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花人の謎
【閑話休題】不幸ヤンキー、”狼”の想いを綴る。【前編】
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幸の家にて。夕飯の支度をしている幸と手伝いをしている心がキッチンにて作業をしていた。しかしある大男は1人、こっそりと2人に内緒で自身のパソコンの写真をを眺めている。原稿を書くつもりで幸の部屋を借りて2階へと上がり作業をしようとしていたのだが…気分晴らしにUSBに保存をしておいた画像を見てしまったら没頭してしまったようだ。彼が2人に内緒で懐かしんでいるその写真はというと…下劣極まりない自身の行為を映し出したものであった。
―それは少し前、今は恋人ではあるがまだ関係が深くなかった頃、彼への”脅迫”というまたもやクズ極まりない行為の為に自分が撮った写真であったのだ。…そんな最低クズ人間こと、”狼”の中で最強と謳われている哉太はロックをして保存をしている写真を眺めては懐かしんでいる様子である。
「あ~…この頃の花ちゃん、すっごいツンデレどころか、ツンツンだったんだよね~。なつい~」
映し出されている幸の艶やかな裸体に哉太は満足そうな息を吐く。ちなみに心が幸の家に来てからは教育上の目的で見るのを避けていた。だが…1人っきりであれば問題ないであろうと勝手に解釈をしたらしい。そんな彼は小学生どころか大人になってからじゃなければ卒倒してしまうような画像を見つめては、幸との出会いを思い出す。そして軽く笑った。
「そういえば~、この頃は花ちゃんにフェラでもさせたら噛みちぎられると思ってさせなかったんだよね~…。あの頃の花ちゃんはギラついていたなぁ~」
さすがの”狼”でも去勢はされたくは無かったらしく、昔の幸を思い出しては身震いをしてしまう。それは、地元でかなり有名なヤンキーで恐怖を感じていた…という訳では無い。
―ただ、あの時は自身も調子をこいてギラついていた幸に自身を口元へ捧げようとしなくて正解であったなと考える。…それだけ幸は、初めは今よりも馬鹿ではあったが寛容ではなく、自分の人生を卑下しては悲哀に満ちていたような表情を浮かべていたものだ。…柄ではないが、もしかしたら興味本位で幸に近付いたものの、彼が…幸が笑った顔も見たかったから彼に執拗に近づいたのかもしれない。
やり方は間違ってはいるかもしれないが、性行為というもので繋ぎ留めて離さぬようにした自分が居たのは…彼がどのように笑うのかを見たかったからかもしれないな哉太は不意に思った。…
―だが彼もあの頃とは変化をした。人嫌いではあるが幸という天邪鬼だがツンデレで優しい青年のおかげで随分と他者に対して思いやる心を得たのだ。そんな彼も自身の変化に少々驚いて薄らに口元に弧を描いた。
「まぁ、今も無理強いさせたくないからあんまりしないけど~。…でも、昔の幸がそういうのをシてくれるとしたら…かぁ~?」
―――カチッ…。
場面が変わり、幸が寝そべっている画像を見る。すると哉太は脳内にて自身の妄想を繰り広げ展開させていくのだ。…それはもしも”哉太に対して反抗しギラついてはいるが、自身へ服従を止む得なくするメイド”という趣味全開の想像である。
―それは少し前、今は恋人ではあるがまだ関係が深くなかった頃、彼への”脅迫”というまたもやクズ極まりない行為の為に自分が撮った写真であったのだ。…そんな最低クズ人間こと、”狼”の中で最強と謳われている哉太はロックをして保存をしている写真を眺めては懐かしんでいる様子である。
「あ~…この頃の花ちゃん、すっごいツンデレどころか、ツンツンだったんだよね~。なつい~」
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「そういえば~、この頃は花ちゃんにフェラでもさせたら噛みちぎられると思ってさせなかったんだよね~…。あの頃の花ちゃんはギラついていたなぁ~」
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―ただ、あの時は自身も調子をこいてギラついていた幸に自身を口元へ捧げようとしなくて正解であったなと考える。…それだけ幸は、初めは今よりも馬鹿ではあったが寛容ではなく、自分の人生を卑下しては悲哀に満ちていたような表情を浮かべていたものだ。…柄ではないが、もしかしたら興味本位で幸に近付いたものの、彼が…幸が笑った顔も見たかったから彼に執拗に近づいたのかもしれない。
やり方は間違ってはいるかもしれないが、性行為というもので繋ぎ留めて離さぬようにした自分が居たのは…彼がどのように笑うのかを見たかったからかもしれないな哉太は不意に思った。…
―だが彼もあの頃とは変化をした。人嫌いではあるが幸という天邪鬼だがツンデレで優しい青年のおかげで随分と他者に対して思いやる心を得たのだ。そんな彼も自身の変化に少々驚いて薄らに口元に弧を描いた。
「まぁ、今も無理強いさせたくないからあんまりしないけど~。…でも、昔の幸がそういうのをシてくれるとしたら…かぁ~?」
―――カチッ…。
場面が変わり、幸が寝そべっている画像を見る。すると哉太は脳内にて自身の妄想を繰り広げ展開させていくのだ。…それはもしも”哉太に対して反抗しギラついてはいるが、自身へ服従を止む得なくするメイド”という趣味全開の想像である。
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