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王城へレッツゴー
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ベルトン邸
結局馬車に乗せられ。ここまで来てしまった。
「クリス様、なるべく早く済ませますので。少しお待ちくださいね。」
「はい。いくらでも待ちますよ。僕のアリア。」
クリス様はニコッと王子スマイルを見せ、馬車に座った。
なぜ、こんなことに。
「エマ!ごめんなさい、ありがとう。」
「いいですよ。アリア様。着替えをなさったら髪を編みましょう。」
エマはせっせと身支度をしてくれる。
「このイヤリング。」
「アリア様が受け取ったプレゼントです。身に付けなくては。クリス様を満足させることはできませんよ。」
そっか。なら仕方ない。
私は着替えを済ませ、エマに髪を少し編んでもらった。
ガチャ!
「アリア姉様!」
「セシル!?」
「僕も王城までついていくよ!」
「おや、もう時間がありませんね。僕の愛しいアリアは支度ができたようですし、僕と王城へ出掛けましょう。」
クリス様はいつの間にか家の中にいて、私を連れ出していた。
ガチャン!
「ま、間に合わなかったじゃん。」
「圧力を誇るあの目。今日は近付かないことをオススメ致します。セシル様。」
「もし、アリア姉様が取り返しのつかないようなことになったらどうするのさ。クリス王子ならやりかねないし。」
「たしかに。あ、いえ、大丈夫です。アリア様の向かう先は安全です。あそこには第一王子ロック様がいらっしゃいますし。」
「まぁ、そうだよね。」
「安心して待ちましょう。」
「いや、王城の外で待つ。」
「かしこまりました。」
王城
「ようこそ、アリア。」
数ヵ月振りの王城だ。
「あぁ、不安。」
思わず心の声が漏れてしまった。
「大丈夫ですよ。さ、行きましょうか。」
「はい。」
「アリア様、お久しぶりでございます。」
「久しぶりね。ネオン。」
そう微笑むとネオンはバッと顔をあげる。やば、なんかした?私。
「私なんかのような低俗の人間の名前を覚えているなんて。」
「僕のアリアはさすがですね。さ、行きましょう。」
クリス様に腰に手を回され、エスコートされる体制になった。
なんともむず痒い。
「僕の部屋に行きますか?」
「え。最初にですか!?」
「えぇ。アリアが僕という婚約者がいながら、合コンとやらに参加しようとした罰ですので。」
すごく嫌な予感だ。誰か助けてほしい。
「おっ、アリア嬢!久しぶりだね。」
「ロック様。お久しぶりでございます。」
「兄様。生徒会長の仕事サボらないでもらえますか?」
ロック様は第一王子で第一生徒会長。第一ってスゴいわね。
「ん、なら。もともとは俺の仕事である庶民棟の報告会の仕事を任せてよ。アリーナ嬢をちゃんともてなすからさ?」
ちゃっかりこの人は。私が庶民棟で生活していることを知っている。
「あのですね、アリアは僕の婚約者です。兄様にも譲りません。」
「ふふふ。よかったね、アリア嬢。クリスに愛されてて。まぁ、きみは魅力的な女性だからね。」
そうロック様は微笑んだ。
「アリア。他の男に口説かれて顔を赤くしないでください。」
「イケメンがよれば誰だって赤くなります!クリス様もきっと可愛い令嬢に寄られれば魅力に気付けます。私がどれほど...「僕はあなたにしか興味ありませんよ。」」
「興味くらい持ちましょ。ね?きっと私よりいい婚約者がいますよ。」
「そうですか。さ、僕の部屋へ行きましょうか。」
クリス様の笑顔はすごく怖かった。
クリスの部屋
ガチャ。
「ん!?く、クリス様。鍵を締めなくてもよろしいのでは?」
「なぜです?いつも締めてますよ?」
「そうなんですか?」
「はい。生徒会室の扉も馬車も。アリアが気づいたのが初めてってだけですね。婚約者との時間を邪魔されわけにはいきませんので。」
「な、なるほど?」
意味わからん。。
「それなのに、アリアといえば。僕の気持ちになんにも気付かないんですから。それどころか他の令嬢を薦めてくるし、合コンに行こうとするし。」
「す、すみません。」
「絶対わかってませんよね。」
「わかってますよ!ですから、他の令嬢を薦めるのはダメで、合コンもダメ。なら、どうやって婚約破棄をすればよいのか考えなければなりません。」
「ほら、通じてない。僕はアリアを愛しているから婚約破棄をしない。だから、アリアは他の男になびかないでくださいね。ってことです。」
「え?いや、クリス様!私の父はですね...」
そういいかけた時首に鋭い痛みがはしった。
「んっ!...く、クリス様!?」
「ふふふ。さすがにわかったようですね。」
「こ、これは?」
「虫除けですよ。僕につけてくれてもいいですよ?」
「けっ、結構です。それにクリス様は他の令嬢と巡りあっていただかないとなので!!」
「それ、まだ言いますか?まぁ、その印に免じて。あと、明日は僕が庶民棟に行きますね!」
「は?えぇ!?ホントですか!?」
「はい。魔法の授業で実践を見せる予定です。」
「嵐を起こすということですか?」
「いえ、そんなことしませんよ。多分。」
「多分!?庶民のみんなは魔法が使えませんのでお手柔らかにお願いしますね。」
「いえ、アリアの身になにあったらいけませんのでお手柔らかにしますよ。」
そういってクリス様は私の額にキスをした。
今日は多分、この王子から逃れることができない。と、私は諦めることにした。
結局馬車に乗せられ。ここまで来てしまった。
「クリス様、なるべく早く済ませますので。少しお待ちくださいね。」
「はい。いくらでも待ちますよ。僕のアリア。」
クリス様はニコッと王子スマイルを見せ、馬車に座った。
なぜ、こんなことに。
「エマ!ごめんなさい、ありがとう。」
「いいですよ。アリア様。着替えをなさったら髪を編みましょう。」
エマはせっせと身支度をしてくれる。
「このイヤリング。」
「アリア様が受け取ったプレゼントです。身に付けなくては。クリス様を満足させることはできませんよ。」
そっか。なら仕方ない。
私は着替えを済ませ、エマに髪を少し編んでもらった。
ガチャ!
