本番禁止の雄っパブでオキニ嬢(♂)がかわい過ぎる中出しおねだりをしてくる

冲令子

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本番禁止の雄っパブでオキニ嬢(♂)が頼んでないのに裏オプションをつけてくる

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「申し訳ございませんが、お客様は当店ではお遊びできないことになっております」

 初めて行った店でいきなり出禁を食らって、俺は途方に暮れた。
 思い当たる節はある。
 某店で本番行為をしてしまったから、界隈の店舗でブラックリストに載ってしまったのかもしれない。突っ込まれたのは俺の方だが。
 雄っぱいパブで理想の雄っぱいに出会ったと思ったのも束の間、キャストに中出しされた上に、うっかりアフターして拉致監禁されそうになった俺が、懲りずにまた雄っパブを訪れたのには理由がある。
 俺は疲れていた。ストレスが限界に達して、不意に涙があふれて止まらなかった。雄っぱいを揉まないと心が壊れてしまう。
 病気だと思うだろ? 病気なんだよ。

 数少ない雄っぱいパブでことごとく出禁を宣言されて、仕方なく某店舗を訪れる。いい思い出はないが、奴のシフトは確認済みで、今日は休みのはずだった。
 入店を断られるのを覚悟の上で受付に行くと、

「お待ちしておりました」

と、にこやかに微笑まれた。
 なんでだよ。
 この店こそ出禁だろ。頭おかしいんじゃないかと思いつつ、受付を済ませる。フリーで入るつもりだったが、またヤバいキャストがつくかもしれないと思い、パネルを見て、雄っぱいが大きくて優しそうな子を指名した。
 カーテンで仕切られたボックス席でソワソワしながら嬢が来るのを待っていると、いらっしゃいませ! と明るい声が響いた。

「もう! 二十九日ぶりだよ! 寂しかったぁ~」

 いきなり抱きつかれて、チェンジ! と大声で叫ぶ。

「別の子指名したんだけど!」
「イツキくんのヘルプで、少しの間ご一緒させていただきますね」

 ナオは俺の隣に座ると、ぐいぐい体を寄せてきた。指名した子は人気がありそうだったので、仕方がない。

「……お前、今日出勤してたのか?」
「もしかして出勤情報見てくれた? サイトには公表してないけど、悠くんがいつ来てもいいように鬼出勤してるよ」

 なんのための出勤情報だよ。
 ナオは、実はね……と小声で言うと、耳元に顔を寄せた。

「今日、お得意様限定で、どれでも好きなオプション半額キャンペーンやってるんだけど、いかがですか?」

 今日を入れて、まだ三回しかこの店に来たことがないんだが。

「そういうのはいいです」

 近すぎる顔をぐいっと押し退けて、きっぱり断る。俺は雄っぱいさえ揉めればいいんだ。
 ナオは、えぇ~と悲しそうな声を上げた。

「そもそも、お前ヘルプだろ」
「ヘルプも指名も関係ないよ。悠くんに少しでも楽しい時間を過ごして欲しくて……」

 だったら早くイツキくんを呼んでこいよ。
 再度結構です、と断ると、ナオはしょんぼりした顔で俯いた。

「実は今月……あんまり売り上げいってなくて……スタッフからのプレッシャーもキツくて……」

 目標未達の苦しさや肩身の狭さはよくわかる。哀れっぽい声でめそめそ涙ぐむナオに、思わず同情してしまった。

「……わかったよ」

 そう言うと、ナオはパッと顔を上げた。

「本当!? ありがとう~悠くん、優しい!」

 ナオは抱きつくと、オプションの料金表を取り出した。

「俺のおすすめは本番かな?」
「おい」

 ナオは、あ、と声を上げると、わざとらしく口に手を当てて、驚く仕草をした。

「これ裏オプだから、二人だけの内緒だよ」

 パチンとウィンクする笑顔を思わず睨んでしまう。イラッとするな~……

「もっと普通のにして」
「え~じゃあフェラにする?」

 違法だよ。
 普通じゃねえだろ。

「イヤ?」

 俺の肩に頭を乗せて上目遣いで見つめるナオの唇に、ふと目がいった。確かにこいつのフェラは上手かった。だけど、そんなことをさせたら、なし崩しにろくなことにならないのは目に見えている。だいたい、かわい子ぶっているが、こいつ俺よりでかいムキムキの男だからな……

