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学業的な評価は低いけれど、一部からの評価はかなり高かった

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私は学校という組織が嫌いで、どうしても馴染めず、
範囲やジャンルを決められるテストも苦手で、
成績表は悪くても、全国模試などの成績はとても良かったのです。
 
なので、一部からはとても嫌われていたし、
私のことを「馬鹿」と思っている方が非常に多いというのがありました。
 
実際、テストはその時の気分で乱高下するし、
気に入らない担当教諭の授業には全くやる気が起きません。
 
単純に、めちゃくちゃ気分屋なのです。
 
なので、私の評価は受け取る人間によって、バラバラどころか真逆だったりします。
 
私を「天才肌」という人も実際にいたのです。
 
 
それは「発想力」や「行動力」に対してものだと思います。
 
 
幼い頃から経営者と呼ばれるような大人たちに囲まれていたこととと、
幼稚園の頃から図書室に籠るような子供だったこともあり、
知識はそれなりに多く、
 
時折、大人を驚かせるような発言をしていたそうです。
 
 
「ませた子供」だったので、可愛げがないという人もいましたが、
商売人の家に生まれていることもあり、商売につながると感じたことに関しての探究力は半端なかったみたいですね。
  
 
実際に、父の仕事の書類を読んでいたり、
それに対しての意見を父に伝えて評価してもらうこともありました。
 
まあ実際は、私の意見を父がさも自分の意見のように言っていたので、
利用されていただけですが。
 
別のところでも、意見をいう機会はあるので、
私のアイディア力に関して、認めてくれる方はたくさんいました。
 
結局は、私の才能に嫉妬した両親や妹から、
学校の勉強ができないという点で散々馬鹿にされ、
「能無し」のレッテルを貼られていましたが。
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