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第86話 異世界の宗教
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「本拠地を叩くって、魔界へ乗り込むって事?」
「そうだ!」
涼はここ最近の魔王軍のやり方がえげつない程過激だと見に染みた。
これ以上犠牲者が出る前に魔王の本拠地を叩いて終わらせようと考えたのだ。
「考えは悪くない」
「だろ!」
「でも涼殿どうやって行くのですか?魔界?」
「それは…」
「それに魔界へ行けたとしてもこっちが疎かになるだろ!」
「私達がいなくなったらこの世界は…」
「あっという間に魔人族がくるな」
そうだ、現実の特撮と違い奴らの本拠地はこの異世界には無い。あるのは何と奴らの庭である魔界だ。
仮に行けたとしても涼達がいなくなったらまず間違いなく魔人族が攻めてきて大変な事になってしまう。それにどうやって魔界へ行くんだ?
「そうか…魔界への行き方なんか知らないし。仮に行けたとしてもこっちの世界を疎かにしちまう」
「大体魔界って行けるのか?」
「冥界が行けたなら行けるんじゃないか?」
確かに死者の国へ一度は行ったんだ。魔界くらい何とかなるかもしれないからな。
「ベルちゃん魔界って行く事出来るの?」
「はい。一様行けなくはないでありますが…」
「どうしたベル?」
「空気読め涼」
「ベルちゃん。貴女の故郷だものね…もしかしたら家族を敵に回すかもしれないわ…でも私達は…」
「いいでありますよ!」
「ベル…」
「私は皆さんの仲間になってからずっといつかは兄様と決着つけなきゃと思っていたであります…私も戦隊の一員である以上覚悟は出来てるであります!」
ベルは自分の故郷を敵に回す事はとうに覚悟は出来ていた。兄を止めると決めた以上いつかは帰るとは思っていたからだ。
「じゃあ魔界へ行こうぜ!」
「ああ!」
「やれやれ」
「また大変な事になりますね」
「涼は馬鹿だもんいつかは言うとは思っていたわ」
みんな薄々言うと思っていた。涼は直球な馬鹿だけど正義感は人一倍ある。それにこれ以上魔人族に好き放題される訳にも行かない。
「で、どうやって魔界に行くんですか?」
「ていうか君達は元魔人族側だ。どうやって行き来していたんだい?」
コハクは三人に質問した。
「俺達も詳しくは判らない」
「いつもアイカが連れて来てくれていたので」
「後はドクターがいつも妙な靄みたいな物を作りそれをトンネルに此処まで来ていたんです」
「うーむ情報がそれだけじゃ判らないであります~」
ベルは頭を抱える。
「何か他にないか?」
「他って言うか…いつも決まってある街に出ていたな」
「ある街?」
「ジークバルトって言う国です」
「決まって必ずその国から行き来してました」
「ジークバルト?」
「ジークバルトって確か…あ!」
「ジルド教を国教としてる国じゃない!」
「ジルド教ってさっき話しに出た」
「ジルドレイが作った宗教じゃ」
蝦蟇爺が口を開いた。
「そのジルド教って何なんだよ?」
「そうか涼は知らないのか」
「ジルド教とは今は亡き初代勇者のジャンヌを神聖化している宗教じゃ」
「宗教?この世界にも宗教があるのか?」
「ジークバルトには何かあるのかしら?」
「魔界に繋がる何かが?」
和樹達はそのジルド教があるジークバルトと言う国に必ず魔界から出ては立ち寄ったらしい。
「行ってみるか?その街に!」
「簡単に言うな!ジルド教ってのはヤバい噂が絶えないんだぞ!」
「ヤバい噂?」
「とにかく怖いカルト宗教だってもっぱらの噂なんです!」
カルト集団かよ…どこの世界にもいるんだな。日本にもそんな話がよく聞くからな。
「ジークバルト自体は生産国とも呼ばれるだけあり技術が高い国なんであります!魔界へ行く為の何かが閃くかもであります!」
「ちと怖いが他に手がかりないからな」
手がかりまるで無しなら行くしかないか。
