世界一の怪力男 彼は最強を名乗る種族に果たし状を出しました

3天王

ドン校長に連れられて廊下を歩いていくと3人の美女が向かいに歩いて来て「こんにちは」と挨拶してくる。

「校長先生、こちらは？」
ドン「紹介する！こちら学園の見学に来たラングストンくんじゃ！」
ラングストン「よろしくお願いいたします」

すると「ふぅ～ん」と言いながら俺の体を上から下まで見てくる。

エルマ「私は生徒会長のエルマなんだけど、悪いことは言わないわ。あなたにこの学園は向いてない」
ドン「エルマ！なんてことを…」
エルマ「黙ってろジジィ」
ドン「は、はい…」

エルマの鋭い目付きに怯んだドン校長

エルマ「あなた何に興味を得たのかは知らないけど、死ぬわよ？」
ラングストン「それはどういうことで？」
エルマ「ここは力自慢のそろう学園、日々対戦の申し込みも行われているわ。最強と名乗る物も勢揃い、簡単に言えば他の種族と比べて力の弱い人間なんかがくるような学園じゃないってこと」

なるほど、ようするに人間は力の弱い種族と勝手に解釈されているわけか、でも人間は日々成長するのだ。最初はついていけなくてもいずれは皆と平等ぐらいにはなれる。

ラングストン「生徒会長のお言葉は受け取りました。でも俺は自分の限界に挑戦してみたいんです！こう見えても喧嘩では無敗だったんです！」
エルマ「……。あ、そう。じゃあ頑張ってね」

冷たい対応され俺の横を通り抜けるように3人の美女は去っていった。