「なんで抜きサービスばっかりなんだよ。普通、コスプレとかだろ。裏オプションとか要らないから」
「う~ん、それなら授乳手コキは?」
「やります」

 制服の白シャツからのぞく胸に、顔を押し当てる。
 むちっとした弾力、しっとりした肌の質感、甘くてセクシーだけど安らぎを感じる匂い……雄っぱいだけなら、ナオは最高の男だ。
 膝の上に乗り、トクトクと響く穏やかな心臓の音を聞きながら、手の平におさまりきらない胸を優しく揉みしだく。ナオは微かに身じろぎしたが、胸にもたれかかる俺の頭をゆっくりと撫でた。
 張りのある胸の感触を堪能した後、ツンと立ち上がる乳首を口に含む。鮮やかすぎない落ち着いた桜色の突起をちゅうっと吸うと、髪を梳いていたナオの手が下に降りてきた。背骨を這う指が尻に届くと、顔を上げてナオを睨む。
 ナオはニコッと笑って、尻を揉みかけていた手をパッと離した。

「手コキだけだからな」

 ナオは笑顔で頷くと、ズボンの上から股間を撫でた。
 胸に顔を埋めながら、まだ柔らかいちんこを揉まれる。疲れからか、相変わらず勃ちは悪い。

「悠くん、元気ないね……あ、前立腺マッサージのオプションあるけど、やってみる?」

 はっ? と焦って顔を上げると、ナオはニコッと笑って素早くキスをした。頭をのけ反らせて避けようとするが、後頭部をがっちりと押さえられる。
 口の中をねっとりとしつこく舐め回しながら、もう一方の手で器用に俺のベルトを外す。下着の中に入ってきたぬるぬるした指が、尻の割れ目をなぞった。股の間にはいつの間にか、ローションのボトルが転がっている。どんなスキル使ってるんだ。
 ナオはキスをしたまま、狭いボックス席の中で器用に体勢を入れ替えて、俺を組み敷く。
 あっという間の出来事に動揺して、何もできない俺の尻にナオの指がズルっと入ってきた。

「え? はッ!?……待っ……!」

 背もたれに片脚を引っ掛けて、股を大きく開かされた。
 カーテンで仕切ってあるとはいえ、前後左右には同じような席が並んでいる。いつ誰に見られるともわからない状態だ。
 焦ってナオの下から抜け出そうと踠くが、がっちりとのしかかられて身動きが取れない。

「この前はごめんね。いくら悠くんがエッチでかわいいからって、ちょっと強引すぎたよね。でも、悠くんに気持ちよくなってもらって、嫌なこと忘れてほしいって気持ちは本当だよ。今日はオプションマシマシでサービスするからね」
「ちょ、何言って……」

 ナオは指を尻に突っ込んだまま、もう一方の手で俺のシャツのボタンを外し、胸に吸い付いた。ズボンとパンツはいつの間にか脱がされて、床に落ちている。

「何、してッ……! や、やめ……♡」

 乳暈ごと口に含んで、乳首を舌でこねくり回さられる。ザラザラした舌の感触がわかるくらい硬くなった乳首を軽く噛まれると、尻の中の指を食むように中が締まった。

「悠くん、おっぱい吸うときは赤ちゃんみたいなのに、吸われるとおまんこがきゅんきゅんして、エッチになっちゃうんだね」
「ち、違……♡」

 早く抜いてほしいのに、尻の中がうねってナオの指に絡みつく。

「やば……なんだこのどスケベまんこ」

 ナオは小さく呟くと、抱き潰すように俺の頭を胸の中に抱えた。ムチムチの雄っぱいに顔を埋めた俺の尻の中を、ナオの長い指がゆっくりとかき混ぜる。
 大きく開脚した内腿がぴくぴくと震えて、つま先までぎゅっと力が入った。

「これだと授乳手マンになっちゃうね。悠くん、おちんちんでイキたい? おまんこの方がいい?」

 ナオは雄っぱいを俺の顔に押し付けながら、わざと浅いところで指を出し入れした。焦らすようにゆっくりと、入り口のところだけ刺激される。
 雄っぱいに顔を埋めて癒されたいだけのはずなのに、もどかしさに心がジリジリと苛立つ。

「ど……どっちもいらないから……」
「遠慮しないで! とりあえず、おもちゃのオプション使ってみる?」

 ナオの手の中には、小さいピンクのローターが握られていた。さっきのローションといい、どこから取り出してきたんだ。
 呆気に取られているうちに、尻にローターが当てられて、ハッと我に返った。そんなものを入れられたら、際限なく遊ばれてしまう。おもちゃだけに──ってうるせえよ。