「ジルド教の教祖は確かアイカさんが良く挨拶に行ってましたよね?」
「ああ、もしかしたら魔人族が絡んだ街かもしれないな」
「でもあの街はこれといって騒ぎはなかったよな?」
「ええ確かに」
「逆に怖かったな」
「魔人族が絡んでる可能性は大か…でも手がかりがあるなら行くしかないだろ!」
「そうね!私達なら大丈夫よだって勇者じゃない!」
「だよな10人もいるんだ!」
「何とかなりますぞきっと!」
「良し決まりだな!」
涼達は明日ジークバルトへ向かう事にした。
「蝦蟇爺ありがとな!」
「その蝦蟇爺はやめんかい…あと」
「ん?」
「レッドベリルは破滅も齎すから気をつけてな」
蝦蟇爺はそう言うと冷蔵庫を通って帰って行った。
その夜、涼達は久々に信道のおでん屋台を手伝わされていた。
「何で俺達まで…」
「先生これは何ですか?」
「まあウチの副業だな」
「戦隊に副業があるんですか!?」
あったよな確かそう言う戦隊。
「ほら3人共このエールと枝豆を運んでこい!」
「了解!」
「わかりまし
「行ってきます」
何かバイトを思い出す2人であった。
「アレ?信道。海斗は?」
「アイツは親父の所へ行かせた」
「お父さんの所ですか?」
「親父はまだまだ現役だからな。海斗に指導を頼んだんだよ。一流の元で学べば成長も早いからな」
信道はまだまだ人様に出せる料理を作れない海斗を店や屋台に出せない為そこで父親の元へ修行へ行かせているのだ。店も手伝って経験を積ませてる。
「下積みを耐え抜けなきゃどんな世界でも花は開かないからな」
「信道ちゃんと考えてるのね!」
「のぶさんは優しいですからね」
「大人をからかうなよ。さあ串カツを持って行ってくれ!」
「わかりました!」
「行ってくるわ!」
2人は料理を運んでいった。
「ルーガル、カイエン!早く皿を洗って持って来てくれ!」
「了解ですぞのぶ殿!」
「何か俺達裏方ばかりじゃないか?」
馬車の中のキッチンで皿を洗っているルーガルとカイエン。こはくはイモの皮を剥いている。
「それは君達が接客に向かないからだろ」
そりゃ蜥蜴と首無しじゃな逆には驚いて逃げてしまう。
その夜は久々の大盛況だった。儲かったが凄い疲れてしまった。
次の朝、涼達はジークバルト国へ向かう為に準備をしていた。
「とりあえずジークバルトは危ない国かもしれないからみんなで行こう」
「今回は俺達3人が馬車で留守番している」
「何かったら大変ですから。それにまだ海斗さんが帰ってませんから」
「私も今回は馬車に残っているわ!連絡役として」
海斗はまだ修行先から帰って来てなかった。
「じゃあ今回は俺達6人で行こうぜ!」
「ちょっと涼!私を置いて行く訳!?」
「当たり前だ!アリシアに何かあったらまずいだろ!」
「嫌よ!私も行くわよ!!」
「駄目だ!」
「何でよ!!」
「そんなヤバイ宗教の国へ行くのに子供が付いて来たら大変だろ!」
「子供って…私もう13歳よ!」
十分子供たがら。
「それにジークバルトは宗教の国じゃないでありますよ!生産の国であります!だから私も今回は行くであります!」
「もっと駄目だ!」
「何ででありますか!!」
「子供だからだ!」
「私10歳であります!」
「余計に連れて行けるか!!」
「まあまあ涼さん。姫様達も連れて行きましょうよ!」
「だけどな…」
「あくまでも調べに行くだけだ。心配ないさ」
信道が涼の肩に手を置いてそう言う。
でも何だか嫌な予感がするんだよな。
「涼殿心配しすぎですぞ!」
「いつものお気楽はどうしたんだ?」
「君らしくないぞ」
「わかったよ。でも離れるなよ!」
「子供扱いしないで!」
アリシアは拗ねてしまった。
「あらま拗ねちゃいましたね」
全く子供は判らんな。
「じゃあ行ってくるであります!」
「ほら二人とも喧嘩は無し無し!」
「べ、別に喧嘩なんかしてないわよ!涼が悪いんだから!」
「何でだよ!子供を心配して何がわるい!」
「お馬鹿!!」
ゲシっ!
