筆者が日頃から感じたり思ったりしているただの独り言

第一話 思春期・反抗期

ただいま絶賛思春期・反抗期中の人、または絶賛反抗期中のお子様を育てている保護者さんに見てもらいたい。

「思春期・反抗期」という時期は誰にでも必ずと言って良いほど訪れる時期であると思う。
その思春期・反抗期の時期には、これまた必ずと言って良いほど親子ゲンカや親子でのイザコザが起こる。
ただ、自分が思うのは「親がウザい」とか「うちの子、思春期・反抗期で全然言うこと聞かない、口を聞かない」と言う前に「お互いがしっかり歩み寄ろうとしているのか？」って事。


～思春期・反抗期の子供達へ～

思春期・反抗期中の子供達は「言いたい事や伝えたい事、自分の考えや思い」をしっかり言えてるだろうか？
世の中「言わなくてもわかる」なんて事は絶対に無いし、親からしたら「自分の子供は何歳になっても大事だし、可愛い」と思ってるはず。
我が子の話しなら親はしっかりと聞いてくれるし「どんな事でも遠慮なく話して欲しい」と思ってる。
思春期・反抗期は心が大人になっていってる証拠であり、世の中に関して色々と興味が出てくる時期。
今までは何も考えず、何不自由無く暮らしてこれたが、思春期・反抗期になる頃にはテレビやネット等で自分なりに情報を得て将来に対する不安も芽生える時期であり、物事に対する考え方も変わってくる時期。
その不安や考えを親に話せるかどうかで、変わってくると思う。
「この歳で、こんな事聞くのは恥ずかしい」とか「今さら聞いてもなぁ…」とか言い訳ばかりで、せっかくのチャンスを逃してはいないだろうか？
不安は年齢に関係無く、誰でも抱えてる事だから何も恥ずかしがることは無いよ。
もう一度言うが、「親は自分の子供は何歳になっても大事だし、可愛い」と思ってる。
学校の事、友達の事、恋愛について等、何でもいいから話してみてはどうだろう？
思春期・反抗期にありがちな「親に逆らう」や「何でわかってくれないの？」とか「思い通りにならなくてイライラする」というのは、実は第三者から見たら非常に「カッコ悪い」とか「子供だなぁ…」と思われているのに早く気付いた方がいいよ。
本当にカッコいいのは「どんな事でも親に話せる」、「自分の考えや思いを恥ずかしがらずに、しっかり話せる」事だと思うし実際、世の中そう甘くなく自分の思い通りにはならない。
そんな世の中でも君達の為に親は仕事や家事をし、君達を立派に育てる為に汗水流して頑張ってくれている。
そんな親に対して「感謝の気持ち」が持てれば人として成長する。
人として成長すると心に余裕が出来て色々な事に感謝したり新しい事にチャレンジする様になる。
色々な事に感謝したり新しいことへのチャレンジが出来る様になれば、今までとは違った視点で、あらゆる物を見られる様になり、また知恵が備わり自然と魅力が出てくる。
その方が「逆らう」や「イライラする」よりも数億倍カッコいいよ。
君達の最大の武器は「若さ」と「無限の可能性」だ！
その武器を活かすも殺すも君達だ！

～思春期・反抗期の子供達を育てている保護者さんへ～

思春期・反抗期の子供を持つ保護者さんには「腫れ物に触る様な対応や、頭ごなしにガミガミ言うのは控えて欲しい」と思う。
「自分達が思春期・反抗期の時どうだったの？」ってのを思い出して欲しい。
自分が思春期・反抗期の時に「何が嫌だったのか？」「どの様にして欲しかったのか？」っていうのを思い出していけば、自然と思春期・反抗期の子供に対する接し方がわかるのではないか？
「叱る」のは確かに大事だが、「自分の気に食わないから怒る」とか「怒鳴る」ってのは「叱る」とは全く別物。
それは筆者からしたら「ただの八つ当たり。」
「叱る」の意味を理解した上でやらないと、子供達はさらに反発してくるし親子の関係が更に悪くなるだけ。
とはいえ、仕事や家事をやりながらの子育てなので大変なのもわかる。
シングルで育てている人もいるのでアレコレしなきゃいけないのもわかる。
ただ一つ忘れないで欲しいのが「子供が産まれた時の気持ち」だ。
安産、難産と人によって違いはあっただろうが、産まれた時には、ほとんどが「産まれてきてくれてありがとう」と思ったのではないか？
親も子供に対して「感謝の気持ち」を忘れてはいけないと思う。
子供達が何か良い事をした時に素直に「ありがとう」と言えれば、言われた本人は恥ずかしいと思うかも知れないが嬉しいはずである。
親が子に伝えられる事は少ないかも知れないが「人生の先輩からのアドバイス」として色々と伝えられる事が出来ると良いのではないか？
たまには自分の失敗談を面白おかしく子供達に聞かせるのも良いと思う。
世の中には完璧な人なんて居ないが少しでも近付く事は可能です。
子供達から学ぶ事も多いし、大人達から学ぶ事も多い。
子供達には無限の可能性がある。
その子供達を育てる保護者の方々にも、まだまだ可能性はあると思う。
子供達の可能性を活かすも殺すも、あなた次第！
褒める時は、しっかり褒める。
叱る時は、しっかり叱る。
お互いに成長して行ければ良いですね。

これを見て少しでも悩みが減ってくれればいいと思っています。