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5階1号室 第2王子の部屋 生活 R15?18? 自己処理表現アリ
上
しおりを挟む朝から悶々とすることがなくなってきたのは、彼…ミューとの生活を始めて5日目のことだった。
僅かな時間であれ、4階で過ごしてしまったことの反動とでも言うのだろうか。
呪術の影響とは言え、男の欲望を受ける側としてすっかり出来上がってしまっているミューを前にしてしまえば、成人を迎えてすぐに学園入学を果たして2年、童貞のまま18歳になった僕の体の一部は痛いくらいに反応してしまう。
ただ、ソレを表情には出さない。
いや、出せないと言った方が良いのかもしれない。
私は王族。第2王子。
不都合な感情や表情を隠すのは得意なのだ。
ただ王子ではあれど、父である国王も、兄で第1王子である王太子も大が1000は連ねる程に大嫌いだった。
ある男とその息子に対しての人を人と思わない扱いには辟易しているし、
自分は誰よりも偉いと思っているところも、
自分は誰よりも賢いと思っているところも、
自分に使われることは幸福だろうと思っているところも、
見た目が夢見る王子様みたいなところも、
トマトが嫌いだからと国内での栽培を禁止したりするところも、
国は持ち物だと思っているところも、
民は奴隷だと思っているところも、
王家の人間は神と同意だと思っているところも、
あれもこれも、ぜーーーーーんっぶ、大っ嫌いだった。
その大を1000連ねる程に大嫌いな父兄の嫌悪感を、更にマイナスの方向へ大躍進させた出来事が、この目の前のミュートリサスの関係する事件だった。
──あ、違った。1000どころじゃなかった。あと3つくらい0が多かったわ。
とても嫌だが、兄で第1王子でもある王太子が、歳の離れた異母叔父に嫉妬して、自分の立場を危ぶみ、このミュートリサスと彼に対して薬を盛らせ、呪術も植え付けたのだ。
これが、ミューに対して《自分に使われるなど幸福でしかないだろう》という兄の戯言を引き出す結果となってしまう。
そしてミューは、王弟を守ろうと自分1人で罪を被り、今ではこんな……
「…ぁはんっ……アイルぅ~、おっぱい擦れて感じちゃうからぁ~この服イヤなのぉ~……」
着替えを1人でする練習をしていたミューが、服をはだけさせて真っ赤に熟れた胸の突起を見せつけながら、潤んだ瞳でこちらを見てくる。
「だめですよ、ミュー。貴方は貴族だった。確かに今は、廃嫡されて平民……いや(性)奴隷扱いです。
でも、服はみんな着ていますよ。」
僕は、ミューの手を引いて窓の方へ向かった。
窓の向こうの別の寮生らを見下ろすと、道を歩いている人々で裸な者などいないのがわかる。
「本当だ。みんな着てる。
みんなは、おっぱい感じないのかな?
それとも感じてるのに隠してるの?」
「違いますよ。みんな、そんなことでは感じません。
ミューは敏感なのですね。
ならば……」
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