93 / 562
第一章 動き出した運命の輪
47.相棒の名は朔羅
しおりを挟む
「さて、最後。レイ、これを」
机に置かれた俺用に作ってくれたという刀は、全身が白い白結氣とは対照的に黒を基調としており鞘、鍔、柄に至るまでの全てがまっ黒だった。
その刀を手にした瞬間に感じた、手を通して何かが吸い込まれるような不思議な感覚。高鳴る鼓動を抑えて目の前まで持ってくると、鍔を指で軽く押して鯉口を切る。
仄かに溢れ出す黒い光、露わになった刀身さえもが黒色をしており、刀の特徴である刃紋ですら遠慮するかの如く刃の淵を僅かに彩るのみ。
ゆっくりと両手を広げていけば全てを曝け出す魅惑の刀身、その全てが闇に紛れたら見失いそうな艶のない黒であり、漆黒の刀身に描かれた銀の細波は至極細いモノであれど見惚れるほどに美しい。
そして不思議なのは刀身から発する黒い光。白結氣も同じように白い光を仄かに発しているのだが、陽の光にボカされ普段は気にならない。
しかし黒い光はそうはいかない。
まるで霧を生み出しているかのようにモヤモヤとした黒い光が滴り落ちる様子は意識せずとも目に入り、怪しげな雰囲気ではあるものの美しい様相を魅せている。
「シャロ、これはカッコ良いなっ、カッコ良すぎだろ!これ本当にもらっていいのか?」
「貴方の為に作った私の自信作よ。昨日も言ったけど、今使っている刀と交換ならかまわないわ。
ただし一つだけ条件がある。王都に来たら必ず私に見せに来ること、それが守れるなら譲ってあげるわ」
嬉しさが隠せない俺をにこやかに見つめるシャロ──げへへっ、そんなことで良いなら毎日でも見せに来ます!へっへっへっ、返せって言われてももう返しませんからねぇっ。
今まで愛用していた刀を机の上に置くと、入れ替わりにシャロが造ってくれた刀を腰に差した。心なしかこっちの方がしっくりくる気がする。
なにより気に入ったのは柄頭に紐でぶら下げられている親指サイズの黒色の勾玉。白結氣にはこれの色違いの白色の勾玉がぶら下がっており、ユリ姉とお揃いなのだ。
「その子は “朔羅” と名付けたわ。ステライトという特殊な鉱石を使ってるから、そんじょそこらの剣には負けないわよ?ちゃんと可愛がってあげてよね」
シャロとヴィクシスさんに別れを告げて家を後にすると、女性陣の強い要望により服屋に連行される。
うきうきした気分が抑えられなかったらしく、腕に絡んでくるエレナなど気にもかけずに終始柄頭に置かれた手が勾玉を弄り続けていた。
外のベンチという定位置に座ると我慢出来ずに朔羅を抜いてみる。
前の刀よりほんの少しだけ長い刀身がしなやかに反り、妖しくも美しい黒いボディに惚れ惚れして顔がニヤけてしてしまう。
「おい変態。側から見てると気持ち悪いぞ」
あからさまに嫌そうな顔で俺を見るアル。すまん、しばらく我慢してくれ。
「お前だって新しい剣買ったとき嬉しかったろ?同じじゃないか」
「あほっ。使ってみたい欲求はあるが、俺はそんな、剣見てニヤニヤする趣味はないぞ」
「新しいおもちゃ買ってもらった子供じゃないんだからぁ、街中でそんなの出さないのよぉ?早くしまいなさぁいっ」
俺の後頭部に拳を当てると、ベンチの背後から背もたれに腕を乗せて身を乗り出したユリ姉。その格好は豊かな胸が寄せられ主張を強めるので、朔羅にゾッコンだった俺の視線と心を簡単に奪う。
「あぁっ!今私のおっぱい見たでしょぉ。レイはやらしぃなぁ。えっちぃ~」
笑いながら頬を突つき、ベンチを飛び越え俺の隣に座る。