「それはやだ! ……そんなのより、お前のをい……挿れて……」

 どうせこいつは、最後までやらないと気が済まないだろう。苦渋の選択だが、どのみち挿入されるならさっさと終わる方がいい。

「え……悠くんからおねだりしてくれるの……?」

 ポカンとした表情のナオが俺を見下ろす。その目から、キラキラした涙がポロッと溢れた。
 雄っパブで襲われそうになっているという地獄のような状況にも関わらず、大粒の涙が頬を伝うナオの姿は、映画のワンシーンのようだった。

「……嘘、信じられない……嬉しい……」

 ナオはゴシゴシと涙を拭うと、焦るように制服のホットパンツの前を寛げた。すでに大きくなっていたちんこが、ぶるんと揺れて現れる。

「じゃあ、悠くんがもっと大きくして?」

 俺の感動を返せ。
 鼻先にちんこを押し付けるナオを呆れた目で見上げる。
 俺の方が欲しがっているみたいな言い方に苛立ちが募るが、蒸れた匂いと熱気に、ナオに挿入された時の感覚が甦った。腹の奥が疼いて、物欲しげに腰がしなる。
 おそるおそる口に咥えると、ナオの腰が揺れた。
 上手くはできなくても、同じ男としてどうされれば気持ちいいかは大体わかる。
 手を添えてカリの部分に舌を這わすと、口の中でさらに膨張するのがわかった。反応があるのが嬉しくて、思わず夢中になってしゃぶってしまった。

「え…… この前まで処女だったのに、なんでそんなに上手くなってるの? もしかして誰かとやった?」

 喜ぶかと思ったナオは、困惑した表情で俺を見た。

「……こんなこと、他にやるわけないだろ」
「本当に? 悠くんエッチだし、すぐ流されちゃうし、どスケベまんこだし、騙されて変態プレイさせられそうで心配だよ」

 お前だよ。
 全部お前がやってることだからな。
 ナオは俺の口からちんこを引き抜くと、そのままぴたりと後ろに当てた。
 なんで当然のようにゴムなしなんだよ。
 嫌だと思うのに、後ろは期待するみたいにパクパク動いて、ナオのちんこを飲み込んだ。
 狭い尻の中が、奥までゆっくりと満たされていく。
 ナオのもので中がいっぱいになると、まだほとんど動いてもいないのに、腰が浮いてぴくぴくと体が震えた。

「やっぱりスケベ過ぎる……ねえ、本当に浮気したら駄目だからね」

 何言ってんだこいつ。
 本命がいないのに浮気もないだろ。そう思う意識も、頭に靄がかかったようにぼんやりして、すぐにわからなくなってしまう。体の中を暴かれる快感に痺れて、何も考えられない。

「悠くん、気持ちいい? 嬉しい。もっと気持ちよくなれるように頑張るね」

 ナオは生のままのちんこを奥にぐっぽりと嵌めると、ゆるゆると腰を使った。先端がめり込んで奥をこじ開けられる。

「やめッ……♡そこ、やっ、こ、こわッ……ひっ、や゛……♡♡」

 駄目な場所だと本能で感じるのに、ねだるように腰を振ってしまう。

「悠くんが奥にハメてるんじゃん」

 ナオの呆れたような笑い声に、顔が赤くなる。

「おちんちん、ちゃんと大きくなったね。じゃあ、これはこっちに使うね」

 いつの間にか勃ち上がっていた俺のちんこに、ローターが当てられた。突然の刺激に腰が跳ねるが、ナオはおもちゃとちんこを一緒に握り込むと、まとめて扱き出した。

「や、め……ん…っ! も、……うぁ、ああっ♡♡んッ、あっ、むり、……らからッ……あ゛……ッ♡♡」
「中まで振動が伝わってヤバ……」

 ナオの下でジタバタと暴れる体を、ぎゅっと抱きかかえられた。耳元にナオの唇が触れる。

「悠くんの声、エッチでかわいいけど、あんまり喘ぐとバレちゃうからね」

 ナオがそう言って、唇を合わせる。舌が入ってきて、上も下もぐちゃぐちゃにかき混ぜられた。
 お互いにふーッふーーッと荒い息を吐くことしかできなくて、動物の交尾みたいに無言で腰を振った。
 ガツガツと奥を突かれて、中がぎゅっと締まる。ナオに握り込まれたまま射精してしまい、熱い精液が腹に飛び散った。
 同時にナオが小さく呻き、奥に叩きつけられるように中出しされたのがわかった。
 どくどくと中に出されている間も、塗り込めるようにナオは腰を振った。それに合わせて、俺の体もぴくぴくと痙攣が止まらなかった。

