筆者が日頃から感じたり思ったりしているただの独り言

かくさん

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第三話 同じスポーツをやっている兄弟(兄妹・姉弟・姉妹)

とあるスポーツの指導者をしている筆者が感じた事

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子供達の躾や礼儀作法、体力作り等で習わせるのがスポーツ。
そのスポーツで「兄や姉がやってるから弟や妹も習い始める」ってのが多いと思います。
筆者自身も指導している、とあるスポーツで思った事を書いていきます。

どのスポーツも最初は兄や姉が習い始めてから、しばらくして弟や妹が習い始めるケースは多いですよね?
もちろん兄や姉と違うスポーツを弟や妹が習うというケースもありますが、同じスポーツの場合、兄や姉の成績よりも弟や妹の方が良い成績を残す事が多々あります。
それは何故なのか?
筆者が思う一番の理由は「兄や姉という目標や見本となる人物が身近に居る事」です。
「このチームには○○先輩って凄い人がいる。」って有名なエース級の選手は、どのスポーツチームにも1人や2人は居ると思います。
まず、兄や姉が先にそのスポーツを始めて○○先輩の凄さを目の当たりします。
すると練習が終わって帰る途中の車の中や、家に帰ってから保護者さんに話すと思います。
習い始めたスポーツの事を楽しそうに話す兄や姉の事をしれっと聞いている弟や妹が興味を持ったり、また保護者さんに連れられて兄や姉と同じスポーツを弟や妹も始めます。
最初はやはりエース級の選手や兄や姉に追いつくどころか、手も足も出ない状態です。
ところが、何年かやっていると不思議と先に始めたはずの兄や姉に追いつき始めるのです。
そして気付いた時には兄や姉よりも上手くなっていて、試合などでは兄や姉よりも良い成績を残す事が多くなるのです。
兄や姉の後から始めた弟や妹は、まず基本的な事から練習します。
実はその時に兄や姉、他の先輩達がコーチや監督から何を言われてるのか、これまた弟や妹は、しれっと聞いているのです。
「何をしたら怒られるのか、何をすれば褒められるのかを聞いて瞬時に判断し、褒められる方をしっかりと選択する。」という能力を発揮する割合が結構高いです。
そして、家にいる時でも自主練習等で相手になるのは兄や姉。
先に始めた兄や姉、弟や妹よりもレベルは上で練習相手がレベル高いので自然と弟や妹も、そのレベルまで登って行く。
そうして気付いた時には弟や妹が兄や姉よりも良い成績を残すという事になるのです。
ただ、ここで一つ問題があり良い成績を残す事で選手としての知名度も上がり、それに伴って所属しているチームの知名度も上がる。ここが問題であり、保護者さんもチームのコーチや監督も成績を残してくれる弟や妹を可愛がりがちになってしまうと先に始めた兄や姉の存在意義が無くなってしまうのです。
スポーツとは勝ち負けも必要ですが、それ以前に「心身ともに鍛える」という目的があります。
いくら良い成績を残す弟や妹がいても、やはり「兄や姉が練習相手になってくれたからこその成績」である事を忘れてはいけません。
弟や妹の方が良い成績を残す→先に始めた兄や姉のプライドが傷付く→耐えかねて兄や姉がそのスポーツを辞めてしまう。
という負のループに陥ってしまい、それがトラウマになってしまうケースもあります。
また「試合に出ても成績が伸びない兄や姉を良い成績を残した弟や妹が馬鹿にする。」という事も起こりがちです。
そうなると「何の為にスポーツをさせているのか?」という風になってしまいます。
良い成績を残す事も大事だと思いますが、本当に褒められるべきなのは、弟や妹の練習相手になってあげている兄や姉なのです。
その兄や姉も中学、高校と同じスポーツを続けていけば、身長も伸び、手足も長くなり、体重も増えて筋肉もつき動きも早くなって来た時に大きな花を咲かせてくれます。
弟や妹の方が成績が良く、有名な選手になったとしても、決して腐らずコツコツと続ける事で先に始めた兄や姉も必ず花が開きます。
それにはコーチや監督に褒められるのも良いのですが、一番身近な保護者さんに褒められるのが一番効きます。
もし、兄弟(兄妹、姉弟、姉妹)で同じスポーツをやられている子供達の保護者さんがこれを見たら今一度、兄や姉の腐らず一生懸命頑張っている姿を見てあげてください。
花と同じでスポーツ選手にも早咲き、遅咲きとあります。
途中で腐らない為にも心のケアという栄養も大切です。
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