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第32話 会談 前編
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呼び出しに応じて、エリスのところへ行くと、エリスもイアンもいつも以上に緊張した面持ちで待っていた。
『おはようございます。何かあったんですか?すごい緊張感ですね?』
『ハリー王子陣営と対面するのだ、緊張するのも当然ではないか?』
『ブライト団長と並ぶ強さを持つと言われる、レオナルド副団長も、ハリー陣営だしな…
人格者で俺も大ファンだ!』
(レオナルド副団長?あの人そんなに偉い人だったんだ…いい人そうではあったよな。)
『レオナルドさんもハリーと出会ったときに、少し話しましたが、すごくいい人そうでした。副団長だったんですね?』
『だから、何であんたは何でもないところで、そういつも有名人と知り合ってるのよ?』
『ビアンカも知ってるのか?』
『逆に、よく知らないわね?ブライト団長は【王国の剣】、レオナルド副団長は【王国の盾】と呼ばれてるわ。これも有名な話だけど、2人は実の兄弟なのよ!ガンクレット家といえば、一族のほとんどが、王家の重要ポストに就いている、名門中の名門よ!』
『へー!ビアンカは、物知りだな。でも、一番驚いたのは、あの2人が兄弟ってことだな…全然似てないな!』
俺は2人を思い出していた。
ブライト団長は…巨大な筋肉の塊。むさい顔に、おネエ言葉。うん、化け物の一言だ。
レオナルド副団長は…筋肉はほどよく、渋カッコいい顔、優しい口調。。うん、兄弟っての嘘だ。
『では、ハリー王子に会いに行こう。』
エリスの号令で、俺たちは移動を開始した。
ハリー陣営と会談の部屋に到着すると、そこには既にハリーとレオナルド、他女性兵士2名の少数で、こちらの到着を待っていた。エリスも事前に護衛の兵士には、かなり遠くで待つようにさせている。こちらの陣営もエリス、イアン、ビアンカ、俺の4人だけだ。
『アラーンっ!』
ハリーが、久しぶりの再開を喜んで抱きついてくる。
『ハリー、久しぶりだな!元気にしてたか?もう、あの時みたいにレオナルドさんに迷惑かけてないか?』
俺はハリーの頭を撫でながら尋ねる。
『うっ…いつもはあんなことしてないよ。アランと約束したから、あれから王となるための勉強を頑張ってるんだぞ!』
『そうか、ハリーも頑張ってるんだな。偉いぞ!俺も無事に、近衛兵になれたぞ。これからも、お互いに頑張ろうな!』
ハリーは、俺から誉められ、頭を撫でられたので、嬉しそうににへらと笑っている。
俺とハリーの会話のあいだ、周りの人間は俺たちの間で行われている、余りに緊張感の無い会話に固まっていた…
『ハリー王子、うちの連れの者が、大変失礼をしました。
アラン、いきなりハリー王子に、そのような態度失礼だぞ!』
エリスから叱りを受け、俺もハッとなる。
俺は、ハリーの前に跪き、
『ハリー王子、公の場で大変失礼致しました。公私の区別が、出来ておりませんでした。お詫び申し上げます。先ほどのような談笑は、会談が終わりましてから、お時間がございましたら、御許し下さい。』
ハリーも状況を理解したようで、
『僕もいきなり抱きつくとは、失礼しました。お互い語りたいことも多くあるでしょう。アランは、会談の後、必ず僕の為に時間を作って下さい!
他の皆も、驚かせてすみません。アランは、僕の親友であり、ライバルでもあります。久しぶりに会って、少々興奮してしまったようです…許してください。』
(いつの間にか友達から親友に格上げされてる?まあいいか…)
『改めて会談を始めましょう。僕は、王家継承権1位、第2王子ハリー・クリスタリアです。新しく来たお姉さま、宜しく頼みます。』
ハリーは、エリスを見ながらとても綺麗な所作で挨拶をする。
『私は、王家継承権3位、第2王女エリス・クリスタリアです。ハリー王子宜しく頼みます。』
エリスも、ハリーに負けないほどの美しい所作で挨拶を返す。
『ハリー王子直属護衛のレオナルド・ガンクレットだ。近衛兵副団長もつとめている。宜しく頼む。』
『同じくハリー王子直属護衛のナディア・アシュレイです。』
『同じくハリー王子直属護衛のマリン・ブレードです。』
赤い髪がナディアで、青い髪がマリンのようだ。
今度は、こちらの挨拶である。
『エリス王女直属護衛のイアンです。宜しく頼みます。』
イアンさんが珍しく敬語で、しかも緊張しているようだ…
『近衛兵に今年雇われました、アランです。まだ、所属は決まっておりませんが、エリス王女の下で働く予定です。』
『同じく、近衛兵に今年雇われました、ビアンカです。アランと同様にエリス王女の下で働く予定です。』
『挨拶が済んだところで、早速確認したい。初めての会談にも関わらず、公式の会談ではなく、秘密裏の会談を希望した理由を聞きたい!』
レオナルドが、この会談の核心部分にいきなり切り込む。
『その話をする前に1つ、私の王家継承に関するスタンスを話したいのだが、少し時間を頂けるか?』
エリスがレオナルドに問い返す。
『構わない。話してくれ。』
『それでは、私は今まで王族と関わることもなかったため、王位継承には興味はない。今後何者かが、私を王に祭り上げようとしても、全て断ることに決めている。
