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尻にまつわる過去
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Side レイル
カインが風呂場にいた不法侵襲者を不憫に思い、飼い猫として飼うことにした
言葉に表すととんでもないけど、優しい…普通に優しいと思うのは俺だけか?
本当に王子かどうかわからないが、自分を襲おうとした相手を助けてあげるカインは本当に優しいと思う
「ごめんね…無理言って…レイルとフィルが受け入れてくれてよかった…」
そう、変態だったのに今では可愛い姿になった猫に餌をやるカインは猫以上に可愛くて可愛くて…
婚約者特権でおでこにキスして抱きしめたら、俺の胸に顔を擦り付けるように甘えて来る…
続けざまに頭にもキスをすれば嬉しそうに俺の顔をみて笑う、華奢でその辺の女よりも可愛い顔をしたカイン…俺の可愛い婚約者…
今では信じられないが、俺は元々こいつが大嫌いだった
カインは幼い頃…出会った時はどうようもなく酷い性格で、とんでもない悪魔みたいな奴だったから
今思い返すと…出会いは最悪だったなって思う
自分で望んだわけじゃない、けど、不作とか色々重なってヴィッシュ公爵家が危なくなって…
父上がヴィッシュ家の爵位と領地を守る為に下した決断…それがロズウェル侯爵家と親族になる事…
かなり裕福なロズウェル侯爵家…父親は良い人ではあるが、俺が嫁ぐ相手…社交で噂されるほど性格がすこぶる悪い…甘やかされて育てられて…わがままな奴…それがカインだった
言うなれば実家を守るために生贄として俺はロズウェル侯爵家へ婿入りする事になったんだっけ?
婚約者になるって話しが上がって初めての顔合わせで二人きりになった瞬間、僕の言う事を聞け、床に這いつくばれって言われて踏まれたのが始まり…
最初は本当に辛くて苦しくて…自分よりも爵位が少し低い相手に嫌がらせされて泣かない日は無かった
本当に嫌いで嫌いで嫌いで…なんで俺こんな家に嫁がないと行けないんだって思ってたな…でも、ヴィッシュ公爵家を守るためには実際問題従うしかなくて…辛くて苦しかったっけ…
けど、6歳の誕生日…あの日を境にあいつは…カインはカインじゃなくなったんだ
生意気な、嫌がらせをする事を生きがいにしてるみたいなクソみたいなカインが池に落ちて…俺が悪いことになってて、行きたくもないのに…
池に落とした謝罪とお見舞いに行ったら俺の知ってるカインはもういなくなっていたんだ…何もかもが別人みたに変化していて…
池に落ちた瞬間、嫌いなカインは死んだのかもしれないって思う程…目の前でごめんなさいって泣くカインは本当に必死に俺に謝罪してたのを覚えてる…
偽りじゃない、これはあのカインじゃない…でも記憶はあるの?わからない…わからないけど…
その日、俺は自分よりも細くて軽い身体が怯えて震えてるのを守ってあげないとって思ったんだ
あの日からもう何年も経った…最初はこれは物凄く上手い演技である日突然、カインが生意気なカインに戻ったら俺はどうしようって考えてたな………最初の一年だけ…
でも、カインは酷いカインに戻らなかった
それどころが一緒に過ごすのが楽しくて…本当に可愛くて…どんどんこいつが愛おしくてしょうがなくなっている
そんなカインは生まれ変わったみたいになってからよく泣くんだ…
特に夜、夢見がかなり悪いのか泊まりに行った時、叫び声で飛び起きたことをあったっけ?
いつも内容はほぼ一緒、眠りながら涙をボロボロ零してやめてって泣く
「ごめんなさいっ…やだ、やだぁ……お尻虐めないで…ううっ、やだぁ……ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーーー!!!」
そんな声を聞いて居ても立っても居られなくて…おれは近くに控えてた従者のフィルから、今のカインになってからずっとこうなんだと教えて貰った
これまでは悪夢をみないように添い寝をしていたが、俺の婚約者となった事でどうしたらいいか分からないって話と一緒に
身体を丸めるように震えながら嫌だ嫌だと泣きじゃくるカインをそのままにしておけなくて、フィルと一緒にカインのベットに入って三人で添い寝し始めたのはその頃から…
添い寝してやると、おれたちにすり寄るみたいに泣き止んで…カインは安心したように可愛い顔で寝るんだから、やめるわけにはいかない
お尻をいじめないでって夢、昔の俺はお尻ペンペンとかされてるのか?って思ってたけど…違う
今ならわかる、あれはまるで…夢の中で誰かに犯されるそんな泣き方だって…
そう理解してからカインが何かに怯えて過ごしている可能性を感じ始めた、恐らくフィルも同じことを思った筈だ
ロズウェル侯爵は違う、あの人はカインを妻の忘れ形見としてひたすらに愛しているから…だとすれば誰がカインを怯えさせるんだよ?
今はまだ分からない、この猫として飼われることを望んだ変態か?とも思ったがカインの反応的に違うだろう…
何に怯えてるんだ?カイン…夢の中で泣きながら時々話す壁尻野郎とかスパンキング野郎とか…ディルドチャレンジ野郎って誰なんだ?
