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突然の旅立ち。

テイク3!

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ムーンに家へと誘われた祭は嬉しさもあったが内心では下心がありまくりである。

(…ムーンちゃんに。いや、女の子に誘われる日が来るなんてっ!…しかも!こんな可愛い子にさ~!俺にも春が来たんだ…。)

はしゃぎまくる祭など気にせずにムーンは自身の家へと案内してから唐突な言葉を掛ける。

「あっ!私これから出なきゃいけないの。用事があって。」

「えっ!??用事って??」

「ごめんなさい。…部屋の物は勝手に使っていいから待っててくれる?」

手をかざしてドアを開けるムーンのそっけない言葉に祭は少し悲しむ。

「あ…うん。待ってるよ…。」

ムーンと離れることが分かりショックを受ける祭に彼女は笑った。

「大丈夫よ!…代わりが居るの。あとで来るから。」

「???分かった…よ。」

そしてムーンは祭を家に入れさせて自分は用事を済ませることになった。


チクタクと古時計が時を刻む室内にて祭は溜息を吐く。そして嘆くのだ。

「あ~あ!あんな可愛い子とイチャコラ出来るかと思ったのに…。…やっぱり上手くいかないな~。…ムーンちゃん、可愛いしおっぱいも大きかったなぁ~。あんな子とその…エッチでも出来たらなぁ~。」

セキララな独り言を堂々と呟いている祭ではあったがドアがガチャリと開いた。ムーンが帰ってきたと思ったら祭は行儀良くしようと試みるが…現れたのは青髪ではあるもののチャイナ服を着た…青年であった。

「…?君は誰?何でここにいるの?」

端正な顔立ちをした青髪の青年は祭が居ることに驚いた様子だ。ムーンと同じ月のピアスならぬデュラムを装着している青年に祭は腹立たしい感情を覚える。

「何でって。…俺はムーンちゃんに招待してもらったんだよ!」

「…へぇ。ムーンにね~?失礼も承知だけどさ、結構、君って人からバカ扱いされない?」

「…んだと。てめぇ。…喧嘩売ってんのか?」

青年の言葉に祭が顰めれば彼は軽く笑って茶を淹れていた。良い香りがする紅茶の匂いに少しだけ油断をするものの祭ははっとする。そんな祭に彼は言い放つ。

「俺はアイドゥ。呼び方は何でもいいから。…はい。さっきのお詫びの紅茶とお菓子。」

不思議な香りがする紅茶と美味しそうなクッキーを差し出され、祭は先ほどの怒りは何処へやら、茶を啜りクッキーを警戒心の欠片もなく食べていく。その様子を見てアイドゥは微笑めば祭は自身も自己紹介をする。

「…軒下 祭。さっきは…その、怒って悪かった。」

「マツリ。…ノキシタ マツリね。マツリはさ、本当に可愛いよね。」

「…はぁ?んだよいきなり…って、あ…れ?」

視界が揺らぎ何事かと思えば急に眠くなってしまう祭にアイドゥは不敵な笑みを見せる。

「…だって。見ず知らずの人間にもすんごい警戒心が無いんだから。」

その言葉を聞いてから祭は意識を手放した。


気が付くと自分はベットに横たわっていたようだ。しかし起きるにしても身体が何故か痺れて動けないでいる。しかも口元も痺れている感覚を抱いた。

「…?な…んだ?…これ?」

「あれ?意外と呂律回ってんじゃん?…結構、薬入れた気がしたんだけど?」

「!!!なん…てぇめ…ぇ。なに…し…た?」

動けずにいる祭に傍らに寄り添いアイドゥは口に何かの液体を含んだかと思えば祭の口元に近づいて…薬をゆっくりと飲み込ませる。そんな中での祭の心情は驚きと怒りが入り交ざったような感覚であった。

(!!!!俺の…ファーストキスが…。こんな、変態野郎に…。)

しかし体が痺れて動けないでいる祭にアイドゥは悪戯に笑ってから祭の制服を脱がしていく。

「ふ~ん。変わった服、着てるね?…もしかして、異世界の人?」

「…!ひゃあぁぅっ…。なん…てめぇ?」

「ふふっ。耳も感じやすくなっちゃったんだ。…じゃあ、ここはどうかな?」

するとアイドゥは祭のYシャツのボタンを外し薄いピンク色の蕾に触れる。すると祭は電撃が走ったような感覚を覚える。

「あぁっ!!!いや…だぁ…。なん…でぇ?」

「なるほどね…乳首も感じやすくなったと。あはは。面白~い。…マツリのおち○ぽ、カウパーで濡れてる。…ビショビショだ。」

「うぁっっんぅ…!」

いつの間にか脱がされていたズボンはパンツだけ履かされていたが勃起をした祭自身が直立し、さらには精液で濡れている。男に犯されているという事実を受け入れられず祭は荒い息をしながら鋭い目つきでアイドゥを見た。

「てめぇ…。あと…で、ころ…す。やぁっう…!殺してやるぅ…。」

「簡単に殺すだなんて言わない方が良いよ?…君は本当におバカで単純で、可愛いね?」

-チュッポッ!ジュッポッ!ヌポンッ!

祭自身を強く扱いてしまえばあっけなく達してしまう祭にアイドゥは舌なめずりをして今度は自身の下半身を曝け出し…大きく直立している自身を見せつける。その巨大さに祭は逃げようとするが体が痺れているので動けないでいた。

「さぁ~て。本当はローションで解した方が良いのは分かってるけど…。君のだだ漏れの精液で良いよね?…それか、このまま挿入しちゃおっか。…後で回復させてあげるから。…良いよね?」

「えっ!??ちょっと…待った」

「待たない…よっ!!!」

解さずに挿入するアイドゥに祭は苦しそうな顔をと痛みを訴えるような声を上げる。しかしそれでもアイドゥの行為は止まらない。

「ああっ!!??…痛…い!!!痛い…!!」

「痛いか~。それでも君の苦痛で歪んでる顔はとっても素敵だよ?」

「ころす!!!あとで殺してやるぅ!!!」

「俺は死んでも死なないから。…君みたいな、マツリみたいなおバカさんにはされない。」

上下に腰を揺らすアイドゥに祭はとうとう叫んでしまう。

「あの…扉に!!入らなければ!!こんな…ことに…。」

「!!!扉?君!扉のことを知ってるの?」

行為を中断してアイドゥは祭に尋ねられるのだが…あまりの痛みに気絶してしまったようだ。眠る祭にアイドゥは自分で作った回復薬を口移しで飲ませて彼の頭を撫でる。

「…ちょっとイジメすぎたな。…これからは気を付けないと。」

自信を取り出して上下に扱いてから抜くアイドゥの可哀想な姿を祭は知らずに眠るのであった。
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