ちんぽは射精した

ああああ

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学校は嫌いでは無い。
これが手記だとすると書けるほどの経験もしていない。

 学校が終わりフロントガラスから見える景色はオレンジ色を帯びていた。
いつも思うがバイトの日に限って澄んだ夕焼けが綺麗だ。
 家につき飯を食う。
 食い終えると大体時間ギリギリだ。
 日は完全に落ち、空は世界一綺麗な群青色だった。
 「でもいそがないと。」

 この社会の多くの人間が仕事を終え、僕はバイトに向かう。くさってる。ふざけてる。しんでくれ。
  
駐車場に着いた。

走って事務所に向かい朝礼をする。
頭がいかれそうだ。

 業務が始まる
暑い砂漠のなか僕も後ろ足でせっせとうんこを転がした。
「接客には笑顔が大事」って言われたから笑顔でうんこを転がした。
 言葉使いを厳しく注意された事があったから僕は言葉使いに気を付けてうんこを転がした。
 うんこを転がした。
手足は熱さで感覚を失い、お客様の横暴な態度にも何も感じなくなっていく。
 金のために?

「あ」
気付く 
 蛙の子は蛙のように
 フンコロガシの子はフンコロガシだ。
 糞の中に産み付けられた卵は糞を食い破り糞虫として。フンコロガシとして。生きていくことが一番生にあっているのかもしれないな。
 どんなに彼らはフンコロガシだって馬鹿にしても、僕だってフンコロガシじゃないか。(知ってた)

神様を殺したって。世の中をバカにしたって。周りの人間を見下したって。誰かの作ったお話にケチをつけたって。
現状なにも変わってない。なにも行動してない。

「こんな糞みたいな社会に適応したって糞になるだけだ。」

こんなこと掲げても今を見てくれ
糞まみれのちんぽをしごいてるだけだ。
気持ちいい射精には程遠い。

 「答えを急ぎ過ぎているだけだ。」
自分に言い訳をしている。
 厳しく自分に当たっている。
瞬間瞬間の自分と喧嘩してる。
理解者は自分だけなのに。
うまくいかないや

今日の業務を終えバイト先をでた。
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