「アリア姉様!」
「セシル!?」
「僕も王城までついていくよ!」
「おや、もう時間がありませんね。僕の愛しいアリアは支度ができたようですし、僕と王城へ出掛けましょう。」
クリス様はいつの間にか家の中にいて、私を連れ出していた。
ガチャン!
「ま、間に合わなかったじゃん。」
「圧力を誇るあの目。今日は近付かないことをオススメ致します。セシル様。」
「もし、アリア姉様が取り返しのつかないようなことになったらどうするのさ。クリス王子ならやりかねないし。」
「たしかに。あ、いえ、大丈夫です。アリア様の向かう先は安全です。あそこには第一王子ロック様がいらっしゃいますし。」
「まぁ、そうだよね。」
「安心して待ちましょう。」
「いや、王城の外で待つ。」
「かしこまりました。」
王城
「ようこそ、アリア。」
数ヵ月振りの王城だ。
「あぁ、不安。」
思わず心の声が漏れてしまった。
「大丈夫ですよ。さ、行きましょうか。」
「はい。」
「アリア様、お久しぶりでございます。」
「久しぶりね。ネオン。」
そう微笑むとネオンはバッと顔をあげる。やば、なんかした?私。
「私なんかのような低俗の人間の名前を覚えているなんて。」
「僕のアリアはさすがですね。さ、行きましょう。」
クリス様に腰に手を回され、エスコートされる体制になった。
なんともむず痒い。
「僕の部屋に行きますか?」
「え。最初にですか!?」
「えぇ。アリアが僕という婚約者がいながら、合コンとやらに参加しようとした罰ですので。」
すごく嫌な予感だ。誰か助けてほしい。
「おっ、アリア嬢!久しぶりだね。」
「ロック様。お久しぶりでございます。」
「兄様。生徒会長の仕事サボらないでもらえますか?」
ロック様は第一王子で第一生徒会長。第一ってスゴいわね。
「ん、なら。もともとは俺の仕事である庶民棟の報告会の仕事を任せてよ。アリーナ嬢をちゃんともてなすからさ?」
ちゃっかりこの人は。私が庶民棟で生活していることを知っている。
「あのですね、アリアは僕の婚約者です。兄様にも譲りません。」
「ふふふ。よかったね、アリア嬢。クリスに愛されてて。まぁ、きみは魅力的な女性だからね。」
そうロック様は微笑んだ。
「アリア。他の男に口説かれて顔を赤くしないでください。」
「イケメンがよれば誰だって赤くなります!クリス様もきっと可愛い令嬢に寄られれば魅力に気付けます。私がどれほど...「僕はあなたにしか興味ありませんよ。」」
「興味くらい持ちましょ。ね?きっと私よりいい婚約者がいますよ。」
「そうですか。さ、僕の部屋へ行きましょうか。」
クリス様の笑顔はすごく怖かった。
クリスの部屋
ガチャ。
「ん!?く、クリス様。鍵を締めなくてもよろしいのでは?」
「なぜです?いつも締めてますよ?」
「そうなんですか?」
「はい。生徒会室の扉も馬車も。アリアが気づいたのが初めてってだけですね。婚約者との時間を邪魔されわけにはいきませんので。」
「な、なるほど?」
意味わからん。。
「それなのに、アリアといえば。僕の気持ちになんにも気付かないんですから。それどころか他の令嬢を薦めてくるし、合コンに行こうとするし。」
「す、すみません。」
「絶対わかってませんよね。」
「わかってますよ!ですから、他の令嬢を薦めるのはダメで、合コンもダメ。なら、どうやって婚約破棄をすればよいのか考えなければなりません。」
「ほら、通じてない。僕はアリアを愛しているから婚約破棄をしない。だから、アリアは他の男になびかないでくださいね。ってことです。」
「え?いや、クリス様!私の父はですね...」
そういいかけた時首に鋭い痛みがはしった。
「んっ!...く、クリス様!?」
「ふふふ。さすがにわかったようですね。」
「こ、これは?」
「虫除けですよ。僕につけてくれてもいいですよ?」
「けっ、結構です。それにクリス様は他の令嬢と巡りあっていただかないとなので!!」
「それ、まだ言いますか?まぁ、その印に免じて。あと、明日は僕が庶民棟に行きますね!」
「は?えぇ!?ホントですか!?」
「はい。魔法の授業で実践を見せる予定です。」
「嵐を起こすということですか?」
「いえ、そんなことしませんよ。多分。」
「多分!?庶民のみんなは魔法が使えませんのでお手柔らかにお願いしますね。」
「いえ、アリアの身になにあったらいけませんのでお手柔らかにしますよ。」
そういってクリス様は私の額にキスをした。
今日は多分、この王子から逃れることができない。と、私は諦めることにした。
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