多分意識してないのだろう、俺の膝に手を置き上目遣いで見上げてくるユリ姉……勘弁してくれよ、ユリ姉みたいな美人にそんな事されて クラリ とこない男なんていない。
「み、見るくらいいいだろ?減るもんでもないんだし。それより、ユリ姉は買い物良かったのかよ?」
「いいのいいのっ、それよりぃ凄い刀貰えて良かったねぇ。シャロさんに感謝しないとだね。きっとぉその子も強い力を持っているのよねぇ、レイの助けになってもらえるといいねっ」
「そうだな」と答えると、注意されたので名残惜しくも朔羅を鞘へと戻す。
それからはたわいも無い話をしていると一時間ほど経った頃にようやく女性陣が戻って来たのだが……今度は靴屋に行くらしい。「昨日も行ったじゃん」との抗議の声も「昨日とは違う店よ」と一刀両断、渋々着いて行く羽目になった。
靴屋の向かいにあったカフェ、ただ待つだけなのは勿体ないと店の外にあるテラス席にアルとユリ姉の三人で座る。良い天気だし風が緩やかに吹いてくれるため、さっきベンチに座っていても気持ちよかったから外の席にしてみた。
メニュー表をもらい眺めてみればサンドイッチ、ハンバーガーなど定番の下に《ポテトチップス》なるものがあり、店員さんに聞いてみると「大人気です」と教えてくれたので、ソレと紅茶、後は《パフェ》なるおすすめのデザートがあると言うのでソレを頼んだ。
紅茶が来た少し後、パフェがやって来た。半円状のガラスで出来た器にボール状のアイスクリームが四つも置かれ、その上に綺麗にカットされたリンゴやオレンジのフルーツが見栄え良く並べられ、更に生クリームでデコレーションされている手の込んだ代物。
「アイスクリームなんて久しぶりに食べるわぁ、美味しそうねぇ」
目を キラキラ させ両手を合わせるユリ姉。その姿に『うん、可愛い』とパフェなどそっちのけで見惚れていたが、一緒に持って来られた細長い変わった形のスプーンを手に取りアイスクリームを口の前に出すと パクリ と食いつき、コレまた可愛らしく頬に手を当てて嬉しそうにする。
「んふ~っ!いちごぉっ!」
あまりにも美味しそうに食べるので自分の口にも放り込んでみれば、濃厚な苺の香りが口の中に広がる。アルも反対からスプーンでアイスクリームをほじって満足気に食べているが、あれは何味だろう。
「アイスクリームってやっぱ美味しいよな」
三人でパクパクしていたらあっという間に無くなってしまった。
パフェの余韻に浸っていると続いて到着するお皿。ポテトチップスが届き、これはなんぞ?と覗き込めば「ジャガイモのスライスを油で揚げて塩を振っただけの物なんですが、癖になる味なんです。若い子に人気なんですよ」と店員さんが教えてくれた。
どれどれと一枚摘み口に放り込むと塩味が結構効いていて パリパリ とした食感が楽しい。芋の風味と塩加減とのバランスが丁度良く、口の中が無くなるとすぐ次を入れたくなる。しかも材料はジャガイモだけ、凄く安価なので自分でも作れそうだしお茶請けにはとても良さそうだ。
「こ、これは……止まらないねぇ」
「あぁ、これは美味いな」
ユリ姉もアルも同じみたいで次々とポテトチップスが口の中へと消えて行く。すぐに全員旅立たれ、後に残るは空の皿。
チラリと横を見れば、ポテトチップスを摘んでいた指を チュッ と舐めながらその皿に名残惜しそうな視線を向けるユリ姉。
「夜飯食べれなくなるからあと一皿だけだよ?」
店員さんにおかわりを頼むとユリ姉の目が輝き出す。俺ももう少し食べたかったしな。アルは苦笑いしていたがお前も結構な勢いで食べてたろ?
