ホワイト ライ

じゅん。

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ガン

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「先生、検査の結果はどうでしたの?」
「うーむ、ガンですね」
「ええっ!?」
「余命、三ヶ月です」
「そ、そんな…」
三ヶ月後、女性は死んだ。


キュルキュルキュル
ん?なんの音だ?
キュルキュルキュル
昔懐かしのカセットテープを巻き戻してるような音がする?


「先生、検査の結果はどうでしたの?」
「うーむ、ガンですね」
「ええっ!?」

戻ってる?
時間が戻ったのか?

「(うーん、余命は三ヶ月なんだが、元気を出してもらおう)心配することはありませんよ。小さいガンだから、完治します。頑張っていきましょう」
「はい…はい!ありがとうございます!」
なんと、本当にガンは完治した。一年、二年、十年と女性は元気に生きていった。
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