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地底にて ネタバレになるので… ◯◯✕勇者パーティの荷物持ちの僕
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しおりを挟む「…んっここ………?」
目が覚めたのは、柔らかな布の上だった。
そこで僕は、横向きになった後ろに貼り付く誰かの、立派なイチモツを自分のモノに添わせるようにして股に挟んでいた。
先っぽに触れれば、あっという間に熱く、固くなり…
それが一度股から抜けると、後ろの孔から一気にドスッと貫かれた。
「あっ……ぁあっ…やだ…抜いてぇ…」
僕の声に、
「わかった…もっとだな?」
「え…違っ……反対の意…やぁん!」
僕はベッドに押し付けられ、後ろのナカを太くて熱いものでゴリゴリと擦られていた。
それが、だんだんと刺激が快楽に変わってしまうのに気付きながら、次第にその波に呑まれてしまうのに対して抗いたいのに抗えなくなってきているのをひしひしと感じながら、でもどうすることもできなくて、半ば泣きべそをかきながら、開いた膝を震わせていた。
「ふっ…うぇ……もぉ…ヤってぇ…うっ…くぅぅ……」
そのうち、僕から発するのは涙声から泣き声になり、その時ナカに熱いものが広がり、そこでやっと解放された。
まぁ、その頃には僕は気を飛ばしていたのだから、それは僕の記憶ではなく又聞きとなる。
僕が目を覚ましたのは、朝だった…と思う。
「やっと目を覚ましたか。良かった。」
言ったのは、僕のことをあの洞窟で助けてくれた大男だった。
声はあの地を這うような低音だったものの、お天道様色の髪が少し落ち着き、でも人間の耳の少し上の辺りにぐるりと巻いた羊みたいな黒い角が見えた。
「もしかして、お前たちの《挨拶》が間違っていたか?」
「違うに決まってンだろ!」
ケンカ腰になってしまうのは、起き上がってみれば僕が裸だったからだ。
ところどころに噂で聞く紅い斑点が見えるし、朝なのに僕のボクがくたぁっとしているんだが!!
「やっぱりな。あぁ、魔道具の周波数は合わせたから、安心して話せ。」
ここは、元々住んでた村の僕の家と同じ程度の明るさの、窓があって窓から陽の光も差し込むような部屋だ。
でも、僕の世界の地図上はない場所のはずなんだ。
あの地底の町の入口が、僕の世界の端を示す森にあったんだから。
としたら、ここはどこだ? まさか魔王の住む…?
「どうした? 吾の顔をまじまじと…そうか。お前さんはあのパーティに居ながら吾を知らないのか。そうかそうか…吾はな、今代の魔王だ。宜し…ほう、この国の挨拶は知らなかったのだな。こう。右手を差し出して、相手の手を掴む。これが吾の治める国の挨拶となる。」
僕は目の前の魔王(?)に右手を掴まれ、ブンブンと上下に振られた。
これって…
「握手?」
「知っていたのか?」
「はい。僕の住んでた村でもよくやりますから。あの地底の町の入口のある森を抜けたところにあるんですけど。」
「ほうほう。ご近所さんだな。だが地底の町?」
「はい。採掘をしている町です。」
「採掘を…? そうか。吾らの排泄物が長年─いやもう永年だな─に亘って溜まったのが結晶化して…? ふむふむ、興味深い。」
魔王は、見た目よりもだいぶジジ臭い喋り方でどんどん話す。
「何? ジジ臭いか? 吾が?」
「え、聞こえて?」
「お前さん、人間だが念話が使えるのか。そうかそうか。ならばどんどん念じるがいい。」
「念じ?」
「頭の中で考えれば良い。」
僕は、1番聞きたかったことを考えた。
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