「痛て!」
アリシアは涼に蹴りをかまし冷蔵庫へ放り込んだ。
「アリシア姫ってあんな性格でしたか?マナリアさん?」
「我が曽孫ながらなんとお転婆な」
いやアンタも昔はそうでした。(蝦蟇爺曰く)
なんやかんやで涼達は冷蔵庫を通り抜けて行き一同はアバロスへまずは向かった。
ジークバルトはアバロスから割と近い距離にあり馬車で向かう。一同は馬車に乗り込むとジークバルトを目指してアバロスを立つ。
アバロスを出発して暫くたつと空が薄暗くなり沢山の工場がそびえ立つ街が見えて来た。
「なんか暗いな」
「匂いも何か気持ち悪いですな」
「工場の煙だな」
「アレがジークバルトであります!」
無事に権門を通ると生産の国ジークバルトに到着した。
ジークバルト
各国に様々な部品などを生産してはそれを収入としている街でありジルド教の本拠地とも言われている。
「なんか昔の工場の街みたいだな」
「なんか空気が悪い街だな」
「臭い何か変ですぞ」
「ルーガルは蜥蜴だから鼻が効くんだな」
「蜥蜴ではありませぬよ!」
たしかにこの街なんか変じゃないか?
「着いたはいいが、どうするよ?」
「ここに手がかりかあるかもしれないんだ探すしかないだろ」
「闇雲に探しても駄目よ。まずはこの街の教会へ行ってみましょう!」
ここへ来る途中にみたあのやたら豪華なあの建物か。
「あの、私ちょっと市場に行って来たいであります!」
「単独は危険じゃないか?」
「大丈夫であります!掘り出し物を探したいでありますから!」
「心配だから私がついて行きます」
「食材見たいから俺も行ってくるわ!」
「わかった!後で合流しよう!」
「私達教会に行くから!」
「じゃあそこで!」
べる、リア、信道は涼達と分かれ市場へ向かって行った。
別れた涼達はジークバルトの教会へやってきた。
「ジルド教会」
「ジルド教とか連中の教会か?」
「パチ宗教なんだろ?」
「あくまでも噂だから」
「まあ、入れば解りますぞ!」
涼達は扉を開け教会の中へ入ると高そうなステンドグラスに周りには天使の像に中央にはやたらとデカイ結晶がある。
その結晶の側には石像が配置されている。
「聖女ジャンヌ…?俺の世界のジャンヌダルクか?」
「ジャンヌダルク?」
「正しい事を貫いたが火炙りにされた昔の女の人さ」
「涼の世界の?」
「ああ、まさか同じ名前で呼ばれ方まで同じなんてな」
涼達が立ち尽くして見ていると。
「どうかなさいましたかな?」
奥から神父らしき人が出てきた。
「ちょっと立ち寄っただけですわ」
「アリシア喋り方変だぞ」
「五月蝿いわね!」
アリシアは涼の足を踏んづけた。
「この教会に興味が?」
「アンタ、ジルド教の人か?」
「いかにも、私はここの管理をしています。」
「見た感じ人当たりが良さそうですな!」
「やっぱパチな噂だったんだろ」
ジルド教ってカルト集団って聞いたけどそんなんじゃないんだな。
「おや?お2人は魔物とアンデットですか?」
「まあな」
「いけないですかな?」
「いえ、神は如何なる者も許しますから。例え魔物とアンデットと言っても神のご加護を賜る事は出来ますよ」
「ちょっとアンタ、2人がまるで悪い事したみたいな言い方すんなよ!俺達は戦隊だぞ」
「ちょ涼!すいません彼はこう言う所は疎くて!」
「私が口が過ぎただけですから。申し訳ありませんね。」
話分かるじゃないか!この神父。
「で、戦隊と言うのは?」
「俺達は勇者でホウキュウジャーだ!」
涼は宝救剣を見せた。
「それは!勇者の剣!!」
「涼!やたらと見せるもんじゃないわよ!」
「いいじゃないかアリシア!」
「アリシア?貴女はアリシア・フォン・ガネット様ですか?」
「え、はい。そうですが?」
「ガネットの姫様でしたか!何のお持て成しもしないと失礼致しました。誰かお茶を!」
神父がそう言うと周りで涼達を見ていた女性達が現れ何人か奥へ消えた。
「聖女ジャンヌ様の思し召し。ああ感謝致します!」
何だ?急に祈り始めた。
「な、何を言ってんだこのおっさん?」
「さあ?」
「なあ、特に何も無いしもう行こうぜ」
「駄目よ。ここで待ち合わせの約束したんだから入れ違いになるわよ!」
「なら、お茶が入りますからどうぞお待ちください!こちらへどうぞ!」
神父は涼達を奥の客間へ連れて行く。
教会の中に生活スペースがあるんだな。
やがて信者がお茶を運んで来た。
「ありがとう!」
ジャンヌ様は戻ってこられた!