「あーっ!なんか食べてるっ、ズルイですズルイですっ!」
「なんですって!!」
おかわりが来て一枚目を取ったところで買い物を終えて店から出てきた女性陣、エレナの密告により猛獣リリィに見つかってしまった!チッ、奴等の事はすっかり忘れてたぜ。
ドタバタと店内に入り込んだ二匹の猛獣、蹂躙されるポテトチップスに哀れみを感じながらも仕方がないかと文句も言わずに黙って見守る。周りの人に迷惑だからもう少し静かにしなさいよ。
「んっ!?これっ、止まらなくなるわね」
「ポテトチップスですね、私も好きなんです」
「これなら屋敷でも作れるのです。今度お茶の席で出すのです」
「わーいっ、やったー!それにしても、もう無くなっちゃいましたね。もっと食べたかったです」
椅子が足りなかったからって人の膝に座りポテトチップスをパクついているエレナ、椅子くらい隣から借りてこいよ!ティナも真似しようとしなくていいからっ!
いい加減周りに迷惑だったので食べるものもなくなったことだし早々に退散することにした、ごめんね店員さん。
机に置かれた俺用に作ってくれたという刀は、全身が白い白結氣とは対照的に黒を基調としており鞘、鍔、柄に至るまでの全てがまっ黒だった。
その刀を手にした瞬間に感じた、手を通して何かが吸い込まれるような不思議な感覚。高鳴る鼓動を抑えて目の前まで持ってくると、鍔を指で軽く押して鯉口を切る。
仄かに溢れ出す黒い光、露わになった刀身さえもが黒色をしており、刀の特徴である刃紋ですら遠慮するかの如く刃の淵を僅かに彩るのみ。
ゆっくりと両手を広げていけば全てを曝け出す魅惑の刀身、その全てが闇に紛れたら見失いそうな艶のない黒であり、漆黒の刀身に描かれた銀の細波は至極細いモノであれど見惚れるほどに美しい。
そして不思議なのは刀身から発する黒い光。白結氣も同じように白い光を仄かに発しているのだが、陽の光にボカされ普段は気にならない。
しかし黒い光はそうはいかない。
まるで霧を生み出しているかのようにモヤモヤとした黒い光が滴り落ちる様子は意識せずとも目に入り、怪しげな雰囲気ではあるものの美しい様相を魅せている。
「シャロ、これはカッコ良いなっ、カッコ良すぎだろ!これ本当にもらっていいのか?」
「貴方の為に作った私の自信作よ。昨日も言ったけど、今使っている刀と交換ならかまわないわ。
ただし一つだけ条件がある。王都に来たら必ず私に見せに来ること、それが守れるなら譲ってあげるわ」
嬉しさが隠せない俺をにこやかに見つめるシャロ──げへへっ、そんなことで良いなら毎日でも見せに来ます!へっへっへっ、返せって言われてももう返しませんからねぇっ。
今まで愛用していた刀を机の上に置くと、入れ替わりにシャロが造ってくれた刀を腰に差した。心なしかこっちの方がしっくりくる気がする。
なにより気に入ったのは柄頭に紐でぶら下げられている親指サイズの黒色の勾玉。白結氣にはこれの色違いの白色の勾玉がぶら下がっており、ユリ姉とお揃いなのだ。
「その子は “朔羅” と名付けたわ。ステライトという特殊な鉱石を使ってるから、そんじょそこらの剣には負けないわよ?ちゃんと可愛がってあげてよね」
シャロとヴィクシスさんに別れを告げて家を後にすると、女性陣の強い要望により服屋に連行される。
うきうきした気分が抑えられなかったらしく、腕に絡んでくるエレナなど気にもかけずに終始柄頭に置かれた手が勾玉を弄り続けていた。
外のベンチという定位置に座ると我慢出来ずに朔羅を抜いてみる。
前の刀よりほんの少しだけ長い刀身がしなやかに反り、妖しくも美しい黒いボディに惚れ惚れして顔がニヤけてしてしまう。
「おい変態。側から見てると気持ち悪いぞ」
あからさまに嫌そうな顔で俺を見るアル。すまん、しばらく我慢してくれ。
「お前だって新しい剣買ったとき嬉しかったろ?同じじゃないか」
「あほっ。使ってみたい欲求はあるが、俺はそんな、剣見てニヤニヤする趣味はないぞ」