 腰を震わせて最後まで出し切ったナオは、ずるっとちんこを引き抜くと、濡れたままのそれを俺の腹の上に乗せた。まだ熱くて濡れた感触に、俺のちんこの先からも残滓が溢れた。
 ぽたぽたと垂れる二人分の精液が、剥き出しの臍に溜まる。
 ナオはその臍に指を引っ掛けてなぞった。

「悠くんのお臍、縦長でエッチだよね。おまんこもこんなきれいな縦割れになるように頑張ろうね」

 何こいつこわ……
 引き攣った顔を見上げると、ナオは哀しそうな表情で眉を顰めて、俺を見下ろした。

「……俺、今日は怒ってるんだからね。いくら悠くんがかわいいからって、エッチしたら許してもらえるなんて思ったら駄目だからね」
「え……なんの話……」

 無理やりとは言わないまでも、強引に中出しされた上に説教されるほどの落ち度があったか?

「なんでイツキくん指名してるの!?」

 突然ヒステリックな声を上げるナオに、呆気に取られる。

「え、だって……雄っぱい大きくて優しそうだったし……」
「俺の方が雄っぱい大きいし、優しいもん!」

 雄っぱいはともかく優しくはないだろ、と思ったものの、言い合っても不毛なだけだ。

「いや、お前出勤リストに載ってなかったし……」
「来てるし! 休みでも、悠くんが来るなら出勤するよ! ていうか、店に来なくていいって言ったじゃん! なんで俺がいるのに風俗に行くの!?」
「え、あ、ごめん」

 この、唐突な機嫌の悪さはよく知っている。
 長年、姉たちの理不尽な怒りやわがままに耐え忍んできた俺は、身についた習性で咄嗟に謝った。

「悪いって思ってないよね? 絶対口だけじゃん!」
「ごめんって」

 ナオはぎゅっと唇を結ぶと、しゅんとした顔を俯けた。

「悠くんは……イツキくんの方がいい? 俺と一緒にいても楽しくない?」

 まだイツキくんと会ったこともないんだが。
 面倒くせえなと思いつつ、姉たちのイエスマンとして何があっても全肯定する奴隷根性が身についた俺は、つい目の前の男の機嫌をとってしまう。

「そんなことないよ」
「じゃあ、もう浮気しないって約束して」

 浮気? 指名替えのことか?
 通える範囲で入店できるのはこの雄っパブしかないのに、毎回こいつの相手をさせられたら身がもたない。ナオの雄っぱいに不満はないが、未知の雄っぱいを揉みたい気持ちもある。

「え……うん? う~ん……」

 曖昧な返事をした俺に、ナオが蔑むような目を向ける。
 
「……酷いよ」

 割と酷い目に遭ってるのは俺じゃね?

「……お前だって、他の客に胸揉ませてるだろ」

 正論で返しても碌なことにならないというのは、姉たちとのやりとりで身に染みてわかっているはずなのに、イラっとして思わず呟いてしまった。
 百倍くらいの反論が返ってくるかと身構えるが、予想に反してナオはパァッと笑顔で俺を見た。

「も~、悠くん嫉妬してる?」
「はあ!? してない! 絶対、絶ッ対してないからな!! ていうか、イツキくんはいつ来るんだよ!」

 断固として否定すると、ナオは冷たい表情で、ふうんと呟いて電卓を取り出した。

「オールヌード、前立腺マッサージ、即尺、生ハメ、中出し、ローター使用で、本日この金額になります」

 表示された金額に、思わず、へっ? と間の抜けた声を上げた。

「俺は悠くんの永久指名だから、手持ちのお金がないなら、俺の給料から引いてもらうね」
「……いや、そのオプション、全部俺がされた側だよな……」
「大丈夫、悠くんは体で払ってくれたらいいよ」

 ナオは床に落ちていた、シミの付いた俺のパンツを拾うと、丁寧に畳んでにっこりと笑った。

「生パンツお持ち帰りオプション、追加しておきますね」
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感想 1

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みんなの感想(1件)

あましょく
2022.11.22 あましょく
ネタバレ含む
2022.11.22 冲令子

読んでいただき、ありがとうございました!
なんやかんやで仲良くやっていく二人だと思います!

解除

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