「?」
「何か今言ってたか?」
「気のせいですぞきっと!」
ルーガルは出されたお茶を飲み干しケーキも一口だった。
「ルーガルお行儀わるいわよ!」
「んぐんぐ…アレ?」
ルーガルは目の前が歪んで来た。
次の瞬間ルーガルは倒れた。
「ルーガル!」
「どうしたルーガル!?」
「ぐがぁ~💤」
「寝てる!?」
「いったい何でねて…ぐがぁ~💤」
「(( _ _ ))..zzzZZ」
カイエンも頭が外れ落ちると眠ってしまった。その後体も倒れた。
「カイエンまで!?」
「まさかこのお茶に!」
アリシアはまだお茶やお菓子を口にしていなかった為大丈夫だった。
「アリシア逃げんぞ!」
ゴス!
「ぐはっ!?」
涼は後ろから長い金属の棒で殴られた。
「涼!貴女達一体なんな…んぐ!?」
アリシアは布で口を塞がれやがて意識が飛んだ。
「異端者達を捉えました!」
「ご苦労様でした!」
神父が頭を下げると誰かが客間に入って来た。
「ああ~ジャンヌ~再び会える日をどれだけ待った事か~今その借りの身体から解放してあげますからね!我が愛しいのジャンヌ・ガネット!」
現れた男はアリシアを担ぎ上げと何処かへ消えた。
「そうだ!」
涼はここ最近の魔王軍のやり方がえげつない程過激だと見に染みた。
これ以上犠牲者が出る前に魔王の本拠地を叩いて終わらせようと考えたのだ。
「考えは悪くない」
「だろ!」
「でも涼殿どうやって行くのですか?魔界?」
「それは…」
「それに魔界へ行けたとしてもこっちが疎かになるだろ!」
「私達がいなくなったらこの世界は…」
「あっという間に魔人族がくるな」
そうだ、現実の特撮と違い奴らの本拠地はこの異世界には無い。あるのは何と奴らの庭である魔界だ。
仮に行けたとしても涼達がいなくなったらまず間違いなく魔人族が攻めてきて大変な事になってしまう。それにどうやって魔界へ行くんだ?
「そうか…魔界への行き方なんか知らないし。仮に行けたとしてもこっちの世界を疎かにしちまう」
「大体魔界って行けるのか?」
「冥界が行けたなら行けるんじゃないか?」
確かに死者の国へ一度は行ったんだ。魔界くらい何とかなるかもしれないからな。
「ベルちゃん魔界って行く事出来るの?」
「はい。一様行けなくはないでありますが…」
「どうしたベル?」
「空気読め涼」
「ベルちゃん。貴女の故郷だものね…もしかしたら家族を敵に回すかもしれないわ…でも私達は…」
「いいでありますよ!」
「ベル…」
「私は皆さんの仲間になってからずっといつかは兄様と決着つけなきゃと思っていたであります…私も戦隊の一員である以上覚悟は出来てるであります!」
ベルは自分の故郷を敵に回す事はとうに覚悟は出来ていた。兄を止めると決めた以上いつかは帰るとは思っていたからだ。
「じゃあ魔界へ行こうぜ!」
「ああ!」
「やれやれ」
「また大変な事になりますね」
「涼は馬鹿だもんいつかは言うとは思っていたわ」
みんな薄々言うと思っていた。涼は直球な馬鹿だけど正義感は人一倍ある。それにこれ以上魔人族に好き放題される訳にも行かない。
「で、どうやって魔界に行くんですか?」
「ていうか君達は元魔人族側だ。どうやって行き来していたんだい?」
コハクは三人に質問した。
「俺達も詳しくは判らない」
