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第十章 その先に…
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しおりを挟む優羽先輩に告白をした次の日の部活。
「新菜、なんか先輩が倉庫で呼んでるんだけど…。」
「え?先輩って誰?」
「なんか、とりあえず連れてきてほしいっていってたんだけど…
お前なんかしたの?」
「…え?!ちょっと待って。」
声を掛けてきたのは同学年の男子卓球部で仲の良かった足立奏介(ソウスケ)。
奏介の言う倉庫とは、男子と女子の更衣室の間にある
フェンスやネットなどをしまっておく場所。
倉庫に近づけば、近づくほど先輩が打っている台に近づく。
そんなところに一人で入っていくなんて無理に決まっている。
第一居るのは優羽先輩なんだろうけど…何する気?と
一人で頭がパニックになっていたので、
ひとまずさおちゃんに相談してみることにした。
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