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漫画禁止の交渉
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クリスside
セシルじゃないと僕はクリス様に逆らえない噛み付けない。そんなことを義弟は言っていた。
「昨日、アリーナ姉さんがあなたに困らされたようです。これは即刻この漫画を規制するべきだと思います。」
僕はそれに関して前々から意見を言いたかった。
「セシルとなにが違うんですか。」
「今はセシールですが!?」
ガラナ嬢にバレるのも当然なシスコン全開セシル(敵意ver)がセシールの皮を被って立っていた。
「どうせなら味方verを要求します。」
「なに考えてるのかわかりませんが、アリーナ姉さんも困ってるんです。助けてあげればあなたの株もあがりますよ?...僕、あなたのことすこーしだけ頼りにしてるし。。」
そうこれ。これが味方ver。
「たまにいい助言してくれますよね。」
「アリーナ姉さんの意思尊重が一番ですけどね。」
「まぁ、結論としては漫画の規制はしませんよ。だって、あの漫画アリーナに読んでもらえれば僕にとって得になりますから。」
「すごく黒いですね。アリーナ姉さんは困ってるんですよ?」
「困らないように僕がしてあげます。今日、アリーナはきっと漫画が好きになりますよ。安心して僕に任せてください!」
「その言い方はとても安心できませんけどね!?」
セシールとセシルの差はなんだろうか。人前での自信か?
僕の前ではセシールでも噛み付きまくりじゃないか。
放課後
アリアside
『貴族棟より告ぐ。アリーナ・グラントは至急、貴族棟の第二生徒会室まで来なさい。』
「行かせたくない。。」
「えぇ、セシールついにシスコン以上の発言してきたよ。」
「保護者として家族としてだけど!?...ヤバイとき防犯ブザー鳴らしてね。はいこれ。」
え、この過保護セシルはなにか隠してるときに発動するよね...。
「私も行きたくなくなってきたぁ。」
「頑張れ!アリーナ姉さん!!」
過保護なのにすぐ突き放すんだからぁ!
貴族棟
コンコンコン。
「クリス様、アリーナ・グラントです。」
「入っていいですよ。」
「失礼致します。」
「やぁ、よく来たね!アリーナ。今日はあなたに漫画を準備しましたよ。どうやらこの漫画のアンチなようで。」
「こんなことあってはなりませんからね!アンチにもなりますよ。」
「でも、この程度のことアリアを失うと思えば大したことありませんよ。僕はあなたのいない世界で生きる気はありませんので。」
クリス様は流れるような手つきで私を膝に座らせる。
「すごーく恥ずかしいので立ってもいいですか?私重いですし、クリス様の大切な服が汚れますし、シワになります!」
「必死に言い訳考えても無駄ですよ。僕が許可してるんですから。ね?」
クリス様はがっちりホールドまでしてきた。
「この漫画の魅力は例えばこんなところ。」
これは!本をめくるときに膝から立てるかもしれない!抱き締められてる手ゆるめなきゃだもんね。
「主人公はアリーナですよ。ほら、王子がこんなにも求婚してるのに気付かないところとかそっくりです。」
な、なんということだろう。器用に魔法でページをめくっている。。
「魔法なら魔法にってことで水ぶっかけますよ。」
「アリアの魔法なら水を被るくらい大丈夫ですよ。」
「基本的Sよりなクリス様がM発言してる。。」
「全部アリアにだけです。さ、次。この王子が主人公に想いを伝えるシーンなんてどうですか?心に響いてるのに許されない恋だからって逃げてしまうようですね。」
もし、アリーナの時にクリス様に想いを伝えられたら困るし。しらばっくれて逃げるのもわかるよ。。
「その顔、主人公に同情してるんですか?」
「しますよ。まぁ、クリス様はアリーナに気持ちを伝えたりしないと思いますけど。」
「先日セシールがあれだけ焦ってたの忘れたんですか?僕はもう、あなたに遠慮しませんからね。どんどん気持ちを伝えます。」
「...やめていただけるとありがたいです!」
「ふふ、可愛いですね。」
ダメだ、これ以上密着してると心臓が持たない。
「と、とりあえずこれはあってはならない未来です!」
「愛があれば案外簡単ですよ?」
「簡単じゃないです!この、ライバルの子可哀想ですし。」
「それはそうですね。ですが、王子もライバルを側におくほど余裕はないかと思われます。僕もライバルとまではいかなくとも過保護に囲まれているアリアに易々と近づけませんし。」
「易々近づいてる気がするのはなんですかね。」
「それは僕の信頼の証ですよ。なくなったら絶対近づけないし。どうにかなんないかなぁ。」
クリス様の信頼の証かぁ。。
私に近づくのにそんな信頼とか欲しいの!?