「いつもアイカが連れて来てくれていたので」
「後はドクターがいつも妙な靄みたいな物を作りそれをトンネルに此処まで来ていたんです」
「うーむ情報がそれだけじゃ判らないであります~」
ベルは頭を抱える。
「何か他にないか?」
「他って言うか…いつも決まってある街に出ていたな」
「ある街?」
「ジークバルトって言う国です」
「決まって必ずその国から行き来してました」
「ジークバルト?」
「ジークバルトって確か…あ!」
「ジルド教を国教としてる国じゃない!」
「ジルド教ってさっき話しに出た」
「ジルドレイが作った宗教じゃ」
蝦蟇爺が口を開いた。
「そのジルド教って何なんだよ?」
「そうか涼は知らないのか」
「ジルド教とは今は亡き初代勇者のジャンヌを神聖化している宗教じゃ」
「宗教?この世界にも宗教があるのか?」
「ジークバルトには何かあるのかしら?」
「魔界に繋がる何かが?」
和樹達はそのジルド教があるジークバルトと言う国に必ず魔界から出ては立ち寄ったらしい。
「行ってみるか?その街に!」
「簡単に言うな!ジルド教ってのはヤバい噂が絶えないんだぞ!」
「ヤバい噂?」
「とにかく怖いカルト宗教だってもっぱらの噂なんです!」
カルト集団かよ…どこの世界にもいるんだな。日本にもそんな話がよく聞くからな。
「ジークバルト自体は生産国とも呼ばれるだけあり技術が高い国なんであります!魔界へ行く為の何かが閃くかもであります!」
「ちと怖いが他に手がかりないからな」
手がかりまるで無しなら行くしかないか。
「ジルド教の教祖は確かアイカさんが良く挨拶に行ってましたよね?」
「ああ、もしかしたら魔人族が絡んだ街かもしれないな」
「でもあの街はこれといって騒ぎはなかったよな?」
「ええ確かに」
「逆に怖かったな」
「魔人族が絡んでる可能性は大か…でも手がかりがあるなら行くしかないだろ!」
「そうね!私達なら大丈夫よだって勇者じゃない!」
「だよな10人もいるんだ!」
「何とかなりますぞきっと!」
「良し決まりだな!」
涼達は明日ジークバルトへ向かう事にした。
「蝦蟇爺ありがとな!」
「その蝦蟇爺はやめんかい…あと」
「ん?」
「レッドベリルは破滅も齎すから気をつけてな」
蝦蟇爺はそう言うと冷蔵庫を通って帰って行った。
その夜、涼達は久々に信道のおでん屋台を手伝わされていた。
「何で俺達まで…」
「先生これは何ですか?」
「まあウチの副業だな」
「戦隊に副業があるんですか!?」
あったよな確かそう言う戦隊。
「ほら3人共このエールと枝豆を運んでこい!」
「了解!」
「わかりまし
「行ってきます」
何かバイトを思い出す2人であった。
「アレ?信道。海斗は?」
「アイツは親父の所へ行かせた」
「お父さんの所ですか?」
「親父はまだまだ現役だからな。海斗に指導を頼んだんだよ。一流の元で学べば成長も早いからな」
信道はまだまだ人様に出せる料理を作れない海斗を店や屋台に出せない為そこで父親の元へ修行へ行かせているのだ。店も手伝って経験を積ませてる。
「下積みを耐え抜けなきゃどんな世界でも花は開かないからな」
「信道ちゃんと考えてるのね!」
「のぶさんは優しいですからね」
「大人をからかうなよ。さあ串カツを持って行ってくれ!」
「わかりました!」
「行ってくるわ!」