先日、父である、現国王と今までのこと、これからのことを初めて、語り合う機会を得たのだが、私は幼少より、父の陰ながらの助けを受け、王族としての最低限の教育を受けていたようだ。それは、本来許されぬはずの妾の約束を反故した、母に対する詫びの気持ちからだったようだが、
今回、私を王家に引き入れたのは、それとは別に、このところ王位継承権争いが、激化してきてることを父が危惧し、出来れば私に、ハリー王子の助けなって欲しいと思っているようなのだ。』
『本当ですか!?それは、ありがたい申し入れです。僕は、王位継承権第1位ですが、残念ながらまだ幼いため、人脈や経験が不足してます。
宗教関係者や貴族は、王位継承権第2位のマリアお姉さまが押さえてます。軍事に関することは、王位継承権第4位のユリウスお兄様が押さえてます。僕には、ここにいるレオナルドたち3人しか信頼出来る味方はおりません。』
『しかし、私も経験も人脈もないが…』
『今はそれぞれ小さな力でも、きっと力を合わせれば、いづれは大きな力になっていくはずです。今は一人でも協力者は欲しいのです。』
『私がハリー王子に協力するかを決める前に1つだけ聞いておきたい。ハリー王子は、王になって何を成したいのだ?』
しばらくの沈黙の後、ハリーは語り出した。
『正直に話します…
まだ、今は王になれたとして何を成せるかは分かりません。それを決めるための力も、知識も不足してます。それを今学んでいるところなのです。
アランとの約束を守るためにも、良い王となるための勉強は全力でします。僕は国民の幸せを守れる、父のような王を目指すつもりです。』
『ハリー王子を試すような発言をしたこと詫びさて頂く。良さげなことを並べたくなるような質問に対し、ハリー王子はその齢で、そこまでご自身のことを冷静に分析できていること、尊敬に値する。
今より、エリス・クリスタリアはハリー王子に全面的に協力することを誓おう!』
『エリス姉さま、ありがとうございます!宜しくお願いします。』
『そこで、先ほどの中座した本題の件なのだが…
マリア王女の命で、ハリー王子の命を狙っていた暗殺者をこちらの味方に引き入れた。今は、マリア王女方に気付かれぬよう、ハリー王子を狙っている振りをさせている。』
『なんだと?』
レオナルドを筆頭に、ハリー陣営は一様に驚いている。それもそうだろう。
「捕縛した」ではなく、「味方に引き入れた」なのだから…
『おはようございます。何かあったんですか?すごい緊張感ですね?』
『ハリー王子陣営と対面するのだ、緊張するのも当然ではないか?』
『ブライト団長と並ぶ強さを持つと言われる、レオナルド副団長も、ハリー陣営だしな…
人格者で俺も大ファンだ!』
(レオナルド副団長?あの人そんなに偉い人だったんだ…いい人そうではあったよな。)
『レオナルドさんもハリーと出会ったときに、少し話しましたが、すごくいい人そうでした。副団長だったんですね?』
『だから、何であんたは何でもないところで、そういつも有名人と知り合ってるのよ?』
『ビアンカも知ってるのか?』
『逆に、よく知らないわね?ブライト団長は【王国の剣】、レオナルド副団長は【王国の盾】と呼ばれてるわ。これも有名な話だけど、2人は実の兄弟なのよ!ガンクレット家といえば、一族のほとんどが、王家の重要ポストに就いている、名門中の名門よ!』
『へー!ビアンカは、物知りだな。でも、一番驚いたのは、あの2人が兄弟ってことだな…全然似てないな!』
俺は2人を思い出していた。
ブライト団長は…巨大な筋肉の塊。むさい顔に、おネエ言葉。うん、化け物の一言だ。
レオナルド副団長は…筋肉はほどよく、渋カッコいい顔、優しい口調。。うん、兄弟っての嘘だ。
『では、ハリー王子に会いに行こう。』
エリスの号令で、俺たちは移動を開始した。
ハリー陣営と会談の部屋に到着すると、そこには既にハリーとレオナルド、他女性兵士2名の少数で、こちらの到着を待っていた。エリスも事前に護衛の兵士には、かなり遠くで待つようにさせている。こちらの陣営もエリス、イアン、ビアンカ、俺の4人だけだ。
『アラーンっ!』
ハリーが、久しぶりの再開を喜んで抱きついてくる。
『ハリー、久しぶりだな!元気にしてたか?もう、あの時みたいにレオナルドさんに迷惑かけてないか?』
俺はハリーの頭を撫でながら尋ねる。
『うっ…いつもはあんなことしてないよ。アランと約束したから、あれから王となるための勉強を頑張ってるんだぞ!』
『そうか、ハリーも頑張ってるんだな。偉いぞ!俺も無事に、近衛兵になれたぞ。これからも、お互いに頑張ろうな!』
ハリーは、俺から誉められ、頭を撫でられたので、嬉しそうににへらと笑っている。
俺とハリーの会話のあいだ、周りの人間は俺たちの間で行われている、余りに緊張感の無い会話に固まっていた…
『ハリー王子、うちの連れの者が、大変失礼をしました。
アラン、いきなりハリー王子に、そのような態度失礼だぞ!』
エリスから叱りを受け、俺もハッとなる。
俺は、ハリーの前に跪き、
『ハリー王子、公の場で大変失礼致しました。公私の区別が、出来ておりませんでした。お詫び申し上げます。先ほどのような談笑は、会談が終わりましてから、お時間がございましたら、御許し下さい。』
ハリーも状況を理解したようで、
『僕もいきなり抱きつくとは、失礼しました。お互い語りたいことも多くあるでしょう。アランは、会談の後、必ず僕の為に時間を作って下さい!