コンコンコン。
「セシール・グラントです。アリーナ姉さんを解放してください。」
ゲッ!もう一時間くらいたってる!
「報告会が長引いていて。先帰っててください。」
「帰るわけないですからね!?」
「セシール!なにを生徒会室の前で叫んでるのですか?」
「聞いてください!ステラ様!アリーナ姉さんがクリス王子に脅されてるんです。。」
おいおい、セシル。嘘はダメだよ。
「待っててくださいまし。あの腹黒成敗しますわ!」
ガッチャンっ!!
「鍵が掛かってるのわからないんでしょうか。」
「あの、いい加減離してください。」
「嫌ですっ!」
私はまだクリス様の膝から立てない。
「ねぇ、アリアもこの漫画読んでみてくださいよ。感想伝えてくれなきゃ毎日こうしますからね。」
激甘な声で囁かれるとどうも逆らえない。
「よ、読みますからぁ。。」
「では、いいですよ。二人とも入っていいですよ!」
「アリーナ姉さん!!」
「セシール、今日からこの漫画読む。」
「え!?マジで言ってるの?どんな手使われたのさ!!」
セシールの心配そうな声にクリス様の小さな笑い声が聞こえた。
おまけ(ステラの疑惑)
「あの双子あまりにも。。」
「あまりにもどうしましたか?」
「いえ、にしてもカルムの言う通りクリス様はアリーナを気に入ってるんですね。」
「そうでもないですよ。」
「あの二人実はめちゃめちゃアリア様とセシル様をリスペクトしてたりしません?纏うオーラからそっくりですわ。特にセシール。名前までリスペクトみたいですわ。」
「ふふふ、ステラは面白いこと言いますね。」
まだ、ステラの疑惑は真実には程遠い。
セシルじゃないと僕はクリス様に逆らえない噛み付けない。そんなことを義弟は言っていた。
「昨日、アリーナ姉さんがあなたに困らされたようです。これは即刻この漫画を規制するべきだと思います。」
僕はそれに関して前々から意見を言いたかった。
「セシルとなにが違うんですか。」
「今はセシールですが!?」
ガラナ嬢にバレるのも当然なシスコン全開セシル(敵意ver)がセシールの皮を被って立っていた。
「どうせなら味方verを要求します。」
「なに考えてるのかわかりませんが、アリーナ姉さんも困ってるんです。助けてあげればあなたの株もあがりますよ?...僕、あなたのことすこーしだけ頼りにしてるし。。」
そうこれ。これが味方ver。
「たまにいい助言してくれますよね。」
「アリーナ姉さんの意思尊重が一番ですけどね。」
「まぁ、結論としては漫画の規制はしませんよ。だって、あの漫画アリーナに読んでもらえれば僕にとって得になりますから。」
「すごく黒いですね。アリーナ姉さんは困ってるんですよ?」
「困らないように僕がしてあげます。今日、アリーナはきっと漫画が好きになりますよ。安心して僕に任せてください!」
「その言い方はとても安心できませんけどね!?」
セシールとセシルの差はなんだろうか。人前での自信か?
僕の前ではセシールでも噛み付きまくりじゃないか。
放課後
アリアside
『貴族棟より告ぐ。アリーナ・グラントは至急、貴族棟の第二生徒会室まで来なさい。』
「行かせたくない。。」
「えぇ、セシールついにシスコン以上の発言してきたよ。」
「保護者として家族としてだけど!?...ヤバイとき防犯ブザー鳴らしてね。はいこれ。」
え、この過保護セシルはなにか隠してるときに発動するよね...。
「私も行きたくなくなってきたぁ。」
「頑張れ!アリーナ姉さん!!」
過保護なのにすぐ突き放すんだからぁ!