2人は料理を運んでいった。
「ルーガル、カイエン!早く皿を洗って持って来てくれ!」
「了解ですぞのぶ殿!」
「何か俺達裏方ばかりじゃないか?」
馬車の中のキッチンで皿を洗っているルーガルとカイエン。こはくはイモの皮を剥いている。
「それは君達が接客に向かないからだろ」
そりゃ蜥蜴と首無しじゃな逆には驚いて逃げてしまう。
その夜は久々の大盛況だった。儲かったが凄い疲れてしまった。
次の朝、涼達はジークバルト国へ向かう為に準備をしていた。
「とりあえずジークバルトは危ない国かもしれないからみんなで行こう」
「今回は俺達3人が馬車で留守番している」
「何かったら大変ですから。それにまだ海斗さんが帰ってませんから」
「私も今回は馬車に残っているわ!連絡役として」
海斗はまだ修行先から帰って来てなかった。
「じゃあ今回は俺達6人で行こうぜ!」
「ちょっと涼!私を置いて行く訳!?」
「当たり前だ!アリシアに何かあったらまずいだろ!」
「嫌よ!私も行くわよ!!」
「駄目だ!」
「何でよ!!」
「そんなヤバイ宗教の国へ行くのに子供が付いて来たら大変だろ!」
「子供って…私もう13歳よ!」
十分子供たがら。
「それにジークバルトは宗教の国じゃないでありますよ!生産の国であります!だから私も今回は行くであります!」
「もっと駄目だ!」
「何ででありますか!!」
「子供だからだ!」
「私10歳であります!」
「余計に連れて行けるか!!」
「まあまあ涼さん。姫様達も連れて行きましょうよ!」
「だけどな…」
「あくまでも調べに行くだけだ。心配ないさ」
信道が涼の肩に手を置いてそう言う。
でも何だか嫌な予感がするんだよな。
「涼殿心配しすぎですぞ!」
「いつものお気楽はどうしたんだ?」
「君らしくないぞ」
「わかったよ。でも離れるなよ!」
「子供扱いしないで!」
アリシアは拗ねてしまった。
「あらま拗ねちゃいましたね」
全く子供は判らんな。
「じゃあ行ってくるであります!」
「ほら二人とも喧嘩は無し無し!」
「べ、別に喧嘩なんかしてないわよ!涼が悪いんだから!」
「何でだよ!子供を心配して何がわるい!」
「お馬鹿!!」
ゲシっ!
「痛て!」
アリシアは涼に蹴りをかまし冷蔵庫へ放り込んだ。
「アリシア姫ってあんな性格でしたか?マナリアさん?」
「我が曽孫ながらなんとお転婆な」
いやアンタも昔はそうでした。(蝦蟇爺曰く)
なんやかんやで涼達は冷蔵庫を通り抜けて行き一同はアバロスへまずは向かった。
ジークバルトはアバロスから割と近い距離にあり馬車で向かう。一同は馬車に乗り込むとジークバルトを目指してアバロスを立つ。
アバロスを出発して暫くたつと空が薄暗くなり沢山の工場がそびえ立つ街が見えて来た。
「なんか暗いな」
「匂いも何か気持ち悪いですな」
「工場の煙だな」
「アレがジークバルトであります!」
無事に権門を通ると生産の国ジークバルトに到着した。
ジークバルト
各国に様々な部品などを生産してはそれを収入としている街でありジルド教の本拠地とも言われている。
「なんか昔の工場の街みたいだな」
「なんか空気が悪い街だな」
「臭い何か変ですぞ」
「ルーガルは蜥蜴だから鼻が効くんだな」
「蜥蜴ではありませぬよ!」
たしかにこの街なんか変じゃないか?
