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第一部 第一章
4話
エルクが、激しい頭痛を起こして気絶してから凡そ三時間後、エルクが目覚めるともふもふとした何かに包まれて横になっていた。
『あら、ようやく起きたのね。私をテイムしたら急に倒れるものだからちょっと焦ったじゃない。それで、起きたってことはもう体調は大丈夫なのかしら』
「ああ、お前をテイムしたとたんに結構な量の情報が流れて来て気絶しただけだから大したことじゃないよ。それより、どうやらお前をテイムしたことで新しいスキルを獲得した様なんだ」
『あら、どんなスキルなの。ちょっと見せてよ』
フェンリルがそう言うのでエルクは、自分のステータスカードを取り出して魔力を流しステータスを表示させた。
【名前】エルク 【種族】ヒューマン
【年齢】17歳 【レベル】10
【称号】アイアン級冒険者
【ジョブ】神獣使い 【ジョブスキル】テイム・神獣の箱庭
【スキル】無限収納・神眼
【体力】140 【魔力】950
【従魔】神獣フェンリル
「こんな感じだけど、新しいスキルはこの神獣の箱庭と神眼だな。どんな効果があるんだろうなあ」
『神獣の箱庭の効果は知らないけれど、神眼の効果なら私が知っているわよ。教えてあげましょうか』
「え、お前、神眼の効果を知っているのか。それじゃあ、直ぐに教えてくれ」
『ええ、わかったわ。教えてあげる。全くあなたせっかちさんね。神眼て言うのはね。簡単に言えば、鑑定系のスキルの最上位スキルのことよ。そのスキルがあればありとあらゆる情報を見ることが出来るわ。あなた、とんでもないスキルを得たわね。この分だともう一つの神獣の箱庭のスキルも凄いスキルなんじゃないかしら』
「そうだな。試しに使ってみるか」
エルクは、意識を集中して神獣の箱庭を発動してみた。
すると、エルクとフェンリルの目の前に体長が六メートル近くあるフェンリルでも余裕で通れるほどの大きなゲートが現れた。
エルクとフェンリルは、慎重な足取りで現れたゲートの中に入るとそこには、広大な自然が広がっていた。
『何なのこれは、スキルの中に全く違う世界が広がっているわ。一体どこまで広がっているのかしら。何だか体がうずうずして来ちゃったわ』
「ああ、全く、ここは不思議な空間だな。ん、あそこに何か古代遺跡でよく見る操作装置の様な物があるぞ。ちょっと見に行ってみよう」
エルクとフェンリルは、ゲートの入り口近くにあった古代遺跡でよく見る操作装置の様な物まで行きどの様な物なのか神眼で鑑定してみた。
鑑定結果
・神獣の箱庭の中を操作することが出来る操作パネル。
・現在存在しているエリア
草原エリア・山脈エリア・海エリア・極寒エリア
「どうやら、これはこの箱庭の中を操作するためのパネルで、この箱庭の中には現在五つのエリアが存在しているみたいだな。それにこの箱庭、俺たちがいるこの大陸と同じぐらいの大きさがあるみたいだぞ。お、どうやらこの箱庭内の地図をパネルに表示できるみたいだ。ちょっと見てみるか」
エルクは、パネルを操作して地図を表示すると、この箱庭の全容が明らかになった。
「今のところは、大陸の中心はぽかんと空いていてその中心を囲う様に草原エリア、山脈エリア、極寒エリアが存在していて、そして、大陸の周りを海エリアが囲っている訳か。ん~、この中のエリアでフェンリルが住むところは、やっぱり草原エリアかな。どうかな」
『ん~、そうね。でも、極寒エリアでも暮らしていけるわよ。あ、それと、そろそろ私に名前を付けてくれないかしら。何時までもフェンリル呼びのままは私、いやよ。出来れば可愛い名前を付けてくれると嬉しいわ』
「そっか、名前か、ん~、よし、ルリ何てどうだ。ちょっと安直かも知れないけど、呼びやすいし中々可愛いと思うんだけどなあ。どうだ」
『確かにちょっと安直ね。でも、あなたの言う通り呼びやすそうだし、それで良いわ』
「よし、じゃあ、これからお前はルリだ。これからよろしくな。後、俺のことはエルクと呼べ。良いな」
