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第161話 ベルがキレた
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工房で作業するゴブリン達。牢屋の上は普通に仕事場である。
首に巻いたタオルで汗を拭い水を飲もうと置いてあるコップに手を伸ばそうとすると、中の水が揺れている。
ゴブリン達は地震かと思う。
しかし…
「グワァァァァ!」
軒下から奇声を上げながら床を突き破り飛び出して来たパパラッチャイーグル。
ゴブリン達は突然の事に対用が出来ず飛び出して来たパパラッチャイーグルに吹っ飛ばされ店を突き破るとパパラッチャイーグルは外に飛び出した。
「いっちゃった…」
「ありゃりゃであります…」
ただ立ち尽くす涼達。
すると鉄の扉が開く。
「貴様ら!よくも宝石獣を逃してくれたな!」
怒り狂い声を上げながらボスのゴブリンが扉を蹴破り入って来た。
武装したホブゴブリン達も入って来る。
「知るかそんなもん!」
「そうよ道具にした報いよ!」
「ザマァであります!」
「逃したの奴が言うでない!」
蝦蟇爺が声を上げた。
「黙れ!貴様ら延滞料金だけじゃ済まさん!死ぬまで働かせてやる!」
「ロクに手伝ってなくて何が自分達の物ですか!」
「そうだ!そうだ!」
「世間じゃそれは手伝ったとは言うがやったとはいわないぞゴブリンさん達よ!」
信道が口を開く。
「黙れ!貴様ら生きて帰れると思うでないぞ!」
ホブゴブリン達は槍を構える。
「上等だジャガイモ頭!」
「涼さん!私に任せるであります!ここはとっておきのを出すであります!」
ベルは新たに宝石を取り出すとブレスレットに嵌め込む。
ライオン!
ベルのブレスレットから黄色の獣のエネルギーが飛び出した。
「な、何だ!?」
ゴブリン達は驚く。
「ライオン!スゲェの来たな!」
「ベルちゃんがんばれ!」
「ライオン?か?それ?」
信道は何だかライオンに見えなかった。確かに立髪らしき物はあるが、ライオンって片手で立つか??
ベルはブレスレットをスライドさせるとライオン?のエネルギーがベルにのしかかる。
「ついに出しちゃってあります!パワー最強のライオンがであります!」
エネルギーが弾け飛び煙が舞う。
木の上舞う尻尾は器用に立髪靡かせガォーと叫ぶも猿だよウキー!ライオンタマリーーん!
音楽が終わるとベルの姿はライオンじゃなく、こりゃ…
「猿だ…」
「猿だわ…」
「猿じゃな…」
「お猿さん?」
「何だこれ?猿だよな?」
「アレ?ライオンじゃないであります…」
確かにライオンの名はあるが、ゴールデンライオンタマリンと言う立髪がある小猿である。
ベルの姿は長い尻尾に猿の手足の履き物に立髪がある鼻垂らした猿の被り物に宝石のパンツを履いた猿の着ぐるみ姿だった。
「ぷ、ぷあははははは!何だその幼稚な姿は!」
ゴブリン達は腹を抱えて大笑い。
「う、五月蝿いであります!!」
「何処がライオンだ?それは猿じゃないか!」
「わかってるでありますよ!」
しかし何で悉く違う動物の着ぐるみになってしまうのか。
実はこのシステムはベルは初めて試みたものでていうか動物の遺伝子を人工宝石に組み込む自体が誰もやった事がなかったので色々失敗がある様だ。
「お猿さんだからと馬鹿にするなでありますよ!」
ベルは構わず攻撃の構えをする。
「無理するなよチビ猿ちゃん!」
ピク!
「今、何て言ったでありますか?」
ベルの目つきが逆立ち血走り始める。
やばい禁句を言ってしまったんだ。
「チビ猿って言ったんだよ!」
「チビって誰でありますか?」
「お前以外にいる訳ないだろ。チビ猿!」
チビ…チビ…………チビ…
ブッチん💢
ベルは堪忍袋が切れた。
「だ、れ、が…」
「ん?」
「誰がチビでありますかーーー!ぶっころーーーでありまーーーーす!」
怒り狂いベルは雄叫びを上げながら爪を伸ばすとボスゴブリンの顔に飛びかかり乱れ引っ掻きをお見舞いした。
「いたたたたた!」
「ウキーーであります!!」
「このジャリ!」
「じゃかましい!であります!」
ベルは尻尾を伸ばしてホブゴブリンから武器を奪い取りそのまま尻尾をぐるぐる回すと奪い取った槍をぶん回しボスゴブリンに放つ。
ぐさっ!
「ひい!」
ボスゴブリンの頬を掠めた。
「ムキィ!」
ベルは宝石を取り出すとブレスレットにはめ込み交換した。
ゴリラ!着ちゃうよ!
ピンクのゴリラのエネルギーが飛び出しベルにのしかかるとすぐさま弾け飛びそのまま飛び出しでボスゴブリンの顔面をぶん殴る。
「ぐわ!」
怪力無双で私は美人?うほーい!ゴーリラー!
「ウキーでありまーす!」
ゴリラはあってるんかーい!!
ピンク色のゴツい両手に花をつけた気持ち悪いメスゴリラの被り物を被ったベル。
両手には宝石の手當てが装備。
「さあ~第二ラウンドスタートであります!」
カンカンとゴングが鳴る。
どっから?