貴族棟
コンコンコン。
「クリス様、アリーナ・グラントです。」
「入っていいですよ。」
「失礼致します。」
「やぁ、よく来たね!アリーナ。今日はあなたに漫画を準備しましたよ。どうやらこの漫画のアンチなようで。」
「こんなことあってはなりませんからね!アンチにもなりますよ。」
「でも、この程度のことアリアを失うと思えば大したことありませんよ。僕はあなたのいない世界で生きる気はありませんので。」
クリス様は流れるような手つきで私を膝に座らせる。
「すごーく恥ずかしいので立ってもいいですか?私重いですし、クリス様の大切な服が汚れますし、シワになります!」
「必死に言い訳考えても無駄ですよ。僕が許可してるんですから。ね?」
クリス様はがっちりホールドまでしてきた。
「この漫画の魅力は例えばこんなところ。」
これは!本をめくるときに膝から立てるかもしれない!抱き締められてる手ゆるめなきゃだもんね。
「主人公はアリーナですよ。ほら、王子がこんなにも求婚してるのに気付かないところとかそっくりです。」
な、なんということだろう。器用に魔法でページをめくっている。。
「魔法なら魔法にってことで水ぶっかけますよ。」
「アリアの魔法なら水を被るくらい大丈夫ですよ。」
「基本的Sよりなクリス様がM発言してる。。」
「全部アリアにだけです。さ、次。この王子が主人公に想いを伝えるシーンなんてどうですか?心に響いてるのに許されない恋だからって逃げてしまうようですね。」
もし、アリーナの時にクリス様に想いを伝えられたら困るし。しらばっくれて逃げるのもわかるよ。。
「その顔、主人公に同情してるんですか?」
「しますよ。まぁ、クリス様はアリーナに気持ちを伝えたりしないと思いますけど。」
「先日セシールがあれだけ焦ってたの忘れたんですか?僕はもう、あなたに遠慮しませんからね。どんどん気持ちを伝えます。」
「...やめていただけるとありがたいです!」
「ふふ、可愛いですね。」
ダメだ、これ以上密着してると心臓が持たない。
「と、とりあえずこれはあってはならない未来です!」
「愛があれば案外簡単ですよ?」
「簡単じゃないです!この、ライバルの子可哀想ですし。」
「それはそうですね。ですが、王子もライバルを側におくほど余裕はないかと思われます。僕もライバルとまではいかなくとも過保護に囲まれているアリアに易々と近づけませんし。」
「易々近づいてる気がするのはなんですかね。」
「それは僕の信頼の証ですよ。なくなったら絶対近づけないし。どうにかなんないかなぁ。」
クリス様の信頼の証かぁ。。
私に近づくのにそんな信頼とか欲しいの!?
コンコンコン。
「セシール・グラントです。アリーナ姉さんを解放してください。」
ゲッ!もう一時間くらいたってる!
「報告会が長引いていて。先帰っててください。」
「帰るわけないですからね!?」
「セシール!なにを生徒会室の前で叫んでるのですか?」
「聞いてください!ステラ様!アリーナ姉さんがクリス王子に脅されてるんです。。」
おいおい、セシル。嘘はダメだよ。
「待っててくださいまし。あの腹黒成敗しますわ!」
ガッチャンっ!!
「鍵が掛かってるのわからないんでしょうか。」
「あの、いい加減離してください。」
「嫌ですっ!」
私はまだクリス様の膝から立てない。
「ねぇ、アリアもこの漫画読んでみてくださいよ。感想伝えてくれなきゃ毎日こうしますからね。」
激甘な声で囁かれるとどうも逆らえない。
「よ、読みますからぁ。。」
「では、いいですよ。二人とも入っていいですよ!」
「アリーナ姉さん!!」
「セシール、今日からこの漫画読む。」
「え!?マジで言ってるの?どんな手使われたのさ!!」
セシールの心配そうな声にクリス様の小さな笑い声が聞こえた。
おまけ(ステラの疑惑)
「あの双子あまりにも。。」
「あまりにもどうしましたか?」
「いえ、にしてもカルムの言う通りクリス様はアリーナを気に入ってるんですね。」
「そうでもないですよ。」
「あの二人実はめちゃめちゃアリア様とセシル様をリスペクトしてたりしません?纏うオーラからそっくりですわ。特にセシール。名前までリスペクトみたいですわ。」
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