14 / 79
普通科の彼女と特進科の彼。
お箸は一膳でよろしいですか?
しおりを挟む
ピンポンと自動ドアが来客を知らせた。私はお弁当袋を広げる作業をしながらお出迎えの挨拶をする。
「いらっしゃいませー」
「…森宮?」
疑問形の呼び方に私は顔をあげる。
そこには学校の制服姿の悠木君の姿があった。
「あ、悠木君」
「お前ここでも働いてんの?」
「たまにヘルプで入ってるんだ。ご注文は?」
授業の時間が終わった時間にしては遅いな。友達とどこかで遊んできたのだろうか。それとも生徒会の仕事で遅くなったのかな。
カウンター前にやってきた悠木君にメニュー一覧を見せると彼はさほど悩むこともなく、とある一点をピッと指差した。
「唐揚げ&メンチカツ大盛り弁当ひとつ」
「かしこまりました。お味噌汁はよろしいか? 今なら豚汁100円、わかめと豆腐の味噌汁80円で付けられるけど」
「あっじゃあ豚汁ひとつ付けて」
肉メイン弁当に更に肉を加えたメニューを注文した悠木君。私はキッチンに大声で注文を流した。レジでお会計をしようとキーを叩いていると、ぬっとカウンターに載せられたプリン。
「これも一緒に」
「はい、毎度」
食後のデザートかなと思いながら会計を済ませて、袋に詰める準備をしていると、プリンを掴んだ悠木君はずいっと私に差し出してきた。
「差し入れ。バイト終わってから食えよ」
「あ…どうも」
悠木君のではなく、私にあげるために購入したらしい。遠慮するのはなんなので、ありがたく受け取った。
「今日何時まで?」
「22時までだよ」
「帰り大丈夫か?」
「大丈夫。いつものことだから」
「そうか」と頷いた悠木君は購入済みのお弁当が入った袋を持ち上げると、軽く手を上げて小さく笑った。
「バイト頑張れよ。また学校で」
わぁ爽やか。
学校の女子がこれ見たらうらやましがるだろうなぁ。私は手を振り返して見送って差し上げた。
悠木君の姿が見えなくなったと思ったら、ドスンと後ろから衝撃を与えられた。ふわふわのお肉がぶつかってきた衝撃に私は驚いて「わっ」と声を出してしまった。
「えーめちゃくちゃカッコいい子じゃない! 芸能人みたい! 美玖ちゃんの彼氏?」
何かと思えばこのお店の店長の奥さんが私に体当りしてきたのだ。彼女はニヤニヤしながら私を冷やかした。
…女っていくつになってもこういう話好きなんだね…
「違いますよ」
いやいや、私と悠木君並べてみたら一目瞭然だろう。美女と野獣ならぬ、美形と平凡だよ。不釣り合いにもほどがある。悠木君に失礼だからそれ以上は止めてやってくれ。
私が冷静に否定すると、奥さんは「えーつまんない。美玖ちゃんは女子高生成分が足りてないと思うー」と文句をつけてきた。
だが、世の中の女子高生全てに彼氏がいるわけでもないし、全員が恋愛に興味を持っているとは限らないので、その偏見は良くないと思うぞ。
私は切ない気持ちになってため息を吐き出した。……私が狙っていたメンチカツを悠木君が購入していったので、揚げ置きのメンチカツの在庫が減ってしまった……のり弁も美味しいけど、まかないのメンチカツ食べたいなぁ…願わくばこれ以上メンチカツのオーダーが入りませんように。
□■□
お昼休みは私にとって、とても大切な時間だ。
4階には生徒会室とか音楽室など移動教室が集中しており、常時生徒がいるような教室はない。そのため比較的静かな場所なのだ。
私は今日も社会科準備室でアイマスクを付けて持ち込みの毛布にくるんで眠る。寒くなってきたから毛布持ってきたの。このぬくもりに包まれて私は眠りの世界に旅立つ…。
──ドタドタドタ…
「……」
しかし、その日はそれを邪魔するものがいたようだ。
階段をものすごい勢いで駆け上がってきた音が聞こえてきたと思えば、ガラリ! と力いっぱい引き戸を開いた音が身近で聞こえてきた。
……この準備室に誰かが入ってきた?
