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孤独のダンジョン
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俺は2人と分かれて、単独でダンジョンを進める。セバスが俺1人の行動を認めると言うことは、この時間では危険なところに行かないと予測したのだろう。
実際俺も命を失うことが怖いので、無理をして進まない。
11階層からはゴブリン、オーク、そしてコボルトまでいた。コボルトを見るのは初めてだが、敏捷が他のモンスターと比べて高いモンスターだった。
しかし、俺からしてみて、他と大差はない。
この後も魔石を集めながら、ボスの部屋の前まで来た。今回は恐らくコボルト、ゴブリン、オークの上位種だろう。そして、多くのモンスターも居ると思う。
そのため、早く終わらせたい。長引けばこちらは1人なので分が悪いからな。
俺はボス部屋に入ると予想通り、コボルトたちの上位種に加え、その手下みたいな奴らがいた。
俺は暗黒魔法
『ブラックバインド』
を使い相手の動きを封じた。
『ブラックアロー』
そしてモンスターの頭を打ち抜いた。
魔法のコントロールもうまく行った。ここは魔石をたくさん稼げる所だな。
一回で30近くの魔石を手に入れた。
ドロップアイテムは魔石に加えてバンダナと剣だった。どちらもレア度もさほど高くないので、空間収納の肥やしになる。
そして、俺は次の階層を少し見て、帰ることにした。今日はもうこれで満足だ。
16階層からはスライムも出てきた。
俺はスライムは雑魚キャラだと思っていたが、そうでは無いらしい物理攻撃がほとんど効かないため、戦士はスライムに苦戦を強いられる。
しかし、スライムは魔法に弱いので魔法を使えば簡単に倒せる。
俺は鎌に
『闇影纏』
をして、この階層内のスライムを鎌で倒した。そして俺は今日のダンジョンを切り上げた。
「セバスただいま、どうだった?」
「覚悟は伝わりましたが、まだまだですね。」
青木さんの顔を察するにモンスターを倒すのが初めてだったのだろう。セバスが側にいるとは言え、やはり初めての命のやり取りで、モンスターを倒す感触はいいものではないだろう。
「じゃあ、青木さんまたね。俺はバイトあるから明日はダンジョンに行かないけど、セバスはいるから来てもいいよ。」
「分かりました、今日はありがとうございました。私もバイトをしてるので来れない日もありますが宜しくお願いします。」
まだ、元気だから大丈夫か。
その後少し遅い夕食を取り、予習を済まして眠りについた。
次の日学校に行くと、青木さんと俺の事が何か言われていた。
「ねえ、青木さんと昨日一緒にいた人だよね?」
「そうね、あの青木さんが珍しいわ。まあ、この人も隠キャっぽいからこちらとしては有り難いけどね。」
「あいつか、青木さんと居た人はなんであいつなんだ。」
「俺らでさて振り向いてもらえないのに、あの隠キャがなんでだ?」
青木さんめ、俺の立場を考えてくれよ。学校では出来るだけ面倒事はかけたくないんだ。
この後、陽キャどもに目の敵にされるのがオチか、
「ハァ」
この視線めんどくさいなぁ。俺はいつも席に座って音楽を聞いているだけなのに、話しかけられただけで何故こうも注目されなきゃならないんだ。
「なぁ、」
いつも全く話しかけらないのに話しかけてきた奴がいたよ。俺はイヤホンをとり話しかけた。
「なんだ?」
「佐藤と青木さんはどういう関係なんだ?」
「何も無い、それを期待しているんだろう?」
こう言っておけばいい方向に向かうだろう。
「確かにそうだが、何故お前みたいな奴が話しかけられる。」
まだ突っかかって来るのか、マジでだるい。
「はぁ、そんなの俺が知りたい。と言うか青木さん?昨日初めて知った。」
「俺が知りたい?笑わせるなよ。陰キャがいい気になるなよ。」
「それで話は終わりか?」
「お前陰キャの癖に生意気だな、お前の親もお前みたいなキモいやつなんだろう。お前が生まれてきたのも納得だぜ。陰キャの親は底辺だってな!」
こいつ、俺の親まで馬鹿にするのか。頭悪いな。俺がこいつの悪口が効かなかったら次は親の悪口か、そこが知れるなぁ。
しかし、親が馬鹿にされるのは少し許せんな。
「じゃあお前の親は今みたいに他人に向かってズケズケと悪口を何も思わず言える親なんだろう、それは納得だ。」
俺は相手に言い返した。相手の理論からしたらこれは正論だろう。
「テメェ調子に乗りやがって、」
「で次は暴力か?それとも陰湿ないじめか?それとも俺のことを完全に無視するか?どうする?」
こいつの選択はと言うと。
右ストレートだった。こんな挑発に乗るのか沸点が低いな。
周りの連中も周りの連中だ、全く止めもしない、俺が面と向かって悪口言われてるにも関わらず、止めもせず笑ってるくらいだからな。
そして俺はその右ストレートを顔面にきっちり受けた。
「これで満足か?じゃあ俺は負傷したと言うことで早退するから、君が先生に伝えてくれよ?じゃあさようなら。あと、君の親が暴力的だとわかったよ。」
と言うと俺はリュックに教科書をつめ、学校に来て十分後ここを早退した。
その前に、俺は保健室に寄った。
コンコン
「失礼します。」
保健室には初めて来たが、それなりの年齢の女性の方がいた。
「あら、どうしたの朝練で怪我でもしたの?」
「いえ、顔面を殴られまして。早退させて頂けないかと思いまして。」
「何があったのか聞いてもいい?」
この人は急に真剣になり俺の話を聞いてくれるようだ。
実際俺も命を失うことが怖いので、無理をして進まない。
11階層からはゴブリン、オーク、そしてコボルトまでいた。コボルトを見るのは初めてだが、敏捷が他のモンスターと比べて高いモンスターだった。
しかし、俺からしてみて、他と大差はない。
この後も魔石を集めながら、ボスの部屋の前まで来た。今回は恐らくコボルト、ゴブリン、オークの上位種だろう。そして、多くのモンスターも居ると思う。
そのため、早く終わらせたい。長引けばこちらは1人なので分が悪いからな。
俺はボス部屋に入ると予想通り、コボルトたちの上位種に加え、その手下みたいな奴らがいた。
俺は暗黒魔法
『ブラックバインド』
を使い相手の動きを封じた。
『ブラックアロー』
そしてモンスターの頭を打ち抜いた。
魔法のコントロールもうまく行った。ここは魔石をたくさん稼げる所だな。
一回で30近くの魔石を手に入れた。
ドロップアイテムは魔石に加えてバンダナと剣だった。どちらもレア度もさほど高くないので、空間収納の肥やしになる。
そして、俺は次の階層を少し見て、帰ることにした。今日はもうこれで満足だ。
16階層からはスライムも出てきた。
俺はスライムは雑魚キャラだと思っていたが、そうでは無いらしい物理攻撃がほとんど効かないため、戦士はスライムに苦戦を強いられる。
しかし、スライムは魔法に弱いので魔法を使えば簡単に倒せる。
俺は鎌に
『闇影纏』
をして、この階層内のスライムを鎌で倒した。そして俺は今日のダンジョンを切り上げた。
「セバスただいま、どうだった?」
「覚悟は伝わりましたが、まだまだですね。」
青木さんの顔を察するにモンスターを倒すのが初めてだったのだろう。セバスが側にいるとは言え、やはり初めての命のやり取りで、モンスターを倒す感触はいいものではないだろう。
「じゃあ、青木さんまたね。俺はバイトあるから明日はダンジョンに行かないけど、セバスはいるから来てもいいよ。」
「分かりました、今日はありがとうございました。私もバイトをしてるので来れない日もありますが宜しくお願いします。」
まだ、元気だから大丈夫か。
その後少し遅い夕食を取り、予習を済まして眠りについた。
次の日学校に行くと、青木さんと俺の事が何か言われていた。
「ねえ、青木さんと昨日一緒にいた人だよね?」
「そうね、あの青木さんが珍しいわ。まあ、この人も隠キャっぽいからこちらとしては有り難いけどね。」
「あいつか、青木さんと居た人はなんであいつなんだ。」
「俺らでさて振り向いてもらえないのに、あの隠キャがなんでだ?」
青木さんめ、俺の立場を考えてくれよ。学校では出来るだけ面倒事はかけたくないんだ。
この後、陽キャどもに目の敵にされるのがオチか、
「ハァ」
この視線めんどくさいなぁ。俺はいつも席に座って音楽を聞いているだけなのに、話しかけられただけで何故こうも注目されなきゃならないんだ。
「なぁ、」
いつも全く話しかけらないのに話しかけてきた奴がいたよ。俺はイヤホンをとり話しかけた。
「なんだ?」
「佐藤と青木さんはどういう関係なんだ?」
「何も無い、それを期待しているんだろう?」
こう言っておけばいい方向に向かうだろう。
「確かにそうだが、何故お前みたいな奴が話しかけられる。」
まだ突っかかって来るのか、マジでだるい。
「はぁ、そんなの俺が知りたい。と言うか青木さん?昨日初めて知った。」
「俺が知りたい?笑わせるなよ。陰キャがいい気になるなよ。」
「それで話は終わりか?」
「お前陰キャの癖に生意気だな、お前の親もお前みたいなキモいやつなんだろう。お前が生まれてきたのも納得だぜ。陰キャの親は底辺だってな!」
こいつ、俺の親まで馬鹿にするのか。頭悪いな。俺がこいつの悪口が効かなかったら次は親の悪口か、そこが知れるなぁ。
しかし、親が馬鹿にされるのは少し許せんな。
「じゃあお前の親は今みたいに他人に向かってズケズケと悪口を何も思わず言える親なんだろう、それは納得だ。」
俺は相手に言い返した。相手の理論からしたらこれは正論だろう。
「テメェ調子に乗りやがって、」
「で次は暴力か?それとも陰湿ないじめか?それとも俺のことを完全に無視するか?どうする?」
こいつの選択はと言うと。
右ストレートだった。こんな挑発に乗るのか沸点が低いな。
周りの連中も周りの連中だ、全く止めもしない、俺が面と向かって悪口言われてるにも関わらず、止めもせず笑ってるくらいだからな。
そして俺はその右ストレートを顔面にきっちり受けた。
「これで満足か?じゃあ俺は負傷したと言うことで早退するから、君が先生に伝えてくれよ?じゃあさようなら。あと、君の親が暴力的だとわかったよ。」
と言うと俺はリュックに教科書をつめ、学校に来て十分後ここを早退した。
その前に、俺は保健室に寄った。
コンコン
「失礼します。」
保健室には初めて来たが、それなりの年齢の女性の方がいた。
「あら、どうしたの朝練で怪我でもしたの?」
「いえ、顔面を殴られまして。早退させて頂けないかと思いまして。」
「何があったのか聞いてもいい?」
この人は急に真剣になり俺の話を聞いてくれるようだ。
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