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意味を理解すると怖い話

第十五話 防災無線

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俺達は壮大な犯罪計画を思いついた
それを実行する為の準備をし
仲間のMと共に海に面した町へ

ここは過去に地震があった時に津波で多大な被害を被った町

まず町役場に俺が行きナイフで職員を脅し縄で縛った
その後
防災無線で町民にこう呼びかけた

「ただいま○○沖でマグニチュード9.0の地震が発生

津波警報が発令されました
町民の方は速やかに高台へ避難して下さい」

すると町民たちが一斉に高台へと非難

そして仲間のSが町の店や家を片っ端から荒らした

俺達は防波堤に集まり高笑いした
「Sの考えた作戦上手く行きましたね」
「あぁ地震なんか起こってないし津波も来ないんだけどな(笑)」

その時沖合からゴーと音と共に津波が迫って来てたのを

俺達は気づく術が無かった・・・
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