「新しいおもちゃ買ってもらった子供じゃないんだからぁ、街中でそんなの出さないのよぉ?早くしまいなさぁいっ」
俺の後頭部に拳を当てると、ベンチの背後から背もたれに腕を乗せて身を乗り出したユリ姉。その格好は豊かな胸が寄せられ主張を強めるので、朔羅にゾッコンだった俺の視線と心を簡単に奪う。
「あぁっ!今私のおっぱい見たでしょぉ。レイはやらしぃなぁ。えっちぃ~」
笑いながら頬を突つき、ベンチを飛び越え俺の隣に座る。
多分意識してないのだろう、俺の膝に手を置き上目遣いで見上げてくるユリ姉……勘弁してくれよ、ユリ姉みたいな美人にそんな事されて クラリ とこない男なんていない。
「み、見るくらいいいだろ?減るもんでもないんだし。それより、ユリ姉は買い物良かったのかよ?」
「いいのいいのっ、それよりぃ凄い刀貰えて良かったねぇ。シャロさんに感謝しないとだね。きっとぉその子も強い力を持っているのよねぇ、レイの助けになってもらえるといいねっ」
「そうだな」と答えると、注意されたので名残惜しくも朔羅を鞘へと戻す。
それからはたわいも無い話をしていると一時間ほど経った頃にようやく女性陣が戻って来たのだが……今度は靴屋に行くらしい。「昨日も行ったじゃん」との抗議の声も「昨日とは違う店よ」と一刀両断、渋々着いて行く羽目になった。
靴屋の向かいにあったカフェ、ただ待つだけなのは勿体ないと店の外にあるテラス席にアルとユリ姉の三人で座る。良い天気だし風が緩やかに吹いてくれるため、さっきベンチに座っていても気持ちよかったから外の席にしてみた。
メニュー表をもらい眺めてみればサンドイッチ、ハンバーガーなど定番の下に《ポテトチップス》なるものがあり、店員さんに聞いてみると「大人気です」と教えてくれたので、ソレと紅茶、後は《パフェ》なるおすすめのデザートがあると言うのでソレを頼んだ。
紅茶が来た少し後、パフェがやって来た。半円状のガラスで出来た器にボール状のアイスクリームが四つも置かれ、その上に綺麗にカットされたリンゴやオレンジのフルーツが見栄え良く並べられ、更に生クリームでデコレーションされている手の込んだ代物。
「アイスクリームなんて久しぶりに食べるわぁ、美味しそうねぇ」
目を キラキラ させ両手を合わせるユリ姉。その姿に『うん、可愛い』とパフェなどそっちのけで見惚れていたが、一緒に持って来られた細長い変わった形のスプーンを手に取りアイスクリームを口の前に出すと パクリ と食いつき、コレまた可愛らしく頬に手を当てて嬉しそうにする。
「んふ~っ!いちごぉっ!」
あまりにも美味しそうに食べるので自分の口にも放り込んでみれば、濃厚な苺の香りが口の中に広がる。アルも反対からスプーンでアイスクリームをほじって満足気に食べているが、あれは何味だろう。
「アイスクリームってやっぱ美味しいよな」
三人でパクパクしていたらあっという間に無くなってしまった。
パフェの余韻に浸っていると続いて到着するお皿。ポテトチップスが届き、これはなんぞ?と覗き込めば「ジャガイモのスライスを油で揚げて塩を振っただけの物なんですが、癖になる味なんです。若い子に人気なんですよ」と店員さんが教えてくれた。
どれどれと一枚摘み口に放り込むと塩味が結構効いていて パリパリ とした食感が楽しい。芋の風味と塩加減とのバランスが丁度良く、口の中が無くなるとすぐ次を入れたくなる。しかも材料はジャガイモだけ、凄く安価なので自分でも作れそうだしお茶請けにはとても良さそうだ。
「こ、これは……止まらないねぇ」
「あぁ、これは美味いな」
ユリ姉もアルも同じみたいで次々とポテトチップスが口の中へと消えて行く。すぐに全員旅立たれ、後に残るは空の皿。
チラリと横を見れば、ポテトチップスを摘んでいた指を チュッ と舐めながらその皿に名残惜しそうな視線を向けるユリ姉。
「夜飯食べれなくなるからあと一皿だけだよ?」
店員さんにおかわりを頼むとユリ姉の目が輝き出す。俺ももう少し食べたかったしな。アルは苦笑いしていたがお前も結構な勢いで食べてたろ?
