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タカラ探し【深夜】一巻
第八話
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もう既に帰ってしまったのか、相花の席には何も残っていなかった。消しカスの一つもない、まっさらな状態だ。
(宝探し?の事を聞こうと思ったのに...)
「奈津海ー、帰ろうぜー」
背後から或斗の声が聞こえた。
奈津海は振り返り、「うん」と返事をし、彼らの元へ行った。
今の段階では、タカラ探しの事は分からない。
深夜に宝を探す、そんな話は聞いていなかった。
だから、その宝探し?に行かなくても私は悪くはない。
そもそも深夜のいつの時間帯かも分からないのに集合は出来ないだろう。
開催場所すらも把握していない。
私は...何もしなくていい。
そう思っていた。
(宝探し?の事を聞こうと思ったのに...)
「奈津海ー、帰ろうぜー」
背後から或斗の声が聞こえた。
奈津海は振り返り、「うん」と返事をし、彼らの元へ行った。
今の段階では、タカラ探しの事は分からない。
深夜に宝を探す、そんな話は聞いていなかった。
だから、その宝探し?に行かなくても私は悪くはない。
そもそも深夜のいつの時間帯かも分からないのに集合は出来ないだろう。
開催場所すらも把握していない。
私は...何もしなくていい。
そう思っていた。
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