ベルは凄い勢いでゴブリン達をちぎっては投げぶん殴りぶん回しながら酷いプロレス技でボコボコにする。
「…」
「む、酷い…」
「ベルちゃん…」
「やれやれ…」
「あはは…」
ゴブリン達は虫に息になり血を流し目を回していた。
首に巻いたタオルで汗を拭い水を飲もうと置いてあるコップに手を伸ばそうとすると、中の水が揺れている。
ゴブリン達は地震かと思う。
しかし…
「グワァァァァ!」
軒下から奇声を上げながら床を突き破り飛び出して来たパパラッチャイーグル。
ゴブリン達は突然の事に対用が出来ず飛び出して来たパパラッチャイーグルに吹っ飛ばされ店を突き破るとパパラッチャイーグルは外に飛び出した。
「いっちゃった…」
「ありゃりゃであります…」
ただ立ち尽くす涼達。
すると鉄の扉が開く。
「貴様ら!よくも宝石獣を逃してくれたな!」
怒り狂い声を上げながらボスのゴブリンが扉を蹴破り入って来た。
武装したホブゴブリン達も入って来る。
「知るかそんなもん!」
「そうよ道具にした報いよ!」
「ザマァであります!」
「逃したの奴が言うでない!」
蝦蟇爺が声を上げた。
「黙れ!貴様ら延滞料金だけじゃ済まさん!死ぬまで働かせてやる!」
「ロクに手伝ってなくて何が自分達の物ですか!」
「そうだ!そうだ!」
「世間じゃそれは手伝ったとは言うがやったとはいわないぞゴブリンさん達よ!」
信道が口を開く。
「黙れ!貴様ら生きて帰れると思うでないぞ!」
ホブゴブリン達は槍を構える。
「上等だジャガイモ頭!」
「涼さん!私に任せるであります!ここはとっておきのを出すであります!」
ベルは新たに宝石を取り出すとブレスレットに嵌め込む。
ライオン!
ベルのブレスレットから黄色の獣のエネルギーが飛び出した。
「な、何だ!?」
ゴブリン達は驚く。
「ライオン!スゲェの来たな!」
「ベルちゃんがんばれ!」
「ライオン?か?それ?」
信道は何だかライオンに見えなかった。確かに立髪らしき物はあるが、ライオンって片手で立つか??
ベルはブレスレットをスライドさせるとライオン?のエネルギーがベルにのしかかる。
「ついに出しちゃってあります!パワー最強のライオンがであります!」
エネルギーが弾け飛び煙が舞う。
木の上舞う尻尾は器用に立髪靡かせガォーと叫ぶも猿だよウキー!ライオンタマリーーん!
音楽が終わるとベルの姿はライオンじゃなく、こりゃ…
「猿だ…」
「猿だわ…」
「猿じゃな…」
「お猿さん?」
「何だこれ?猿だよな?」
「アレ?ライオンじゃないであります…」
確かにライオンの名はあるが、ゴールデンライオンタマリンと言う立髪がある小猿である。
ベルの姿は長い尻尾に猿の手足の履き物に立髪がある鼻垂らした猿の被り物に宝石のパンツを履いた猿の着ぐるみ姿だった。
「ぷ、ぷあははははは!何だその幼稚な姿は!」
ゴブリン達は腹を抱えて大笑い。
「う、五月蝿いであります!!」
「何処がライオンだ?それは猿じゃないか!」
「わかってるでありますよ!」
しかし何で悉く違う動物の着ぐるみになってしまうのか。
実はこのシステムはベルは初めて試みたものでていうか動物の遺伝子を人工宝石に組み込む自体が誰もやった事がなかったので色々失敗がある様だ。
「お猿さんだからと馬鹿にするなでありますよ!」
ベルは構わず攻撃の構えをする。
「無理するなよチビ猿ちゃん!」
ピク!
「今、何て言ったでありますか?」
ベルの目つきが逆立ち血走り始める。
やばい禁句を言ってしまったんだ。
「チビ猿って言ったんだよ!」
「チビって誰でありますか?」
「お前以外にいる訳ないだろ。チビ猿!」
チビ…チビ…………チビ…
ブッチん💢
ベルは堪忍袋が切れた。
「だ、れ、が…」
「ん?」
「誰がチビでありますかーーー!ぶっころーーーでありまーーーーす!」
怒り狂いベルは雄叫びを上げながら爪を伸ばすとボスゴブリンの顔に飛びかかり乱れ引っ掻きをお見舞いした。
「いたたたたた!」
「ウキーーであります!!」
「このジャリ!」
「じゃかましい!であります!」
ベルは尻尾を伸ばしてホブゴブリンから武器を奪い取りそのまま尻尾をぐるぐる回すと奪い取った槍をぶん回しボスゴブリンに放つ。
ぐさっ!
「ひい!」
ボスゴブリンの頬を掠めた。
「ムキィ!」
ベルは宝石を取り出すとブレスレットにはめ込み交換した。
ゴリラ!着ちゃうよ!
ピンクのゴリラのエネルギーが飛び出しベルにのしかかるとすぐさま弾け飛びそのまま飛び出しでボスゴブリンの顔面をぶん殴る。
「ぐわ!」
怪力無双で私は美人?うほーい!ゴーリラー!
「ウキーでありまーす!」
ゴリラはあってるんかーい!!
ピンク色のゴツい両手に花をつけた気持ち悪いメスゴリラの被り物を被ったベル。
両手には宝石の手當てが装備。
「さあ~第二ラウンドスタートであります!」
カンカンとゴングが鳴る。
どっから?
ベルは凄い勢いでゴブリン達をちぎっては投げぶん殴りぶん回しながら酷いプロレス技でボコボコにする。
「…」
「む、酷い…」
「ベルちゃん…」
「やれやれ…」
「あはは…」
ゴブリン達は虫に息になり血を流し目を回していた。
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