「あーっ!なんか食べてるっ、ズルイですズルイですっ!」
「なんですって!!」
おかわりが来て一枚目を取ったところで買い物を終えて店から出てきた女性陣、エレナの密告により猛獣リリィに見つかってしまった!チッ、奴等の事はすっかり忘れてたぜ。
ドタバタと店内に入り込んだ二匹の猛獣、蹂躙されるポテトチップスに哀れみを感じながらも仕方がないかと文句も言わずに黙って見守る。周りの人に迷惑だからもう少し静かにしなさいよ。
「んっ!?これっ、止まらなくなるわね」
「ポテトチップスですね、私も好きなんです」
「これなら屋敷でも作れるのです。今度お茶の席で出すのです」
「わーいっ、やったー!それにしても、もう無くなっちゃいましたね。もっと食べたかったです」
椅子が足りなかったからって人の膝に座りポテトチップスをパクついているエレナ、椅子くらい隣から借りてこいよ!ティナも真似しようとしなくていいからっ!
いい加減周りに迷惑だったので食べるものもなくなったことだし早々に退散することにした、ごめんね店員さん。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界で魔法が使えない少女は怪力でゴリ押しします!
ninjin
ファンタジー
病弱だった少女は14歳の若さで命を失ってしまった・・・かに思えたが、実は異世界に転移していた。異世界に転移した少女は病弱だった頃になりたかった元気な体を手に入れた。しかし、異世界に転移して手いれた体は想像以上に頑丈で怪力だった。魔法が全ての異世界で、魔法が使えない少女は頑丈な体と超絶な怪力で無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【完結】番である私の旦那様
桜もふ
恋愛
異世界であるミーストの世界最強なのが黒竜族!
黒竜族の第一皇子、オパール・ブラック・オニキス(愛称:オール)の番をミースト神が異世界転移させた、それが『私』だ。
バールナ公爵の元へ養女として出向く事になるのだが、1人娘であった義妹が最後まで『自分』が黒竜族の番だと思い込み、魅了の力を使って男性を味方に付け、なにかと嫌味や嫌がらせをして来る。
オールは政務が忙しい身ではあるが、溺愛している私の送り迎えだけは必須事項みたい。
気が抜けるほど甘々なのに、義妹に邪魔されっぱなし。
でも神様からは特別なチートを貰い、世界最強の黒竜族の番に相応しい子になろうと頑張るのだが、なぜかディロ-ルの侯爵子息に学園主催の舞踏会で「お前との婚約を破棄する!」なんて訳の分からない事を言われるし、義妹は最後の最後まで頭お花畑状態で、オールを手に入れようと男の元を転々としながら、絡んで来ます!(鬱陶しいくらい来ます!)
大好きな乙女ゲームや異世界の漫画に出てくる「私がヒロインよ!」な頭の変な……じゃなかった、変わった義妹もいるし、何と言っても、この世界の料理はマズイ、不味すぎるのです!
神様から貰った、特別なスキルを使って異世界の皆と地球へ行き来したり、地球での家族と異世界へ行き来しながら、日本で得た知識や得意な家事(食事)などを、この世界でオールと一緒に自由にのんびりと生きて行こうと思います。
前半は転移する前の私生活から始まります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる