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第五幕 転生歌姫ともう一人の転生者
第五幕 11 『父娘対決』
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ルシェーラ対リュシアンさんの婚約者対決が終わったところでミーティアが言い出した。
「ママ!パパ!ミーティアもやりたい!」
「「「…え?」」」
皆その発言でしばし固まる。
「ミーティアちゃんも模擬戦やりたいの?」
レティが私達の代わりに問う。
「うん!」
「ルシェーラ、この子は確か…」
「はい、普通の子供と侮ってはいけませんわ。…かと言って模擬戦をやらせるのは何とも…」
…いや、これはミーティアの実力を知る良い機会かも。
果して、うちの一座の英才教育がどれほどのものなのか…
(カイト、ミーティアの相手お願いできる?)
(…いいのか?)
(この子の実力をちゃんと把握しておきたいの。カイトなら防御主体で様子を見れるでしょ)
(…分かった。しかし、ミーティアがどんなに強くても、こっちから攻撃はしたくないな。頃合いを見て止めてくれ)
(うん、分かったよ)
と言うことで、カイト対ミーティアの父娘対決と相成った。
「カティアさん、よろしいんですの?」
「まあ、カイトが防御主体でやるなら問題ないでしょう」
「…それはそうかも知れませんが」
ルシェーラはミーティアを妹にしようとしたくらい可愛がってるからね。
心配する気持ちは分かるけど、カイトもまともに攻撃するつもりはないし大丈夫でしょ。
「じゃあ、ミーティア対カイトね。合図は私がするよ。ええと…ミーティア、寸止めって分かる?」
「うん!ホントに当てちゃダメって事だよね?」
「そうだね。あと、私が止めたら終わりにするんだよ」
「分かった!」
今度は年端もいかぬ幼女が対戦すると分かって、周りのギャラリーがざわめく。
いくら私やルシェーラか実力を示しても、流石にミーティアは幼すぎると思ったのだろう、ラスティンさんが声をかけてきた。
「カティア様、その…その女の子も手合わせをするのですか?」
「ええ。…確かに心配になるのは無理もありませんけど、こう見えてこの子オーク6体を瞬殺できるくらいの強さはありますよ?」
5体は魔法で倒してるけど。
でも、あの時の攻撃を見るに、剣の腕も相当であることは容易に想像がつく。
「…俄には信じがたいですが、先程それで失敗したばかりですからな…」
「まあ、この子は特殊なんですよ」
何せ『神の依代』だからね。
普通の人間の常識は当てはまらないだろう。
私達が話をしている間に二人とも武器を選んだようだ。
カイトはオーソドックスな長剣。
ミーティアはやや小振りな剣を二本…双剣だ。
…仕込んだのはティダ兄だね。
魔法はアネッサ姉さん仕込みだし、全くあの夫婦は…
カイトは木剣を持った右手をだらんと下げ身体から余分な力を抜いた…例の『無形の位』だ。
ミーティアは右前の半身で右手の剣は中段、左手は逆手に持って相手から見えないように後ろに下げる構え…片逆手二刀流かぁ…
ティダ兄は両手とも順手だから、これはミーティアに合せたスタイルなんだろうな。
ともあれ、両者とも準備は整ったようだ。
「もう準備はいいみたいだね。では……始め!!」
ひゅんっ!
(!速いっ!)
開始の合図とほぼ同時に飛び出したミーティアは、瞬く間にカイトに詰め寄って右手の剣を袈裟に切り下ろす!
カッ!
瞬時に反応したカイトの剣がそれを迎撃して弾く…と同時にミーティアの左の剣が胴を薙ぎに行く!
ヒュッ!
鋭い風切り音をさせた一撃は、カイトが軽く後方に下がったことで空を切った。
しかしミーティアは次の攻撃動作に既に入っている。
左の攻撃が躱されると、その勢いそのままに小さな身体を回転させ、右手を裏拳のように振るって首筋を狙う!
カンッ!
その一撃は再び剣によって弾かれる。
しかしミーティアの連続攻撃はまだまだ途切れない。
剣の攻撃でも、それはまさに『流星』の如し。
カイトでなければ防ぐのは難しかっただろう。
縦横無尽に駆け巡り矢継ぎ早に連撃を放つミーティアと、それを殆ど動かずに尽くいなし、弾き、躱すカイトを見て、レティが感嘆の声を上げる。
「ふわぁ~、凄いねぇ…ミーティアちゃん。速すぎて何がなんだか…それを涼しい顔で防ぐカイトさんも凄すぎるわ」
「私もミーティアちゃんが剣で戦ってるところは初めて見ますが…驚きですわね」
「なるほど…本当に見た目では判断できるものではありませんね」
「今日身に沁みて分かったところではありますが、それでも限度と言うものがあるでしょう…なんですか、あの強さは…私も含めて、うちの兵で相手できる者はいないですよ」
ラスティンさんの感想はもっともだね。
他のギャラリーも驚きのあまり呆けた表情になってるよ。
「まあ、カティアさんの言う通り、流石に彼女は特殊ケースですね。自信喪失しないように後でフォローした方が良いですかね…」
「そ、そうですね(私が既に自信失いそうですよ…)」
何か、ウチの娘がスミマセン…
そんなやり取りをしてる間もミーティアの連続攻撃は続いている。
剣での攻撃だけでなく、いつからなのか蹴りも加わっている。
どうやら体術の手解きも受けているらしい。
あれだけの攻撃でも、息は乱れず勢いも衰えない。
スピードとスタミナは相当なものだ。
一方で、パワーはそれほどでも無いみたい。
カイトも比較的余裕を持って相手をしている。
あとは駆け引きと言うか…連続攻撃のバリエーションは多いもののフェイントなどは無く、ひたすら攻撃あるのみという感じ。
その辺は経験を積んでいかないと身につかないと思うので、仕方がないところだろう。
そういった諸々を鑑みると…こと剣の腕だけで言うならCランク相当だろうか?