『ええ、わかったわ。エルク、これからよろしくね』
『あら、ようやく起きたのね。私をテイムしたら急に倒れるものだからちょっと焦ったじゃない。それで、起きたってことはもう体調は大丈夫なのかしら』
「ああ、お前をテイムしたとたんに結構な量の情報が流れて来て気絶しただけだから大したことじゃないよ。それより、どうやらお前をテイムしたことで新しいスキルを獲得した様なんだ」
『あら、どんなスキルなの。ちょっと見せてよ』
フェンリルがそう言うのでエルクは、自分のステータスカードを取り出して魔力を流しステータスを表示させた。
【名前】エルク 【種族】ヒューマン
【年齢】17歳 【レベル】10
【称号】アイアン級冒険者
【ジョブ】神獣使い 【ジョブスキル】テイム・神獣の箱庭
【スキル】無限収納・神眼
【体力】140 【魔力】950
【従魔】神獣フェンリル
「こんな感じだけど、新しいスキルはこの神獣の箱庭と神眼だな。どんな効果があるんだろうなあ」
『神獣の箱庭の効果は知らないけれど、神眼の効果なら私が知っているわよ。教えてあげましょうか』
「え、お前、神眼の効果を知っているのか。それじゃあ、直ぐに教えてくれ」
『ええ、わかったわ。教えてあげる。全くあなたせっかちさんね。神眼て言うのはね。簡単に言えば、鑑定系のスキルの最上位スキルのことよ。そのスキルがあればありとあらゆる情報を見ることが出来るわ。あなた、とんでもないスキルを得たわね。この分だともう一つの神獣の箱庭のスキルも凄いスキルなんじゃないかしら』
「そうだな。試しに使ってみるか」
エルクは、意識を集中して神獣の箱庭を発動してみた。
すると、エルクとフェンリルの目の前に体長が六メートル近くあるフェンリルでも余裕で通れるほどの大きなゲートが現れた。
エルクとフェンリルは、慎重な足取りで現れたゲートの中に入るとそこには、広大な自然が広がっていた。
『何なのこれは、スキルの中に全く違う世界が広がっているわ。一体どこまで広がっているのかしら。何だか体がうずうずして来ちゃったわ』
「ああ、全く、ここは不思議な空間だな。ん、あそこに何か古代遺跡でよく見る操作装置の様な物があるぞ。ちょっと見に行ってみよう」
エルクとフェンリルは、ゲートの入り口近くにあった古代遺跡でよく見る操作装置の様な物まで行きどの様な物なのか神眼で鑑定してみた。
鑑定結果
・神獣の箱庭の中を操作することが出来る操作パネル。
・現在存在しているエリア
草原エリア・山脈エリア・海エリア・極寒エリア
「どうやら、これはこの箱庭の中を操作するためのパネルで、この箱庭の中には現在五つのエリアが存在しているみたいだな。それにこの箱庭、俺たちがいるこの大陸と同じぐらいの大きさがあるみたいだぞ。お、どうやらこの箱庭内の地図をパネルに表示できるみたいだ。ちょっと見てみるか」
エルクは、パネルを操作して地図を表示すると、この箱庭の全容が明らかになった。
「今のところは、大陸の中心はぽかんと空いていてその中心を囲う様に草原エリア、山脈エリア、極寒エリアが存在していて、そして、大陸の周りを海エリアが囲っている訳か。ん~、この中のエリアでフェンリルが住むところは、やっぱり草原エリアかな。どうかな」
『ん~、そうね。でも、極寒エリアでも暮らしていけるわよ。あ、それと、そろそろ私に名前を付けてくれないかしら。何時までもフェンリル呼びのままは私、いやよ。出来れば可愛い名前を付けてくれると嬉しいわ』
「そっか、名前か、ん~、よし、ルリ何てどうだ。ちょっと安直かも知れないけど、呼びやすいし中々可愛いと思うんだけどなあ。どうだ」
『確かにちょっと安直ね。でも、あなたの言う通り呼びやすそうだし、それで良いわ』
「よし、じゃあ、これからお前はルリだ。これからよろしくな。後、俺のことはエルクと呼べ。良いな」
『ええ、わかったわ。エルク、これからよろしくね』
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