私は眉間にシワを寄せつつ、アイマスクをずらしながら身体を起こす。外から差し込む光に目を細めながら侵入者の顔でも拝んでやろうとして……更に眉間にシワを寄せた。
侵入者は悠木君だったのだ。
「森宮! 匿って!!」
「はぁ…?」
そう言って入ってきたはいいが、この準備室には隠れられそうな場所はない。
手頃な掃除道具入れなんてないし、そばに配置されている棚は書類を入れる程度のサイズだ。机の下に隠れてもいいけど、出入り口から丸見えの場所になる。
悠木君はパニック状態に陥り一人でオロオロしているようだった。状況はよくわからんが困っているようなので、私はソファの上に逆戻りして身体にかけていた毛布を持ち上げた。
「仕方ないなぁ。ほらおいで」
「…え?」
「隠れたいんでしょ? おとなしくしててね」
一瞬何が何だか分からないといた感じで呆けていた悠木君だったが、遠くから近づいてくるバタバタバタという複数の足音にギクッとして、すぐに行動に移した。
私の上に重なるようにして毛布の中に隠れた悠木君を自分の体にくっつけて膨らみを不自然に見えないように工作すると、私はアイマスクをして寝てるフリをする。
その後すぐにガラッと扉が開かれる音がした。
「悠木君っ!」
「…あれ? 人が寝てる?」
開け放たれた扉の向こうから聞こえてきたのは女子生徒の声だ。私の上に乗っている悠木君の体がぎくりと動いたのが伝わってくる。
「う゛ぅん…」
私はさも今起きましたと言わんばかりのアクションを取ってみせた。
「なに…さっきからうるさいなぁ」
「あ、あんたどうしてこんなところで寝てるの!?」
「私がどこで寝ようと私の勝手でしょうが。なんですかさっきからドタバタドタバタと。走りたいなら校庭で走ってきたらどうなんですか」
睡眠妨害されて不機嫌なのを表に出しながら相手に苦情を申しつけると、相手の女子生徒は少しムッとしていた。
「ねぇ、悠木君ここに来なかった?」
一緒になって追いかけてきた別の女子生徒が問いかけてくる。だが私は「さぁ、知りませんけど」と返して差し上げた。
「もしかしたら向こうの階段駆け下りて教室に戻ってるかも」
「いこっ」
そう言って彼女らは扉を開けっ放しにしてその場を駆け去っていった。
全くもう…開けたら締める。それを実践できないとはそれでも高校生か!
ふー…とため息を吐いて、私は毛布を持ち上げた。
「もういいよ。どっかに行ったから」
顔を上げた悠木君は毛布内の熱気にやられたのか顔が真っ赤だった。
「助けたのはプリンのお礼だよ。今度睡眠妨害したら許さないし、突き出すからね」
「あ、お、おう…」
なんか急に言葉が出なくなってきたみたいにうろたえる悠木君。一体どうしたんだ。ワタワタと私の上からどいた彼は毛布を踏んで滑ってつんのめって床に転倒しかけていた。なかなか間抜けな格好を見たぞ。今の面白かったな。
「私は寝直すから適当に出ていってね。ついでに扉閉めておいて」
「え?」
悠木君が疑問符をつけた形で聞き返してきたけど、私は時間が惜しかった。アイマスクつけ直すと、寝直すことにした。
ピピピ…と聞き慣れたアラームの音が聞こえた。私は両腕を伸ばし背伸びすると、アイマスクをずらした。
スマホのアラームを消そうと首を動かすと近くに人影があって、びっくりしてスマホを取り落しそうになった。
…何してるんだろうこの人。
社会科準備室の本が山積みになっているデスクに備え付けられている古ぼけたデスクチェアに座った悠木君がこっちを怖い顔で睨みつけていたのだ。
「…まだ教室に戻ってなかったの?」
「俺が戻ったら、この部屋の鍵が開けっ放しになるだろ…」
「まぁそうなんだけどさ」
いつものことだから別に見張りとかしなくてもいいのに。変なところで気遣い屋だな君は。
私が起きて毛布を畳んでいると、悠木君はじっとりした目でこちらを観察していた。
なんだよ、他にも言いたいことがあるのか?
私が目で問いかけると、悠木君は口をへの字にして不満そうな表情を浮かべていた。
「お前さ、少しくらいは恥じらい持てよ…」
……恥じらい、とは?
私がぽかーんとしていると、悠木君は恥じらうように目をそらした。その頬は赤く色づいている。
「男と密着してるのに全く意識しないってどういうことなんだよ」
「緊急事態だから匿ってあげただけじゃない。そこにいやらしいことなんか存在しないでしょ」
何を言っているんだ、現地妻が居るという噂のジゴロの君が。
こないだもだけど悠木君は若干そういうのに口うるさいね。
「なにさ、助けてあげたのに」
「他の男には絶対やるなよ!?」
「はいはい」
感謝はされど、説教なんかされるいわれはないんだが。
口うるさい男はモテないぞ、と言ってやりたいが、あの伝説の悠木夏生に言ってもただの負け惜しみになるだけなのでやめておいた。
「いらっしゃいませー」
「…森宮?」
疑問形の呼び方に私は顔をあげる。
そこには学校の制服姿の悠木君の姿があった。
「あ、悠木君」
「お前ここでも働いてんの?」
「たまにヘルプで入ってるんだ。ご注文は?」
授業の時間が終わった時間にしては遅いな。友達とどこかで遊んできたのだろうか。それとも生徒会の仕事で遅くなったのかな。
カウンター前にやってきた悠木君にメニュー一覧を見せると彼はさほど悩むこともなく、とある一点をピッと指差した。
「唐揚げ&メンチカツ大盛り弁当ひとつ」
「かしこまりました。お味噌汁はよろしいか? 今なら豚汁100円、わかめと豆腐の味噌汁80円で付けられるけど」
「あっじゃあ豚汁ひとつ付けて」
肉メイン弁当に更に肉を加えたメニューを注文した悠木君。私はキッチンに大声で注文を流した。レジでお会計をしようとキーを叩いていると、ぬっとカウンターに載せられたプリン。
「これも一緒に」
「はい、毎度」
食後のデザートかなと思いながら会計を済ませて、袋に詰める準備をしていると、プリンを掴んだ悠木君はずいっと私に差し出してきた。
「差し入れ。バイト終わってから食えよ」
「あ…どうも」
悠木君のではなく、私にあげるために購入したらしい。遠慮するのはなんなので、ありがたく受け取った。
「今日何時まで?」
「22時までだよ」
「帰り大丈夫か?」
「大丈夫。いつものことだから」
「そうか」と頷いた悠木君は購入済みのお弁当が入った袋を持ち上げると、軽く手を上げて小さく笑った。
「バイト頑張れよ。また学校で」
わぁ爽やか。
学校の女子がこれ見たらうらやましがるだろうなぁ。私は手を振り返して見送って差し上げた。
悠木君の姿が見えなくなったと思ったら、ドスンと後ろから衝撃を与えられた。ふわふわのお肉がぶつかってきた衝撃に私は驚いて「わっ」と声を出してしまった。
「えーめちゃくちゃカッコいい子じゃない! 芸能人みたい! 美玖ちゃんの彼氏?」
何かと思えばこのお店の店長の奥さんが私に体当りしてきたのだ。彼女はニヤニヤしながら私を冷やかした。
…女っていくつになってもこういう話好きなんだね…
「違いますよ」
いやいや、私と悠木君並べてみたら一目瞭然だろう。美女と野獣ならぬ、美形と平凡だよ。不釣り合いにもほどがある。悠木君に失礼だからそれ以上は止めてやってくれ。
私が冷静に否定すると、奥さんは「えーつまんない。美玖ちゃんは女子高生成分が足りてないと思うー」と文句をつけてきた。
だが、世の中の女子高生全てに彼氏がいるわけでもないし、全員が恋愛に興味を持っているとは限らないので、その偏見は良くないと思うぞ。
私は切ない気持ちになってため息を吐き出した。……私が狙っていたメンチカツを悠木君が購入していったので、揚げ置きのメンチカツの在庫が減ってしまった……のり弁も美味しいけど、まかないのメンチカツ食べたいなぁ…願わくばこれ以上メンチカツのオーダーが入りませんように。
□■□
お昼休みは私にとって、とても大切な時間だ。
4階には生徒会室とか音楽室など移動教室が集中しており、常時生徒がいるような教室はない。そのため比較的静かな場所なのだ。
私は今日も社会科準備室でアイマスクを付けて持ち込みの毛布にくるんで眠る。寒くなってきたから毛布持ってきたの。このぬくもりに包まれて私は眠りの世界に旅立つ…。
──ドタドタドタ…
「……」
しかし、その日はそれを邪魔するものがいたようだ。
階段をものすごい勢いで駆け上がってきた音が聞こえてきたと思えば、ガラリ! と力いっぱい引き戸を開いた音が身近で聞こえてきた。
……この準備室に誰かが入ってきた?