他の皆も、驚かせてすみません。アランは、僕の親友であり、ライバルでもあります。久しぶりに会って、少々興奮してしまったようです…許してください。』
(いつの間にか友達から親友に格上げされてる?まあいいか…)
『改めて会談を始めましょう。僕は、王家継承権1位、第2王子ハリー・クリスタリアです。新しく来たお姉さま、宜しく頼みます。』
ハリーは、エリスを見ながらとても綺麗な所作で挨拶をする。
『私は、王家継承権3位、第2王女エリス・クリスタリアです。ハリー王子宜しく頼みます。』
エリスも、ハリーに負けないほどの美しい所作で挨拶を返す。
『ハリー王子直属護衛のレオナルド・ガンクレットだ。近衛兵副団長もつとめている。宜しく頼む。』
『同じくハリー王子直属護衛のナディア・アシュレイです。』
『同じくハリー王子直属護衛のマリン・ブレードです。』
赤い髪がナディアで、青い髪がマリンのようだ。
今度は、こちらの挨拶である。
『エリス王女直属護衛のイアンです。宜しく頼みます。』
イアンさんが珍しく敬語で、しかも緊張しているようだ…
『近衛兵に今年雇われました、アランです。まだ、所属は決まっておりませんが、エリス王女の下で働く予定です。』
『同じく、近衛兵に今年雇われました、ビアンカです。アランと同様にエリス王女の下で働く予定です。』
『挨拶が済んだところで、早速確認したい。初めての会談にも関わらず、公式の会談ではなく、秘密裏の会談を希望した理由を聞きたい!』
レオナルドが、この会談の核心部分にいきなり切り込む。
『その話をする前に1つ、私の王家継承に関するスタンスを話したいのだが、少し時間を頂けるか?』
エリスがレオナルドに問い返す。
『構わない。話してくれ。』
『それでは、私は今まで王族と関わることもなかったため、王位継承には興味はない。今後何者かが、私を王に祭り上げようとしても、全て断ることに決めている。
先日、父である、現国王と今までのこと、これからのことを初めて、語り合う機会を得たのだが、私は幼少より、父の陰ながらの助けを受け、王族としての最低限の教育を受けていたようだ。それは、本来許されぬはずの妾の約束を反故した、母に対する詫びの気持ちからだったようだが、
今回、私を王家に引き入れたのは、それとは別に、このところ王位継承権争いが、激化してきてることを父が危惧し、出来れば私に、ハリー王子の助けなって欲しいと思っているようなのだ。』
『本当ですか!?それは、ありがたい申し入れです。僕は、王位継承権第1位ですが、残念ながらまだ幼いため、人脈や経験が不足してます。
宗教関係者や貴族は、王位継承権第2位のマリアお姉さまが押さえてます。軍事に関することは、王位継承権第4位のユリウスお兄様が押さえてます。僕には、ここにいるレオナルドたち3人しか信頼出来る味方はおりません。』
『しかし、私も経験も人脈もないが…』
『今はそれぞれ小さな力でも、きっと力を合わせれば、いづれは大きな力になっていくはずです。今は一人でも協力者は欲しいのです。』
『私がハリー王子に協力するかを決める前に1つだけ聞いておきたい。ハリー王子は、王になって何を成したいのだ?』
しばらくの沈黙の後、ハリーは語り出した。
『正直に話します…
まだ、今は王になれたとして何を成せるかは分かりません。それを決めるための力も、知識も不足してます。それを今学んでいるところなのです。
アランとの約束を守るためにも、良い王となるための勉強は全力でします。僕は国民の幸せを守れる、父のような王を目指すつもりです。』
『ハリー王子を試すような発言をしたこと詫びさて頂く。良さげなことを並べたくなるような質問に対し、ハリー王子はその齢で、そこまでご自身のことを冷静に分析できていること、尊敬に値する。
今より、エリス・クリスタリアはハリー王子に全面的に協力することを誓おう!』
『エリス姉さま、ありがとうございます!宜しくお願いします。』
『そこで、先ほどの中座した本題の件なのだが…
マリア王女の命で、ハリー王子の命を狙っていた暗殺者をこちらの味方に引き入れた。今は、マリア王女方に気付かれぬよう、ハリー王子を狙っている振りをさせている。』
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