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5階5号室 王弟殿下の部屋 スキル鑑定 R18
下
しおりを挟むぼくは一体、何をされているのだろう。
気付けばぼくの胸にジェラルド様の髪が触れてくすぐったいと感じていた。
「~…君の全て、の………スキルを見せて欲しい。」
スキルを鑑定してくださるとのことだったのに、ぼくの知ってるやり方とは全然違った。
「見えてきた。意味がよくわからないのは……《ヒロイン属性》、《前世の記憶》、《恋愛体質》くらいのものだろうか。」
ジェラルド様の頭の位置は変わらない。
ぼくの胸に触れる場所から、ジェラルド様の声がぼくの骨に響いてくる。
やわやわと追い立てられているようで、落ち着かない。
「あっ…これは、新しいスキルだな。《聖女》、《受け手》、《祓い屋》とある。他には……」
「…………んっ」
──うわっうわー、何て声出しちゃったんだ、ぼく!
ジェラルド様は鑑定に集中しているようだ。
ぼくは慌てて、ジェラルド様から顔を背けた。
その時バランスが崩れて、ぼくはジェラルド様の頭を胸に乗せたまま、後ろに倒れてしまった。
「あぶない!」
ゆらりと背後へ傾くルゥ。
ルゥの後ろの肘掛けは木製だ。頭を打ったら怪我をしてしまう。
私は咄嗟にルゥに手を伸ばすが倒れ行くのは止まらず、結果としてルゥの背中をソファに押し付けるようになってしまった。
「…………ぁ…」
声に私が顔を上げれば、私はルゥの開けたシャツの片側の前身頃とルゥの左手首を掴み、反対の手は肘掛けを突いて自分の体を支え、ルゥの胸の尖りは髪先で弄んでいた。
私は、ルゥが顔を赤くしながら潤ませた瞳に引き寄せられるように、ルゥにゆっくりと口付ける。
チュッ
1度離れたものの、ルゥの唇の柔らかさからは離れがたく、再び唇を、今度は少し長く合わせる。
それから角度を変えて次は舌で攻め入る。
「……んっ………………んんっ…」
ルゥから溢れる声が私の欲望を掻き立て、股間を熱く硬く主張してくる。
理性などとっくに行方がわからない。
ルゥの膝の間から付け根までを主張したソレを擦り付けた。
意味のある言葉は出ないものの、甘い声はソレの動きに合わせるように出ている。
時折背を反らせたりしながら、私と一緒に高まっているのを感じた。
「……ぁ……んっんうっ……」
ジェラルド様から与えられる全ては、ぼくの頭の中を真っ白にした。
声を出せれば、まだ発散できたかもしれない。
けれどぼくの口内はまだ、ジェラルド様の舌に気持ち善くさせられてしまっている。
呻くような色気のない声しか出せないことが申し訳ないけれど、それでも、享受することに嫌悪感はなく、ぼくの気持ちとしては、
──嬉しい
──大好き
この2つがぐるぐると回るだけだった。
唇をルゥの唇から離しても、ルゥは喘ぎ声しか発しなくなる。
その反応が益々私の本能を後押しし、私は下穿きの紐を緩め、腰の辺りを寛がせた。
同時にルゥの下穿きも緩め、両膝を分け自分の肩に担ぎ上げながら、ルゥの小振りな昂りを自分の眼前に曝け出した。
ルゥの昂りを口内に含み、舌で転がそうとした、その瞬間だった。
すぐ近くで、大きな魔法の発動を感じた。
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