これに魔法を合わせるとBくらいにはなるかもしれない。
…分かってはいたけど、とんでも無い幼女だね。
でも、そろそろ頃合いかな?
もう十分確認できたし、ミーティアもカイトに攻撃が通じないのは分かったと思うし。
と言うことで終了の合図をする。
「そこまで!ミーティア、終わりだよ」
私の合図によって、ミーティアは攻撃しようとしていた手をピタッと止める。
そして、真剣だった表情がふにゃっと和らいで嬉しそうに言う。
「パパすごかったの!ぜんぜんこうげきが当たらなかったの!」
「ふふ、ミーティアも凄かったぞ。こんなに強いなんて思わなかった」
「えへへ~…おじちゃんたちに教えてもらったの!」
「え~と、今回の双剣はティダ兄に教わったのかな?」
「うん!」
まあ、ウチで双剣使いはティダ兄だけだから分かってはいたけど、念の為確認しておいた。
これでミーティアの実力は測ることができた。
いろいろ思うところはあるけど、強くなって困ることはないし、冒険者の依頼とかで経験を積ませても良いかもしれない。
情操教育も必要かもしれないけど、彼女は素直で真っ直ぐな心根だから増長したり道を踏み外すことはきっと無いだろうと思った。
「ミーティア、カイト、お疲れ様。二人とも凄かったよ。ミーティアは満足したかな?」
「うん!楽しかった!」
「ふふ…よかったね。これだけ強いのなら、今度から討伐の依頼も連れて行ってもいいかもね」
「ほんと!?わ~いっ!!」
私の言葉に飛び跳ねて喜びを表す。
この子は聞き分けがいいけど、依頼とかで離れ離れになる時は寂しかったのかも…
これだけの実力があるなら足手まといになることも無いだろうし、問題ないかな?と思った。
と言うことで、父娘対決は引き分け(?)で、ギャラリーの衝撃も冷めやらぬうちに終了となるのだった。
「ママ!パパ!ミーティアもやりたい!」
「「「…え?」」」
皆その発言でしばし固まる。
「ミーティアちゃんも模擬戦やりたいの?」
レティが私達の代わりに問う。
「うん!」
「ルシェーラ、この子は確か…」
「はい、普通の子供と侮ってはいけませんわ。…かと言って模擬戦をやらせるのは何とも…」
…いや、これはミーティアの実力を知る良い機会かも。
果して、うちの一座の英才教育がどれほどのものなのか…
(カイト、ミーティアの相手お願いできる?)
(…いいのか?)
(この子の実力をちゃんと把握しておきたいの。カイトなら防御主体で様子を見れるでしょ)
(…分かった。しかし、ミーティアがどんなに強くても、こっちから攻撃はしたくないな。頃合いを見て止めてくれ)
(うん、分かったよ)
と言うことで、カイト対ミーティアの父娘対決と相成った。
「カティアさん、よろしいんですの?」
「まあ、カイトが防御主体でやるなら問題ないでしょう」
「…それはそうかも知れませんが」
ルシェーラはミーティアを妹にしようとしたくらい可愛がってるからね。
心配する気持ちは分かるけど、カイトもまともに攻撃するつもりはないし大丈夫でしょ。
「じゃあ、ミーティア対カイトね。合図は私がするよ。ええと…ミーティア、寸止めって分かる?」
「うん!ホントに当てちゃダメって事だよね?」
「そうだね。あと、私が止めたら終わりにするんだよ」
「分かった!」
今度は年端もいかぬ幼女が対戦すると分かって、周りのギャラリーがざわめく。
いくら私やルシェーラか実力を示しても、流石にミーティアは幼すぎると思ったのだろう、ラスティンさんが声をかけてきた。
「カティア様、その…その女の子も手合わせをするのですか?」
「ええ。…確かに心配になるのは無理もありませんけど、こう見えてこの子オーク6体を瞬殺できるくらいの強さはありますよ?」
5体は魔法で倒してるけど。
でも、あの時の攻撃を見るに、剣の腕も相当であることは容易に想像がつく。
「…俄には信じがたいですが、先程それで失敗したばかりですからな…」
「まあ、この子は特殊なんですよ」
何せ『神の依代』だからね。
普通の人間の常識は当てはまらないだろう。
私達が話をしている間に二人とも武器を選んだようだ。
カイトはオーソドックスな長剣。
ミーティアはやや小振りな剣を二本…双剣だ。
…仕込んだのはティダ兄だね。
魔法はアネッサ姉さん仕込みだし、全くあの夫婦は…
カイトは木剣を持った右手をだらんと下げ身体から余分な力を抜いた…例の『無形の位』だ。
ミーティアは右前の半身で右手の剣は中段、左手は逆手に持って相手から見えないように後ろに下げる構え…片逆手二刀流かぁ…
ティダ兄は両手とも順手だから、これはミーティアに合せたスタイルなんだろうな。
ともあれ、両者とも準備は整ったようだ。
「もう準備はいいみたいだね。では……始め!!」
ひゅんっ!
(!速いっ!)
開始の合図とほぼ同時に飛び出したミーティアは、瞬く間にカイトに詰め寄って右手の剣を袈裟に切り下ろす!
カッ!
瞬時に反応したカイトの剣がそれを迎撃して弾く…と同時にミーティアの左の剣が胴を薙ぎに行く!
ヒュッ!
鋭い風切り音をさせた一撃は、カイトが軽く後方に下がったことで空を切った。
しかしミーティアは次の攻撃動作に既に入っている。
左の攻撃が躱されると、その勢いそのままに小さな身体を回転させ、右手を裏拳のように振るって首筋を狙う!
カンッ!
その一撃は再び剣によって弾かれる。
しかしミーティアの連続攻撃はまだまだ途切れない。
剣の攻撃でも、それはまさに『流星』の如し。
カイトでなければ防ぐのは難しかっただろう。
縦横無尽に駆け巡り矢継ぎ早に連撃を放つミーティアと、それを殆ど動かずに尽くいなし、弾き、躱すカイトを見て、レティが感嘆の声を上げる。
「ふわぁ~、凄いねぇ…ミーティアちゃん。速すぎて何がなんだか…それを涼しい顔で防ぐカイトさんも凄すぎるわ」
「私もミーティアちゃんが剣で戦ってるところは初めて見ますが…驚きですわね」
「なるほど…本当に見た目では判断できるものではありませんね」
「今日身に沁みて分かったところではありますが、それでも限度と言うものがあるでしょう…なんですか、あの強さは…私も含めて、うちの兵で相手できる者はいないですよ」
ラスティンさんの感想はもっともだね。
他のギャラリーも驚きのあまり呆けた表情になってるよ。
「まあ、カティアさんの言う通り、流石に彼女は特殊ケースですね。自信喪失しないように後でフォローした方が良いですかね…」
「そ、そうですね(私が既に自信失いそうですよ…)」
何か、ウチの娘がスミマセン…
そんなやり取りをしてる間もミーティアの連続攻撃は続いている。
剣での攻撃だけでなく、いつからなのか蹴りも加わっている。
どうやら体術の手解きも受けているらしい。
あれだけの攻撃でも、息は乱れず勢いも衰えない。
スピードとスタミナは相当なものだ。
一方で、パワーはそれほどでも無いみたい。
カイトも比較的余裕を持って相手をしている。
あとは駆け引きと言うか…連続攻撃のバリエーションは多いもののフェイントなどは無く、ひたすら攻撃あるのみという感じ。
その辺は経験を積んでいかないと身につかないと思うので、仕方がないところだろう。
そういった諸々を鑑みると…こと剣の腕だけで言うならCランク相当だろうか?
これに魔法を合わせるとBくらいにはなるかもしれない。
…分かってはいたけど、とんでも無い幼女だね。
でも、そろそろ頃合いかな?
もう十分確認できたし、ミーティアもカイトに攻撃が通じないのは分かったと思うし。
と言うことで終了の合図をする。
「そこまで!ミーティア、終わりだよ」
私の合図によって、ミーティアは攻撃しようとしていた手をピタッと止める。
そして、真剣だった表情がふにゃっと和らいで嬉しそうに言う。
「パパすごかったの!ぜんぜんこうげきが当たらなかったの!」
「ふふ、ミーティアも凄かったぞ。こんなに強いなんて思わなかった」
「えへへ~…おじちゃんたちに教えてもらったの!」
「え~と、今回の双剣はティダ兄に教わったのかな?」
「うん!」
まあ、ウチで双剣使いはティダ兄だけだから分かってはいたけど、念の為確認しておいた。
これでミーティアの実力は測ることができた。
いろいろ思うところはあるけど、強くなって困ることはないし、冒険者の依頼とかで経験を積ませても良いかもしれない。
情操教育も必要かもしれないけど、彼女は素直で真っ直ぐな心根だから増長したり道を踏み外すことはきっと無いだろうと思った。
「ミーティア、カイト、お疲れ様。二人とも凄かったよ。ミーティアは満足したかな?」
「うん!楽しかった!」
「ふふ…よかったね。これだけ強いのなら、今度から討伐の依頼も連れて行ってもいいかもね」
「ほんと!?わ~いっ!!」
私の言葉に飛び跳ねて喜びを表す。
この子は聞き分けがいいけど、依頼とかで離れ離れになる時は寂しかったのかも…
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