私は眉間にシワを寄せつつ、アイマスクをずらしながら身体を起こす。外から差し込む光に目を細めながら侵入者の顔でも拝んでやろうとして……更に眉間にシワを寄せた。
侵入者は悠木君だったのだ。
「森宮! 匿って!!」
「はぁ…?」
そう言って入ってきたはいいが、この準備室には隠れられそうな場所はない。
手頃な掃除道具入れなんてないし、そばに配置されている棚は書類を入れる程度のサイズだ。机の下に隠れてもいいけど、出入り口から丸見えの場所になる。
悠木君はパニック状態に陥り一人でオロオロしているようだった。状況はよくわからんが困っているようなので、私はソファの上に逆戻りして身体にかけていた毛布を持ち上げた。
「仕方ないなぁ。ほらおいで」
「…え?」
「隠れたいんでしょ? おとなしくしててね」
一瞬何が何だか分からないといた感じで呆けていた悠木君だったが、遠くから近づいてくるバタバタバタという複数の足音にギクッとして、すぐに行動に移した。
私の上に重なるようにして毛布の中に隠れた悠木君を自分の体にくっつけて膨らみを不自然に見えないように工作すると、私はアイマスクをして寝てるフリをする。
その後すぐにガラッと扉が開かれる音がした。
「悠木君っ!」
「…あれ? 人が寝てる?」
開け放たれた扉の向こうから聞こえてきたのは女子生徒の声だ。私の上に乗っている悠木君の体がぎくりと動いたのが伝わってくる。
「う゛ぅん…」
私はさも今起きましたと言わんばかりのアクションを取ってみせた。
「なに…さっきからうるさいなぁ」
「あ、あんたどうしてこんなところで寝てるの!?」
「私がどこで寝ようと私の勝手でしょうが。なんですかさっきからドタバタドタバタと。走りたいなら校庭で走ってきたらどうなんですか」
睡眠妨害されて不機嫌なのを表に出しながら相手に苦情を申しつけると、相手の女子生徒は少しムッとしていた。
「ねぇ、悠木君ここに来なかった?」
一緒になって追いかけてきた別の女子生徒が問いかけてくる。だが私は「さぁ、知りませんけど」と返して差し上げた。
「もしかしたら向こうの階段駆け下りて教室に戻ってるかも」
「いこっ」
そう言って彼女らは扉を開けっ放しにしてその場を駆け去っていった。
全くもう…開けたら締める。それを実践できないとはそれでも高校生か!
