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春は、めんどくさい。
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つまり、私には友達はいない。
中学に入学するとき、親から「友達ができるといいわね」と言われたが、
作る気はなかったので「そうだね」と適当に返事をしておいた。
後から知ったのだが、私のどうでもいいという態度は大人からしたら「1人が寂しいのに強がっている」と捉えられていたらしい。
中学への入学を控え、
親からの心配しているオーラを感じて、
それに対応することに、イライラしていてし、
そんな私を中学生活に不安を感じて不安定になっていると判断されるのも納得がいかない。
結局、彼らは「私がどうしたいか」に興味はなく、
世間一般が言う「友達がいるのが当たり前」を私に押し付けているだけだ。
実際のところ、私は1人であることを満喫していた。
学校では大好きな本をずっと読んでいられるし、勉強も好きだから授業は苦ではなかった。
家に帰って、勉強をして好きなことをして、
満足した気持ちで眠りにつく。
朝起きて、ご飯を食べて、学校に行き、
誰にも邪魔されずに本を読み、勉強をして、帰宅する。
その繰り返しに不満はなかった。
めんどくさかったのは、周囲からの干渉である。
中学に入学するとき、親から「友達ができるといいわね」と言われたが、
作る気はなかったので「そうだね」と適当に返事をしておいた。
後から知ったのだが、私のどうでもいいという態度は大人からしたら「1人が寂しいのに強がっている」と捉えられていたらしい。
中学への入学を控え、
親からの心配しているオーラを感じて、
それに対応することに、イライラしていてし、
そんな私を中学生活に不安を感じて不安定になっていると判断されるのも納得がいかない。
結局、彼らは「私がどうしたいか」に興味はなく、
世間一般が言う「友達がいるのが当たり前」を私に押し付けているだけだ。
実際のところ、私は1人であることを満喫していた。
学校では大好きな本をずっと読んでいられるし、勉強も好きだから授業は苦ではなかった。
家に帰って、勉強をして好きなことをして、
満足した気持ちで眠りにつく。
朝起きて、ご飯を食べて、学校に行き、
誰にも邪魔されずに本を読み、勉強をして、帰宅する。
その繰り返しに不満はなかった。
めんどくさかったのは、周囲からの干渉である。
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