37 / 50
研修生 ☆強姦(未遂)表現あり
しおりを挟む
☆ネタバレしますと、強姦表現あり 要注意
夕方、定時と呼ばれる時間帯に仕事を終えて、歓迎飲み会に参加した。
ソレが明日も平日なので一次会と言える時間までで終了し、各々駅で分かれる。
が、なんと奇遇なことに研修生の彼と僕は同じ路線の同じ方向、しかも同じ駅が最寄り駅で、同じ出口を利用しており、マンション同士も徒歩三分という近さだとわかった。
僕らは同じ駅で下車し、同じ出口を出て、家路を急ぐ。
「こっちが近道なんだよ。」
僕は、公園の中へ入る。
公園内は、まだそこまで遅い時間ではないけれど、人気はなく、静かだった。
月が出ていた。
今日は満月だった。
いつもは録画で見ている異世界転生モノのアニメだけれど、今から帰ればリアルタイムで見られるかもしれない。
そんなことを考えながら、ふと時計へ視線を移した時だった。
僕の視界が半転して、直後俯せに転んだ。
体の下は芝生で、日曜の昼間には子供連れのファミリーがレジャーシートを敷いてお弁当を広げる場所なせいか、怪我はない。
けれど、起き上がることはできない。
僕のうなじの辺りには、息遣いの荒い鼻息が生暖かい。
ふと、何かが頭の中を過る。
──ん?
僕は、朝の出来事を思い出した。
──まさか、朝の奴か? 本当に僕を狙って? 研修生は無事か?
思い出しながら、尻に風が当たる気配を感じる。
再び、何かが頭の中を過る。
──何だ?
カチャカチャとベルトを緩める音が聞こえる。
「な、なに? 誰?」
僕の問いかけに返事はない。
突如腰を持ち上げられ、僕は打ち上げられたトドのような体勢でベンチへ臍が触れる。
パクッ……レロッ
急に、尻が温かな何かに喰われたように、ヌチャッとした何かに尻の穴の辺りを撫でられた。
「ぬあっ!」
それどころか、ワイシャツの上から乳首を摘まれ、
「痛っ…何っ? 誰なんだよ!」
僕は問いかけるが返事はなく、荒い鼻息がうなじを温めるだけ。
そのうち、尻の穴を撫でるように何かが擦り付けられた。
ぬちゃっ ぬちゅっ…
「はぁっ、見つけた。神子ぉ! 神子の初物だぁ! やべぇ…興奮してもう出ちまった。」
──何を言ってる? 神子って?
三度、頭の中を何かが過る。
ぬちゅっ みにゅっ にちゅっ…………
粘性のある水音が止んだ拍子に、穴の窄まりに、熱くて硬い、先の丸いようなモノが当てられた。
僕は、何故かそのモノに対して阻止をしなければいけないと強く感じて、暴れた。
パシーッ
尻をビンタされた。
何度も、何度も…僕が暴れる度にビンタをされる。
痛みのせいか、熱く感じる。
そして、腰を掴まれて持ち上げられた。
それから、ミシミシと音をたてながら、ギューギューに窄まろうとする力に反して押し広げるように僕の尻への侵略が始まった。
「んー…痛い……やめっ……ぐぁぁあああーーー!!!」
僕は、気を失いそうな痛みに、心が折れてしまいそうになった。
夕方、定時と呼ばれる時間帯に仕事を終えて、歓迎飲み会に参加した。
ソレが明日も平日なので一次会と言える時間までで終了し、各々駅で分かれる。
が、なんと奇遇なことに研修生の彼と僕は同じ路線の同じ方向、しかも同じ駅が最寄り駅で、同じ出口を利用しており、マンション同士も徒歩三分という近さだとわかった。
僕らは同じ駅で下車し、同じ出口を出て、家路を急ぐ。
「こっちが近道なんだよ。」
僕は、公園の中へ入る。
公園内は、まだそこまで遅い時間ではないけれど、人気はなく、静かだった。
月が出ていた。
今日は満月だった。
いつもは録画で見ている異世界転生モノのアニメだけれど、今から帰ればリアルタイムで見られるかもしれない。
そんなことを考えながら、ふと時計へ視線を移した時だった。
僕の視界が半転して、直後俯せに転んだ。
体の下は芝生で、日曜の昼間には子供連れのファミリーがレジャーシートを敷いてお弁当を広げる場所なせいか、怪我はない。
けれど、起き上がることはできない。
僕のうなじの辺りには、息遣いの荒い鼻息が生暖かい。
ふと、何かが頭の中を過る。
──ん?
僕は、朝の出来事を思い出した。
──まさか、朝の奴か? 本当に僕を狙って? 研修生は無事か?
思い出しながら、尻に風が当たる気配を感じる。
再び、何かが頭の中を過る。
──何だ?
カチャカチャとベルトを緩める音が聞こえる。
「な、なに? 誰?」
僕の問いかけに返事はない。
突如腰を持ち上げられ、僕は打ち上げられたトドのような体勢でベンチへ臍が触れる。
パクッ……レロッ
急に、尻が温かな何かに喰われたように、ヌチャッとした何かに尻の穴の辺りを撫でられた。
「ぬあっ!」
それどころか、ワイシャツの上から乳首を摘まれ、
「痛っ…何っ? 誰なんだよ!」
僕は問いかけるが返事はなく、荒い鼻息がうなじを温めるだけ。
そのうち、尻の穴を撫でるように何かが擦り付けられた。
ぬちゃっ ぬちゅっ…
「はぁっ、見つけた。神子ぉ! 神子の初物だぁ! やべぇ…興奮してもう出ちまった。」
──何を言ってる? 神子って?
三度、頭の中を何かが過る。
ぬちゅっ みにゅっ にちゅっ…………
粘性のある水音が止んだ拍子に、穴の窄まりに、熱くて硬い、先の丸いようなモノが当てられた。
僕は、何故かそのモノに対して阻止をしなければいけないと強く感じて、暴れた。
パシーッ
尻をビンタされた。
何度も、何度も…僕が暴れる度にビンタをされる。
痛みのせいか、熱く感じる。
そして、腰を掴まれて持ち上げられた。
それから、ミシミシと音をたてながら、ギューギューに窄まろうとする力に反して押し広げるように僕の尻への侵略が始まった。
「んー…痛い……やめっ……ぐぁぁあああーーー!!!」
僕は、気を失いそうな痛みに、心が折れてしまいそうになった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話
八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。
古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる