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第十二話 辺境に響く鈴の音2
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第十二話 辺境に響く鈴の音2
「おーい、ライバック。 飯食いに行くぞ!」
うわの空だった思考が、先輩冒険者の呼ぶ声で覚醒する。
「はーい! いま行きます」
宿屋の玄関前には、先輩達がすでに全員集合していた。
「遅くなってすみません」
「よし、全員揃ったな。 じゃ、行くぞ」
この街には、冒険者御用達の有名な料理屋が有りそこで宴会をするらしい。
「それでは全員、ジョッキは持ったな!
二杯目からは好きな物を遠慮せずに頼んで飲んでくれ。 カンパイ!」
「「「カンパイ!」」」
大人数での飲んで食べて騒ぎながらの食事はとても楽しかった。
◇◇◇◇◇
翌朝...。
昨日到着した時に宿屋の受付でお勧めのスポット聞いておいたので、午前中の暇つぶしに、俺はラングレンの街中を散策する事にした。
まだ人も疎らで、のんびり散歩には丁度いい感じだ。
俺は、宿屋の受付で聞いていた噴水のある公園まで足を運んでみる事にした。
丁度、朝方からやっている屋台の出店が来ていたので、試しに買って見ることにした。
「おはようございます。 このパンと、そのジュースを下さい」
「あいよ。 全部で、銀貨一枚だ」
「これで」
「まいどあり!」
俺がベンチに座り噴水を見ながら、パンを一口食べてジュースを飲もうとした時、突然後ろから手を使って目隠しをされた。
「だ・れ?」
「さぁ、誰でしょう・・・か!」
「この街に、知り合いはいないのですが」
「あ~。 私の方は、貴方のこと知ってるつもりよ」
(何かなぁ、どこで立てたんだフラグ。 回収するのが速くないか!)
そして目隠しを外してくれると、俺の目の前に回り込んできた女性は背の高いすらっとした銀髪の美人さんだった。
(会ったことがない。 やっぱり、夜会の時かな?)
「初めまして。
私はレイチェル、貴方がライバックさんねダイアナから話は聞いてるわ!」
「初めまして。それで、レイチェルさんはどうしてこちらへ」
「私は日課のランニングをしていて、偶々貴方を見掛けたから声を掛けて見たのよ」
「この街に、住んでいるんですか?」
「シュワルツェへ帰る途中なのよ。 エイドリアンとお茶をしたいから泊めてもらってるの」
「シュワルツェと言えば、隣国のセガール帝国の街ですよね」
「そうよ、海があるからバカンスには最適の街よ。 今度遊びにいらっしゃい」
そう言うと、レイチェルさんは手を振りながら走り去ってしまった。
(嵐にような、美人さんだった)
俺も、エイドリアンさんとの待ち合わせがあるので宿屋に戻ることにした。
宿の部屋へと戻り、食べかけのパンとジュースをテーブルに置いて、汗を流しに風呂場へ行きスッキリとした。
そして、身支度を整えてジュースを飲んでいるとエイドリアンさんが迎えに来た。
「お待たせしたかしら?」
「いいえ。お風呂に入っていたので」
「きれい好きなのね」
「お会いするのに、汗臭いのはダメかな...と」
「礼儀正しいのね嬉しいわ。じゃ、行きましょうか」
「今日は、よろしくお願いします」
「えぇ、任せてね」
【色々とね、色々と...】 byエイドリアン
こうして俺は、エイドリアンさんと馬車に揺られてお勧めのお食事処へと向かった。
(遠くから、ドナドナが・・・・・空耳?)
豪華な屋敷の前で、馬車が止まる。
執事服を着た男性と見るからに高級感のあるメイド服を着た女性が馬車の扉を開け左右に別れて横で待機する。
「ようこそ御越し下さいました。エイドリアン様」
「予約の時間より、チョット早かったかしら?」
「早い分には、大丈夫でございます」
「では、お願いしますね」
「こちらで、御座います」
俺は来てはいけない世界に、片足を突っ込んだような気がした。
俺はサロンで待機すように言われたので、ソファーに座って紅茶を飲みながらエイドリアンさんが来るのを待っていた。
そこへ”お・待・た・せ”と言って、光沢のあるエメラルドグリーンのイブニングドレスを身に纏ったエイドリアンさんがやって来た。
(暴力的に扇情的な着こなしです。 はい!)
「先ずは、時間まで庭園の散策コース巡りをしましょうか」
「はい」
サロンにも庭園への出入口があり、その出口から庭園の小道を歩き始めた。
「ライバックさん、腕を組んでも良いかしら」
「はい! これでよろしいですか」
腕を絡めると、エイドリアンさんは柔らかな胸を押し当てきて、頭を肩に乗せてしな垂れかかってきた。
(う~ん、役得なんだけど、俺の理性が危機的状況になってしまった)
俺とエイドリアンさんは腕を絡めた密着した状態で、庭園の中央にある池の畔へとやって来た。
「ライバックさん、そこのベンチで休みましょうか」
「そうですね」
「この池は、景色が綺麗でしょう」
「凄く、幻想的な雰囲気がありますよね」
何かを納得したような顔で見つめてくるエイドリアンさん。
そして、艶やかな唇がゆっくりと俺に近づいてきてキスをした。
「今は、このまま抱いていて...」
と、言ってエイドリアンさんは少しディープなキスを求めてきた。
俺とエイドリアンさんは、暫くそのままキスを繰り返していた。
そして、エイドリアンさんが唇を離すと「レストランの方へ向かいましょうか」と言葉を発した。
その言葉に俺は頷くと、ベンチから立ち上がりレストランの方へと歩き始めた。
「おーい、ライバック。 飯食いに行くぞ!」
うわの空だった思考が、先輩冒険者の呼ぶ声で覚醒する。
「はーい! いま行きます」
宿屋の玄関前には、先輩達がすでに全員集合していた。
「遅くなってすみません」
「よし、全員揃ったな。 じゃ、行くぞ」
この街には、冒険者御用達の有名な料理屋が有りそこで宴会をするらしい。
「それでは全員、ジョッキは持ったな!
二杯目からは好きな物を遠慮せずに頼んで飲んでくれ。 カンパイ!」
「「「カンパイ!」」」
大人数での飲んで食べて騒ぎながらの食事はとても楽しかった。
◇◇◇◇◇
翌朝...。
昨日到着した時に宿屋の受付でお勧めのスポット聞いておいたので、午前中の暇つぶしに、俺はラングレンの街中を散策する事にした。
まだ人も疎らで、のんびり散歩には丁度いい感じだ。
俺は、宿屋の受付で聞いていた噴水のある公園まで足を運んでみる事にした。
丁度、朝方からやっている屋台の出店が来ていたので、試しに買って見ることにした。
「おはようございます。 このパンと、そのジュースを下さい」
「あいよ。 全部で、銀貨一枚だ」
「これで」
「まいどあり!」
俺がベンチに座り噴水を見ながら、パンを一口食べてジュースを飲もうとした時、突然後ろから手を使って目隠しをされた。
「だ・れ?」
「さぁ、誰でしょう・・・か!」
「この街に、知り合いはいないのですが」
「あ~。 私の方は、貴方のこと知ってるつもりよ」
(何かなぁ、どこで立てたんだフラグ。 回収するのが速くないか!)
そして目隠しを外してくれると、俺の目の前に回り込んできた女性は背の高いすらっとした銀髪の美人さんだった。
(会ったことがない。 やっぱり、夜会の時かな?)
「初めまして。
私はレイチェル、貴方がライバックさんねダイアナから話は聞いてるわ!」
「初めまして。それで、レイチェルさんはどうしてこちらへ」
「私は日課のランニングをしていて、偶々貴方を見掛けたから声を掛けて見たのよ」
「この街に、住んでいるんですか?」
「シュワルツェへ帰る途中なのよ。 エイドリアンとお茶をしたいから泊めてもらってるの」
「シュワルツェと言えば、隣国のセガール帝国の街ですよね」
「そうよ、海があるからバカンスには最適の街よ。 今度遊びにいらっしゃい」
そう言うと、レイチェルさんは手を振りながら走り去ってしまった。
(嵐にような、美人さんだった)
俺も、エイドリアンさんとの待ち合わせがあるので宿屋に戻ることにした。
宿の部屋へと戻り、食べかけのパンとジュースをテーブルに置いて、汗を流しに風呂場へ行きスッキリとした。
そして、身支度を整えてジュースを飲んでいるとエイドリアンさんが迎えに来た。
「お待たせしたかしら?」
「いいえ。お風呂に入っていたので」
「きれい好きなのね」
「お会いするのに、汗臭いのはダメかな...と」
「礼儀正しいのね嬉しいわ。じゃ、行きましょうか」
「今日は、よろしくお願いします」
「えぇ、任せてね」
【色々とね、色々と...】 byエイドリアン
こうして俺は、エイドリアンさんと馬車に揺られてお勧めのお食事処へと向かった。
(遠くから、ドナドナが・・・・・空耳?)
豪華な屋敷の前で、馬車が止まる。
執事服を着た男性と見るからに高級感のあるメイド服を着た女性が馬車の扉を開け左右に別れて横で待機する。
「ようこそ御越し下さいました。エイドリアン様」
「予約の時間より、チョット早かったかしら?」
「早い分には、大丈夫でございます」
「では、お願いしますね」
「こちらで、御座います」
俺は来てはいけない世界に、片足を突っ込んだような気がした。
俺はサロンで待機すように言われたので、ソファーに座って紅茶を飲みながらエイドリアンさんが来るのを待っていた。
そこへ”お・待・た・せ”と言って、光沢のあるエメラルドグリーンのイブニングドレスを身に纏ったエイドリアンさんがやって来た。
(暴力的に扇情的な着こなしです。 はい!)
「先ずは、時間まで庭園の散策コース巡りをしましょうか」
「はい」
サロンにも庭園への出入口があり、その出口から庭園の小道を歩き始めた。
「ライバックさん、腕を組んでも良いかしら」
「はい! これでよろしいですか」
腕を絡めると、エイドリアンさんは柔らかな胸を押し当てきて、頭を肩に乗せてしな垂れかかってきた。
(う~ん、役得なんだけど、俺の理性が危機的状況になってしまった)
俺とエイドリアンさんは腕を絡めた密着した状態で、庭園の中央にある池の畔へとやって来た。
「ライバックさん、そこのベンチで休みましょうか」
「そうですね」
「この池は、景色が綺麗でしょう」
「凄く、幻想的な雰囲気がありますよね」
何かを納得したような顔で見つめてくるエイドリアンさん。
そして、艶やかな唇がゆっくりと俺に近づいてきてキスをした。
「今は、このまま抱いていて...」
と、言ってエイドリアンさんは少しディープなキスを求めてきた。
俺とエイドリアンさんは、暫くそのままキスを繰り返していた。
そして、エイドリアンさんが唇を離すと「レストランの方へ向かいましょうか」と言葉を発した。
その言葉に俺は頷くと、ベンチから立ち上がりレストランの方へと歩き始めた。
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