ふー…とため息を吐いて、私は毛布を持ち上げた。
「もういいよ。どっかに行ったから」
顔を上げた悠木君は毛布内の熱気にやられたのか顔が真っ赤だった。
「助けたのはプリンのお礼だよ。今度睡眠妨害したら許さないし、突き出すからね」
「あ、お、おう…」
なんか急に言葉が出なくなってきたみたいにうろたえる悠木君。一体どうしたんだ。ワタワタと私の上からどいた彼は毛布を踏んで滑ってつんのめって床に転倒しかけていた。なかなか間抜けな格好を見たぞ。今の面白かったな。
「私は寝直すから適当に出ていってね。ついでに扉閉めておいて」
「え?」
悠木君が疑問符をつけた形で聞き返してきたけど、私は時間が惜しかった。アイマスクつけ直すと、寝直すことにした。
ピピピ…と聞き慣れたアラームの音が聞こえた。私は両腕を伸ばし背伸びすると、アイマスクをずらした。
スマホのアラームを消そうと首を動かすと近くに人影があって、びっくりしてスマホを取り落しそうになった。
…何してるんだろうこの人。
社会科準備室の本が山積みになっているデスクに備え付けられている古ぼけたデスクチェアに座った悠木君がこっちを怖い顔で睨みつけていたのだ。
「…まだ教室に戻ってなかったの?」
「俺が戻ったら、この部屋の鍵が開けっ放しになるだろ…」
「まぁそうなんだけどさ」
いつものことだから別に見張りとかしなくてもいいのに。変なところで気遣い屋だな君は。
私が起きて毛布を畳んでいると、悠木君はじっとりした目でこちらを観察していた。
なんだよ、他にも言いたいことがあるのか?
私が目で問いかけると、悠木君は口をへの字にして不満そうな表情を浮かべていた。
「お前さ、少しくらいは恥じらい持てよ…」
……恥じらい、とは?
私がぽかーんとしていると、悠木君は恥じらうように目をそらした。その頬は赤く色づいている。
「男と密着してるのに全く意識しないってどういうことなんだよ」
「緊急事態だから匿ってあげただけじゃない。そこにいやらしいことなんか存在しないでしょ」
何を言っているんだ、現地妻が居るという噂のジゴロの君が。
こないだもだけど悠木君は若干そういうのに口うるさいね。
「なにさ、助けてあげたのに」
「他の男には絶対やるなよ!?」
「はいはい」
感謝はされど、説教なんかされるいわれはないんだが。
口うるさい男はモテないぞ、と言ってやりたいが、あの伝説の悠木夏生に言ってもただの負け惜しみになるだけなのでやめておいた。
1
あなたにおすすめの小説
元男装傭兵、完璧な淑女を演じます。――嫁ぎ先はかつての団長でした!?
中野森
恋愛
貧乏男爵家の長女クラリスは、弟の学費を稼ぐために男装して傭兵団へ入団した。
副団長にまで上り詰め、団長をはじめとした仲間から信頼を得るが、決して正体は明かさなかった。
やがて戦争が終わり、傭兵団は解散となる。
出稼ぎするために流した嘘の悪評により、修道院入りを覚悟していたクラリスだったが、帰郷した彼女を待っていたのは父からの「嫁ぎ先が決まった」という一言だった。
慌ただしく始まる淑女教育、そして一度も未来の夫と顔合わせすることなく迎えた結婚式当日。
誓いの言葉を促され隣からきこてくる声に、クラリスは凍りつく。
……嘘でしょ、団長!?
かつての想い人でもある傭兵仲間が今は夫となり、妻の正体には気づいていない――気づかれてはいけないのだ、絶対に!
本作品はゆるふわ設定、ご都合主義、細かいことは気にしたら負け!
※この小説は、ほかの小説投稿サイトにも投稿しています。
恋人、はじめました。
桜庭かなめ
恋愛
紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。
明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。
ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。
「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」
「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」
明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。
一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!
※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)
※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想などお待ちしています。
陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!
みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!
杉藤千夏はツンデレ少女である。
そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。
千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。
徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い!
※他サイトにも投稿しています。
※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。
虐げられ続けてきたお嬢様、全てを踏み台に幸せになることにしました。
ラディ
恋愛
一つ違いの姉と比べられる為に、愚かであることを強制され矯正されて育った妹。
家族からだけではなく、侍女や使用人からも虐げられ弄ばれ続けてきた。
劣悪こそが彼女と標準となっていたある日。
一人の男が現れる。
彼女の人生は彼の登場により一変する。
この機を逃さぬよう、彼女は。
幸せになることに、決めた。
■完結しました! 現在はルビ振りを調整中です!
■第14回恋愛小説大賞99位でした! 応援ありがとうございました!
■感想や御要望などお気軽にどうぞ!
■エールやいいねも励みになります!
■こちらの他にいくつか話を書いてますのでよろしければ、登録コンテンツから是非に。
※一部サブタイトルが文字化けで表示されているのは演出上の仕様です。お使いの端末、表示されているページは正常です。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
結婚する事に決めたから
KONAN
恋愛
私は既婚者です。
新たな職場で出会った彼女と結婚する為に、私がその時どう考え、どう行動したのかを書き記していきます。
まずは、離婚してから行動を起こします。
主な登場人物
東條なお
似ている芸能人
○原隼人さん
32歳既婚。
中学、高校はテニス部
電気工事の資格と実務経験あり。
車、バイク、船の免許を持っている。
現在、新聞販売店所長代理。
趣味はイカ釣り。
竹田みさき
似ている芸能人
○野芽衣さん
32歳未婚、シングルマザー
医療事務
息子1人
親分(大島)
似ている芸能人
○田新太さん
70代
施設の送迎運転手
板金屋(大倉)
似ている芸能人
○藤大樹さん
23歳
介護助手
理学療法士になる為、勉強中
よっしー課長(吉本)
似ている芸能人
○倉涼子さん
施設医療事務課長
登山が趣味
o谷事務長
○重豊さん
施設医療事務事務長
腰痛持ち
池さん
似ている芸能人
○田あき子さん
居宅部門管理者
看護師
下山さん(ともさん)
似ている芸能人
○地真央さん
医療事務
息子と娘はテニス選手
t助
似ている芸能人
○ツオくん(アニメ)
施設医療事務事務長
o谷事務長異動後の事務長
雄一郎 ゆういちろう
似ている芸能人
○鹿央士さん
弟の同級生
中学テニス部
高校陸上部
大学帰宅部
髪の赤い看護師(川木えみ)
似ている芸能人
○田來未さん
准看護師
ヤンキー
怖い
会社のイケメン先輩がなぜか夜な夜な私のアパートにやって来る件について(※付き合っていません)
久留茶
恋愛
地味で陰キャでぽっちゃり体型の小森菜乃(24)は、会社の飲み会で女子一番人気のイケメン社員・五十嵐大和(26)を、ひょんなことから自分のアパートに泊めることに。
しかし五十嵐は表の顔とは別に、腹黒でひと癖もふた癖もある男だった。
「お前は俺の恋愛対象外。ヤル気も全く起きない安全地帯」
――酷い言葉に、菜乃は呆然。二度と関わるまいと決める。
なのに、それを境に彼は夜な夜な菜乃のもとへ現れるようになり……?
溺愛×性格に難ありの執着男子 × 冴えない自分から変身する健気ヒロイン。
王道と刺激が詰まったオフィスラブコメディ!
*全28話完結
*辛口で過激な発言あり。苦手な方はご注意ください。
*他誌にも掲載中です。
距離感ゼロ〜副社長と私の恋の攻防戦〜
葉月 まい
恋愛
「どうするつもりだ?」
そう言ってグッと肩を抱いてくる
「人肌が心地良くてよく眠れた」
いやいや、私は抱き枕ですか!?
近い、とにかく近いんですって!
グイグイ迫ってくる副社長と
仕事一筋の秘書の
恋の攻防戦、スタート!
✼••┈•• ♡ 登場人物 ♡••┈••✼
里見 芹奈(27歳) …神蔵不動産 社長秘書
神蔵 翔(32歳) …神蔵不動産 副社長
社長秘書の芹奈は、パーティーで社長をかばい
ドレスにワインをかけられる。
それに気づいた副社長の翔は
芹奈の肩を抱き寄せてホテルの部屋へ。
海外から帰国したばかりの翔は
何をするにもとにかく近い!
仕事一筋の芹奈は
そんな翔に戸惑うばかりで……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる