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第16章 神々の黄昏
第356話 敵の正体
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「運の女神、フォルトゥーナよ。此度の
件、分かっておろうな」
「…………はい」
「よりにもよって、我々がミスを犯した
などと言いおって」
「それもたかが人の子になど」
「恥を知れ!!貴様は神の風上にもおけ
ん!!」
「……………お言葉ですが、恥を知るのは
どちらでしょうか?」
「何だと?」
「創造神様達がミスを犯したのは事実で
しょう?それに一体誰のせいで天界のあ
らゆるところが被害を受けているの
か………………」
「貴様っ!!」
「あと"たかが人の子"?その人の子は
あなた方の尻拭いの為に現在、天界を飛
び回っているんですよ?いわば天界にと
っても私達にとっても救世主のような存
在。そして、何より私の大事な大事な息
子。私は何を言われても構いません。で
も………………ジジイ共がよってたかって
愛する息子を責め立てているのは許せな
いわ」
「口を慎め!!中級神ごときが!!」
「我々にそんな口をきいたんだ!!覚悟
はできておろうな!!」
「そんなのとっくにできてるわ!!私は
どうなっても構わない!!だけど、約束
して!!絶対にシンヤ達に感謝と謝罪を
告げると!!」
「中級神風情が我々に意見するな!!」
「ましてや頼み事など以ての外じゃ!!」
「何故、我々が人の子などに頭を下げね
ばならん!!」
収まる気配のない神達の怒号はフォルト
ゥーナの精神をジリジリと削っていっ
た。そして、それも我慢の限界にきたの
か、彼女はボソッとこう呟いた。
「…………はぁ。口で言っても分からない
ような頭の硬いお爺ちゃん達には実力行
使しかないわね」
直後、フォルトゥーナの身体からはとん
でもない量の神気が溢れだしたのだっ
た。
―――――――――――――――――――――
「見つけた…………まさか、お前とこうし
て再び対峙することになるとは
な」
「久しぶりだな、シンヤ・モリタニ。俺
はずっとお前に会いたかったよ」
「俺は二度とその面を拝みたくなかった」
リース達を看取ったシンヤはすぐに行動
を開始し、1人の人物を追いかけた。そ
の人物とはリース達を亡き者にした張本
人だった。
「俺の仲間に手をかけた覚悟はできてん
だろうな?」
「仲間?……………あぁ、あの雑魚達のことか。何だ、あんなのを仲間にしているのか」
「……………今、何て言った」
「だから、あんな使えない奴らを仲間に
しているのかと言ったんだ。主人の留守
も守れない役立たずを持って大変だな。
同情するぞ」
そんな敵の言葉に対して、無言で刀を抜
いたシンヤはその切っ先を相手の方へと
向けて、こう言った。
「俺はお前を絶対に許さない……………覚悟しろ、アーサー・ラゴン、いやハジメ」
「それは俺の台詞だ!!やっと来た
ぜ!!お前に復讐するその時が!!」
「こちら、ティアです…………あ、カグヤ
ですか。どうしました?」
「奴らの殲滅が完了したぜ。アタシもも
う上に戻ってもいいか?」
「ええ。すぐにでも……………急遽、お伝
えしなければならないことができたの
で」
「おいおい、そっちもかよ。実はアタシ
もなんだ」
「そうなんですか」
「悪いが気になるから、簡潔にどんなこ
とが起きたか教えてくれないか。詳しく
は戻ってから聞くからよ」
「…………分かりました。では心して聞い
て下さい」
そうして少し間を空けたティアから放た
れた言葉はカグヤの予想外のものだっ
た。
「先程、お義母様が上位の神達
に武力で以て挑み、結果……………現在は
危篤状態にあるそうです」
件、分かっておろうな」
「…………はい」
「よりにもよって、我々がミスを犯した
などと言いおって」
「それもたかが人の子になど」
「恥を知れ!!貴様は神の風上にもおけ
ん!!」
「……………お言葉ですが、恥を知るのは
どちらでしょうか?」
「何だと?」
「創造神様達がミスを犯したのは事実で
しょう?それに一体誰のせいで天界のあ
らゆるところが被害を受けているの
か………………」
「貴様っ!!」
「あと"たかが人の子"?その人の子は
あなた方の尻拭いの為に現在、天界を飛
び回っているんですよ?いわば天界にと
っても私達にとっても救世主のような存
在。そして、何より私の大事な大事な息
子。私は何を言われても構いません。で
も………………ジジイ共がよってたかって
愛する息子を責め立てているのは許せな
いわ」
「口を慎め!!中級神ごときが!!」
「我々にそんな口をきいたんだ!!覚悟
はできておろうな!!」
「そんなのとっくにできてるわ!!私は
どうなっても構わない!!だけど、約束
して!!絶対にシンヤ達に感謝と謝罪を
告げると!!」
「中級神風情が我々に意見するな!!」
「ましてや頼み事など以ての外じゃ!!」
「何故、我々が人の子などに頭を下げね
ばならん!!」
収まる気配のない神達の怒号はフォルト
ゥーナの精神をジリジリと削っていっ
た。そして、それも我慢の限界にきたの
か、彼女はボソッとこう呟いた。
「…………はぁ。口で言っても分からない
ような頭の硬いお爺ちゃん達には実力行
使しかないわね」
直後、フォルトゥーナの身体からはとん
でもない量の神気が溢れだしたのだっ
た。
―――――――――――――――――――――
「見つけた…………まさか、お前とこうし
て再び対峙することになるとは
な」
「久しぶりだな、シンヤ・モリタニ。俺
はずっとお前に会いたかったよ」
「俺は二度とその面を拝みたくなかった」
リース達を看取ったシンヤはすぐに行動
を開始し、1人の人物を追いかけた。そ
の人物とはリース達を亡き者にした張本
人だった。
「俺の仲間に手をかけた覚悟はできてん
だろうな?」
「仲間?……………あぁ、あの雑魚達のことか。何だ、あんなのを仲間にしているのか」
「……………今、何て言った」
「だから、あんな使えない奴らを仲間に
しているのかと言ったんだ。主人の留守
も守れない役立たずを持って大変だな。
同情するぞ」
そんな敵の言葉に対して、無言で刀を抜
いたシンヤはその切っ先を相手の方へと
向けて、こう言った。
「俺はお前を絶対に許さない……………覚悟しろ、アーサー・ラゴン、いやハジメ」
「それは俺の台詞だ!!やっと来た
ぜ!!お前に復讐するその時が!!」
「こちら、ティアです…………あ、カグヤ
ですか。どうしました?」
「奴らの殲滅が完了したぜ。アタシもも
う上に戻ってもいいか?」
「ええ。すぐにでも……………急遽、お伝
えしなければならないことができたの
で」
「おいおい、そっちもかよ。実はアタシ
もなんだ」
「そうなんですか」
「悪いが気になるから、簡潔にどんなこ
とが起きたか教えてくれないか。詳しく
は戻ってから聞くからよ」
「…………分かりました。では心して聞い
て下さい」
そうして少し間を空けたティアから放た
れた言葉はカグヤの予想外のものだっ
た。
「先程、お義母様が上位の神達
に武力で以て挑み、結果……………現在は
危篤状態にあるそうです」
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