…………いつか俺達を信じて話してくれ、頼ってほしい…必ず守り抜くから…
カインが風呂場にいた不法侵襲者を不憫に思い、飼い猫として飼うことにした
言葉に表すととんでもないけど、優しい…普通に優しいと思うのは俺だけか?
本当に王子かどうかわからないが、自分を襲おうとした相手を助けてあげるカインは本当に優しいと思う
「ごめんね…無理言って…レイルとフィルが受け入れてくれてよかった…」
そう、変態だったのに今では可愛い姿になった猫に餌をやるカインは猫以上に可愛くて可愛くて…
婚約者特権でおでこにキスして抱きしめたら、俺の胸に顔を擦り付けるように甘えて来る…
続けざまに頭にもキスをすれば嬉しそうに俺の顔をみて笑う、華奢でその辺の女よりも可愛い顔をしたカイン…俺の可愛い婚約者…
今では信じられないが、俺は元々こいつが大嫌いだった
カインは幼い頃…出会った時はどうようもなく酷い性格で、とんでもない悪魔みたいな奴だったから
今思い返すと…出会いは最悪だったなって思う
自分で望んだわけじゃない、けど、不作とか色々重なってヴィッシュ公爵家が危なくなって…
父上がヴィッシュ家の爵位と領地を守る為に下した決断…それがロズウェル侯爵家と親族になる事…
かなり裕福なロズウェル侯爵家…父親は良い人ではあるが、俺が嫁ぐ相手…社交で噂されるほど性格がすこぶる悪い…甘やかされて育てられて…わがままな奴…それがカインだった
言うなれば実家を守るために生贄として俺はロズウェル侯爵家へ婿入りする事になったんだっけ?
婚約者になるって話しが上がって初めての顔合わせで二人きりになった瞬間、僕の言う事を聞け、床に這いつくばれって言われて踏まれたのが始まり…
最初は本当に辛くて苦しくて…自分よりも爵位が少し低い相手に嫌がらせされて泣かない日は無かった
本当に嫌いで嫌いで嫌いで…なんで俺こんな家に嫁がないと行けないんだって思ってたな…でも、ヴィッシュ公爵家を守るためには実際問題従うしかなくて…辛くて苦しかったっけ…
けど、6歳の誕生日…あの日を境にあいつは…カインはカインじゃなくなったんだ
生意気な、嫌がらせをする事を生きがいにしてるみたいなクソみたいなカインが池に落ちて…俺が悪いことになってて、行きたくもないのに…
池に落とした謝罪とお見舞いに行ったら俺の知ってるカインはもういなくなっていたんだ…何もかもが別人みたに変化していて…
池に落ちた瞬間、嫌いなカインは死んだのかもしれないって思う程…目の前でごめんなさいって泣くカインは本当に必死に俺に謝罪してたのを覚えてる…
偽りじゃない、これはあのカインじゃない…でも記憶はあるの?わからない…わからないけど…
その日、俺は自分よりも細くて軽い身体が怯えて震えてるのを守ってあげないとって思ったんだ
あの日からもう何年も経った…最初はこれは物凄く上手い演技である日突然、カインが生意気なカインに戻ったら俺はどうしようって考えてたな………最初の一年だけ…
でも、カインは酷いカインに戻らなかった
それどころが一緒に過ごすのが楽しくて…本当に可愛くて…どんどんこいつが愛おしくてしょうがなくなっている
そんなカインは生まれ変わったみたいになってからよく泣くんだ…
特に夜、夢見がかなり悪いのか泊まりに行った時、叫び声で飛び起きたことをあったっけ?
いつも内容はほぼ一緒、眠りながら涙をボロボロ零してやめてって泣く
「ごめんなさいっ…やだ、やだぁ……お尻虐めないで…ううっ、やだぁ……ぁ゙ぁ゙ぁ゙ーーーー!!!」
そんな声を聞いて居ても立っても居られなくて…おれは近くに控えてた従者のフィルから、今のカインになってからずっとこうなんだと教えて貰った
これまでは悪夢をみないように添い寝をしていたが、俺の婚約者となった事でどうしたらいいか分からないって話と一緒に
身体を丸めるように震えながら嫌だ嫌だと泣きじゃくるカインをそのままにしておけなくて、フィルと一緒にカインのベットに入って三人で添い寝し始めたのはその頃から…
添い寝してやると、おれたちにすり寄るみたいに泣き止んで…カインは安心したように可愛い顔で寝るんだから、やめるわけにはいかない
お尻をいじめないでって夢、昔の俺はお尻ペンペンとかされてるのか?って思ってたけど…違う
今ならわかる、あれはまるで…夢の中で誰かに犯されるそんな泣き方だって…
そう理解してからカインが何かに怯えて過ごしている可能性を感じ始めた、恐らくフィルも同じことを思った筈だ
ロズウェル侯爵は違う、あの人はカインを妻の忘れ形見としてひたすらに愛しているから…だとすれば誰がカインを怯えさせるんだよ?
今はまだ分からない、この猫として飼われることを望んだ変態か?とも思ったがカインの反応的に違うだろう…
何に怯えてるんだ?カイン…夢の中で泣きながら時々話す壁尻野郎とかスパンキング野郎とか…ディルドチャレンジ野郎って誰なんだ?
…………いつか俺達を信じて話してくれ、頼ってほしい…必ず守り抜くから…
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