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第八章 クリスマス、何それおいしいの?
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しおりを挟む無事、終業式も終わり冬休みとなった。
そんなクリスマスパーティー当日。
お決まりのタカナナの家に集合する私たち。
昼の一時からパーティーを始めて、夜の六時には一段落し
星空ウォーキングの会場へと移動した。
「思ったよか、寒いねー。」
「確かに。ねぇ、にぃちゃんあっち屋台あるよ。」
「本当だ!私からあげ食べたい♪」
「私りんご飴買いたいなー。」
「さすが妃菜ちゃん、チョイスまで可愛い。」
「そうかな?」
私と妃菜ちゃんが他愛もない会話で盛り上がっていると、
前を歩いていたタカナナとさおちゃんが急に足を止めたもんだから、
その背中に激突したのは言うまでもない。
「っちょ。あぶな。どしたの、急に止まって。」
「…新菜、あれを見よ。」
「ん?…!!!」
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