「着いたはいいが、どうするよ?」
「ここに手がかりかあるかもしれないんだ探すしかないだろ」
「闇雲に探しても駄目よ。まずはこの街の教会へ行ってみましょう!」
ここへ来る途中にみたあのやたら豪華なあの建物か。
「あの、私ちょっと市場に行って来たいであります!」
「単独は危険じゃないか?」
「大丈夫であります!掘り出し物を探したいでありますから!」
「心配だから私がついて行きます」
「食材見たいから俺も行ってくるわ!」
「わかった!後で合流しよう!」
「私達教会に行くから!」
「じゃあそこで!」
べる、リア、信道は涼達と分かれ市場へ向かって行った。
別れた涼達はジークバルトの教会へやってきた。
「ジルド教会」
「ジルド教とか連中の教会か?」
「パチ宗教なんだろ?」
「あくまでも噂だから」
「まあ、入れば解りますぞ!」
涼達は扉を開け教会の中へ入ると高そうなステンドグラスに周りには天使の像に中央にはやたらとデカイ結晶がある。
その結晶の側には石像が配置されている。
「聖女ジャンヌ…?俺の世界のジャンヌダルクか?」
「ジャンヌダルク?」
「正しい事を貫いたが火炙りにされた昔の女の人さ」
「涼の世界の?」
「ああ、まさか同じ名前で呼ばれ方まで同じなんてな」
涼達が立ち尽くして見ていると。
「どうかなさいましたかな?」
奥から神父らしき人が出てきた。
「ちょっと立ち寄っただけですわ」
「アリシア喋り方変だぞ」
「五月蝿いわね!」
アリシアは涼の足を踏んづけた。
「この教会に興味が?」
「アンタ、ジルド教の人か?」
「いかにも、私はここの管理をしています。」
「見た感じ人当たりが良さそうですな!」
「やっぱパチな噂だったんだろ」
ジルド教ってカルト集団って聞いたけどそんなんじゃないんだな。
「おや?お2人は魔物とアンデットですか?」
「まあな」
「いけないですかな?」
「いえ、神は如何なる者も許しますから。例え魔物とアンデットと言っても神のご加護を賜る事は出来ますよ」
「ちょっとアンタ、2人がまるで悪い事したみたいな言い方すんなよ!俺達は戦隊だぞ」
「ちょ涼!すいません彼はこう言う所は疎くて!」
「私が口が過ぎただけですから。申し訳ありませんね。」
話分かるじゃないか!この神父。
「で、戦隊と言うのは?」
「俺達は勇者でホウキュウジャーだ!」
涼は宝救剣を見せた。
「それは!勇者の剣!!」
「涼!やたらと見せるもんじゃないわよ!」
「いいじゃないかアリシア!」
「アリシア?貴女はアリシア・フォン・ガネット様ですか?」
「え、はい。そうですが?」
「ガネットの姫様でしたか!何のお持て成しもしないと失礼致しました。誰かお茶を!」
神父がそう言うと周りで涼達を見ていた女性達が現れ何人か奥へ消えた。
「聖女ジャンヌ様の思し召し。ああ感謝致します!」
何だ?急に祈り始めた。
「な、何を言ってんだこのおっさん?」
「さあ?」
「なあ、特に何も無いしもう行こうぜ」
「駄目よ。ここで待ち合わせの約束したんだから入れ違いになるわよ!」
「なら、お茶が入りますからどうぞお待ちください!こちらへどうぞ!」
神父は涼達を奥の客間へ連れて行く。
教会の中に生活スペースがあるんだな。
やがて信者がお茶を運んで来た。
「ありがとう!」
ジャンヌ様は戻ってこられた!
「?」
「何か今言ってたか?」
「気のせいですぞきっと!」
ルーガルは出されたお茶を飲み干しケーキも一口だった。
「ルーガルお行儀わるいわよ!」
「んぐんぐ…アレ?」
ルーガルは目の前が歪んで来た。
次の瞬間ルーガルは倒れた。
「ルーガル!」
「どうしたルーガル!?」
「ぐがぁ~💤」
「寝てる!?」
「いったい何でねて…ぐがぁ~💤」
「(( _ _ ))..zzzZZ」
カイエンも頭が外れ落ちると眠ってしまった。その後体も倒れた。
「カイエンまで!?」
「まさかこのお茶に!」
アリシアはまだお茶やお菓子を口にしていなかった為大丈夫だった。
「アリシア逃げんぞ!」
ゴス!
「ぐはっ!?」
涼は後ろから長い金属の棒で殴られた。
「涼!貴女達一体なんな…んぐ!?」
アリシアは布で口を塞がれやがて意識が飛んだ。
「異端者達を捉えました!」
「ご苦労様でした!」
神父が頭を下げると誰かが客間に入って来た。
「ああ~ジャンヌ~再び会える日をどれだけ待った事か~今その借りの身体から解放してあげますからね!我が愛しいのジャンヌ・ガネット!」
現れた男はアリシアを担ぎ上げと何処かへ消えた。
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気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
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僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
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