純愛の風

危機感

お調子者ぽいやつが宮下さんに話しかけ宮下さんも
嫌そうではなく少し微笑んでいる。
クラスの男子が牽制しあっていた中何も考えずに
突撃したこいつが1人勝ちをした状態だ。
でも世の中そんな甘くない。
1人が宮下さんに話しかけた事で他の男子もそこに
割って入ってきたのだ。
5人の男子が宮下さんを囲み会話をし始めた。
でもじゅんはそれでもその輪に入れない。
恋愛経験は愚か女子とも幼馴染以外とはまともに
会話した事がなかったのである。
なので恥ずかしがって動けない。
でも宮下さんは男に囲まれている。
他の男に取られてしまうと心で思っても身体は
やっぱり動かないのであった。