書を続けている。杏奈はまだ笑ってるし、いつの間にかマイマイも笑ってるし、恥ずかしいったら!
「みんなして笑うなぁっ!」
「む……むり……! つら……」
杏奈が苦しそうに息を漏らした瞬間、生徒会室の扉が開いた。
「遅くなってごめんなさ……って、どうしたんですか? みなさん」
「優子ちゃん! 何でもないの! 何でも!」
戻ってきた優子ちゃんと優平くんは、驚いたような顔を浮かべて私の顔を眺めた。葵くんを殴るのをやめて、二人を見ると、持っているはずの紙の束を持っていないことに気づいた。
「あれ? 生徒会便りは? 印刷は?」
「それが……印刷機が壊れていたみたいで、先生に確認したりしてて時間がかかったんですけど、結局直らなくて、印刷出来なかったんです」
「あらら、そうだったのね」
じゃあ明日配れないなぁなんて思っていると、優子ちゃんの後ろにいた優平くんが、一枚の紙を差し出してきた。
「そう言えば、さっき目安箱見たら入っていました。その内容、本当ですかね?」
そう言えば、今日は目安箱開ける日だったっけ。葵くんの告白騒動が引いてから、目安箱はただの箱と化していたから忘れていた。私は受け取った紙を何気なく広げてみた。
──っ!
そこに書かれていたのは、衝撃的な内容だった。仕事がないと嘆いていた私たちにとって、大きな大きな転機。
「これは……事件ね!」
「はぁ?」
ようやく笑いが引いてきた杏奈が、眉を潜めながら言った。すると、葵くん私の手からいつの間にか紙を奪って読んでいた。顎に手を添えながら少し考えたあと、紙を私に返した。
「名前が書いてありますね。今は部活中のはずです、放送で呼び出してみましょうか。とにかく、詳しく話を聞いてみましょう」
「岡本くんが言うなら、まぁ」
「何で葵くんなら従うのよ!」
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